【感想・ネタバレ】海を破る者のレビュー

あらすじ

なぜ、人と人は争わねばならないのか?

日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が御家復興のために立つ。

かつては源頼朝から「源、北条に次ぐ」と言われた伊予の名門・河野家。しかし、一族の内紛により、いまは見る影もなく没落していた。
現在の当主・河野通有も一族の惣領の地位を巡り、伯父と争うことを余儀なくされていた。
しかしそんな折、海の向こうから元が侵攻してくるという知らせがもたらされる。いまは一族で骨肉の争いに明け暮れている場合ではない。通有は、ばらばらになった河野家をまとめあげ、元を迎え撃つべく九州に向かうが……

アジア大陸最強の帝国の侵略を退けた立役者・河野通有が対峙する一族相克の葛藤と活躍を描く歴史大河小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

元寇を退けたのは2度の野分であり、日本はラッキーだったと、思っていたがそうではない。伊予の御家人河野道有の武功あってのこと。
この海を破る者では海の向こうに想いを馳せ、異国のものとの交流により信頼する心を再確認した主人公河野道有(六郎)の心の有り様が感動する。
心血注いだ道達丸との別れのシーンは泣ける。

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2025年08月17日

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四国の御家人が、九州で活躍した。ただ争って終わる、手柄で終わる話ではない。しかし、最後は仇敵までかっこいいことして、その姿にふるえた。

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2025年02月13日

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何の事前情報もなく、読み始めました。
最初、一遍上人が出てきて、上人の話かなぁと思ったら、第二章は、伊予の河野家の話、どうなっていくのかなぁと思っていたら、一遍上人が、伊予の河野家とつながりがある人と続いていく。
そこへ、高麗人、ロシア人と蒙古に滅ぼされた異国の二人が出てくる。
そして、どうも主人公は、承久の乱で没落した河野家の当主、河野六郎通有という展開で、河野家と関わる登場人物の心の変化、エピソードが綴られていく。
蒙古襲来のことは詳しく知らなかったが、異国の二人にかかわる事件も絡めながら、蒙古襲来への対応に苦労する六郎の成長が続いていく。
最後はその戦闘の場面、そして、終章、異国の二人の行動、考え方に触発されて人間として成長していく、六郎と一遍上人、終章で、著者の思いがしっかり綴られていて、読み終わって爽やかさが残った作品でした。

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2025年02月11日

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時は鎌倉、大事変の元寇
またまた、「そんな人物がいたんだ」と言うところを取り上げ、著者流に盛りつけた逸品
すごく良かったです

現代も広い視野を持って寛容な社会であればと、思わずには・・・

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2025年01月05日

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ネタバレ

【海を破る者】 今村 翔吾 著

 今年読んだ中で一番感銘を受けた本です。元寇2度目の弘安の役で中心的活躍をした河野六郎道有を描写。前著『塞王の楯』では、石垣職人の穴太衆と鉄砲職人の国友衆、京極高次などあまり知られていない(と思う)人物にスポットを当てましたが、今回の河野道有も、こんな人がいたのかと引き込まれました。また、河野家の内紛に嫌気をさして出家したのが一遍上人というのも新しい発見。

 元寇といえば、「2度とも台風のおかげで勝てたとさ」くらいしか知らなかったのですが、防御のみならず、河野道有ら伊予・河野水軍が、「野分」を予知・利用して巧みな攻撃を仕掛けた結果ということがよく理解できました。この知略戦も初めて知ることだったのですが、本書の良さは最後まで読むと更によくわかると思います。

 奴隷としてのウクライナ人や高麗人が登場するのは脚色と思われ、また最後の鷹島の戦い以降も史実に基づくのかわかりませんが、読後は久しぶりに心豊かになった一冊です。

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2024年12月06日

購入済み

じんわり泣ける

ひととの情や信じる力
色々思い出させてくれる作品です

#アツい #泣ける #深い

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2024年08月15日

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人の心の弱さ、愚かさが負の感情を生み、戦争を引き起こす。耐え、忍び、打ち負かす強さが人の心を打ち、心開き、味方となる。非を認め、過ちを認め、汚れなき目で人を見ること。それを貫く力を持つことそれが心の平穏をもたらし、戦いを引き留める。

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2025年11月03日

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元寇って、台風が来てラッキーって感じと思ってました。
とてつもない力を持った大国が、桁違いの人数と船で攻めてくる、恐ろしかったでしょうね。
自分の身近な人々のつながりが完全に壊れてしまった環境で、主人公の悩み続ける姿に胸が苦しくなります。

