今村翔吾のレビュー一覧

  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    星3.7
    今村翔吾さんは、イクサガミに続いて2作品目です。
    名前の呼び方がいろいろあるので混乱します。
    石田三成だって終わった後に知ったし…。
    イクサガミがかなり面白かったから、期待しすぎたかな。

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    2026年09月06日
  • 作家で食っていく方法

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    作家になりたい方向けの本なので、そうでない自分が読んでいても「なるほど、、、」という感じで少し遠くにいる感じでした。今村さんはとにかく熱量がある方なので、気合いや根性を中心にビジネス感覚を持って作家をしないと食っていけないぞ?という体験論と実務論を語っていたように思います。最後まで読めずに終わってしまったのですが、作家を目指す方で且つ今村さんタイプの方にはピッタリな本のような気がしました。

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    2026年08月29日
  • 塞王の楯 上

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     歴史小説は初めて。歴史自体に疎く、石垣職人の専門用語も多かったのでイメージしにくかった。
     登場人物が魅力的で、話の流れは徐々に大きな戦いに向かっていくのでワクワクしてくる。
     下巻が楽しみ。

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    2026年08月23日
  • 火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 6

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    ネタバレ

    深雪の父、息子よ深雪を頼むぞ、と火の中で絶命。

    源吾、深雪の父を助けられなかったので、火消しを辞める。

    深雪との縁談も破綻になったと思ったが、深雪は火消しでなくとと源吾を慕っているといい結婚。

    現在。
    源吾ら目を瞑って八百屋に。夜中の出勤となったときでも行けるように。

    源吾、平蔵に狐火ではないかと疑われる。
    だが、深雪が面と向かって違うと言い、平蔵は納得。

    火の玉が降ってくる。

    水をかけても消えない火。

    亜鉛粉末。水を浴びせると勢いを増す。

    砂をかけて消火。

    →ちょくちょく出てくる顔芸がキモい。。

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    2026年08月21日
  • イクサガミ 神

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    2025年刊行。
    今村将吾の長篇小説。
    Netflixで映像化もされた話題作。

    舞台は明治維新後、武士の時代が終焉を迎えた明治11年。

    新聞に張り出された「武技に優れた者は京都天龍寺に集まれ。大金が得られる」という噂を頼りに、京都・天龍寺境内に300名の強者が集結する。

    そこで告げられたのは、「蠱毒」と呼ばれる死の遊戯。
    参加者全員に点数を表す「木札」が配布され、この奪い合いをしながら、東海道のいくつかの関所を通過し、東京を目指すというものだった。

    かつて“人斬り刻舟”と恐れられた伝説の剣豪・嵯峨愁二郎は、重い病に倒れた妻と子を救うための治療費を得るべく、蠱毒に参加する。

    天龍寺での混乱の中、愁二郎は病の母のために参加していた12歳の少女・香月双葉と出会う。双葉を見捨てられなかった愁二郎は、彼女を守りながら東京を目指すことを決意する。

    2人は東京に向かいながら多くの強敵と仲間に出会い、死闘を切り分けて進んでいく。

    一方、秋二郎には訣別したはずの過去があり、、、

    上記が本作のあらすじ。

    映像化もされ、ベストセラーとなった本作だが、個人的には面白いと思えなかった。

    「明治時代に行われた、武術の達人たちが参加するデスゲーム」という設定は斬新で良いし(実際、私は設定に惹かれて読んだ)、主要な登場人物のキャラは立っていて魅力的だ。

    だが、テンポが悪い。
    文庫版で4冊の長さだが、半分でいい。
    描写が丁寧なこともあるが、展開が遅いので読んでいてダレる。起伏はあるので、読みきれないことはなかったが。

    ストーリーで一番引っ掛かったのは、双葉の存在。
    双葉は、その優しさと無邪気さによって、羅刹のような参加者たちを惹きつけ、味方にしてしまうという演出が頻繁にされる。

    これが本作の軸のひとつになっているのだが、この設定は最後まで好きになれなかった。
    熾烈な「蠱毒」において、戦闘力を持たないながらも他人を気遣えるという双葉の特殊性は理解できるが、それによって強者たちが改心するというのは、必然性が乏しいと感じた。

    参加者がみんな快楽殺人者であるならともかく、大半は使命があって蠱毒に参加しており、信念と覚悟をもって人を斬っているからだ。
    彼らが悉く双葉に影響されるというのは説得力に欠ける。

    また、「京八流の秘密」もふわっとしていてインパクトが薄いように感じた。

    ここまで悪いところばかりを書いたが、時代背景や設定はよく活かせているし、キャラには魅力がある。
    漫画にすれば良い作品だと感じた。

    私は好みではなかったが、好きな人は多くいるだろう。

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    2026年08月21日
  • イクサガミ 天

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    まだ始まったばかりだけど面白い。車に積んであってお迎えの時間つぶし用に読んでいるが、割と早く読み終わってしまいそうなー。今村さんだし先が楽しみ。

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    2026年08月19日
  • 海を破る者

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    基本ミステリ中心に読んでるけど、たまに読みたくなる歴史物。そして、好きな今村翔吾さん。

    今作は珍しい元寇もの。たぶん初めて。
    昔歴史の授業でやったくらいしか知識がなかったので、詳しい背景など全然知らなかったので、大変興味深い内容で知的好奇心をくすぐられた。
    確かに今思うと日本の歴史上で、初めての存続の危機なんだろうねー。改めて脅威と神風を信じたくなるね。
    ストーリー全体は大変興味深く読めたけど、細かい部分で思うところは、あの二人のエピソードはそこまで必要だったのか??
    せっかくの戦いの部分、歴史通りとはいえせっかくのクライマックスだったので、もう少し描写とかあってもなー。とかかな。

