今村翔吾のレビュー一覧
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今村翔吾の長篇時代小説『夏の戻り船 くらまし屋稼業』を読みました。
『くらまし屋稼業』、『春はまだか くらまし屋稼業』に続き、今村翔吾の作品です。
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「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」──かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。
しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。
平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。
山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者……平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶 -
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今村翔吾の長篇時代小説『春はまだか くらまし屋稼業』を読みました。
『くらまし屋稼業』に続き、今村翔吾の作品です。
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日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。
武州多摩にいる重篤の母に一目会いたいとお店を飛び出したのだが、
飯田町で男たちに捕まり、連れ戻されたのだ。
逃げている途中で風太という飛脚に出会い、追手に捕まる前に「田安稲荷」に、
この紙を埋めれば必ず逃がしてくれる、と告げられるが……
ニューヒーロー・くらまし屋が依頼人のために命を懸ける、
疾風怒濤のエンターテインメント時代小説、連続刊行、第二弾!
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「くらまし屋稼業」の4冊目。表紙の絵がなんだか和む。
今回は幼い頃の彦弥が登場する序章から始まる物語。この頃から彦弥は女性に優しかったのだな。
さて、本編。毎回誰かを晦ますばかりではないですよって、今回は趣向を変えてきた。
芝湊町の土蔵に見知らぬ者の文で呼び出された5人の男たち。話が進むと皆、鰄党の残党で今は堅気になって暮らしている(浪人も一人いるが)面々と分かる。
何らかの奸計に動かされ5人がくらまし屋に接触を図る運びに、平九郎が謀られるわけはないと思ってはいるが、下手に累が及ばぬかとちょっとドキドキ。
今回はミステリー色が強く、その分平九郎の立ち回りは少ないが、四三屋親子や炙り屋に虚の面 -
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先日滋賀にプライベートで初上陸した。今村氏の居住地であるということと歴史的に興味深い街ということで大津を中心に回ったが実に心地よい街だった。その旅の中で本作を購入(実際に買ったのは京都だが…)。
エッセイはあまり読んでこなかったが、至る所に滋賀の香りがして旅の後の作品としてはピッタリだった。脚色もあるのだろうが過去も現在も物語のような人生を歩んでいるなと感じた。なるべくして作家になったという感じ。今村氏が作家を始めた歳が今の私くらいの年齢だが、これを読んで私でも出来るとは残念ながらならなかった。
ここ2年間で一番読んでいる作家であり、まだまだ未読も多い。今後も面白い作品を書くだろうというの