今村翔吾のレビュー一覧

  • 湖上の空

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    湖上の空/今村翔吾をつくるもの/自著を語る/
    本を読む/受賞のことば/直木賞を受賞して/あとがき

    今まで読んできた作品から受ける印象と変わらないイメージのエッセイが読めて何だか嬉しくなった。
    前職で活動中の映像を見てみたい気もするし、見なくても構わない気もするし。たまたま目にすることがあれば ふふふです。

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    2022年11月22日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    元公儀隠密で寺子屋師匠の十蔵と、教え子たちが良い関係。
    元隠密だが、いい具合に腕が鈍っている十蔵先生は、筆子たちの悪戯によく引っかかる。微笑ましい。

    他所ではうまくいかなかった子たちの、豊かな個性が可愛い。
    兵書を学ぶ女子千織が、後半には立派に軍師となり、学ぶとちょっと足りない鉄之助が実は剣技無双だったり、でこぼこバランスが楽しめた。
    隠密らしく忍びの戦いなどもあるけれど、寺子屋のほのぼの日常が楽しかった1冊。
    十蔵の、師匠としての心構えが素敵だった。

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    2022年11月22日
  • 湖上の空

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    じんかんを読んだ時から、はまっている今村翔吾さんのエッセイ。書く事が好きなんだな。
    エンタメが好きなんだな。プロだな。熱量を感じる。
    余談ですが遠い昔、宮部みゆきさんのレベル7を読んで、宮部さんに、はまった幸せな記憶が思い出されました。

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    2022年11月20日
  • 湖上の空

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     私の大好きな作家、今村翔吾先生の初のエッセイ集。
     
     これまで作者のことを漠然と知っていましたが、この作品を読んだことで、新たな発見がたくさんあったのとこれからも作者の作品を読んでいきたいと改めて感じました。

     そして、作者のこれまでの人生を知り、意外な一面と共感できる部分とよい意味で自分とは違う一面も知ることができました。

     その中で一番感じたのは、人との思いや人とのつながりでした。

     それが作者の作品の根底にあることがよくわかりました。

     作者の時代小説を通して、こんな今の時代だからこそ大事にしなければと思うのでした。

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    2022年11月12日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    今回は何とも大掛かりなくらましでした。
    「虚」はいわゆる悪の集団ですが、くらまし屋の存在も見方によっては法を無視した悪とも捉えられるので、お上との奇妙な三角関係の構図がユニークです。
    敵が強ければ強いほど物語は盛り上がるので、虚のとんでもない強さは悪役としての存在感が抜群です。
    武蔵が一瞬顔を出したので、思わずニヤリ。

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    2022年11月10日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    1巻から本巻のあとがきまで最高だった。
    一応、これが1部の終わりのような立ち位置らしい。それはそうだろう。まだ解決していないことが残っている。
    次が気になるのに、まだ出ていないことに絶望して、理不尽だとは思いつつも星を1つ減らしてしまった。早く新刊を出して欲しい。
    江戸の火消しも松永源吾もこの目で見ることは出来ないけれど、火消しの面白い話を読める、今村翔吾の本を読めるこの時代に生まれて良かった。

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    2022年11月02日
  • 湖上の空

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    敬愛する今村翔吾さんの初のエッセイ。
    全体的にはさまざまな媒体に寄稿したエッセイを一冊にまとめたもので内容の重複の連続という冗長したものになってしまっていますが、筆を取るタイミングで機微があり面白いものでした。
    冒頭は滋賀への愛が溢れる内容で滋賀県出身の身としては嬉しい本です。

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    2022年10月19日
  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組

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    近所のスーパーで「ほうぼう」を発見。

    暖かい深海に住み、あまり店頭に出回らない魚というイメージだったが、今は温暖化で入荷量が増え、そうでもないらしい。

    浜育ちのカミさんも、「久しぶりにみた。子供の頃、母親が鍋料理にしてくれた。あらから いいダシがでる」と言っていた。

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    どハマり中の火喰鳥シリーズ第6作「夢胡蝶」を読む。

    寝る前には読書をすることが多いが、いつもすぐ眠くなる。30分保てばいいほうだ。ところがこの本を読むと面白すぎてついつい夜更かししてしまう。

    今回は吉原が舞台。花魁の悲哀が描かれる。彼女達

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    2022年10月07日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

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    ぼろ鳶組に劣らず、このシリーズも面白いなあ。
    第二弾はリーダーの平九郎がビジネスではなく個人的な感情から幼い少女をほぼ無償でくらます話。
    それを知った赤也と七瀬の対応に信頼と愛情か感じられるし、一方で今後も宿敵になりそうな迅十郎の雰囲気も良い。純粋なプロフェッショナルとして能力が非常に高く、悪役でも善玉でもなくどこか憎めない雰囲気などを読むと、将来的には手を組むこともありそうな予感がする。

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    2022年10月05日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    ミステリアスなキャラが魅力的なのは当然として、ミステリアスじゃないキャラもこのシリーズにおいては当然魅力的。
    正直、2巻と3巻はつまらないと思ったけれど、それがあっての今の関係性。加賀鳶と、に組の話を読めば、本巻に感じ入ること間違いなし!

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    2022年09月26日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

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    読み出したら相変わらず面白くて一気読み

    田沼意次vs一橋治済を背景に、火消たちが入り乱れ、喧嘩や殺陣に忙しい
    火事どこいった笑

    元々新之助の成長は顕著だったけど、八巻で更に飛躍したと思います

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    2022年09月22日
  • 恋大蛇――羽州ぼろ鳶組 幕間

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    二部までの幕間、脇役たちの短編三作
    それとなく二部の伏線があるような?

