今村翔吾のレビュー一覧

  • 湖上の空

    Posted by ブクログ

    冒頭、滋賀県のみなさんはじめまして…の一文で滋賀県育ちの私は速攻でレジに並んだ。
    小説はまだ読んだ事はないけれど、近いうちに手に取るだろう予感はしている。
    そして北方謙三先生カッコいいです。

    0
    2023年01月03日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    久々の『ぼろ鳶』今回の中心テーマは『火消番付』でしょうか。今回の悪党は、なんとも憎たらしい。早くぼろ鳶にやっつけてほしくて、どんどん読みました。そして、いつも通り最後の火消しのシーンでは、ジーンと胸が熱くなり、また最後に、今回のテーマの番付発表の時の読売からの手紙にも胸が熱くなります。これは、このシリーズ、ずっと読み続けないといけませんね。余談ですが、凧揚げのルーツが、まさかイカだったとは、驚きです。

    0
    2023年01月03日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    《羽州ぼろ鳶組9》
    もう本編は安定の安心。

    残念エピソード満載のあ組の晴太郎の話が読みたいなぁ。

    0
    2022年12月31日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    《羽州ぼろ鳶組8》
    新之助が下手人なんてことはないだろうとは思いつつ、濡れ衣が晴れるまでジリジリと読み進む。
    そうだよねー、期待を裏切らない最後が好き。

    相変わらず鳶達の無茶っぷりが楽しい。ほんとにあいつら馬鹿だ(褒めてます)
    次巻も野郎どもの馬鹿に期待。

    0
    2022年12月27日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

    Posted by ブクログ

    今回くらますのは高齢の、余命わずかな採薬使。
    どうやって連れて行くんだろうと言う心配もよそに、
    展開は意外にもスピーディー。
    思いもよらない七瀬のアイデアがおもしろかった。

    でも今回の一番のワクワクは道中同心瀬兵衛の存在。
    赤也の得意とする変装の上を行く観察眼を持つ男は
    めちゃくちゃ人のことをよく見て、覚えていて、
    いつ3人の正体がばれるかとハラハラした。

    平九郎の過去も大方明かされ、この先どんなふうに宿願が果たされるのか、見ものだ。

    0
    2022年12月24日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

    Posted by ブクログ

    あちらでもこちらでも、手に汗握る展開ばかり。読んでいてページが進むのが勿体無い、と感じるくらいの読み応えでした。 四傑とのことですが、4人じゃない気がした読後。虚、強い。平九郎もかなり危ないシーンもあるのだけど、恐らく負けないと思うのでそこは今村さんを信じます…。初音はそんな風に生活していたのですね。次巻はいよいよ再会の時…かな…楽しみに待とうと思います。

    0
    2022年12月22日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

    Posted by ブクログ

    くらまし屋に新たなメンバー加入?

    平九郎の過去が少し明らかになった。
    七瀬、赤也のことも少しだけ。
    くらましに関わる人たちが温かくて涙を誘う。

    火消や盗賊など、もう一つのシリーズでお馴染みの人物もちらっと登場し、
    そちらを知ってる人はさらに楽しめる。

    0
    2022年12月22日
  • 恋大蛇――羽州ぼろ鳶組 幕間

    Posted by ブクログ

    流転蜂、恋大蛇、三羽鳶の3部作だが、流転蜂と恋大蛇はどこかで読んだストーリーの改訂版のようだ。だが、改めて面白いとおもった。三羽鳶は黄金の世代の次の銀波の世代と読売に評され、これからの展開を示唆したものかもしれない。

    0
    2022年12月16日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    この度の舞台は江戸ではない。
    舞台が京都に変わっただけで、事件もさることながら、登場人物の京言葉も手伝ってか怪しげな雰囲気が醸し出されておどろおどろしいところが、作者の巧さを感じさせる。火事が起こってそれを消すという江戸時代の話が、こんなにも奥深く描かれる事に脱帽なのだ。しかも毎度題名にも納得させられるのもなぁ。

    0
    2022年12月14日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

    Posted by ブクログ

    シリーズ第8弾

    散りばめられていた点と点が繋がっていく。
    4傑の平九郎・迅十郎・惣一郎・レラが待つ「風」とは?
    黒狗の玄九の登場がどうつながっていくのかワクワクする。
    早く次が読みたい。

    0
    2022年12月17日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

    Posted by ブクログ

    序章/越後屋の切れ者/長屋の絆/白銀の狩人/
    四三屋の利一/暗黒街の地図/比奈の旅立ち/猿橋の上で/豪と疾/玄人の詩/終章

    人を晦ます。腕も度胸も頭脳も必要、お金も要るよやっぱり。見つからないように隠し逃がす、追われないようにもしなくては。ドキドキしました。

    0
    2022年12月12日
  • 恋大蛇――羽州ぼろ鳶組 幕間

    Posted by ブクログ

    ぼろ鳶最後の「恋大蛇」はスピンオフ作品(*´-`)

    面白かったのには間違いないけれど、題名から今まで伏線が散りばめられていた、彦弥や武蔵の恋の行方の話だと思い込んでいたので、ちょっとだけ物足りなさが...

