今村翔吾のレビュー一覧

  • 戦国武将伝 西日本編

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    博識どころではないし、もはや創作ですら有り得るのにこの人が言うならそうなのだろうという説得力。そして想像力。幕末の方に興味が強い自分でも楽しく読めた。

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    2024年12月12日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    「八本の槍」ではなく「八本”目”の槍」というタイトルのうまさが最後、福島正則の七本目でわかります。

    最初は「石田三成って諸葛孔明みたいじゃん」とあまり入れ込んでよんでませんでした。ちょっとカッコよく書きすぎじゃないの、なんて思ってました。

    読み終わった今は、この本は間違いなく傑作です。
    歴史本好きなら間違いなく読むべき、絶対お薦めです。

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    2024年12月05日
  • くらまし屋稼業

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    「くらまし屋」の稼業は、依頼を受け、依頼人の姿を「くらます」こと。
    今ある自分を捨てて生まれ変わり、一から人生をやり直したい依頼人の願いを叶えるため、「くらまし屋」の平九郎、七瀬、赤也が奮闘する。
    この3人はそれぞれに優れた技や頭脳を持っているので、悪人を懲らしめる描写は痛快だ。
    それぞれの表と裏の稼業のギャップも面白い。
    今の所、全8巻出ているようだが、テンポ良く話が進んでいくので、読み手を飽きさせないし、次が気になる作品だ。

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    2024年12月04日
  • 立つ鳥の舞 くらまし屋稼業

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    赤也の過去。
    くらますはずなのに、死人を生き返らせて舞台に立たす。

    「くらましや」シリーズの中でも、特にお気に入りのエピソード。

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    2024年12月03日
  • 教養としての歴史小説

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    歴史小説にハマり、かつ教養に興味があったのでこれは!と思い読んでみた本。

    著者は歴史小説に学べ!という。
    いつの世も、人の悩みは本質的には同じだということ。歴史は繰り返す、というが確かにその通りかも。

    教養は、すぐに身につくものではなく様々な歴史小説を読むことで、少しずつついていくものだと著者の経験から書かれており、まずは楽しんで読書をすることで様々が世界が見えてくるのかもしれないな〜

    また、歴史小説家の紹介が世代ごとにされており、どんな人がどういう小説を書いていて、どういうジャンルが得意とか、今後の小説を選ぶ参考になった!

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    2024年11月28日
  • カンギバンカ(4)

    匿名

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    今村翔吾さんの小説「じんかん」をベースにした漫画。

    尼子経久の陣で初陣した九兵衛と甚助は、敵将蔵田房信を討ち果たすが、二重三重の尼子経久の謀に振り回された。

    三好元長の元へ戻り報告すると、元長は「武士の世を終える」という夢を語り、九兵衛に共に戦ってほしいと。
    そして、九兵衛は松永の姓を名乗る。

    時は流れ、傭兵集団堺衆を率いることになった九兵衛と甚助は、桂川の戦いにおいて敵陣の中に、
    かつて多聞丸たちを殺した坊谷を討ち果たす・・・

    更に年月が経ち、松永弾正久秀となた九兵衛は、織田信長に対し謀反を起こしていた。
    信長の小姓狩野又九郎は使者として松永陣営に赴き・・

    というところで完。

    #ドキドキハラハラ #アツい

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    2024年11月27日
  • 教養としての歴史小説

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     好きな若手の歴史小説家が書いた、歴史小説の魅力を語るエッセイ。この人の各歴史小説と同様に読みやすいし、有名な歴史小説家たちの解説をしてくれているのもうれしい。歴史小説が好きなものとしては、それをたくさん読むことを肯定してもらえたようでありがたかった。

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    2024年11月27日
  • カンギバンカ(3)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    今村翔吾さんの小説「じんかん」のコミカライズ・・・と思っていたけど、だいぶオリジナルな展開になってきた感じ。

    九兵衛は堺で武野新五郎に出会い、
    「俺はまだ何者でもない(中略)九兵衛という人間はこれから成るのだ」と訴えたところ、
    三好元長との出会いにつながった。

