今村翔吾のレビュー一覧

  • 海を破る者

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    蒙古来襲を題材にした歴史小説。
    鎌倉幕府配下にありながら遠く離れた瀬戸内。九州に蒙古の上陸を防ぐために船で出兵。
    蒙古は単純に台風で逃げ帰ったのかと思っていたら、日の本の軍勢がしっかりと戦って勝利を収める局面があったのだと知る。
    祖父、父、叔父の確執を知りながらも戦では叔父に支えられながら武勲を収める。しかし幕府は蒙古に内通したと疑いをかける。実は…という話。

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    2024年12月14日
  • ひゃっか!

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    青春一直線!
    花をいけるシーンは臨場感があり花の描写も上手くて引き込まれてますね。偶に入る主人公の花への気持ちも感情移入できて、また良いです。
    スピッツのハルノウタを聴きながら読みたいと思いました。

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    2024年12月09日
  • 教養としての歴史小説

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    知識が陳腐化し、価値観が多様化する時代に必然とするものは歴史を学ぶことで教養を身につけること、とある。人生、経営などにも過去の失敗・成功例を知っているだけでもリスクを最小限にできる可能性が高い。また、現代歴史的な地域、建物などを知ることでその時代に生きた生き様を感じることもできる。

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    2024年12月09日
  • じんかん

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    戦国時代、悪名高き武将松永久秀。信長が語るその生き様。
    人間は平和な暮らしを望みながら、なぜ変化に怯え、争いが絶えないのか?
    新たな視点で描かれる松村久秀はとても人間臭く、魅力的。今村作品はいつもミステリ要素も多く、堪能しました。

    今は、「イクサガミ 人」「五葉のまつり」「幸村を討て!」が話題の今村翔吾先生ですが、こちらを読んでました。

    北方謙三先生の解説も、勢いある「熱さ」が伝わってきていいですね(北方作品は残念ながら未読)。

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    2024年11月28日
  • 戦国武将を推理する

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    歴史ってこんなにも興味深いものだったんだ、戦国武将ってこんなにも魅力的だったんだ。今までの自分が抱いていたイメージと違っていて本当はこんな人だったのかもしれないな、そうだったらいいな、そんなふうに想像するのもまた楽しかった。

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    2024年11月26日
  • 湖上の空

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    熱い人だな❗人を巻き込む力のある人と感じた。文書から人となりがにじみ出てくる。今度は作品を読んでみよう☺️

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    2024年11月23日
  • 教養としての歴史小説

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    行ったことのない場所へ、みたこともない経験したこともない世界へ、読書を通して得られるものは多い。自分のペースでゆっくりでも、なるべくたくさんの本に出会えるといいなと思っている。
    父が好きで実家の本棚には司馬遼太郎作品がたくさん並んでいたけど、歴史小説はなんとなくハードルが高くて読むことはなかったな…。本作には、たくさんの歴史小説家と作品が紹介されていて、ちょっと興味を持てた作品も。今までハードルが高いと思っていた歴史小説にもチャレンジしてみようと思う。
    受験勉強のための歴史の勉強ではなくて、小説から興味を持って歴史に触れていたら、きっともっと私の中高の歴史の授業も興味深く楽しいものだったのだろ

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    2024年11月12日
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組

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    羽州ぼろ鳶組シリーズ第3弾。
    火消同士の気組みが最終的には合致する気持ち良い読後感。
    読み始めはどのように話が展開するのかハラハラした。
    新庄藩の中も、気持ちがまとまっていく様子にホッとした。

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    2024年10月13日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    西の空に男たちが舞う
    各都道府県で一人武将を取り上げて掌編小説に!!!
    秀吉・毛利・長宗我部さらには黒田官兵衛・松永久秀

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    2024年10月01日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    東の大地に男たちが奔る
    各都道府県で一人、武将を取り上げて掌編小説に!!!
    信長・家康・信玄・里見義弘・真田信之・・・

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    2024年10月01日
  • ひゃっか!

