今村翔吾のレビュー一覧

  • イクサガミ 神

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この巻のみオーディブルで聴いた。非常に
    ドラマ性の高い巻であり、耳読に相応しい内容であった。蠱毒の結末、誰が生き残るのかは予想通りだとしても、期待外れなどと思うことはなく、実に面白いエンターテイメントであった。機会があれば文字でも読みたいと思う。

    0
    2025年12月13日
  • イクサガミ 神

    Posted by ブクログ

    『神』でした。

    みんな仲良くで終わるわけないことは、わかっていたのに。
    『イクサガミ 天』を読み終えた時の感情にまた戻っている。
    最終巻だから、さらに登場人物への思い入れも強くて、喪失感をしばらく引きずってしまう。
    だからといって、『イクサガミ 人』では、読み終われなかった。

    最後の戦いが、予想していた展開と違っていた。
    こういう先が読めない展開が面白いんだろうな。

    今村翔吾さんの罠にかかったように、最後まで読まされてしまった。
    小説なのに、漫画を読んでいるような勢いで最後まで読んでしまった。

    0
    2025年12月13日
  • イクサガミ 神

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    完結。蠱毒開催の意図を明かした後も、残存者の剣と人生に深みを与えて、戦闘シーンもラストに向けどんどんアグレッシブに盛り上がって面白かった。
    始終テンポよく読みやすかった。
    残存者たちは人外な設定だったけれどわかりやすい説明で戦闘シーン目に浮かぶ。

    はじめから死亡フラグが立っていた好人物のカムイコチャのラストはもちろん、やはり兄弟愛に泣く。
    特に末っ子彩八は頑張ったね(/_;)
    団子のくだりでは涙に濡れた。
    血より濃い兄弟の絆と、朧流との宿命の戦いは残る愁二郎、四蔵へと引き継がれる。半分こ(ノД`)

    絶対的な善であり、守護対称である双葉がキー。串団子に願う。
    この子の活躍がなければ成り立たな

    0
    2025年12月14日
  • 塞王の楯 下

    Posted by ブクログ

    戦国時代の末期の近江周辺の国取り絵図を背景に書かれた上巻から、関ヶ原間近の大津城の戦いが中心の下巻。
    東軍方の大津城主側に付く石積み穴太衆飛田屋と、西軍方の攻め方に付く鉄砲鍛冶国友衆が白熱の攻防を展開します。人情ドラマあり、根性節あり、歴史的背景ともタイアップして、スリル満点の歴史小説でした。
    石積みの細やかな表現が少し難しいので、星4つです。

    0
    2025年12月13日
  • イクサガミ 天

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    壮絶な大河作品の序章
    蠱毒というデスゲームの概要と、シュウジロウをはじめとした主要キャラたちの背景や序章を描いた作品
    丁寧に背景まで描いた右京を、最後あっけなく無骨に殺させるあたりに、この作品の漫画や映画などにインスピレーションを得ている感覚を感じる
    スーサイド・スクワッド2でジェームズガンがやった手法に近い
    今村さん自身が「Netflixにドラマ化してほしいと思いながら描いてた」というのが頷けるように、映像としてのイメージがすごく想起しやすい アクションシーンも多いため、まだ実写ドラマを観てないが、きっとかなり迫力あるものになりそうだと想起できる
    登場キャラがアニメや漫画のそれに近い
    まだま

    0
    2025年12月13日
  • イクサガミ 神

    Posted by ブクログ

    全4巻読破!
    戦闘系をあまり読んでなかったのと、歴史の出来事を絡めたファンタジー話で、序盤はついていけるか怪しかったけど、目まぐるしく展開が変わるし、登場人物の心情が読み取りやすくて案外するする読めた!

    右京さんとカムイコチャ、彩八推しです。
    自分の信条を大切にする姿がかっこいい。

    蠱毒側の木編の人たちの読みが難しいなあ、、と思ってたら、最終巻ではこまめにルビが振られててちょっとクスッとした笑

    ちょうどNetflixで実写版が公開されたようだけど、予告の時点で設定が小説と若干違うところがあったのでちょっと時間空けてから観よう、、。

    0
    2025年12月13日
  • イクサガミ 地

    Posted by ブクログ

    愁二郎、双葉はなんとか響陣と落ち合うことができ、京八流の兄弟妹たちも半目していたのが一致団結して幻刀斎に立ち向かうべく蠱毒は力を合わせるようになる。
    そんな中、命を落とす者もでてまさに死闘(デスゲーム)
    前半は兄弟が戦人塚に集まる。兄弟同士の戦いになるところだったが幻刀斎が現れたことで兄弟は結束する。
    後半は川路利良、大久保利通など明治維新の立役者が登場してくる。
    るろうに剣心っぽい流れになってきたな、とは思うが一体どんな壮大な思惑が潜んでいるのか「イクサガミ 人」を読むのが楽しみ。

    0
    2025年12月12日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりのくらまし屋で5作目。今回くらます相手は老中で、昔別れた恋人が黙って産んだ娘の婚礼に一日だけ会いたいとのそこそこベタな理由だが、ピンポイントでの脱出の難しさが面白く、相変わらず楽しく読んでしまう。話のスケールが大きくなった代わりに全員身バレしてしまう展開に、裏稼業はもう無理じゃないかとも思ってしまうが。あと、別れた恋人のその後のエピソードは、なんとヴァイオレットエヴァーガーデンのそのまんまの展開でちょっとびっくり。

    0
    2025年12月12日
  • イクサガミ 天

    Posted by ブクログ

    Netflixで見て続きが気になり時代小説は苦手意識があったけど読んでみた。思ってたより読みやすかったし時代背景全然分からないけど楽しめた。
    歴史とか詳しかったらもっと楽しめるんだろうな。

