今村翔吾のレビュー一覧

  • 茜唄(下)

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    終戦記念日を間に挟み私は平家と源氏の戦いの物語を読んでいた。
    この時期、メディアでは戦争の話が多く流れる。
    日本国内でも古くから戦いが繰り返されていた。
    戦う目的は、それぞれあっただろう。
    ただただ勝って力を見せつけたい者
    戦うこと自体が好きだった者
    守りたい物があった者 などなど

    この物語の主人公、平知盛は身体こそ弱かったものの頭が良く、こと軍師としての才能は抜きん出ておりあの源義経さえも一目置く存在だった。

    彼の目指す世は、平家の存続だけではなく
    互いが見張り合い、拮抗した三つ巴の世界。

    命を懸けて、守ろうとしたものの答えは1000年後にある。物語の言葉を借りるならば
    「ある者は勝者

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    2025年08月17日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    京都でのお話で、私の好きな勘定小町の出番はホントに大事なところだけ。
    新たなキャラ、蟒蛇も凄くよかった。
    何より、最後が凄く良い。良い親子。チビ銕三郎可愛すぎる。

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    2025年08月16日
  • 茜唄(下)

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    ああ〜面白かったぁ〜。平家物語を伝授する様子が度々挟まれることで、折角の迫力満点の戦闘シーンがやや間延びしている感じはあったけれど、総じて面白い作品だった。
    謎の語り手とその教えを受ける西仏の正体が少しづつ明かされるのも心が震えた。
    ダイナミックな戦闘シーンと生き生きとした登場人物の様子が魅力的で、やっぱり今村翔吾さんの作品は好きだな。

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    2025年08月15日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

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    今回の依頼主は、これまでのシリーズで一番の大物、江戸幕府の権力者、天下の老中・松平武元。一人になることがほとんどない状況で「一日だけ姿をくらましたい」という願いを叶えるために奔走するくらまし屋達のプロの仕事がカッコ良い。老中の願いを叶えるため掟の解釈を変えたり、権力や地位等関係なく依頼人を扱う姿には、平九郎達の優しさを感じた。
    様々な立場の人達の思惑が入り混じっていくのを感じるラスト。これからどんな戦いが繰り広げられていくのか、楽しみ。

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    2025年08月12日
  • 人よ、花よ、 下

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    太平記で有名な楠木正成の息子、正行(多聞丸)の鮮烈な生涯を、ハードカバー上下巻の大ボリュームで描いた作品。上巻序盤こそ「これ、読み切れるか?」というほど内容が入って来なかったが、ヒロインが出て来る辺りから一気に面白くなってきて、後はあっという間だった。
    大楠公、小楠公を大河ドラマにーという動きもあることから、改めてブームが来るかも…。

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    2025年08月11日
  • 海を破る者

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    20250810045

    伊予の国、河野道有を主人公に元寇前後の時代を描く。一族の復興だけではなくにヒトの再生を見た。

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    2025年08月10日
  • イクサガミ 人

    sun

    アクションは迫力満点

    アクションは前作以上に迫力満点で、各キャラの決着が丁寧に描かれています。
    終盤の展開は予想を裏切りつつも納得感があり、読後感は爽快。『天』『地』から続く疾走感とドラマ性は、エンタメ時代小説の頂点ともいえます。


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    2025年08月06日
  • イクサガミ 地

    sun

    購入済み

    エンタメ性抜群

    息をのむバトルと心理描写、魅力的な新キャラが織りなす展開にページをめくる手が止まりません。一気読み必至です。
    幕末の時代背景を活かしつつ、エンタメ性抜群で、漫画『バガボンド』や『鬼滅の刃』好きにはお薦め。完結編への期待が膨らむ傑作です。


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    2025年08月06日
  • イクサガミ 天

    sun

    購入済み

    少年漫画のようなエンタメ

    圧倒的な疾走感と迫力のバトルシーンが魅力で、少年漫画のようなエンタメ性と、王道ながら新鮮な展開で、続編への期待が高まる傑作です。
    幕末から明治への過渡期の侍の葛藤が融合し、一気に引き込まれます。

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    2025年08月06日
  • 茜唄(上)

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    祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

