今村翔吾のレビュー一覧

  • 戦国武将伝 西日本編

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     西国の各都道府県に所縁の武将を描く短編。どれも読みやすいが面白さには濃淡あり。色々と構成が練られているが、ややひねりすぎと感じる話も少なくない。
     好きなのは「謀聖の贄」と「夢はあれども」。前者は小国人の梅津主殿助視点から尼子経久の天性の才を浮かび上がらせる構成が見事。井の中の蛙の滑稽さと、自惚れは身を滅ぼす教訓が詰まっており、短編としての完成度が高い。後者は亀井茲矩の出世を、夢というキーワードを軸に描く。島根に生まれ海を隔てた先に外国があったからこそ育まれた海外への憧れ。そのためには武士の誇りよりも実利を取り、生き延びる必要があるという思いに共感できる。“琉球守”という史実を落ちに組み込む

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    2026年05月01日
  • イクサガミ 人

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    一つ一つの戦いの面白さに加え、戦略を考えて動いていくことである程度展開を予想させつつ、それぞれの戦いの理由から想定外の動きなどが出てくるバランスが面白かった。

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    2026年05月01日
  • イクサガミ 天

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    非常に読みやすく、漫画を読んでいるかの如くスイスイ読める。
    るろうに剣心的な作画で頭の中で物語が進んでいく(リアルタイム世代なので^^;)。

    まだまだ序盤も序盤なので特に大きな展開にはなっていないが、良い緊張感がありつつ過去の回想もあったりと没入できる感じが心地いい。

    次巻以降の展開にも期待!

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    2026年04月28日
  • 塞王の楯 下

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    至高の矛と最強の盾
    石垣を作る主人公、飛田屋の匡介。
    ライバル、国友衆の彦九郎。
    大津城、京極高次の元、宿命の対決、

    面白かった。
    石垣で守る城の話。

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    2026年04月27日
  • イクサガミ 天

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    山田風太郎✖️バトルロワイヤルのような…
    時代大衆小説を継承する作家さんの作品
    ネットフリックスで1話を途中までみてあまりにも面白そうなので原作を読んでからにしようと…
    悠ニ郎の過去、剣術を生業としてた者達の哀愁が時代背景からうまく表現されている。
    蠱毒がスタートしてからはもう逃げられないという息苦しさを感じながら読み進める…
    死と背中合わせの中でどう立ち回るか…
    まだ1冊目だが続きが気になってしょうがない

    残り87人…

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    2026年04月27日
  • イクサガミ 人

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    旅路が進むにつれて参加者が絞られていく蠱毒。札の取り合いも激しさを増していく。局所的な闘いもだが史実と重なる大局も目が離せない。4.3

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    2026年04月26日
  • イクサガミ 天

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    設定が面白く、軽く読めてしまうのがいい。謎解きや旅要素も含めたバトルトーナメントものを明治を舞台にうまくエンタメに落とし込んでいる。主人公が圧倒的に強くないと成り立たない設定のはずだが、それをまだ前面に出さず話を繋いでいて、続きを期待させてくれる。

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    2026年04月25日
  • じんかん

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    弾正と信長をいい奴にするための最高のかたち。フィクションとしてこれだけ面白くできるのは素晴らしい。文章も読みやすく、テンポ感もよい。
    元長との出会いの場面と、又九郎と弾正との出会いがリフレインになってるの熱い。

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    2026年04月23日
  • 教養としての歴史小説

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    歴史・時代小説家である著者が、歴史小説の効用を熱く語っている。膨大な読書量を誇る著者が作家ごと作品ごとに簡潔に魅力を紹介しているので、ブックガイドとしてかなり参考になる。既読未読にかかわらず読んでみよう。

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    2026年04月22日
  • イクサガミ 人

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    ついに人まで読み終わった〜!!天地に引き続き面白かった!! 東京までたどり着きいよいよ物語が佳境に向かっているのがちょっとさみしくもある。 個人的に進次郎の活躍にぐっときた。離脱したけど今後も出番があるといいな……!!

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    2026年04月22日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    難しい登場人物名や役職名が多く頭が混乱することがややあったが、同じエピソードが違った描かれ方をしていたり、伏線回収がたくさんあったり、読み応えがある1冊だった。 間を開けてしまうと人物や出来事がわからなくなってしまうことがあるので、一気に読むことをお勧めします。

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    2026年04月22日
  • ひゃっか!