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    高校生が生け花のパフォーマンスバトルに参加する話。
    あいかわらず一瞬でキャラクターの特徴を捉え、しっかりとしたストーリーに的確な文章力と、まるで昔の三谷幸喜さんのような作品作りのうまさ。
    この作者で及第点以外の作品を見たことがない。
    けれども、この作品には突き抜けるような何かもない。今村さん以外の作者だったら文句なしに星4だけど、限りなく星4に近い星3評価にしました。
    青春もの読みたい人には文句なしにオススメです。
    星5評価してる人がいても全然納得できます。

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    2024年09月18日
  • 戦国武将を推理する

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    ネタバレ

    プロファイリングされた戦国武将、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・武田信玄・上杉謙信・伊達政宗・松永久秀・石田三成、著者はこれらの有名武将の実像を考え、人柄・人物像を自分の考えた歴史の世界に放牧し、個別に選んで書き連ねればひとつの作品に化ける
    この考察する作業が楽しいから作家をしているのだと推察します
    じんかん(松永久秀)を取り寄せる事にしたが、八本目の槍(石田三成)は、嫌いな歴史人物の五本の指に入るので遠い先のことにする
    顕本寺のライブでうかがえた人柄は好ましかった

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    2024年08月27日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    【羽州ぼろ鳶組シリーズ9】
    今回の舞台は大坂(大阪になったのはいつなの?)
    町火消が5組しか存在しない大坂。

    そこで連発している『緋鼬(あかいたち)』と呼ばれている現象。焔(ほのお)の竜巻が起こり、なす術もなく死者や被害が出ている。

    5組の町火消はライバル心が強く、協力体制は難しい。西の1番火消、野条弾馬は、東の1番火消、松永源吾に協力を頼む。

    今回は男臭く、深雪の活躍もロマンス少なめでちょっと不満。。。
    天文方、加持星十郎と山路の師弟愛は良かったけど。

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    2024年08月07日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

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    くらまし希望の者が、いよいよ大物になってきた。

    如何にしてくらますかよりも、虚の者達との立ち合いが好き。

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    2024年08月05日
  • ひゃっか!

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    オーディブルで声優さんたちが読んでくれてたのでほんというよりお話をみてるかよような感じだった。

    展開はアニメ的だけど、面白かったな。

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    2024年08月02日
  • 戦国武将を推理する

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    今村さんの著作は読んでるし、大河ドラマのこともよく取り上げられているので結構よく分かる。まあ、それでもちゃんとした小説の方が面白いわ

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    2024年08月01日
  • 湖上の空

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     直木賞作家今村将吾のエッセー。自身の半生を振り返り、ダンスインストラクターから小説家と転身に至った動機やきっかけなどが描かれている。単純にこう書くとサクセスストーリーで、華麗なる転身と思われがちであるが、まだこのエッセーですら、何処かその行間に苦労や葛藤がだいぶ抑えられているように思うのは、サラッとした文体のためか。
     多少自身の作品の宣伝が多いと、ツッコミを入れたくなるが、解説自体は大いに助かる。
     また午前7時に起きて、翌午前2時まで移動までの数分も無駄にせず文章を書いていくというスタイルには、やはり直木賞を獲るともなると、ここまでしなくてはならないかと驚愕である。

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    2024年07月28日
  • 教養としての歴史小説

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    教養を高める最も有力な手段は、歴史を学ぶこと。
    なにしろ歴史には、これまでの人類の営みが凝縮されているのだ。
    政治も経済も芸術も宗教も、すべて歴史を通じて参照できる。
    一方で、歴史というと、なんとなく、とっつきにくい印象を抱く人が多いのも事実。
    そんな人は、ほとんどの場合、年号や歴史上の人物を暗記させるような学校の授業が「つまらない」と感じて離脱している。
    しかし、好きな「時代」や「人物」から興味を広げていけば、確実に歴史を好きになれる。
    つまり、自分にあった作家の作品を読むことが、
    歴史から教養を身につける最良の手段といえる。

    本書では、教養という視点から歴史小説について語っていく。
    また

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    2024年07月28日
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業

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    五人のうちの黒幕は。
    くらますよりも、ミステリー要素が強い。

    黒幕の正体が、予想どおりだった。

    平九郎だけでなく、裏で仕事する男のプロ意識の高さをいつも感じる。

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    2024年07月08日
  • 戦国武将を推理する

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    今村氏による歴史上の人物へのプロファイリング。
    プロファイリングと言ってもそこは当代きっての歴史通である著者の内容なので説得力があって面白かった。
    当然ながら自分たちが教科書で習った本人像とは離れる一面もあり信長、家康をはじめ見方が変わった。

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    2024年07月07日