    三羽鳶良いですね!若いのに渋めの次世代ネーミング
    脇役たちも格好良く!
    彼らの活躍も今後見られたら嬉しいです

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    2022年09月22日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    前巻が衝撃的だったために今作の質が落ちても仕方なしかと思いきや、しっかりと筋を通した作品になっていた。
    ご都合主義になりすぎない、火消番付も納得!

    よく思うが、本シリーズを時代ミステリと名乗らないのは何故?
    ミステリを名乗るそんじょそこらの作品より、よほど面白いのになぁ。損してるよ。

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    2022年09月11日
  • 恋大蛇――羽州ぼろ鳶組 幕間

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    202203/スピンオフ短編集。登場人物がたくさんいるシリーズだけど、どのキャラもたっててちゃんと血が通った人物に感じられる描写が毎回見事。そして物語ものめりこませるし、毎回面白いんだからすごい。

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    2022年09月04日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    「羽州ぼろ鳶組」の7冊目。遂に出てきやがったな、一橋治済。

    今回は、序章から秀助が生きているような火事が起こったり、一橋が姿を現したり、唐笠・日名塚要人が火消としても手腕を見せたり、番付狩りが横行したり、鳶市が始まったりと、のっけからてんこ盛り。
    そこに火事が起こったものだから、急遽の火消連合が組まれて、これがまた豪華絢爛。火消番付に載っている猛者が次々と活躍し、読んでいてワクワクした。
    ひと山終わってからは、ぼろ鳶と唐笠が連なって秀助(?)探しと番付狩りの謎を追う。駿河台で起こった火事に秀助の回想が絡まり進む話はいささか消化不良も、藍助という鳶市の落ちこぼれが思わぬ役割を果たして落着。

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    2022年09月04日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    コロナ陽性。発祥して8日目。

    平熱で症状は安定してきた。
    鼻詰まりと軽い頭痛くらい。喉の痛みは殆ど無くなったが、喉の違和感はまだ残る。

    明け方、ついにカミさんが発熱と咳。もう大丈夫かと思ったが、やはり同居では逃げきれなかった。

    私も受診した近所のクリニックへ。最近、代がわりして親の跡を継いだ女医先生。先代の時は子供達が世話になった。跡継ぎ先生も親身に話を聞いてくれ信頼できる。

    抗原検査は陰性。PCR検査結果は明日夜判明。

    経緯からみて陽性の可能性は高いだろうと先生に言われる。もし陽性だとすると、カミさんは9/11まで自宅療養となる。

    私から感染したことで間違いないだろうから、私は濃

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    2022年09月02日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    今回は「炙り屋」万木迅十郎との対決なども交えながら裏稼業に生きる者たちの生き方=掟のあり方にスポットを当てる回

    表の自分が裏の自分に飲み込まれないように掟があるということのよう
    心の防波堤の役割なのでしょう

    そして掟をもたない「虚」がすでに表も裏もない狂気に飲み込まれた者たちということを浮かび上がらせ対決への機運を盛り上がらせ
    また「炙り屋」との絶対に失くならない共通点を明確にすることで今後の共闘を期待させる
    そんな回でした

    接近戦に多少難ありという弱点も解消された平九郎と迅十郎が並び立つのを夢見るいつの間にか「くらまし屋シリーズ」のファンになってる自分なのでしたw

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    2022年08月28日
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業

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    赤也の過去が明かされたりして次の巻に向けて世界を広げるような今作

    裏稼業の業のようなものが描かれていました
    決して褒められるような生き方ではありませんが、それぞれに背負い、矜持を持って生きる男たち

    平九郎の覚悟の先には明るい未来なんて許されないのではないか
    そんな不安な気持ちにさせられるのでした

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    2022年08月21日
  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組

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    「羽州ぼろ鳶組」の6冊目。

    今回は、彦弥が吉原での火事に行き会い燃え盛る妓楼から売れっ子花魁・花菊を救い出したところから始まる物語。
    吉原で頻発する火付けを抑えに田沼の命を受けて源吾、彦弥、虎次郎が吉原に乗り込むが、共通点のない6つの火事に下手人と思しき者の殺害、奉行所につながる定火消や火盗改も乗り出す三つ巴のきな臭さの中で話は進む。
    中盤までは吉原のしきたりや仕組みの説明も多く話の運びとしてはややまったりだが、お膳立てが整ってからはいつも通りの一気呵成。
    満月の夜、雪が降り注ぐ花街で、大音声の火消の唄の中、炎が茫と夜空を染める。そんな幻想的な舞台を縦横無尽に駆け抜ける“天蜂”鮎川転と“谺”

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    2022年08月15日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    ぼろ鳶シリーズ外伝、源吾の若手時代の事件を描く。随所に本編の新庄藩火消のキャラが顔を出す仕掛けでファン心がくすぐられた。勘九郎、秋仁、蓮次、辰一、そして進藤内記。本編で全盛期を迎える彼らの青春時代に魅せられた。

    ただ、話としては少し陳腐な感じ。幕府や藩の陰謀により火に苦しめられた人物の犯行という本編最初と同じような事件(オマージュという見方もあるが)。ましてや火消番付上位の炎聖と呼ばれ、源吾の憧れの人物が闇墜ちし、一般庶民の被害も鑑みぬ放火魔になるというのはあまり納得がいかなかった。源吾の父、重内の死も同じく、それで良いのかという感想。エンタメとしては非常に楽しかったが、ドラマとしてはイマイ

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    2022年08月15日