    転の切ない恋。弾馬と紗代の想い。銀治、与一、燐丞の黄金世代に次ぐ銀波世代の活躍。

    初めての長いシリーズもので13巻読破してうれしいけれど、ぼろ鳶ロス(´・ω・`;)
    まだ回収されていない伏線があるから、続編あるんだろうな♪今村先生のツイでも匂わせてたし( *´艸`)楽しみに待っていよう!

    0
    2022年12月12日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    冒頭の火消しオールスターズにはぼろ鳶組ファンなら興奮は抑えられないだろう。後半はこれまでのシリーズを総括するような展開で面白い。
    反面、事件が完全に決着していない(おそらく次回以降への伏線にしてきるのだろうが)ところが、すっきりしない読後感にたながってしまう。

    0
    2022年12月11日
  • 湖上の空

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全く知らなかった今村さんのあれこれ。車で全国お礼行脚に出ておられたのは知っていましたが、その途中でも心温まるお話があったようで、読んでいて嬉しくなりました。なかなか深い人生を送っておられるようで、作品の深みに納得できてしまいます。北方謙三先生にがぜん興味がわきました。これからも応援したいな、と心から思います。私は「八本目の槍」が好き。

    0
    2022年11月28日
  • 湖上の空

    Posted by ブクログ

    湖上の空/今村翔吾をつくるもの/自著を語る/
    本を読む/受賞のことば/直木賞を受賞して/あとがき

    今まで読んできた作品から受ける印象と変わらないイメージのエッセイが読めて何だか嬉しくなった。
    前職で活動中の映像を見てみたい気もするし、見なくても構わない気もするし。たまたま目にすることがあれば ふふふです。

    0
    2022年11月22日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

    Posted by ブクログ

    元公儀隠密で寺子屋師匠の十蔵と、教え子たちが良い関係。
    元隠密だが、いい具合に腕が鈍っている十蔵先生は、筆子たちの悪戯によく引っかかる。微笑ましい。

    他所ではうまくいかなかった子たちの、豊かな個性が可愛い。
    兵書を学ぶ女子千織が、後半には立派に軍師となり、学ぶとちょっと足りない鉄之助が実は剣技無双だったり、でこぼこバランスが楽しめた。
    隠密らしく忍びの戦いなどもあるけれど、寺子屋のほのぼの日常が楽しかった1冊。
    十蔵の、師匠としての心構えが素敵だった。

    0
    2022年11月22日
  • 湖上の空

    Posted by ブクログ

    じんかんを読んだ時から、はまっている今村翔吾さんのエッセイ。書く事が好きなんだな。
    エンタメが好きなんだな。プロだな。熱量を感じる。
    余談ですが遠い昔、宮部みゆきさんのレベル7を読んで、宮部さんに、はまった幸せな記憶が思い出されました。

    0
    2022年11月20日
  • 湖上の空

    Posted by ブクログ

     私の大好きな作家、今村翔吾先生の初のエッセイ集。
     
     これまで作者のことを漠然と知っていましたが、この作品を読んだことで、新たな発見がたくさんあったのとこれからも作者の作品を読んでいきたいと改めて感じました。

     そして、作者のこれまでの人生を知り、意外な一面と共感できる部分とよい意味で自分とは違う一面も知ることができました。

     その中で一番感じたのは、人との思いや人とのつながりでした。

     それが作者の作品の根底にあることがよくわかりました。

     作者の時代小説を通して、こんな今の時代だからこそ大事にしなければと思うのでした。

    0
    2022年11月12日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

    Posted by ブクログ

    今回は何とも大掛かりなくらましでした。
    「虚」はいわゆる悪の集団ですが、くらまし屋の存在も見方によっては法を無視した悪とも捉えられるので、お上との奇妙な三角関係の構図がユニークです。
    敵が強ければ強いほど物語は盛り上がるので、虚のとんでもない強さは悪役としての存在感が抜群です。
    武蔵が一瞬顔を出したので、思わずニヤリ。

    0
    2022年11月10日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    1巻から本巻のあとがきまで最高だった。
    一応、これが1部の終わりのような立ち位置らしい。それはそうだろう。まだ解決していないことが残っている。
    次が気になるのに、まだ出ていないことに絶望して、理不尽だとは思いつつも星を1つ減らしてしまった。早く新刊を出して欲しい。
    江戸の火消しも松永源吾もこの目で見ることは出来ないけれど、火消しの面白い話を読める、今村翔吾の本を読めるこの時代に生まれて良かった。

    0
    2022年11月02日