今村翔吾のレビュー一覧

  • 教養としての歴史小説

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    歴史小説をたくさん読みたくなる内容だった。歴史小説の基礎知識から現代を生きる上でどのように人生に活かせるかまで書かれていた。

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    2025年12月17日
  • 茜唄(下)

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    源氏に滅ぼされた平家の視点から書かれた物語。
    誰もが知っている歴史的事件を、誰も言わなかった視点で語る。
    これが面白くないわけがない。
    多分作者も、楽しんで書いたのだと思う。
    文章に勢いがある。
    だけど、いや、だからか、階段を2~3段飛びで駆け上がるような疾走感の反面、プロットが粗い。

    平清盛が戦のない世を作り上げるために政を行っていたというのなら、なぜ平家は庶民からもあれほど嫌われていたのか、のくだりがない。
    一枚岩になり切れない平家をまとめるのに、清盛が命を擦り減らすほど苦心していたという割りに、宗盛が棟梁となった途端、一族の重鎮たちが知盛の策に従うのはどうしてか。
    宗盛が知盛を頼るのは

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    2025年12月15日
  • くらまし屋稼業

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     本巻はシリーズのキックオフ作だが、くらまし屋四人のキャラクター像を十分につかめないまま、ヌルッと終わった印象が残る。物語の焦点は主人公たちよりも、今回の依頼人である万次と喜八に置かれており、敢えてくらまし屋側に強くスポットを当てない構成になっているように感じた。
     一方で、敵役である丑蔵のキャラクターは少々中途半端に思えた。中盤までは資金力があり、頭の切れる香具師として描かれていたにもかかわらず、終盤では2人の脱走劇に右往左往し、人買いの裏ボスに怯える小物ぶりが目立ち、その変化に説得力がやや欠けるように思える。
     ラストで顔見せした初谷男吏と榊惣一郎の一団が、おそらく本シリーズのラスボス格な

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    2025年12月14日
  • 塞王の楯 下

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    4.3

    石垣職人の後半。

    大津城を守る穴太衆の匡介と鉄砲の彦九郎の互いの矜持と技術の戦いが素晴らしく書かれている。

    また京極高次、初の描き方も気持ち良い。

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    2025年12月14日
  • 塞王の楯 下

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    戦国時代の末期の近江周辺の国取り絵図を背景に書かれた上巻から、関ヶ原間近の大津城の戦いが中心の下巻。
    東軍方の大津城主側に付く石積み穴太衆飛田屋と、西軍方の攻め方に付く鉄砲鍛冶国友衆が白熱の攻防を展開します。人情ドラマあり、根性節あり、歴史的背景ともタイアップして、スリル満点の歴史小説でした。
    石積みの細やかな表現が少し難しいので、星4つです。

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    2025年12月13日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

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    ネタバレ

    久しぶりのくらまし屋で5作目。今回くらます相手は老中で、昔別れた恋人が黙って産んだ娘の婚礼に一日だけ会いたいとのそこそこベタな理由だが、ピンポイントでの脱出の難しさが面白く、相変わらず楽しく読んでしまう。話のスケールが大きくなった代わりに全員身バレしてしまう展開に、裏稼業はもう無理じゃないかとも思ってしまうが。あと、別れた恋人のその後のエピソードは、なんとヴァイオレットエヴァーガーデンのそのまんまの展開でちょっとびっくり。

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    2025年12月12日
  • イクサガミ 天

    購入済み

    ドラマから入ったクチですが

    ネトフリのドラマから入り、コミックも読んで、この原作に手を出した。若干の時系列の配置に差があるものの、映像化や漫画化されている内容から大筋は変わらない。ただ人物描写は細かく、他のメディアで端折られた部分がしっかり描かれており満足。

    #アツい #ドキドキハラハラ #ドロドロ

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    2025年12月10日
  • 童の神

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    イクサガミで話題の今村翔吾作品。
    いろんなキャラが出てきて、面白かった。

    作者あとがきで、三部作構想だと書かれてたので続編も発表が楽しみ。

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    2025年12月08日
  • イクサガミ(6)

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    本で結末まで読んでいる分、この後死ぬ人がまだ生きている時間を読み返している。響陣の過去。大久保暗殺。

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    2025年12月08日
  • 戦国武将を推理する

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    今村翔吾推しなら読むべし。
    彼の作品で取り上げられる戦国時代の武士の面々について今村翔吾が語ります。

    今村先生案外若いので(やっと40代)語り口は真面目なのですが、ジャイアントキリングとかM&Aとか親ガチャとかのワードが出てくる。
    あと信長の野望というゲームの話が数回ててくる、さては遊んでるのでしょうか笑


    各人の章末に、系図と略年表がついていてそれがめちゃ良い。

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    2025年12月07日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    まきさんのシリーズ感想で読みたくなりました。

    江戸随一の武家火消しだった主人公、松永源吾。
    ある火事のせいで今は浪人。そこに火消し組織再建の依頼。その組織は金もやる気のある人もいない駄目組織。まずは人材確保に走り、元幕内力士、軽業師、天文博士と異色のタレントを入れ、徐々に組織としてまとまっていく。

    このストーリーコテコテの連ドラの
    王道パターン!!
    これを時代小説で行う事が画期的なんですかね。

    そのためストーリーはある程度予測できましたが、
    今村さんの筆の力なのか、個性的なキャラクターなのかで作品はとても面白い!!!

