今村翔吾のレビュー一覧

  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業

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    八朔の日、見知らぬ者の文で呼び出された暗い過去を背負う男たち。五人が呼び出された真の理由と文に隠された謎をくらまし屋達と一緒に追っていくスリリングな展開が面白い。最後は今までと趣向の違う暗いものになったが、あの人の秘密が明かされたり、あの人物が登場したりと物語が加速していく予感。次も早く読みたい。

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    2025年07月29日
  • 人よ、花よ、 上

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    面白かったです。個人的にこの時代はあまり興味がなく、まして、楠木正成は知っていても、その息子なんて知る由もなくて、新鮮な感じで読み進めました。
    最初に楠木正成や楠木家の話を、母と語る感じで書いてくれて、話の内容が掴みやすく、読みやすかったです。まだ下巻は読んでないので早く読みたくて仕方がないです【中1】

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    2025年07月28日
  • 人よ、花よ、 下

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    もっと、と、期待してまして。
    あとは。
    ラストを取っておこうかと思ってましたし。
    でも。ラストはわかっているし。
    あたためてしまった分…期待が大きくなってしまって…。

    峰條山観音殿ふもとの桜。
    波陣、杜陣、蕾陣。
    濤陣、叢陣、花陣。

    〜蕾陣は、峰矢陣から生まれたものだ〜

    〜確かにある光〜

    〜約束の春〜

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    2025年07月27日
  • 茜唄(下)

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    平家の視点がよく描かれている。滅亡に向かっていることを理解しつつも、次の世代につなごうと奮闘する姿が良い。

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    2025年07月26日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    舞台は大阪。
    一癖も二癖もある火消したちを束ね、大火へと立ち向かう姿はまさに圧巻。
    ボロ鳶お馴染みの顔ぶれが見えない寂しさこそあるものの、それを補って余りある読み応えでした。

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    2025年07月26日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    死ぬ前に約束を果たしたい老人をくらませる今回のお話。またもや初谷が出てきてドキドキした。
    そしてなんと子供時代の武蔵が登場!ぼろ鳶とリンクしてるのがやばすぎる。。

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    2025年07月21日
  • 茜唄(上)

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    幼少期に病弱の為に出世が遅れたが頭がキレ、平清盛死去後の事実上の総大将となった四男平知盛、分家筋であるが王城一の強弓精兵と呼ばれた平教経。二人を中心に描く新説平家物語。
    フィクションの要素が強い場面も多いが今村さんらしく娯楽として読みやすい作品。

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    2025年07月19日
  • 茜唄(下)

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    今村版平家物語。主人公は、平知盛。
    史実の通り平家は滅びてしまうのだが、
    知盛の秘策が凄い。

    この辺が半ば貴族化していた平氏と、蛮族源氏の違いだなー

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    2025年07月19日
  • 茜唄(上)

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    今まで平家物語は、中立的な立場で見ようとしていても知らないうちに源氏寄りな目線で見ていたのだが、今回はがっつり平家の目線。
    平家最高の知将知盛と、勇将教経。堪らない魅力。
    まさに義経と弁慶。
    上巻では、義経が登場する前までだが、歴史にそんなに詳しくなくても分かり易く物語が進んでいく。
    結末を知っているだけに茜の色が、平家の赤が切ない。

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    2025年07月18日
  • 人よ、花よ、 下

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    一気読みしてしまうわ。今村さんの描く正行はムチャクチャ魅力的。そして、私の頭の中では近藤正臣さんの北畠親房、くせ者やったねえ。とても面白かった。しかし、南北朝はこれで終わる訳でなく、まだ40年以上続くのが面白い

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    2025年07月13日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    オールスター戦に相応しい展開と終わり方でした。
    シリーズ初期はまだまだ若くて突っ張っていた源吾世代の火消し達も熟練期に入り、今の若手に過去の自分を投影したり、次世代の育成を考える時期になったということは、そろそろシリーズも終わりが近づいているのでしょうね。

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    2025年07月13日
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組

