今村翔吾のレビュー一覧
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羽州ぼろ鳶組シリーズ第3弾_
ページをめくれば
心意気が熱い江戸の火消したちに
魅了されてしまう!!
読み出したらとまらない…
毎回感じるのが
今村翔吾さんのデビュー作となるシリーズで
“本当にデビュー作なのー” と唸りたくなるほどの
素晴らしいシリーズ作品である!!
魅力的な火消したち
悪役で描かれる者でさえも
ラストには涙を誘われる…
なんといっても最大の魅力なのが
火事の迫りくる業火の描写や
それを食い止めようとする火消したちのドラマが
毎回ドラマチックなところ!!
このシリーズは完結編まで大人買いしたシリーズなので少しずつ読んでいくのが楽しみです♡ -
Posted by ブクログ
久々のぼろ鳶シリーズ。
源吾がまだ火消しになって間もない頃のストーリー。
本作も最高すぎた。またもや滂沱の涙。
あぁ、でも憤りも悲しみもあまりにも大きすぎて、読後ちょっと放心状態に…。
早くも序盤から衝撃を受け、その後も夢中で貪るように読みました。
読み始めたら、いつも時間を忘れて熱い火消しの漢たちの世界に没入してしまいます。
ここまでのシリーズ作で、羽州ぼろ鳶組の頭・源吾と共に火消しとして活躍するあの人やこの人、後に出会う面々の登場に、自然と気分も口角も上がってしまう。
「黄金の世代」と言われる源吾や若い火消しの姿が見れて嬉しい。若いな~。
本編と並行して描かれている源吾と父・重内との父子の物語も胸に迫るものがありました。
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Posted by ブクログ
夢中で読んだ「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第1弾から一月半経過‥。やっと第2弾です。ブク友さん曰く、「残念ながら?シリーズ全部面白いよ‥ヒヒヒ」←何という悩ましい助言! もはや誘惑を超えた煽りか、はたまた火付か!(火消の物語だけに‥)
いやいや、(疑ってませんが)助言は正しかった! つまみ食い大好きな私には、シリーズ制覇とか、沼落ちは難しのですが、時間をかけてでも読み続けたいと思わせてくれました。 やっぱりよかった!
本作では、火消の奇妙な規則「火事の際、火元に近い大名家が太鼓を打ち、それを聞いて町火消が半鐘を鳴らし、消火活動可」が重要テーマでしょう。
この変な規則を逆手にとって、火消の出動を妨げる卑劣な罠が連続して仕掛けられるのでした。その事件の背後に、何者かの恐ろしい陰謀が判明し‥。
変な規則はあるわ、火消は火付盗賊改の役割はできないわ、肝心な時に長谷川平蔵宣雄(あの鬼平の父)は不在だわ‥、なんなのよー!などと思わずツッコミを入れたくなります‥が、まあ、それほど没入している証拠ですね。
とりわけ後半の、ハラハラドキドキのスピード感ある展開に加え、命の重さの葛藤を超えた火消の矜持と心意気! 火消のメンバーや他の組との連携を含め、実に個性豊かで、笑いと涙あふれる人情物語は、読み手の魂を揺さぶります。
あぁ、ぐずぐずしている自分を、松永源吾の妻・深雪にどやしつけてほしい!(あ、変態ですか?) また新たな仲間と命が増え、続けて読まない選択肢はないですね。 -
Posted by ブクログ
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一つはっきりしているのは、彼らは間違いなく生きていました。
我々と同じく、喜び、悲しみ、
ときには怒りを持つこともある。
そこに想いを馳せることで
見えてくるものもあるはずである。
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今村先生が8人の武将をプロファイリングしています。
喜怒哀楽と乾坤一擲。
私には読むのが難しくて、
一度ではなく何度か読み返して
時系列とか人物を理解しながら読み進めてました。
昔の人って名前が似てたり(主従関係があるからかもですが)、あっちとこっちが親戚関係だったり、ややこしいです。笑
それでも今村先生の語り口で、
起業に例えてくれたり、現在だったら…と書き加えてくれるおかげでだいぶ読めたと思っています。
個人的に好きなのは、武田信玄と松永久秀でした。
武田信玄は、厳しい土地でどうすれば発展するかを考え、戦だけではなく、生きていくための日々を考えてくれていたのかなと思います。
松永久秀は「じんかん」を読むまでは、ずっと気になっています。苦笑
また歴史小説を読むタイミングで、本書も読み返そうと思います! -
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「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第1弾をベタ褒めしておいて、第2弾じゃなくこっちにくるんかーい! と叱られそう‥。だって、積読してたんだもん(-_-;) 第2弾まだ手元にないもん( ̄3 ̄) ←言い訳‥
自分を「好奇心旺盛」と言うのも憚られますが、あっちゃこっちゃ節操のない読書で、特定作家さんを制覇!とかシリーズコンプ!とはならないんです( ; ; ) 実は、シリーズ1で止まっている作品が他にもあって‥反省。
さて本作です。こっちも面白い! レコードでいう「ぼろ鳶」がA面なら「くらまし屋」がB面、それもゴールドディスク! A,Bは優劣ではなく、表と裏です。火消は華々しい「表」の人間で、くらまし屋稼業が「裏」社会の人間と言えるでしょう。
読みどころは、何といってもプロの「くらまし屋」集団の人物造形と「くらまし」の手口です。
くらまし屋メンバーは、表稼業でカムフラージュし、率いる凄腕の元武士、頭脳明晰で作戦参謀の女子、変装名人の美形男子と、徹底したプロの集団でした。ちょっと意味深な過去も見え隠れします。
くらましの手口も見せ場(明かせませんが)で、くらまし屋視点で"してやったり"というより、追う側視点で"やられたー"という感覚が読み手と重なり、どきどきハラハラしながら読み進められます。
裏世界ならではの哀愁も漂い、その先にあるささやかな幸せが訪れたかと思いきや、途切れない(?)不穏な空気、不気味な存在の気配が‥と、こうしてシリーズが続くのですね。これまた次の展開が気になります。こちらは現在第8弾まであるのですね。今村さん多作だなあ‥。 -
Posted by ブクログ
源平合戦を平氏の側から見たストーリー。
話は2つの時間軸に分かれて進みます。一つ目は源氏の世になってから平家物語が生まれる瞬間。平氏の語り部から琵琶法師が話を受け継ぎます。二つ目は源平合戦の只中。平家の公達、知盛を主人公に話は進みます。
歴史は好きなのですが、源氏の側から見ることがほとんどだったので、平氏の側から見るのが新鮮でした。歴史では平氏は敗者にあたるわけですが、こうして平家物語が語り継がれたり落武者伝説など各地に残っていることから単純に驕って嫌われて源氏に滅ぼされたというものでもないのだと思い直しました。ただの嫌われ者ならこうして後世に名を残さないでしょうから。つくづく歴史は勝者のものなのだと思い知らされます。
上巻は屋島の戦いの前くらいで終わってますが、この先の暗い結末を思うと下巻を手に取るのに少々ためらいがありますが、平氏の語り部は誰なのか?誰かわからない感じで書かれているので、この辺りに何かしら伏線があるのかと思うと読みたくもあり。