今村翔吾のレビュー一覧

  • 童の神

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    「塞王の盾」「幸村を討て」に続いて3作目の今村翔吾さんの作品。物語の力がすごくて、心に刻まれた。泣いた。まず、童が子供ではなく奴隷という意味だったことを知らなかったし、雅なイメージのある平安時代に人外の者として迫害された人々がいたことも知らなかった。京の権力の外で、鬼や土蜘蛛、人外と差別されて、蔑まれながらも、国家権力にあらがった人たちに今村翔吾さんが光を当ててくれて千年後の現代に蘇らせてくれて、その物語を読めて本当に良かった。愛宕山に酒呑童子のお詣りに行きたい。
    平安時代の差別は苛烈で暴力的で、あまりに哀しすぎて読み進めるのがつらかった。見て見ぬふりしたり社会の底辺に組み込むとかじゃなく、本

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    2026年02月13日
  • イクサガミ 地

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    ネタバレ

    今回も駆け抜けるように読んだ。
    そして今作程、大好きな日本史の中でも苦手な近代史を、しっかり隅々まで真面目に勉強していて良かったと思った作品はない。

    前作と同様、私はどうしても双葉をお荷物と捉えてしまうが、今作は彩八が代弁してくれたことと(正直、言え言え!と応援したくなった)、双葉や進次郎ら“お荷物”組だからこその視点が必要なんだよ、という丁寧なガイド(私のような人がいっぱいいたからなのか?)があったおかげで、現状溜飲は下がっている。

    ただ前作の感想でも書いた通り、進次郎はともかく、双葉が途中から(それこそ愁二郎が死ぬなどして)覚醒するといったような展開を期待したい。

    また刀だけでなく洋

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    2026年02月12日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    イクサガミを聞き、時代背景が面白かったので続けて。
    漫画やアニメにもなっているというこの作品を選択。

    江戸時代の火消しの流れや周りからの評価、鳶と呼ばれていたこと、知らないことがたくさんあり、続けて聞きたいと思った。江戸地名が出ると場所や方角をなんとなく想像して聞くことができたのも入り込めた点である。
    チームが出来上がって成功するまでの話なのかなぁと思っていたら、夫婦のきっかけを作った人が伏線になっているとは。
    組頭に相応しい主人公のキャラクターは鉄板だったけど、奥方のちゃっかりしたキャラもスパイスになり、その他メンバーも所々でくすりと笑える場面もあり。
    シンノスケの意外な一面を見るに、隠し

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    2026年02月12日
  • 塞王の楯 上

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    真に泰平をもたらすのは何物をも防ぐ最強の(盾)によるものか、それとも何物をも貫く最強の(矛)による抑止力か。
    主人子である匡介は石垣職人であり、互いの陣営に最強の盾 石垣 を作ることで攻めようにも攻められぬ状況を作り出し、この世に平和をもたらそうとしている。反対にライバルの彦九郎は鉄砲職人であり、最強の矛 火縄銃 を作ることによってその恐ろしさを知った暁に生まれる、互いに牽制し合うという状況を作り出し、平和をもたらそうとしている。これは現代でいう核の抑止力みたいなものだ。果たしてどちらが正しいのかは分からない。どちらにも自分の考え、哲学、信念があって、それをぶつけ合っているが、真の平和を望もう

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    2026年02月10日
  • イクサガミ 地

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    『イクサガミ』2冊目の地ノ巻。急展開です。

    前作天ノ巻で、双葉が攫われました。待ち受けていたのは、十三年ぶりに顔を合わせる義弟。明らかになる京八流の過去。さらに「蠱毒」運営側の正体。衝撃の事実てんこ盛りの2冊目でした!

