今村翔吾のレビュー一覧

  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    気になっていた初読み作家。何巻もあり迷いに迷って零を読みましたが、不覚にも最初から読もうと思わせられた。

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    2023年06月11日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

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    新之助が放火の下手人に。

    話の展開から、どうしても放火関連の事件ばかりになるけど、毎回いろいろな角度から盛り上げてくれるので楽しみだ。

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    2023年06月08日
  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組

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    久々のぼろ鳶!今回の舞台は吉原。吉原内で起こる連続放火事件を解決するために吉原に乗り込んだ源吾たち。しかし、今回の主人公はなんと言っても彦弥!花魁を放火から助け出すところから始まり、最後も彦弥で終わります。花菊と彦弥との約束は叶うのか、どうなのかが、この巻ではすごく気になって読みました。今後、田沼との関係もどうなるかが気になりますし、まだまだ読まないと。

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    2023年06月02日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    羽州ぼろ鳶組シリーズの名キャラクターの若かりし日を描いた作品。
    ちらほら伏線を蒔いているのが面白い。

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    2023年06月02日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    「くらまし屋稼業」の6冊目。あっという間に季節は巡る。

    旗本の次男三男の悪仲間の連中が一人二人と殺害され、自らも狙われるかもしれないと怯えた残る二人が各々身を守るために裏の道を頼るというところから始まるお話。
    平九郎vs.炙り屋vs.謎の刺客vs.かつて天才と呼ばれた人斬りの四つ巴だが、誰が誰を頼んで誰が誰を狙っているのか…。徐々に構図がはっきりし緊迫感が増す中、前にも登場したあの人が敵役として登場するのに驚き、炙り屋との斬り合いもグレードアップ。複雑な依頼の関係がうまいこと収斂する筋書きもお見事。
    加えて、自ら決めた掟に従い、依頼人がどういう輩であろうと対峙するのがどういう相手であろうと、請け負った仕事のために斬り結ぶ、裏稼業のやるせなさがにじみ出たお話になっていて、鼻歌・長兵衛に炙り屋・迅十郎、それぞれが見せた人間味にも切ないものを感じた。

    今回はあの人の動向にまったく触れられることなく、どうなっているんだとまた焦らされた。

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    2023年05月30日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

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    ネタバレ

    あの新之助が火付けの下手人?驚きの幕開けから始まる。場面がいくつも切り替わりながら、謎が溶けていく。
    それにしても、新之助、かっこいいやん。琴音とのうぶな仲が何ともいい。夢胡蝶での彦弥もよかったが、玉麒麟の新之助も爽やか。
    そして、新之助を信じて動くぼろ鳶、加賀鳶を始めとする武家火消や町火消の思いが熱い。
    いつものように一気に読ませてもらった。

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    2023年05月21日
  • 茜唄(下)

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    平家の滅亡を描く平家物語。公家化が進んだ平家が、清盛が亡くなることで、一気に滅亡へと突き進むのは当然のように思っていたのだが、読み終えた今、そうでないことを知る。
    勿論、この小説の解釈も実際のところ、正しかったかどうかはわからないが、違う見方をすることで、歴史を何倍も面白く感じることができるのは間違いない。
    こんな感想を千年後の現代に投稿させた作品についても、頼朝はさぞ悔しかろうか。今村翔吾さんの独特な解釈が溢れる次回作も期待したい。 ★4.0

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    2024年09月07日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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    昨日の敵は今日の友。ヒタヒタと追い詰めてくる敵が、手強い味方になった。
    いよいよ求める道が見つかるのか?

