今村翔吾のレビュー一覧
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この著者には祥伝社新書の『書店を守れ!』で出会い、そこで初めて彼が歴史小説家であることを知り、二冊目として手に取ったのがこの本だった。歴史小説が教養になるのかと思ってよく見たら見覚えのある著者名、何かを訴えられているような気がしたのを覚えている。奇妙な経緯で今村翔吾を知った珍しい人間だと思う。
当時はたしか、歴史小説については司馬遼太郎の『項羽と劉邦』を通ったばかりで、文字情報としてしか知らない点在した過去を、ある程度一続きの出来事として追体験できたことが面白かった覚えがある。
その体験も手伝い、今村翔吾は歴史小説を読む沼へと私を引き込むことに見事成功したのだ。近近の”買った“はこの著書で紹介 -
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2020年第41回吉川英治文学新人賞
2020年第8回野村胡堂文学賞
石田三成を、賤ヶ岳七本槍と称された七人の武将の視点から描き、その人物像を浮かび上がらせていく、日本史ファンなら迷わず高く評価したくなる作品。
まず「賤ヶ岳七本槍」が誰なのかを検索するところから始まった、日本史ポンコツ(正確には武家社会特にポンコツ)の私は、残念ながら読書を存分に楽しむところまでは辿り着けませんでした。
それでも、豊臣家家臣として集った八人が、徳川家康という稀代の策士に翻弄されながらも、互いを認め合い、敬意を抱いていたことは十分に伝わってきます。
以前、時代小説と歴史小説の違いを教えていただきましたが、 -
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吉川英治文学新人賞受賞作品
石田三成がどれだけスーパーマンだったかが7人の武将の生き様から語られる7作の短編!
賤ヶ岳の七本槍と呼ばれた武将達が、それぞれの章でその出目から大名となるまで、さらに、それぞれの視点からみた関ヶ原とその後。
その中で語られる石田三成。
といった構成です。
それぞれのエピソードが心打ちますが、その中で徐々に語られていく三成の想い、仕掛け。
本当にそこまで、当時考えていたのかどうかは分かりませんが、唸ってしまいますね。
戦を辞めるには
武士のあるべき姿とは
女性の参画
いまでいうPTSDへの対応
徳川へ仕掛けた経済戦
関ヶ原で考えていた戦の理
豊臣家を残す方策
うー