今村翔吾のレビュー一覧

  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    石田三成のイメージが変わった作品。三成の呪詛が最後に明かされるシーンは、なるほど読ませるところがあったが。
    七本槍の登場人物が、小姓時代の名前で呼ばれていて、それぞれの武将の目からストーリーが展開される。
    頭の中で、登場人物の読み分けができず、だんだんこんがらがってしまった。
    自分の読解力の乏しさを痛感。

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    2024年06月30日
  • 戦国武将を推理する

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    それぞれの人物について、様々な情報を元に作者独自の解釈も交えながら解説されており、日本史に興味を持ち始めた人にとっては、現在一般的な各人物へのイメージを変えるきっかけとなりそうな作品だった。

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    2024年06月20日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    エッセイかと思って読み始めたら、各都道府県に関連する戦国武将を取り上げたエピソード集。これが意外に面白かった。家康や信玄、謙信などの有名どころもいいが、大河の「独眼竜正宗」で出てきた佐竹とか蘆名とかの話もなかなか面白かった

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    2024年06月18日
  • 教養としての歴史小説

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    私も今村さんほどじゃないが、結構時代小説や歴史小説読んでるので、分かる、分かるって部分が多かったかな。でも、やっぱ今村さんの小説の方が読みたいな

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    2024年06月15日
  • 湖上の空

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    作家の素性と半生をかなり赤裸々に描いており、なかなか勇気を持って書いてあると思う。
    生い立ちがなかなかハードで、執筆に影響されてるだろうことも理解できた。
    作者の昔からのドリームストーリーだけではなく、滋賀の魅力や影響を受けた作家のことも書かれている。

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    2024年06月15日
  • くらまし屋稼業

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    感想
    家族のために。世間に顔向けできなくても。悪を挫くためなら自分をも犠牲にする。けれども常に緊張はしていられない。時には息抜きしながら。

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    2024年06月03日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    ネタバレ

    命あるうちに、行きたい場所までくらませる。

    くらましさせることより、後半の剣客バトルが印象に残る。

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    2024年05月29日
  • 茜唄(上)

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    ネタバレ

    清盛の四男知盛視点で平家の滅亡を描く歴史小説の上巻。

    上巻は水島の戦いまでで、水夫を射る攻撃は義経エピのはずだが知盛が持って行ってしまったのは主人公ひいきが過ぎるのでは・・・。
    平家物語がベースになっているのですが、各章の頭に平家物語を伝承するエピソードが入っていて、西仏(海野幸長)が物語を受取る説をとっていました。
    それにしても知盛の有能さとそれを生かせなかった平家一門が残念ですね。
    あと、清盛の公家なき政治構想は面白い発想でした。
    下巻では西仏に平家物語を伝える人物が判明すると思いますが、最後の方に出てきたあの人かな?

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    2024年05月29日
  • 教養としての歴史小説

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    「歴史小説」「時代小説」というジャンル名称を使ったことがなかったけど、ネットを検索すると普通に出てくるので、一般的だったんですね
    いままで自分はどのようにこのジャンルを呼んでいたのかな
    不思議です
    絶対は明治にできた言葉だが、やばいは江戸時代にできた言葉
    勉強になります!

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    2024年05月26日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    全国48都道府県ごとに戦国武将のエピソードが10頁前後の短編で読めるシリーズの東日本編。西日本編は先に読んでいたので、どんな戦国武将のどんなエピソードを、どういう切り口で短編に落とし込むのかを楽しみながら読むことができた。各編の最後にエピソードの元となった史書の一部が引用されているのだけど、よくもその一文をキーにして、48編分の物語を捻り出せるものだなと、素直に感心。

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    2024年05月13日
  • 教養としての歴史小説

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    そもそも歴史小説に興味がない人が、この本を手に取るのだろうかという疑問を感じつつ、歴史小説好きなのでやっぱり読みました。
    なので共感しかないのです。

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    2024年05月12日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    西日本は秀吉関連の武将が多いので、東日本編よりは聞いたことがある人が多く読みやすいかも。
    でも、やはり数が多くて一つ一つの話が短い。もう少しじっくり読める方がいい。

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    2024年05月03日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    ロマン 各県に1人の戦国時代の武将に纏わる話、それぞれに浪漫を感じたのは今村翔吾さんの凄さだと感じ入りました。自分の生まれた県や、縁のある県のお話や、他の歴史小説で出てきた武将の意外な一面、小説であってもそうあれば面白く、上手いなぁと何度も思いました。
    男だとか女だとか言うと喧しい世の中ですが、女は恥じらい男は浪漫、無くしたら終わりだと思います。

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    2025年12月03日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    背筋 歴史物を読んでいると背筋が伸びる瞬間があります。悠久の時を超えて、今にも繋がる人間の芯を感じられたのだと思います。是非、東西ともに読んでもらいたい作品でした。
    浅学のため知らない武将も多く、親子や家臣など出てくると人間関係の把握が出来ないまま終わってしまうものもありましたが、それぞれ面白いエピソードが描かれていました。

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    2025年12月03日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    英雄の若かりし日々を描く。始まりの物語。
    16歳の新人火消し松永源吾は、逸る心を抑えられずにいた。同世代には才気あふれる火消したちが台頭していたのだ。そんな折、毒を吐く旋律の炎が発生。熟練の火消しすら生還かなわぬ毒煙に、若輩は出動を禁じられた。
    反発する源吾は、加賀鳶の御曹司、最年少火消し頭、町火消しの新星などくせ者揃いの面々とともに命を救うため立ち上がる。

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    2024年04月30日
  • 恋大蛇――羽州ぼろ鳶組 幕間

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    救えなかった命・・・・猛火に包まれた幼子の悲鳴が聞こえる。炎への恐怖にしぼむ心と体を麻痺させるため、京も野条弾馬は、酒を呷って火事場に望む。

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    2024年04月30日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    広島県=毛利元就、というふうに、一つの県に一人の武将という組み合わせで、西日本24県分の短編をつないでいる。
    一つ10ページ+αなので、基本一つのエピソードをテーマにしていてサクッと読める。みんな良く知ってるエピソードも、少し捻りを加えていたり、手を替え品を替え楽しませてくれている。
    が、流石にそうそう24県すべてに格好のネタが散らばっているわけもなく、続けて読んでいるとだんだん飽きてくるのも事実。気が向いた時に2〜3編ずつ読むのがいいかも。

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    2024年04月30日
  • 茜唄(上)

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    今まで平家物語に馴染みがなかったけど、それぞれのキャラクターが魅力的で面白かった。
    下巻が楽しみです。

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    2024年04月28日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

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    侍火消し・鳥越新之介。”ぼろ鳶”頭取並みは、闇に落ちたのか??
    豪商一家殺害および火付けの下手人として手配された新之介は、一家の娘を人質に逃走を続け、江戸の全火消しの包囲を次々と打ち破って行く。一方、松永源吾は仲間のため、己のため、決意を胸に立ち上がった。

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    2024年04月24日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    京の淀藩定火消・野条弾馬は己が目を疑った。炎の旋風”朱鼬”が大阪の街を蹂躙していた。それを松永源吾に協力を頼む。

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    2024年04月24日