    特にクライマックスの深雪と新之助の行動は感情移入してしまいました。

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    2025年12月06日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    ネタバレ

    凄腕の忍びが寺子屋を開き筆子に教鞭を振るう。
    こんな紹介では収まらない魅力あふれる登場人物たちの信条や絆が心を揺さぶる物語。
    今村翔吾さんの作品は本当に人々が生き生きとしている。愛する者のために戦う姿はイクサガミにも通ずるものがある。

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    2025年12月04日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    裏稼業に生きる主人公が、掟を守るために選ぶ行動があまりにも切ない。読み進めるたびにシリーズは一層深みを増し物語の核心へと近づいていく一冊でした。

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    2025年12月04日
  • 茜唄(下)

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    世界的にも類を見ない「敗者」の物語が、さらに何ゆえに「口承」であるのか…。フィクションとはいえ、否、フィクション故に鮮やかな解答を示してくれる。「奢り高ぶる」平家と「その歴史を正そうとする」源氏という見方が如何に一方的、表面的であったか…。さらには、なぜ平家は「家」であり源氏は「氏」であるのかいうことにまで、フィクションとしての解答を示してくれる。ただ、いつの時代であっても、どこの場所であっても、歴史は「必然」ではなく、ほんの少しの「偶然」によって、アッケなく決まってしまうものなのかもしれない…。

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    2025年12月03日
  • 塞王の楯 上

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    4.1

    石垣職人を主人公とした歴史小説で、とても面白い作品。

    石垣自体の種類や魅力を伝えつつ、それぞれの登場人物の生い立ちから性格を上手く引き出しており楽しめた。

    穴太衆の石垣を見たくなったし、城自体にも興味が膨らんだ。

    面白いがどんどん読み進められなかったのでこの点数。

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    2025年12月03日
  • イクサガミ(1)

    無料版購入済み

    面白い

    岡田くんのファンなので漫画も読んでみようと思いました。一人一人に理由があってゲームのような殺し合いに参加するも、その中でもドラマがあり優しさもある。最後がどうなるのか楽しみです。

    #ダーク

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    2025年12月02日
  • イクサガミ(1)

    匿名

    無料版購入済み

    実写版を見てこちらも読み始めてみました。
    実写とは少々設定が違うようで、悲壮感も少なめですかね。
    話が進むにつれてもっと緊迫感が出てくれば面白いと思います。

    #ドロドロ #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2025年12月02日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

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    今作では親子の絆に思わず目頭が熱くなる場面も。
    物語の輪郭が少しずつ見えてきて、続きが気になって仕方ありません。シリーズが進むほど深みが増し、物語の魅力が一気に広がっていく一冊でした。

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    2025年12月02日
  • 茜唄(上)

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    ネタバレ

    これは、平氏ゆかりの者が語る、平氏側から見た歴史の真実。
    『平家物語』に託された、勝者が語る歴史ではない、敗者の生きた歴史。

    圧倒的な知見を持ち、情勢を判断し、人を従え、一族のみならずこの国の民の幸いのためにたった一人ですべてを背負って政を行う平清盛。
    しかし、一族は決して一枚岩ではなく、台頭してくる反平氏の筆頭である源氏と平氏の間で暗躍する後白河法皇。
    清盛亡き後、歴史は大きく動く。

    清盛のあとを継いで平氏の棟梁となったのは三男の宗盛だが、事実上の棟梁として戦を組み立てたのは、「相国最愛の息子」と言われた、四男の知盛。
    この作品は、知盛視点で語られる平氏の滅亡の話だ。

    各章の頭に『平家

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    2025年12月01日
  • イクサガミ(1)

    購入済み

    ネトフリから来ました

    ネットフリックスのドラマでいい所で第一章完ということで終わってしまい、いつ放送されるか分からない第二章を待ちきれず、漫画と原作小説の両方を大人買い。こちらは漫画になるが、ドラマで見た大筋の内容にそいつつも、構成の違いやキャラクターの絡み方の違い、キャラクターデザインの違いもあって、単に同じストーリーをなぞるだけではない楽しみがある。序盤なのでこれからのストーリーの加速に期待。

    #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2025年11月27日