今村翔吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表紙の後ろ姿が、なんとも言えず大好きでして‼︎
何度見ても惹かれる‼︎
そして、何度も読み返した『序』
火喰鳥と呼ばれた武家火消し〜炭をも呑み込む鳥〜
出羽新庄藩戸沢家の家臣へとの話からはじまり。
仲間とのそれぞれの出逢いのお話。
最初の出逢いは折下左門さまだ、よね。
そして、遅刻してきた火消し方頭取並 鳥越新之助
〜朱土竜〜
力士荒神山 寅次郎 〜達ヶ関 森右エ門〜
山城座 彦弥 〜待乳山の聖天さんの大銀杏〜
加持孫一 加持星十郎 〜小諸夜の蕎麦〜
そして、そして松永源吾とその妻深雪との縁。
〜人は何度でも立ち直れる〜
〜お帰りなさいませ〜
西の大関「火喰鳥」松永源吾久哥
東の前頭 -
Posted by ブクログ
羽州ぼろ鳶組シリーズ第4弾_
火消しの第一義は何だ…
貧しい百姓でも 罪人でも 豪商であろうとも
みな等しく命を救う!
そのことを胸に宿してさえいればいい!!
んもー!
今回は号泣必至!!
目の曇りを何度払っても…すぐに霞んできて
紅蓮の景色(炎の中)に消えていった姿が
忘れられないー!
今回は江戸から京都へと舞台をうつし
葬式の最中に遺体から火が噴き出る事件が相次ぐ
源吾たちは事件の真相を追いはじめる…
様々な親子が出てくるが
過酷な事態に遭遇し 辛い想いを抱えながらも…
その後歩んだ人生が違いすぎて切なくなった
それぞれの家族愛に涙し
改めて表紙をみる -
Posted by ブクログ
感想は下巻にて✎☡
✎︎____________
自らが受けた非道より、自らが為した非道のほうが、人の心を蝕むものなのかもしれない。(p.234)
人は飯を食い、糞をして、眠るだけではない。人は元来、唄う生き物なのだ。
それは生きていることを誰かと共に喜び、この世に生きたことを留めんがためではないか。(p.297)
依り代となるべきものが地上から滅したとしても、思い出そのものが消えるわけではない(p.341)
音曲は人の心を見事に表す。人そのものと言っても過言ではない。故に人と人が交わることで一生に変化が生まれるように、音曲によって人の一生を変えることも出来る。いや、望むと、望まぬと