    衝撃だらけの地ノ巻ですが、中でもとっておきの衝撃は幻刀斎の強さです。前作で京八流カッコよ!って舞い上がっていただけに衝撃が倍増…。これで倒せないってなに??
    想像する人物像も白髪の老人で素早い動き、不敵な笑みとか想像しているといかにも強者って感じで、残忍非道なのは理解していますが、カッコイイ……。
    そして警察の動きを追っていたら、まさかの大久保利通と前島密。知って

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    2026年02月10日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    ついにぼろ鳶の5まで読み込んだ。
    これまでシリーズものの本を読んだのは、ぼろ鳶が初めてだ。
    今回も今まで出てきた人物の個性が溢れかえっているし、全ての人物があってこそのぼろ鳶でもある気がする。
    そして、5は子どもがよく出てくる。子供との関わり方や子供の存在、師弟関係…子供は大人の背中を見て育つことの意味を知る一冊だった。

    個人的に間をかなり空けてしまっていることもあり、だんだん誰がなんだったか忘れかけてしまってるので、相関図が欲しい………

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    2026年02月09日
  • イクサガミ 人

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    この辺で、いよいよ第1幕が終わる。京都から東京までの道筋、様々な人の協力、そして双葉の不思議な力の魅力が存分に美しい文章で表現されていく。
    また、兄弟の絆にも感動した。

    ドラマも全部見たが、小説とは、全然違うストーリーであり、やっぱり小説の方が途中、途中の心境や、細かい描写が文章で描かれていて、圧倒的に小説の方が面白い。

    この3冊目を終えて、もうすぐに4冊目を読んでしまいたいと思って、すぐに読み始めた。期待を裏切らない作品である。

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    2026年02月08日
  • イクサガミ 地

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    全4冊のうちの2冊目。少しずつ愁二郎や他の人物、京八流のバックグラウンドがわかってくる。

    この本の面白いところは、重要なシーンに差し掛かる前に、その人の過去の回想を述べる単元がある。それをもとに、その重要なシーンを読み進めていくのが非常に面白い。

    はじめは、人の恨みを買うように思えたことが、最終的には人の絆を深めることがある。物事何でも良いこと悪いこととあると思うが、それは表裏一体である。よっぽど犯罪とかそういったひどいことではない限り。

    早く先が読みたいと思える小説だった。

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    2026年02月08日
  • イクサガミ 天

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    ドラマを見ようと思って、まずは本から入った。

    ドラマでキャストの面々の顔がなんとなく浮かんでいたので、頭でイメージしながら読んでいた。

    もともと、日本史が好きで、こういう戦国物のような小説は好きだ。ただものすごく昔の文面文脈より、このように昔と今のスタイルがミックスしているような内容が好きだ。

    とても面白かった。あっという間に1冊読み終えてしまった。強いだけが全てじゃない、そして見た目フィジカル精神の強さ以外にもいろんな強さがあると言うことを教えてくれる小説である。

    どんどん先を読みたいと思えるワクワクするような小説だった。

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    2026年02月08日
  • イクサガミ 天

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    ネタバレ

    Netflixで観て気になって原作へ。
    映像で感じたものを、原作だとより深く、細部まで感じることができた。
    それぞれの人物の剣の強さよりも印象に残るがそれ以上にそれぞれの人物の生き方が記憶に残った!このイクサガミ「天」では蠱毒の世界観がよく伝わった!!
    次はイクサガミ「地」を読みたい!

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    2026年02月07日
  • イクサガミ 天

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    イクサガミ 天地人神シリーズ第一弾の天。

    ネトフリ映像化で話題となったため、気になって手に取りました。

    明治版バトルロワイヤル。10万円の大金を手にするのは誰か。

    まだまだ序盤ですが、すでに面白い!早く続きが読みたい‥

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    2026年02月07日
  • イクサガミ 天

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    普段読む文庫本は文字がぎっちりなので読むのに時間がかかるけど程よい文字数と展開でスラスラ読み進められた。
    全巻集めてから積読になってたけど、これなら読み切れそう。