    平家物語は源平合戦における敗者・平氏の視点から描かれている。歴史は勝者に都合の良いように残され伝えられていくのが常であり、実際に吾妻鏡のような源氏・得宗視点の歴史書も編纂されている。なぜ平家物語は語り継がれ、また作者不詳の説話として琵琶法師などによる語りが900年後の私たちまで伝えられてきたのか。謎が多いこの平家物語に対して、今村翔吾さんの大胆な仮説が彩りを加えていく。

    治承・寿永の乱については近年かなり検証が進

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    2025年08月04日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ4作目。
    今回の舞台は、江戸ではなく京都。
    いつもと勝手が違い、戸惑う源吾ですが、熱い気持ちで乗り切っちゃいます。
    あの鬼平犯科帳の主人公も登場します。
    今回も、熱い物語でした。

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    2025年08月03日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    賤ケ岳7本槍+石田三成は小姓仲間の幼馴染、秀吉の元団結していた彼らだったが、それぞれの気持ちはやがて離れて行ってしまう…。でもね!っていう話。
    加藤清正、福島正則は知っていたけど、それ以外のメンバーを今回初めて知りました。

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    2025年08月02日
  • 蹴れ、彦五郎

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     蹴鞠と和歌を愛す北条氏真が、天下人信長に示した心意地を描く表題作をはじめ、歴史の中で輝く才を描いた八編。

     作者がこれまで書き溜めてあった作品集とのことで、「ぼろ鳶」などの長編シリーズや「幸村を討て」などの歴史小説のエッセンスが詰まっているように感じました。

     また、作者にとって初めての短編集ということでしたが、どの作品も一つ一つ読みごたえがあり、ぜいたくな歴史物語でした。

     どの主人公もこれまでの歴史であまりスポットを当てられなかった人物ばかりで、新たな視点で歴史を味わうことができました。

     戦国時代を扱った作品が複数あり、それぞれの人物を通して描いてあることで、立場やタイミングに

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    2025年07月31日
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業

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    八朔の日、見知らぬ者の文で呼び出された暗い過去を背負う男たち。五人が呼び出された真の理由と文に隠された謎をくらまし屋達と一緒に追っていくスリリングな展開が面白い。最後は今までと趣向の違う暗いものになったが、あの人の秘密が明かされたり、あの人物が登場したりと物語が加速していく予感。次も早く読みたい。

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    2025年07月29日
  • 人よ、花よ、 上

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    面白かったです。個人的にこの時代はあまり興味がなく、まして、楠木正成は知っていても、その息子なんて知る由もなくて、新鮮な感じで読み進めました。
    最初に楠木正成や楠木家の話を、母と語る感じで書いてくれて、話の内容が掴みやすく、読みやすかったです。まだ下巻は読んでないので早く読みたくて仕方がないです【中1】

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    2025年07月28日
  • 人よ、花よ、 下

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    もっと、と、期待してまして。
    あとは。
    ラストを取っておこうかと思ってましたし。
    でも。ラストはわかっているし。
    あたためてしまった分…期待が大きくなってしまって…。

    峰條山観音殿ふもとの桜。
    波陣、杜陣、蕾陣。
    濤陣、叢陣、花陣。

    〜蕾陣は、峰矢陣から生まれたものだ〜

    〜確かにある光〜

    〜約束の春〜

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    2025年07月27日
  • 茜唄(下)

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    平家の視点がよく描かれている。滅亡に向かっていることを理解しつつも、次の世代につなごうと奮闘する姿が良い。

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    2025年07月26日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    舞台は大阪。
    一癖も二癖もある火消したちを束ね、大火へと立ち向かう姿はまさに圧巻。
    ボロ鳶お馴染みの顔ぶれが見えない寂しさこそあるものの、それを補って余りある読み応えでした。

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    2025年07月26日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    死ぬ前に約束を果たしたい老人をくらませる今回のお話。またもや初谷が出てきてドキドキした。
    そしてなんと子供時代の武蔵が登場!ぼろ鳶とリンクしてるのがやばすぎる。。

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    2025年07月21日
  • 茜唄(上)

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    幼少期に病弱の為に出世が遅れたが頭がキレ、平清盛死去後の事実上の総大将となった四男平知盛、分家筋であるが王城一の強弓精兵と呼ばれた平教経。二人を中心に描く新説平家物語。
    フィクションの要素が強い場面も多いが今村さんらしく娯楽として読みやすい作品。

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    2025年07月19日