今村翔吾のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
物語は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの動乱期における家臣・武士たちの葛藤と生き様を石田三成を中心に描いており、八人の武士たちがそれぞれの信念と運命に挑む姿(忠誠心と裏切り、個人の誇りと義務、時代の変化と人間の絆)を、藩の命令や個人的な使命に従いながらも、時代の変遷に抗い、自己の誇りと生きざまを貫こうと、人間の心理や人生の選択を深く掘り下げた作品だ。気になったのは、石田三成の「冷酷な官僚」と言うイメージから未来に向けた社会「武士を減らし、経済や女性の活躍を重視する社会”を構築しようとする姿や、脇坂安治(甚内)が一目惚れした人妻「八重」(密偵となり敵味方の出方次第で判断する)の家系が生き残るた
-
Posted by ブクログ
くらまし屋―江戸で訳あって姿をくらましたい人からの依頼で、見事にその存在を消してしまう仕事である。代金は法外だが腕は確かで、どんなにたくさんの人から追われていても、お上や裏稼業の人々から狙われていても、ちゃんと姿をくらましてしまう。
平九郎は飴細工屋で、普段は江戸の様々な街に出店をして飴を売り歩いている。そこに干支の飴細工を依頼してきて平九郎が断って「獏」の依頼をさらにすると、くらまし屋の出番となる。何だかシティーハンターのようだ笑 元武士の平九郎は剣術に長けており、そこに変装の名人・赤也や脱出の戦略を考える七瀬といった仲間たちが集う。
物語としては依頼を達成するも、それだけでは終わらない