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    2023年05月13日
  • 茜唄(上)

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    正直、この作品を読むまで、源平の戦いは然程興味がなく、歴史の授業で学んだくらいの知識だったが、さすがの今村翔吾さん。魅力的な登場人物が次々と登場し、引き込まれるように上巻を読み終えた。
    清盛の頼朝を生かしておいた解釈も、後白河法皇のキャラがグッと際立つもので、とても面白かった。
    今のところの推しは教経だが、平家滅亡に抗うような奮闘ぶりに期待して、読み進めたい。 ★4.0

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    2024年09月07日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

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    今回のくらましはかなり趣向が違ったけれど、掟を破ってでも対応する価値がありましたね。
    老中という役職ではなく、その背景にある想いが良かったのと、対応した結果として新たに加わった仲間が心強そう。

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    2023年05月09日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    今村翔吾の長篇時代小説『夏の戻り船 くらまし屋稼業』を読みました。
    『くらまし屋稼業』、『春はまだか くらまし屋稼業』に続き、今村翔吾の作品です。

    -----story-------------
    「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」──かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。
    しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。
    平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。
    山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者……平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶えられるのか!?
    続々重版中の大人気時代エンターテインメント、堂々のシリーズ第三弾。
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    2018年(平成30年)に刊行された、くらまし屋稼業シリーズの第3作です。

     ■序章
     ■1章 一生の忘れ物
     ■2章 天しゅんの牢獄
     ■3章 其は何者
     ■4章 修羅の集う山
     ■5章 蒼の頃へ
     ■終章

    江戸の街で、大金さえ払えば、神隠しのように姿を消してくれる奴等… 失踪を手助けする「くらまし屋稼業」をテーマにしたシリーズです、、、

    本作では、高尾山の隠し薬園に幕府の監視下で軟禁されている、元幕府の採薬使で年老いた本草屋・阿部将翁を晦ますという困難なお勤めを果たす中で、将翁を護る側として第1作~第2作にも登場して平九郎たちと因縁のある道中同心の篠崎瀬兵衛との絡みや、将翁を攫おうとする「虚」の鎖飛輪の使い手・漣月との死闘、さらには同じく「虚」の陽気だけど冷酷な剣の遣い手・榊惣一郎との初めての直接対決… 等々、読みどころ満載で、アクションも激しく、ハラハラドキドキの展開が愉しめました。

    将翁を無事に故郷に送り届けた際のロマンティックで切ないシーンも良かった… 平九郎の妻子が3年前に姿を消して何者かに連れ去られたと思われることも明らかになり、次作も読みたくなる展開でしたね、、、

    でも、残念ながら本シリーズの在庫は読み切っちゃいました… 第4作以降も古書店で探してみようと思います。

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    2023年05月07日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

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    今村翔吾の長篇時代小説『春はまだか くらまし屋稼業』を読みました。
    『くらまし屋稼業』に続き、今村翔吾の作品です。

    -----story-------------
    日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。
    武州多摩にいる重篤の母に一目会いたいとお店を飛び出したのだが、
    飯田町で男たちに捕まり、連れ戻されたのだ。
    逃げている途中で風太という飛脚に出会い、追手に捕まる前に「田安稲荷」に、
    この紙を埋めれば必ず逃がしてくれる、と告げられるが……
    ニューヒーロー・くらまし屋が依頼人のために命を懸ける、
    疾風怒濤のエンターテインメント時代小説、連続刊行、第二弾!
    -----------------------

    2018年(平成30年)に刊行された、くらまし屋稼業シリーズの第2作です。

     ■序章
     ■第一章 幼い逃亡者
     ■第二章 血文字
     ■第三章 掟破り
     ■第四章 土竜
     ■第五章 春が来た
     ■終章

    江戸の街で、大金さえ払えば、神隠しのように姿を消してくれる奴等… 失踪を手助けする「くらまし屋稼業」をテーマにしたシリーズです、、、

    本作では、リーダーである堤平九郎が、「くらまし屋七箇条」を破り、日本橋の呉服屋・菖蒲屋(あやめや)に身売り同然に奉公している11歳の少女・お春を晦ますという展開… リーダー自ら掟を破ったことから、仲間の七瀬や赤也の協力を得られず、単独でお勤めを行うことに。

    そこに、菖蒲屋の信用を失墜させようとする、大坂から進出してきたライバルの畷屋(なわてや)の陰謀や、前作でも登場した不気味な悪党で人買いの金右衛門、平九郎の天敵で「炙り屋」を名乗る裏稼業を営む剣客の万木迅十郎(ゆるぎじんじゅうろう)が絡んできて、エンターテイメント感が高い作品に仕上がっていましたね、、、

