私の大好きな作家、今村翔吾先生の初のエッセイ集。
これまで作者のことを漠然と知っていましたが、この作品を読んだことで、新たな発見がたくさんあったのとこれからも作者の作品を読んでいきたいと改めて感じました。
そして、作者のこれまでの人生を知り、意外な一面と共感できる部分とよい意味で自分とは違う一面も知ることができました。
その中で一番感じたのは、人との思いや人とのつながりでした。
それが作者の作品の根底にあることがよくわかりました。
作者の時代小説を通して、こんな今の時代だからこそ大事にしなければと思うのでした。