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    2026年08月17日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ第2弾。
    今回の主役は間違いなく新之助。
    彼の火消しとしての成長と責任感。そして剣士としての大活躍で見られた内容でした。が最初に深雪を怒らせのもご愛嬌という感じでした。

    冒頭からきな臭い事件性が見えて前作より重苦しい分、読むスピードが落ちましたがクライマックスは前作以上の多くの人の大活躍と壮大感でさすが、今村さんの真骨頂という感じでした。





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    2026年08月16日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    時代小説は初めて読んだが、日本史に明るくなくても展開が劇的で引き込まれた。個性豊かなキャラクター、主人公の暗い過去、純粋でない悪役など、お約束のストーリーだったが、真っ当に楽しめた。ただ、不必要なほど容姿が優れている人物が多かったのが、結局そこかよという気分にもなった。

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    2026年08月15日
  • イクサガミ 地

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    戦闘シーンそのものは迫力があって面白いのだが、物語が進むにつれて、当初の「バトルロイヤル」という設定から逸脱する展開が多くなっていくのが気になった。

    また、札の得点計算や、それを踏まえた参加者たちの駆け引きも複雑で分かりにくく、説明を読んでも状況や戦略がすんなり頭に入ってこない場面があった。

    さらに、せっかく魅力的な強者同士が対決しても、決着がつかないまま終わる戦いが多すぎるように感じた。命懸けの戦いである以上、もう少し明確に勝敗をつけた方が、誰が生き残るのか分からない緊張感が生まれたのではないか。

    登場人物たちが全体的に優しすぎる点も少々物足りない。これほど過酷な状況に置かれているにもかかわらず、互いに助け合う場面が多く、バトルロイヤルとしてはやや甘さを感じてしまった。

    個人的には、深作欣二監督の映画『バトル・ロワイアル』のように、極限状態の中で人間同士が疑い合い、ときには容赦なく殺し合うような、もっと殺伐とした世界観の方が好みだ。本作も戦闘の面白さは十分にあるだけに、バトルロイヤルならではの非情さや緊迫感がもう少し前面に出ていれば、さらに楽しめたと思う。

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    2026年08月13日
  • 海を破る者

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    元寇の話。漫画アンゴルモアを読んでるともっと楽しめただろうか。

    面白いのだが終盤から終わりにかけてはちょっと自分とは合わなかった。

    続編ある感じなのかな。

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    2026年08月10日
  • 茜唄(下)

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    平家物語をバックに知盛とその妻を主人公にした物語。
    能「船弁慶」に出てくる平家の幽霊が知盛であることが何となくわかるような気がする話。
    ちょっと長すぎて途中ダレた。

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    2026年08月09日
  • 作家で食っていく方法

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    今村さんによる、作家をビジネスとしてとらえた場合にどのように行動していくべきかを書いた本。
    結構気合系の人だが、ビジネスマンとしての計算もちゃんとしている印象。

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    2026年08月06日
  • 茜唄(下)

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    私には難しかったけれど、愛というのはいつの時代も変わらず綺麗だ。戦のシーンはあまり難しい言葉が出ず、情景が浮かびやすかった。

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    2026年08月02日
  • 人よ、花よ、 下

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    後村上帝の警護を始めた楠木一族。その吉野へ、足利直義の放つ透波が襲撃するが、楠木一族にて、帝は守られる。
    後村上帝や、南朝の急進派らにも、功労者が楠木一族と知られてしまう。
    北朝との和議により、争いを終結する意向はあるが、和議とするためにも、不利な南朝を助けるべく、楠木一族はついに、決意を固め、闘いに挑んでいく。

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    2026年08月01日
  • 人よ、花よ、 上

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    楠木正行を描く。
    父の死後、正行は楠木一族を率いて、南朝の河内の守護として統治していた。正行は南朝と北朝との争いが続くのは、なんとしても避け、一族や領民を守るには、どうすべきか考えていた。
    そのためにさ、南朝と見られている楠木一族が北朝に降ることで、この争いを収められないか検討しているなか、南朝の後村上帝が襲われ、楠木正行は帝を守る事となる。

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    2026年07月31日
  • 海を破る者

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    最初は引き込まれて面白いが途中から白けてしまった。
    ストーリー自体は良いのだが主人公が何となく他の作品と同じに感じてしまったからかな。

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    2026年07月29日
  • 幸村を討て

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    オーディブルで聴いた。

    名を遺す、家を存続させる。
    武士の生きざまを、サスペンス仕立てで研ぎ澄ました存在として真田家を描いている。単純に面白かった。

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    2026年07月26日
  • 作家で食っていく方法

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    よくある執筆指南書とは、少し違う印象。手順やテクニック解説が順序よく書いてある訳では無いが、そこには小説家今村翔吾さんの技術がしっかりと記されている。エッセイとも感じ取れる語り口のなかに、彼が真剣に作家として向き合い続けているエネルギーが感じ取れる。
    前半は金銭面と執筆ペースを現実的に述べる。次に物語創作の技術。最後は精神面にまで及ぶ。
    なにかの合間に読めるページ数なのも良い。

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    2026年07月19日
  • 書店を守れ!

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    文がかなり読みやすい。書店とそれにまつわるビジネスが抱える現状をわかりやすく示して、筆者が行っている打開策の紹介。熱量と勢いが滲み出てて面白い

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    2026年07月19日