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    偉大な火消しが何人も殉死した大学火事の以来の不穏さを感じさせる謎の火付に、黄金の世代オールスターズが連携体制で挑む。
    源吾の父と共に死んだはずの伝説の火消し甚兵衛が生きていたことが分かり、しかも犯人の可能性があり、、、
    新人たちの成長と共に、真相解明に向けて下巻へ続く。

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    2025年07月12日
  • 人よ、花よ、 上

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    ネタバレ

    よかった‼︎

    おとーさまの、お話かと思って読み進めてたので…
    多聞丸、楠木正行のお話でした。

    おかーさまとの…始まりが、暗くって。
    最初読み進めるのが辛かった。

    香黒との出会いもよく。

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    2025年07月13日
  • 人よ、花よ、 上

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    この時代の話は太平記で読んだので、大体の流れは分かるが、正行はさほど深く書かれてなったので、その視点からの物語は新鮮。下巻、すんなりは進まないのは分かってるが、それを今村さん、どう描くか、楽しみ

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    2025年07月09日
  • くらまし屋稼業

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    ぼろ鳶を全巻読み終わり、源吾ロスをしてる所に新たなシリーズ物を。くらましやシリーズ1作目。
    江戸を出たい人間を大胆かつ緻密にくらましてしまう3人組。次作も楽しみ。

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    2025年07月09日
  • 五葉のまつり

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    豊臣政権を実務で支えた、五人の“シゴデキ能吏”「五奉行」達を描いた物語。

    「北野大茶会(まつりの壱)」、「刀狩り(まつりの弐)」、「太閤検地(まつりの参)」、大瓜畑遊び「まつりの肆)」、「醍醐の花見(まつりの伍)」・・といった、大事業&大イベントの裏側のストーリー、連作五話(&まつりの序)の構成となっております。

    因みに「五奉行」とは・・
    増田長盛(土木、建築担当)
    浅野長政(司法、治安担当)
    長束正家(財政担当)
    前田玄以(寺社、朝廷、渉外担当)
    石田三成(行政全般担当)
    ・・といったメンバーとなっております(官職名略)。

    彼らは決して仲良しチームという訳ではなく、反りの合わないメンバ

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    2025年07月06日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

    購入済み

    晦まし屋、平九郎の仕事の1年

    堤平九郎が裏稼業とする「晦まし屋」のこの1年は、正月から本草家、阿部将翁を皐月15日までに故郷、南部の村に届ける約束に始まったのである。高尾山で大勢の幕府家臣が警護する中、いわゆる監禁状態の将翁を救い出し、江戸湊に連れ出して船で南部の村に約束の期日に送り届けることが出来た。

    次は、3年前に解散した鰄党の残党が堅気になって江戸で働く中、鰄党の別の組に属した銀蔵が描いた筋書き、亡くなった頭の一万両の在処を平九郎が知っているという筋書きで、平九郎は利用され接触されるのであった。元鰄党の和太郎は、蕨宿で平九郎を脅して聞き出そうとしたが、逆に平九郎に斬り殺された。当の銀蔵は早々に姿を消す。仁吉の番が来

    #感動する #泣ける #タメになる

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    2025年07月04日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    7/1〜7/4

    火事を知らせるために鳴らす鐘。昔ならではの、身分を重んじる"鐘ルール"があるとは知りませんでした。
    個人的に万組の武蔵好き。深雪と源吾ペアも推せる。
    火消みんなの個性が出始めていて、より面白い2作目でした!

    (今村先生のイクサガミ(神)最終巻!発売日決定したみたいで嬉しい〜〜!待ってました〜!)

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    2025年07月04日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    狐花火、1巻の大火事に絡む事件が再び
    あの事件の裏に、こんな泣ける物語があったとは
    シリーズ7作目でも衰え知らず、毎回期待以上の物語で言葉がない

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    2025年07月03日
  • 茜唄(下)

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    平家物語の伝書の秘密も交え、壇ノ浦の戦いまで一気に描かれてます。平家の人々をついつい好きになってしまい、滅びゆくものの美しさに引き込まれました。

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    2025年07月03日