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2025年09月25日

Posted by ブクログ

元寇に立ち向かった鎌倉武士、伊予の国の河野六郎通有。
元に攻められ滅びた国から来た二人の奴隷を買い上げ、彼らと交流を持ち独自の考えを持つようになる。
歴史の授業では元寇は台風が味方して討ちはたせたとぼんやり聞いていた気がするけどこんなドラマがあったら素敵だなと感じた。

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2025年09月11日

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伊予の有力豪族である河野氏の26代当主の通有が主人公。承久の乱で没落し身内の争いの絶えなかった河野家を一つにまとめ、元寇で大活躍して河野氏中興の祖と呼ばれるようになった。当時の瀬戸内海での活躍が生き生きと描かれており、元寇では御家人たちが世界最大規模の艦隊を相手に勇敢に戦い、台風襲来まで優勢を維持していたことは新鮮な驚きだった。一方で、自分の先祖が全く登場しない寂しさも感じた。

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2025年09月08日

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20250810045

伊予の国、河野道有を主人公に元寇前後の時代を描く。一族の復興だけではなくにヒトの再生を見た。

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2025年08月10日

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六郎は繁、令那との関わりの中で、「人はみな同じ」ということを実感する。未来を見る目が確かで、元寇の前に2人を日本から脱出させる。元との戦いでは奇襲と魂胆で大きな戦果をあげるものの、野分(台風)で粉々になった元の軍人やその家族を救助し、自船の道達丸さえ渡してしまう。その事により「元との内通」を疑われる。六郎、あまりに人間味があり過ぎて、どこまでが史実なのかがわからないが、物語としては「オチ」のつく決着。

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2025年06月11日

Posted by ブクログ

改めて、元寇が未曾有の国難だったことが分かっただけでも良かったのに加え、今村先生の味付けがとても良かった。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

今村翔吾先生のお話が好きで、こちらを手に取りましたが、元寇に関してはお恥ずかしながら学校の歴史の授業レベルの知識しかありませんでした。あまり知らないからこそ、先が読めなくて(元寇自体は知ってても登場人物たちがどうなるか先が分からない)ハラハラドキドキ出来たのかもしれません。

全体を通して、かなりフィクション部分が強そうですが、パレスチナやウクライナで侵略問題が起きている今だからこそ人道について書かれたのではないかと思います。戦争とは、人と人が争うとは……元寇をテーマにはしてますが現代の私たちへのメッセージ性が強い小説だと思いました。読んでよかったです。

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2025年05月30日

Posted by ブクログ

今村翔吾さんの歴史エンタメ。

時は鎌倉。
かつては伊予の名門と言われていたものの、承久の乱や一族の内紛によって没落してしまった河野家の若き当主・河野通有(六郎)を主人公に綴られる物語です。

本書は一応「元寇」を描いたストーリーではあるのですが、話の主となる河野家が「文永の役(第一次元寇)」では財政難で出兵できなかった為、ここで描かれるのは「弘安の役(第二次元寇)」ということになります。
ただ、元軍との戦闘シーンは話の終盤に持ってこられていてそんなにページも割かれていないので「元寇」がメインというよりも、河野通有という人物を通して“人と人が何故争わねばならないのか”という事がテーマになっている印象です。

キャラ造形に定評のある今村さんらしく、主役の六郎こと河野通有が領地の民から”海若”と呼ばれているような気さくで清々しい好漢なのをはじめ、西域の国「るうし(ロシア)」出身の奴隷・令那や同じく奴隷として売られてていた高麗人の繁、そして河野一族の出で踊念仏の創始者・一遍上人等々・・魅力的なキャラがストーリーを彩ります。

本書の帯に「元寇」と大きくバン!と書かれている割には全体的に展開が地味なので、ちょっと拍子抜けな感はありますが、六郎が異国人の令那や繁との交流によって、たとえ国が違っても
"彼らにも故郷があり、愛する人がおり、嬉しい事があれば笑い、哀しいことがあれば涙する”
ということを体感していく過程が読ませます。
そう、それは敵である元軍の兵であっても同じということなんですよね。

そんな“皆等しく人である”という事が伝わってくる胸アツ展開で、「神風だけじゃない元寇」ストーリーを堪能させていただきました。

余談ですが、あの北方謙三さんが現在連載されている『森羅記』がまさに「元寇」をテーマにしたクビライ(フビライ)と北条家の物語なんですよね。
こちらは大河小説で”ガッツリ元寇”が描かれるものと期待しております~。
“今、「元寇」がアツイ!?”

