今村翔吾のレビュー一覧
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刀剣モノ、奥義モノ、はそんなに得意なジャンルではないのだけれど、あの今村翔吾さんの人気作品ということで読み始め、読み始めたら最後、結末を知らずにいられず、最後は一気読み。
デスゲーム「蠱毒(こどく)」の開催理由は、第一巻「天」の巻では、「テロリストの芽を摘むため」という説明だったはずだけど、実際はそうではなく(掠ってはいるけど)、警視庁初代警視総監(大警視)川路利良の「ある野望」によるものだった、というのは、驚きを通り越して、滑稽ですらある。(イカゲームほどの動機の滑稽さではないが。) 命を賭けて参加している全292名が真相を知れば、ぜったい怒るよな、という内容で、実際そういう結末となった。 -
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吉原は東京では知る人ぞ知る三大遊郭のひとつ。
妓楼で起こる放火事件に源吾たちが解き明かすシリーズ6巻目。
吉原に集まる者は皆、生まれも育ちも「わけあり」だと真相が深くなるにつれて分かってくる。
華やか街の裏にある、憎しみや悲しみなどが様々な感情が渦巻いているんだなと。
深雪がいう
「女は惚れた男のためならば、悪に染まることも厭いません」
誰しもが恋をする時は男女関係なく、こういった気持ちになることがあるのではないかと思う。
同じ境遇から、お互いに心を惹かれ合い「男女」としての関係になり
『商売』という壁を超えた禁断の領域に足を踏み入れてしまった花魁・時里の恋愛感情、また今回の放火事件の犯人 -
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何かで紹介されてて、それを書店で見かけたら、表紙のインパクトがすばらしくて。
なんでこんな大食い大会みたいな表紙なのかなーなんてぼんやり思ってたけど、読み終えて何時間も経ってようやく気づいた(^_^;)
「食っていく」が、「作家で」と「方法」と頭がそろってないし、とにかく強調するとこなんやわ。だからやわ。
小説の書き方、文体とか芸術的な面についてももちろん書かれているけれど、それよりも何よりも重要な「食っていく」ことの重要性、具体的な方法に重点を置かれている。食っていけるようになってようやくやりたいようにできるんやで、と説く。真理。
めっちゃビジネスマン。スマホにハックされた私のYouTu -
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まずは一冊読んでみるか〜
からの一気読み…(笑)
これが現代のバトルロワイヤルなら手に取ってなかったけど…
そこは今村翔吾さんだからね…(笑)
時は明治11年
幕末志士の残党たち292人が各自に配られた木札(点数)を奪い合いながら、京都の天龍寺から東京を目指す
なんと東京に辿り着いた者には金十万円が与えられるのだ
(巡査の初任給が4円、年俸四十八円、実に二千年以上に当たる)
この超弩級のバトルロワイヤルに加わった剣客・嵯峨愁二郎は12歳の少女・双葉と東京を目指すことになるが…
こんな死闘を仕組んだ黒幕、また登場人物のそれぞれの過去も気になる…(笑)
とにかく歴史小説としてもエンタメとし -
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蠱毒バトルロワイヤル完結。
いや〜、面白かった!
3巻から、登場人物も減っていき、それぞれの背景なども描かれるようになったので、2巻までと違い、登場人物に心情移入してしまっていた。
想像する展開には全くならず、愁二郎たち兄妹がバラバラになってしまったのが、本当に残念。
ラストは予想していたものの、これだけの血まみれの争いを4巻も読んだのに、喪失感に思わず涙。
最初はただのバトルロワイヤルとして読み始めていたが、京八流の話辺りから、もう少し奥の深い物語にギアを上げた感じで、ずっと同じ作品を読んできたのに、最後は違う物語を読んで来た気がする。
明治の話でも歴史にはほとんど関係なく、単純にエンタメと -
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5冊目の今村翔吾さんはイクサガミの4巻「神」。
ついに最終巻です!
292人いた蠱毒参加者も東京にたどり着いたのはたった9人。東京では束の間の休息ののち、新しいルールが導入された第二幕、最終決戦が開幕する。果たして、最後まで生き残ることができたのは…?
さすが最終巻。これまで一緒に旅をしてきたり危ない時に助けてくれた面々が次々と倒れていく…胸が痛い。
タイトルの『イクサガミ』って象徴的な言葉なのかと思っていたけれど、ちゃんと意味があったのね。
私的には、強敵だった二人の戦いの結末がどちらもなんだかちょっと物足りなさを感じてしまいました。期待しすぎちゃったかな。
でも蠱毒参加者たちだけ