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    2026年02月07日
  • じんかん

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    松永久秀のことを初めて知った。日本史上最悪の男という存在も知らなかった。私は先入観なく、知識ゼロの状態で本書を読んだ。
    本書の松永久秀は町民のことを思い、三好家のことを思い、家臣や弟のことを思う史上最高の男だったように私は思う。
    悪人と英雄は紙一重なのかもしれない。
    私の周りのあの人も、本当は英雄なのかもしれない。

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    2026年02月06日
  • イクサガミ 神

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    物語は東京編
    指名手配し東京を混乱の渦とし真の目的を果たすべく動く黒幕川路利良
    散り散りにされた九人、陰謀 宿命 彷徨 友情 絆を想いに目的地 上野寛永寺へ

    当時の人たちはどのような思いで剣を握っていたのか、また東海道宿場町を本当の肌で感じてみたくなる旅でもあった、一人一人の登場人物の輪郭がわかるよう焦点をあてた語りがよかった
    日本が舞台だから当たり前だが日本人らしいというかそんな一面が分かる物語だったように思う
    右京殿と響陣の最期には堪えられないものがあった

    好きなフレーズ引用
    何が正しく 何が誤っているなどない ただ己はこの道を選んだに過ぎない
    幾星霜を経て声がぴったりと重なった
    しか

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    2026年02月06日
  • イクサガミ 人

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    大久保のことが気になりながら
    (まあ歴史はかわらないだろうな・・・と思っていたが)
    この巻をスタート。
    「蠱毒」残り23人になった参加者。
    もう強い人しかいない。

    一人ひとりにフォーカスを当てて
    参加したバックボーンや真意を紹介していきながら
    えぐい戦いの連続。
    台湾の神「眠」、清国の「陸乾」、
    仇討ちのため参加して「楓」、
    戦いだけではなくそれぞれの生い立ちなどで
    さらに物語に入り込むことができる。

    最初の山場の島田宿の戦い
    進次郎~本当にようやった。
    成長した!

    そして横浜での死闘!
    甚六~~~~。
    兄弟みんなやさしすぎる。

    そして双葉の決断。
    最終章が気になりすぎます。
    残り9人

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    2026年02月06日
  • イクサガミ 天

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    ネットフリックスで見て興味を持ったので読んでみた。細かいところでドラマとは違うけど、読みやすい。
    ドラマ1シーズンでは地の途中ぐらいまでいったのかな?
    続きが読みたくなりました。

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    2026年02月05日
  • イクサガミ 人

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    蟲毒も後半戦。

    推しの人たちには、皆生きて東京へ辿り着いてほしいところだが、そうはいかないようだ。

    関所ごとの大きな戦い。
    少年心をくすぐる立ち会いとセリフ回しが良い。

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    2026年02月05日
  • イクサガミ 神

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    いよいよ最終巻
    最終決戦、東京編開幕…
    残りは9人

    そうきましたか!!
    という展開
    最初から
    涙…涙…

    そして
    ひらパー兄さん主演を観るべきか?
    否か…
    悩んでいる…(笑)

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    2026年02月04日
  • イクサガミ 天

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    ネタバレ

     嵯峨愁二郎の境遇は、『キングダム』の羌瘣に似ているし、物語の設定は『地獄楽』に似ているなと思った。
     そういった設定の作り方が漫画と似ているからか、どちらかというとライトベルのような感じに近く、自分的にはとても読みやすかった。
     4巻で完結するため、1巻の内容だけではなんとも言えないが、続きが今からでも読みたいくらい続きが気になる。

     どこかで、今村先生本人が1ページにおける、文字の量だったり、空白の割合を一定にして開いた瞬間に文字が多すぎて読む気が失せるような事をなくしていると話していた。自分も歴史小説とかは苦手だが、この本は読めたため、そういう配慮が読みやすさにつながっているのかなと思

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    2026年02月04日
  • イクサガミ 天

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    現代でウケそうな設定&内容。裏切りあり、作戦あり、一瞬一瞬が命がけで、手に汗握ります。良い意味で 心が休まりませんでした。

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    2026年02月03日