今村翔吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ずっと読みたいと思っていた今村翔吾さんの青春小説
花が好きで花いけバトル出場を目指しパートナーを探す女子高生と、家が大衆演劇の一座で自身も役者をしている転入生という取り合わせが新鮮で面白いなと思った
全国高校生花いけバトルも全然知らなかったけど、5分間で花を生けて、出来上がるまでの所作やパフォーマンスも込みで観客の心を掴んだほうが勝ちって面白い
個人的にはその先の春乃と貴音、華道の家元秋臣さんの三角関係がもうちょっとバチバチしたのちに貴音としっかりひっつくってとこまで見たかったな〜笑
と久々にザ青春を読むともっと長く浸っていたくなった(笑)大体流れは分かっているのにね笑 -
Posted by ブクログ
ネタバレ目次で各章のタイトルを確かめ、誰が死ぬのかを邪推し、誰かの一人称の話になる度に、そして誰かの過去の話が出てくる度に、誰が死ぬのか腹を括って読み進めること3巻目。
ついに東京に入り、そして残るは9人──。
整理すると、愁二郎、双葉、彩八、響陣、四蔵、ギルバート、カムイコチャ、刀弥、そして進次郎をカウントしないなら幻刀斎(間違ってたらすみません)。
個人的には幻刀斎との決着がまだつかなかったこと(それともやっぱり無骨に殺された?)、そしてこの巻からのニューフェイス、天明刀弥について何も分からないことが気がかり。あとは東京で何をさせられるのかも。
分からないことはおいておくとして、本編の感想に -
Posted by ブクログ
東日本の各都道府県の戦国武将を一人ずつ取り上げ、資料に残された一文から掌編を紡ぎ出す歴史短編集。
各都道府県から一人ずつ戦国武将の生き様を描くという手法に、読む前は、期待と不安がありましたが、最初の一編を読んで、その不安は杞憂に終わりました。
それぞれ短いエピソードですが、その中にその武将の人生が凝縮されており、その一編を読むだけで、その武将の思いや生き様を感じることができました。
また、戦国時代の名のある武将については、こんな一面もあったのかとか、こんな描き方もあるのかという新鮮な驚きを感じ、あまり知られていない武将については、天下統一の裏にはこんな武将や戦いが存在していたこと -
Posted by ブクログ
ネタバレ### 1. 作品の背景と後半戦のルール
明治初期、多額の賞金を懸けたデスゲーム「蠱毒」もついに最終局面を迎えます。京都から東京へ辿り着いた生き残り9人は、東京を舞台にした後半戦に挑みます。
* **ルール**: 午前0時までに上野の寛永寺「黒門」に辿り着くこと。門が開くのは終了10分前。辿り着いた者たちで賞金10万円(現在の価値で数億円)を山分けする。
* **過酷な状況**: 参加者9人は「凶悪犯」として写真付きで指名手配され、警察や一般市民からも追われる身となります。唯一、香月双葉だけが悪事を働いていないため、黒幕の川路利良にとっては都合の悪い存在となっていました。
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Posted by ブクログ
著者が経営する神保町の本屋にて購入。
書店を守りたいという熱量を持ちつつも、そもそも書店がなくなって困る人は誰かなのかや、(利益を出す商材としての)紙の書籍の将来について、冷静に分析している本。
実家がダンス教室という情報は著者の作品のプロフィール欄等で知っていて気になっていたが、この本を読むと「この人が本屋を経営するための目線や考え方は、実家が自営業だから持てているのかな」と思わせる。
小説を書くだけでなく、それと組み合わせて様々な企画を狙いを持って実践していくタイプの人という印象を受けた。
明らかに逆風の中、悪者を作ろうとせずに行動を以て書店の活路を見出そうとしているのが良い。その