    さらに、元長から安芸西条の鏡山城の戦に参加してみるよう言われて出向き、
    そこで多治比元就隊の足軽として初陣。
    早々に足軽大将が討ち死にし、足軽が総崩れとなるのを目の当たりにし、
    敵将を討つことが戦を早く終わらせることを知る・・・。

    少しずつ九兵衛が成長していくのがいい感じ。

    #アツい #深い

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    2024年11月27日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    今村翔吾さんの初期傑作。ダンスインストラクターをしていた時代の子どもたちとの交流を彷彿とする内容であり、忍者として忍術やからくり、情報戦といった様々な要素を駆使しながら事件を解決していく物語である。

    江戸時代中期、田沼意次の時代は凶作によって経済状況が厳しくなっている。そこで寺子屋を開く十蔵は、実は「音無の十蔵」と怖れられた伝説の忍びであった。個性溢れる子どもたちはそれぞれに問題を抱えており、それに伴って発生する事件を十蔵とともに解決していくことで信頼関係が芽生えていく。

    そして最終盤に向けては、子どもたち自身が成長しながら十蔵のピンチを救うといった、八面六臂の活躍が見られるのは、まさに青

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    2024年11月16日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

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     お江戸の闇を人知れず駆けて依頼人を『くらます』裏稼業、くらまし屋シリーズの第二弾。軽快な筆致で描かれるお江戸事情に心躍る時代小説です。

     今回くらまし屋に依頼をしたのは十一歳の少女、お春。田舎からお江戸へ奉公に出たものの、店の旦那から襲われそうになって抵抗してしまったが最後、店の金に手を付けたと嘘の噂を流され、同じ奉公仲間からは冷たくされ、女将からも手ひどく扱われる毎日。そんな中郷里の母が危篤だと聞かされ、なんとか母に一目会いたいと望むもお春は屋敷の土蔵に監禁されてしまう。頼みの綱は、一度だけ抜け出すのに成功した際、助けてくれた人が教えてくれた『くらまし屋』の存在。母親が命のあるうちに、一

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    2024年11月13日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    今回は同時発生した火災から竜巻のような現象が起きるという現実に起こり得るのか判断しかねる大きな火事に立ち向かう。
    このシリーズの魅力の一つである火消し頭たちの個性は今回も健在。よくこんなにいろんな特徴を思いつくものだと感心します。
    大阪人からすると江戸時代の大坂気質が誇張され過ぎている気もしますが、結局は同じ火消し魂を持つ仲間になったので良しとしよう。

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    2024年11月09日
  • 茜唄(下)

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    読むのに時間がかかりましたが、読んでよかったです。語り部が誰か、わたしの想像とは違ってましたが、なるほど…と納得できる方でした。
    今村先生の話は敗者の目線で描かれるものが多くて童の神のような悲しい終わり方をするのではないかとドキドキしながら最後の方は読み進めましたが、そんな感じではなくてホッとしました。
    この話はフィクションですが、敗者を語る物語が間もない頃からこうして残っているのですから、この話で語られているようなことがあってもおかしくない気がします。壇ノ浦の合戦の裏事情は驚きでした。
    今まで源氏目線で見ることが多かった源平合戦ですが、この話で平氏の側にも色んな魅力的な人たちがいたのを知れて

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    2024年11月03日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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     「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第4弾です。初めて舞台が京都になり、いつものぼろ鳶組レギュラーメンバーの登場・活躍が限定的です。その為でしょうか、これまでの3作とやや様相が異なり、少し重苦しくシリアスな印象を受けました。

     ぼろ鳶組頭取・松永源吾が、京都西町奉行に赴任している長谷川平蔵から火急の依頼を受け、星十郎と武蔵を連れ立ち京に向かいます。そこで、火付を飛び越えた奇怪な連続事件と相対するのでした。

