今村翔吾のレビュー一覧
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湖上の湖とは琵琶湖のことである。
京都生まれの今村さんが滋賀に居を移してもう長い。
そんないきさつや、滋賀の武将に係る話、小説家になるまでの話など、今まで他で読んだことも含めまるごと今村翔吾。
特にお父様とのかかわり方、過ごしてきた家庭の事情など、今回新たに触れた内容は、ずしりと重く胸に響いた。
テレビなどで時折見かける今村さんからは想像できなくて、
人はそれぞれいろんな事情がを抱えて生きているのだなと。
いつも今村さんの本は読もう読もうと思いながらなかなか機会がなかったが、今回久々に手に取ったのは「じんかん」直木賞候補になったやつ、
しかし・・・・分厚い。 -
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これは「書評」ではなく、「書感」とおっしゃる今村先生らしく、よく出てくる言葉にも、少し古風でへりくだった言い回しを選んでいて、とても好きだった。
本の紹介と共に、ほろっと温かいエピソードもあったり、心に残る言葉もいくつもあった。
積読本がすごい量なのに、また気になる本がたくさん。。。
私としても、1つのジャンルを極めるよりは、欲張りに色んなものを読みたい!!!
そう言えば、表紙のイラストレーターさん、誰なのか調べてみたけど分からず。。。でもそれを調べる間に、「ショセツラジオ」の存在を知って、今では朝の準備や家事のお供に♪こちらもオススメ♪ -
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『イクサガミ』全4巻の第3巻。無類の強豪たちが次々と激突し、そして倒れていく。ここまで読んできた中でも、最も迫力があり、手に汗を握る一冊だった。
眠や陸乾といった異色の戦士たちも登場し、強者たちが入り乱れて戦うバトルロイヤルは圧巻。誰が勝ち残るのか予想できない展開が続き、最高に面白かった。
また、参加者の中では決して強いとはいえない進次郎が、さまざまな工夫を凝らして、自分よりはるかに強い銃剣使いを翻弄し、ついには倒す場面も印象的だった。単純な強さだけでは勝敗が決まらないところも、この作品の面白さだと思う。
この死闘を生き残った戦士たちが、東京でどのような戦いを繰り広げるのか。いよいよ最終 -
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穴太衆を主役に添えるとは、なかなか目の付け所が素晴らしい。現在でも穴太衆は存在し、最近、テレビで石垣の積み方をレクチャーしていた。
その対抗に国友を置いたことには、少しズレている感じがしたが、ストーリーの展開「矛と盾」には必要だったのだろう。前編は主役の匡介が、一乗谷から落ち延びて「塞王」に育つまでを描いていたが、そんな中で、なんといっても京極高次と妻、初が魅力的に描かれていたのが印象的だった。京極高次といえば、弱肉強食の戦国において、愚鈍な大名として扱われていた作品が多かったが、この作品では、人間味があって、思わず応援したくなる人物として書かれていて、今後が楽しみ。 -
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今村翔悟さんの作品が好きな方には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。読んでいると、まるで今村翔吾さんの講演を聞いているような感覚で、気軽に楽しむことができました。
特に印象に残ったのは『じんかん』で描かれた松永久秀についてです。『じんかん』を読んだときは、松永久秀についてあまり知らなかったこともあり、少し浅く読んでしまったように思います。この本を読んで、その部分が少し補われ、改めて松永久秀という人物に興味を持ちました。
また、以前から私は石田三成にどこか親しみを感じていたので、本の中で三成への評価が高かったことも嬉しかったです。
今村翔吾さんの作品を読んできた人なら、作品の背景をより深く知 -
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ネタバレ人間というものの不思議さを描いた面白い物語。
なぜ人は争うのか、なぜ人は協調できるのか。いずれも人間の側面。
恐れと想像力の欠如による対立、ペイ・フォワードと出会いの偶然によるところから始まる信頼関係の輪。
最初の一遍上人のところで一気にピークへ。
人は良いことをしながら悪いことをする。
池波正太郎のテーマを、それでも良いことをするところを信じるという視点で描かれている。ラストのややファンタジー的な結論に、美しさを感じるか、いやいやと思うかは趣味の違いか。。。
読んでいて、多くのことを考えるきっかけとなった。
遺伝的特性で三昧に入りやすい経路の違いと、視野狭窄による自身の体験の絶対視