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    ずっと読みたいと思っていた今村翔吾さんの青春小説
    花が好きで花いけバトル出場を目指しパートナーを探す女子高生と、家が大衆演劇の一座で自身も役者をしている転入生という取り合わせが新鮮で面白いなと思った
    全国高校生花いけバトルも全然知らなかったけど、5分間で花を生けて、出来上がるまでの所作やパフォーマンスも込みで観客の心を掴んだほうが勝ちって面白い
    個人的にはその先の春乃と貴音、華道の家元秋臣さんの三角関係がもうちょっとバチバチしたのちに貴音としっかりひっつくってとこまで見たかったな〜笑
    と久々にザ青春を読むともっと長く浸っていたくなった(笑)大体流れは分かっているのにね笑

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    2026年04月21日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    「自分の使命に誠実でありたい」という純粋な願いと、「番付を上げたい、名誉が欲しい」という剥き出しの欲。今作はその両面を持つ“人間のリアル”が深く描かれていた。現代にも通じるが、他人の評価は励みになる一方で、取り憑かれれば身を崩す毒にもなる。評価に振り回されすぎず、自分を見失わずに生きることの難しさと大切さを考えさせられる。 また、今回は様々な境遇の“子ども”の姿も印象的。子は親や周りの大人の背中を見て育つ。その残酷さと希望が混ざり合う描写に、背筋が伸びる思いになった。 火消したちの熱き生き様に、今回も心を揺さぶられた。

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    2026年04月21日
  • 作家で食っていく方法

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     作家で、書店経営者である著者の経験をフィードバックした実践的なビジネス書。
    作家が書く作家サバイバルの指南書は好きで読んでいるが、この本ほど現在の本に関する厳しい状況の中で、如何に生き残っていくかを実践して書かれている。
     出版界を俯瞰と冷静な目で見ていて面白かった。

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    2026年04月19日
  • イクサガミ 地

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    シリーズ第二弾。
    義兄弟の絆がみえた…切ない…。そして大久保さんとか絡めて余計るろ剣味を感じて私は嬉しい!わくわくする〜!どういう結末になるのか…

    とりあえずこの後ネトフリ観ます

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    2026年04月19日
  • 戦国武将伝 東日本編

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     東日本の各都道府県の戦国武将を一人ずつ取り上げ、資料に残された一文から掌編を紡ぎ出す歴史短編集。

     各都道府県から一人ずつ戦国武将の生き様を描くという手法に、読む前は、期待と不安がありましたが、最初の一編を読んで、その不安は杞憂に終わりました。

     それぞれ短いエピソードですが、その中にその武将の人生が凝縮されており、その一編を読むだけで、その武将の思いや生き様を感じることができました。

     また、戦国時代の名のある武将については、こんな一面もあったのかとか、こんな描き方もあるのかという新鮮な驚きを感じ、あまり知られていない武将については、天下統一の裏にはこんな武将や戦いが存在していたこと

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    2026年04月18日
  • イクサガミ 地

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    多くの敵が出てくる中で、それぞれ戦い方が特徴的であり、互いの相性や弱点などを含めストーリーの展開で様々な戦闘シーンがでてきて面白かった。

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    2026年04月17日
  • イクサガミ 地

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    イクサガミ 天地人神シリーズ第2弾の地。

    明治版バトルロワイヤル。まだまだ序盤ですが、バトル漫画を読んでいるような戦闘描写や、蠱毒の首謀者に人物背景の深掘りも進んで益々面白くなってきた。

    これは続きが気になって直ぐに次巻を手にしてしまう…

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    2026年04月15日
  • 書店を守れ!

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    著者が経営する神保町の本屋にて購入。

    書店を守りたいという熱量を持ちつつも、そもそも書店がなくなって困る人は誰かなのかや、(利益を出す商材としての)紙の書籍の将来について、冷静に分析している本。

    実家がダンス教室という情報は著者の作品のプロフィール欄等で知っていて気になっていたが、この本を読むと「この人が本屋を経営するための目線や考え方は、実家が自営業だから持てているのかな」と思わせる。

    小説を書くだけでなく、それと組み合わせて様々な企画を狙いを持って実践していくタイプの人という印象を受けた。

    明らかに逆風の中、悪者を作ろうとせずに行動を以て書店の活路を見出そうとしているのが良い。その

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    2026年04月14日
  • じんかん

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    なるほどー…人間と書いて「じんかん」ねー…ふむふむ。
    「にんげん」と読めば一個の人を指す、「じんかん」は、人と人が織りなす間、つまりはこの世を指す。

    「じんかん」の何たるかをこの目で確かめたい、、か、なるほどねー

    昔の人の方が現代人より、物事を深く考えていて、未知の世界に踏み出す勇気があったんだろうなーと思ってしまいました。

    そして、まあ、形は異なるけれど、人の噂を信じる信じないとか、裏切り、騙し、今も昔も変わらないんだねー

    そして、ラスト30ページ(541ページ)で、え!と声が出てしまった(°_°)

    今村翔吾さん、やっぱり好き(^^)

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    2026年04月10日