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2025年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

元寇についても、一遍上人についても遠い学生時代に習った上辺だけの知識(それも怪しい)しか持ち合わせておらず、白紙に近い頭だから楽しめた。元寇なんて当時は2度とも神風が追っ払ったなどと習ったっけ。我がまちの2倍に及ぶ蒙古軍が攻めてきたというから、想像に及ばない。河野家のお家騒動については、史実に沿って著されているようだ。六郎があそこまで異人に寛容だったのか、そもそもかような出会いがあったのかはともかく、令那と繁の存在が小説の舵を切ってくれた。さすがに敵を救うに至るとはね。今の世界へのメッセージなのでしょう。

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2025年03月13日

Posted by ブクログ

 掘り起こされる歴史というのは、まだまだたくさんあるのだと、時代小説の灯りを強く感じる。
 それにしても、河野氏の先見性はどうだ。

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2025年03月10日

Posted by ブクログ

面白かったぁ‼︎
文句ないかも。

タイトルどーりな、内容。
海を破った者達。

海を破るって⁉︎
視点、方向に気がついてくると、このお話…
争う意味とは。

伊予河野家当主、海若。
祖父同士が兄弟という一遍も登場。
異国の者、繁と、令那。

元寇のお話。

〜あまりにも頼りない道理〜

河野六郎通有の目線、信念。
ついていく者達。

登場人物がみな良すぎます、よ。

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

時代は鎌倉中期の蒙古襲来、主人公は伊予の御家人である河野通有(六郎)。彼は一般的な鎌倉武士とは異なり、人を愛し平和を愛する魅力的な人物として描かれています。「河野の後築地」と讃えられた弘安の役での奮戦には著者独自のストーリーが付されており、史実としてはまずないだろうなと思われる展開であるにもかかわらず(であるからこそ?)、読者を物語の中に引き込む力があるように思いました。

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2025年02月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

六郎のなぜ人は争わないといけないのか?この問いが最後元が野分に遭って壊滅した時に六郎の意思が目覚め敵を救い始めた。歴史では奇跡的に勝てたが明らかに負け戦で負けていたらと考えると、、かなり詳細でかなり面白かった

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2025年02月02日

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鎌倉時代中期のモンゴル帝国(元朝)および属国の高麗によって2度にわたり行われた対日本侵攻(蒙古襲)を舞台にした内容。余り馴染みの無い歴史時代、登場人物を面白く描く今村さんらしい内容で面白く読めた。

海と近い伊予国の河野家は、先の承久の乱 で後鳥羽側に組みして負けた事から減領土の冷飯を喰っている中、後継の六郎は遠い海の向こうに興味を示す毎日を送る。そんな生活の中奴隷商人が異国人を連れて来て六郎は高麗人の繁、るいしのキイエフ出身と言う令那の男女と出会い話を聞きたい理由で連れ帰る。六郎は、以前河野家が父と伯父との跡目争いで父を亡くした遺恨から伯父との確執を引きずっていた。河野一族出会い有りながら跡目争いに嫌気がさし踊念仏の創始者となり全国行脚をする一編から2度目の元到来(弘安の役)の情報を得る。1度目の到来(文永の役)は、鎌倉からの要請にも落ちぶれて船も持たない事から辞退し、戦いは野分(台風)の影響で元到来を退けた。港の商いで余裕が出て大型船を造船した2度目は、要請を受け河野一族は、守りの舞台である九州に出向く。高麗軍、蒙古軍総勢10万強数千台の船で到来する中、六郎は繁、令那を商戦に乗せ故郷に返し、河野家と同じく九州で冷飯を喰って手柄をあげたい竹崎秀長と出会い船上で奮闘する。数に勝る蒙古軍を前に諦めの気持ちも芽生える中、持ち堪えまたもや野分(台風)に救われて蒙古軍は壊滅的となる。戦いに勝利し逃げる蒙古/高麗軍に追い討ち殺戮の命令が出る中、河野一族は人命第一と考え殺戮には参加せず船で助ける。戦いは終わり大きな手柄を挙げた河野家だが、殺戮の命令に反いた事から又、冷飯を食う生活に落ちるも六郎は、繁、令那との出会いから悔いは無く終える。

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

伊予の御家人・河野家を主人公に日本最大の危機・元寇を描く。
当然手に取らないわけにはいかない、と思い購入。
元寇が当時の日ノ本にとってどれほどの脅威時だったかという、その危機感が伝わってきたし、当時の人々にとって外の世界がどういうものだったのかというところまで、キャラクターの目線を通してよりリアルに想像することができた。
作者さんには他にも良作がたくさんあるので、この作品がベストというわけではないのかもしれないが、題材選びとその切り口で合わせ技一本である。