    土蔵に閉じ込められたお春を救出する際に飛脚の風太(土竜の伊助)の技能が活かされる作戦や、ムッチャ強い迅十郎との死闘等、見所の多い展開でした… 人情味あふれる結末も良かったですね。

    平九郎が、ルールを超えたところでお春を助けたことには、明らかにされていない平九郎の妻子や過去の出来事に関係してきそうですね… 気になるところですね、、、

    面白かったし、続篇が読みたくなりました… 本シリーズ、あと1冊だけ在庫があるので、続けて読もうと思います。

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    2023年05月06日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    番付狩りと同じ時期に、狐火が再び登場?

    いろいろ恨み事はあるだろうが、火付けはいけない。
    秀助を美化しすぎてはいけない。

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    2023年04月15日
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組

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    源吾の父重内の死の真相が分かりそう、、、後編に続いてしまった。表紙のイラストが上巻下巻で繋がってる。

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    2023年04月15日
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業

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    「くらまし屋稼業」の4冊目。表紙の絵がなんだか和む。
    今回は幼い頃の彦弥が登場する序章から始まる物語。この頃から彦弥は女性に優しかったのだな。

    さて、本編。毎回誰かを晦ますばかりではないですよって、今回は趣向を変えてきた。
    芝湊町の土蔵に見知らぬ者の文で呼び出された5人の男たち。話が進むと皆、鰄党の残党で今は堅気になって暮らしている(浪人も一人いるが)面々と分かる。
    何らかの奸計に動かされ5人がくらまし屋に接触を図る運びに、平九郎が謀られるわけはないと思ってはいるが、下手に累が及ばぬかとちょっとドキドキ。
    今回はミステリー色が強く、その分平九郎の立ち回りは少ないが、四三屋親子や炙り屋に虚の面々も巧みに登場させて、裏稼業の闇の深さを垣間見せ物語に厚みを加える。

    平九郎の妻子の思い出に赤也や七瀬の過去も小出しにされるが、最後の最後に驚いた。続きへ急げ!

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    2023年04月15日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    この作品の前に読んだ本が『矜持』と言う題名であったが、そちらが警察官の矜持だとすれば、こちらはまさに江戸火消しの矜持と言えるであろう。
    濃いキャラクターがより一層魅力を発揮する展開が面白い。

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    2023年04月11日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    うーん
    これまでのお話を人物視点を変えて書かれたような感じなので、シリーズの中では唯一「普通」な感じがした。

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    2023年04月03日
  • 恋大蛇――羽州ぼろ鳶組 幕間

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    流罪になったあの人や、京のあの人、黄金よりも若い世代の火消たち……本編では活躍が十分に描かれなかった人物たちの短編集

    個人的に、け組の燐丞さん好きなので、ぜひ3つ目のお話を読んで欲しいところ

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    2023年03月27日
  • 湖上の空

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    先日滋賀にプライベートで初上陸した。今村氏の居住地であるということと歴史的に興味深い街ということで大津を中心に回ったが実に心地よい街だった。その旅の中で本作を購入(実際に買ったのは京都だが…)。

    エッセイはあまり読んでこなかったが、至る所に滋賀の香りがして旅の後の作品としてはピッタリだった。脚色もあるのだろうが過去も現在も物語のような人生を歩んでいるなと感じた。なるべくして作家になったという感じ。今村氏が作家を始めた歳が今の私くらいの年齢だが、これを読んで私でも出来るとは残念ながらならなかった。

    ここ2年間で一番読んでいる作家であり、まだまだ未読も多い。今後も面白い作品を書くだろうというのは疑わないし、非常に楽しみ。

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    2023年03月25日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    柊与一と読売文五郎、進藤内記、繋がらないそれぞれの関係が次第に繋がっていくストーリーが、ミステリーのよう。いつもの通り読み応えがあった。

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    2023年03月21日