    0
    2025年12月11日
  • イクサガミ 地

    Posted by ブクログ

    『イクサガミ 天』では、スーパーデスゲームで信じられないくらい人が殺される。そして、最後、貫地谷無骨と菊臣右京の戦いの結末があまりにもツラくて、長い時間、陰鬱な気持ちを引きずってしまった。

    それでも、きっと面白くなるのだろうと信じて『イクサガミ 地』を読むことにした。

    『地』よかった。
    歴史上のビッグネームが次々と登場して、史実とイクサガミが融合し始めた。
    この流れだと、大久保利通はどうなってるのだろう。きっと史実通りに。

    貫地谷無骨が「超イイ人」に変わることはもうないだろうな。
    ドラゴンボール界隈だと、「超悪役」は、いずれ「超イイ人」に変わるんだけどね。
    貫地谷無骨の最期を見届けたい。

    0
    2025年12月12日
  • イクサガミ 天

    購入済み

    ドラマから入ったクチですが

    ネトフリのドラマから入り、コミックも読んで、この原作に手を出した。若干の時系列の配置に差があるものの、映像化や漫画化されている内容から大筋は変わらない。ただ人物描写は細かく、他のメディアで端折られた部分がしっかり描かれており満足。

    #ドロドロ #アツい #ドキドキハラハラ

    0
    2025年12月10日
  • イクサガミ 天

    Posted by ブクログ

    Audibleにて。
    楽しかった!Netflixでドラマ化されるとのことで気になってホームページの相関図を見ながら聴きました。
    エンターテイメントに振っているので、残虐さや悲しみなどの感情にひたることもなくさらっと読み進められると思う。

    私は何回もあずみの世界が頭をよぎった。続きが気になるので続いてAudibleで完走したい。

    0
    2025年12月09日
  • イクサガミ 人

    Posted by ブクログ

    コドクもだんだんと濃くなってまいりました。
    死闘に次ぐ死闘に、息つく間もないとは、まさにこのこと!
    それぞれのキャラが際立ってきて、それもまた魅力的で、読む手が止まりませんでした。
    (そして、夢中になりすぎて、疲れました。)
    無骨すらええやん(涙)ってなりまして…
    ラストシーンはたまりませんでした。
    運営側の橡もなにやら面白い雰囲気を醸していますね、ちゃっかり電車に乗る感じ、かわいい。

    さあ、いよいよ東京です。
    ほぼ善人のなか、どんな戦いをさせられるのやら…
    楽しみと、終わってしまう寂しさとで、複雑な心境です。

    0
    2025年12月09日
  • 童の神

    Posted by ブクログ

    イクサガミで話題の今村翔吾作品。
    いろんなキャラが出てきて、面白かった。

    作者あとがきで、三部作構想だと書かれてたので続編も発表が楽しみ。

    0
    2025年12月08日
  • イクサガミ(6)

    Posted by ブクログ

    本で結末まで読んでいる分、この後死ぬ人がまだ生きている時間を読み返している。響陣の過去。大久保暗殺。

    0
    2025年12月08日
  • イクサガミ 天

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白い。が、双葉が足手まといすぎて、強い男たちに守られるだけの姫ポジすぎて、好きになれない。

    今村翔吾はカッコいい男を容赦なく殺す作家なので、主人公が死んで双葉が覚醒する展開も覚悟しておきたい。

    0
    2025年12月08日
  • 戦国武将を推理する

    Posted by ブクログ

    今村翔吾推しなら読むべし。
    彼の作品で取り上げられる戦国時代の武士の面々について今村翔吾が語ります。

    今村先生案外若いので(やっと40代)語り口は真面目なのですが、ジャイアントキリングとかM&Aとか親ガチャとかのワードが出てくる。
    あと信長の野望というゲームの話が数回ててくる、さては遊んでるのでしょうか笑


    各人の章末に、系図と略年表がついていてそれがめちゃ良い。

    0
    2025年12月07日
  • イクサガミ 神

    Posted by ブクログ

    終わってしまった。
    ジェットコースターのように走り続けていた物語。
    とうとう完結してしまった。
    文字でもオーディブルでもどちらでも楽しめるそんな最高の小説でした。

    0
    2025年12月06日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    まきさんのシリーズ感想で読みたくなりました。

    江戸随一の武家火消しだった主人公、松永源吾。
    ある火事のせいで今は浪人。そこに火消し組織再建の依頼。その組織は金もやる気のある人もいない駄目組織。まずは人材確保に走り、元幕内力士、軽業師、天文博士と異色のタレントを入れ、徐々に組織としてまとまっていく。

    このストーリーコテコテの連ドラの
    王道パターン!!
    これを時代小説で行う事が画期的なんですかね。

    そのためストーリーはある程度予測できましたが、
    今村さんの筆の力なのか、個性的なキャラクターなのかで作品はとても面白い!!!

    特にクライマックスの深雪と新之助の行動は感情移入してしまいました。

    0
    2025年12月06日
  • イクサガミ 天

    Posted by ブクログ

    侍×デスゲーム、秘伝の剣術、忍者、裏切り、同盟。男の子の好きな要素詰め込みセットのような小説。
    時代小説を読んだとこがない、本をほとんど読まない人にもお勧めしたい。作者は漫画に影響を受けているようで、漫画っぽさを全面に押し出した作品なのでバトル漫画が好きな人にはハマるが、硬派な時代小説を想定して読むと肩透かしを喰らってしまいそう。

    0
    2025年12月05日