     松永源吾と心通じ合う長谷川平蔵宣雄は、先代の鬼平で、本作では代替わりとなる若き鬼平・銕三郎のエピソード、さらに武蔵も含めた父と子の物語が色濃く描写されています。
     これらの親子関係の心の交流が涙

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    2024年11月02日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    直木賞作家・今村翔吾氏による前代未聞の挑戦作。各都道府県で一人、武将を取り上げ小説に。その東日本篇です。東日本23編のなかでは、自分は、「暮天の正将」武田信玄、「半夏生の人」佐々成政、「真田の夢」真田昌幸がお気に入りです。

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    2024年10月22日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    ある事件をきっかけに、くらまし屋と炙り屋が絡みある物語。

    裏稼業に生きるものは、決して情で動いてはいけないのだと戒められる。

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    2024年10月22日
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組

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    羽州ぼろ鳶組シリーズ第3弾_

    ページをめくれば
    心意気が熱い江戸の火消したちに
    魅了されてしまう!!
    読み出したらとまらない…



    毎回感じるのが
    今村翔吾さんのデビュー作となるシリーズで
    “本当にデビュー作なのー” と唸りたくなるほどの
    素晴らしいシリーズ作品である!!

    魅力的な火消したち
    悪役で描かれる者でさえも
    ラストには涙を誘われる…



    なんといっても最大の魅力なのが
    火事の迫りくる業火の描写や
    それを食い止めようとする火消したちのドラマが
    毎回ドラマチックなところ!!

    このシリーズは完結編まで大人買いしたシリーズなので少しずつ読んでいくのが楽しみです♡

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    2024年10月19日
  • 海を破る者

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    国際紛争のおろかさ

    結果は誰もが知っている元寇。実在の人物に作者が創造した外国人を織り交ぜて、没落した名門の若き主が元寇に立ち向かいながら成長していく物語だ。現在も世界で頻発している国際紛争に重ねあわた作者の思いを感じた。

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    2024年10月19日
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組

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    【羽州ぼろ鳶組シリーズ11】

    江戸火消し全員集合! 力を合わせて黒幕:一橋治済に立ち向かう! 

    シリーズは「まだまだ続くが、いつか終わりは来る」(著者のあとがきより)。
    本書がシリーズシーズン①の最終回ではあるようだ。

    今村翔吾氏のデビュー作「火喰鳥」を書いた時は、シリーズ化するとこを想定してなかったそうだが、なんのなんの!素晴らしい役者をどんどん登場させて毎回、胸熱のストーリーを楽しませてもらった♡
    私の推しは新之助と深雪(^^)

    シリーズ0巻とスピンオフらしい13巻をBOOKOFFで発掘しなきゃ

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    2024年10月18日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    【羽州ぼろ鳶組シリーズ10】

    松永源吾の父:重内が死に至った、18年前の火事の因縁が今回の主軸のようだ。

    広大な尾張藩の屋敷が爆ぜる炎に包まれた。どうも普通の炎ではないらしい…。

    源吾の憧れだった故:伊神甚兵平と故:松永重内に何があったのか? 今回の火事とどう繋がるのか? 
    進藤内記も悪役から転じそうな予感もする。

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    2024年10月18日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    久々のぼろ鳶シリーズ。
    源吾がまだ火消しになって間もない頃のストーリー。
    本作も最高すぎた。またもや滂沱の涙。

    あぁ、でも憤りも悲しみもあまりにも大きすぎて、読後ちょっと放心状態に…。

    早くも序盤から衝撃を受け、その後も夢中で貪るように読みました。
    読み始めたら、いつも時間を忘れて熱い火消しの漢たちの世界に没入してしまいます。

    ここまでのシリーズ作で、羽州ぼろ鳶組の頭・源吾と共に火消しとして活躍するあの人やこの人、後に出会う面々の登場に、自然と気分も口角も上がってしまう。

    「黄金の世代」と言われる源吾や若い火消しの姿が見れて嬉しい。若いな~。

    本編と並行して描かれている源吾と父・重内

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    2024年10月05日