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

元寇の戦いをテーマに没落しかけの伊予の名門、当主河野通有が戦う意味を問う著者が得意としている内容かと思う。今村さんは弱者や悪者と言われていた人物にフォーカスをあて輝かせるのが抜群に上手い。またリアルとフィクションの狭間を描かせると随一でフィクション部分に熱い場面を持ってくることもお手の物。正直、今作は出来すぎ、綺麗すぎな面もあって鼻白む所もあるのだが流石に出来は良い。途中から出てくる竹崎季長のキャラが非常にたっておりこの点では最高だ。

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2024年12月28日

Posted by ブクログ

承久の乱で上皇側につき、伊予国の領地を失い没落した河野家に生まれた六郎通有。

2度目の元寇弘安の乱で水軍を率い敵軍の撃退に手柄を立て、褒賞として領地を回復、同家中興の祖ともなった。

本書で描かれる忖度せず筋を通す六郎の姿は魅力的だが、令那などの外国人との交流を通して得た国際感覚というか人間観の持ち主という設定はいかにも現代的。

圧倒的多数の侵略軍に対して当時の武士たちが抱いた危機感や、野分により危機を脱した安堵感が胸に迫る。

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2024年11月18日

購入済み

国際紛争のおろかさ

結果は誰もが知っている元寇。実在の人物に作者が創造した外国人を織り交ぜて、没落した名門の若き主が元寇に立ち向かいながら成長していく物語だ。現在も世界で頻発している国際紛争に重ねあわた作者の思いを感じた。

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2024年10月19日

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 鎌倉時代の元寇の際に活躍した愛媛の御家人河野氏を主人公にした歴史小説。ただ歴史小説というよりは時代小説といった雰囲気も強い。この時代に活躍した河野通有(通称六郎)の考えをしっかり前面に出して魅力的なキャラクターにしようという狙いはわかるが、その演出が私はあまり好きではなかった。もっと淡々と歴史を描いた小説の方が好みではある。しかし私にとってなじみのある愛媛の地を舞台にしているので、そこは楽しかった。地図を開きながら、ああこの辺のことかと思いながら読み進めた。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

河野通有の視点を通して原稿を描く歴史小説。

元寇物は大好物で、古くは海音寺潮五郎の「蒙古来る」に始まって、井上靖「風濤」、山田智彦「蒙古襲来」を読みました。
大抵は日蓮の予言に始まって、幕府の動揺、そして現地の攻防と群像物語的に描かれているのですが、今作は主人公を一人にした元寇物ということで面白かったです。
史実部分だけでなく、ルウシのキエフ(今のウクライナ)から奴隷となって流れてきた女性や高麗人から共生の学びを得て、遭難した元寇側を救助するに至る物語は現代の問題を反映した話となっていると感じました。
北方さんもチンギス記の続編でフビライと時宗を描くようなので楽しみです。

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2025年07月26日

Posted by ブクログ

この作者が描く男はいつもカッコいい。この時代でここまでフラットなモノの捉え方ができるんだろうか?当時の人達には異質に映った事だと思う。繁、怜奈など脇を固める登場人物もキャラ立ちしていて親近感を持てた。この時代の歴史は教科書レベルしか知らなかったが、知識の幅を広げられた。

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2025年07月12日

Posted by ブクログ

知らないこと、異質なもの、容易にコミュニケートできないものを受け入れようとする柔らかな心を持っている人が、今に比べるととんでもなく情報が少ない時代にも少なからずいた。
いや、情報が少ないからこそなのか。
分断や排除がまかり通る今読むと、心が痛くなる一冊。

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2025年06月22日

Posted by ブクログ

今村翔吾さん5作目。
主人公は、元寇で活躍した愛媛の武将。大きな流れは史実に沿っているようだが、そこは今村さん、まるでアニメを見ているかのような描写とキャラクター造形で、独特の世界が紡ぎ出されていた。
題名の意図するものが私にはうまくつかみきれなかったことと、前半の広がりに比してやや終盤が淡白に感じられたところに物足りなさが残ったが、まっすぐ爽やかに成長していく青年を誰もが応援したくなる気持ちには共感した。

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2025年04月17日

Posted by ブクログ

日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が、お家復興のために立つ。
なぜ人と人とは争わねばならないのか

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2025年02月13日

Posted by ブクログ

蒙古来襲を題材にした歴史小説。
鎌倉幕府配下にありながら遠く離れた瀬戸内。九州に蒙古の上陸を防ぐために船で出兵。
蒙古は単純に台風で逃げ帰ったのかと思っていたら、日の本の軍勢がしっかりと戦って勝利を収める局面があったのだと知る。
祖父、父、叔父の確執を知りながらも戦では叔父に支えられながら武勲を収める。しかし幕府は蒙古に内通したと疑いをかける。実は…という話。

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2024年12月14日

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