今村翔吾のレビュー一覧

  • 春はまだか くらまし屋稼業

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    シリーズ第2作目。

    前作でくらまし屋の説明や、キャラクターの説明が済んでいるので、物語がするすると入ってくる。

    謎の悪人集団「虚」が出てきて、俄然、これからの展開が気になってくる。

    「羽州ぼろ鳶」シリーズとのリンクも嬉しい。テンション上がる。

    どんどん読むぜ。行くぜ、3作目。

    星は3つ。3.6とする。

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    2025年04月10日
  • くらまし屋稼業

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    「羽州ぼろ鳶組」シリーズを既刊分を読み終え、呆然とする日々が続いていた訳だが、遂に本シリーズに手を出す。

    ずっと気になっていたものの、手を出していいものか、迷っていたのだ。何故なら。本シリーズも読み終えた日には、呆然とするしか他ないからだ。

    しかし、不覚にもメルカリさんで7巻セットで購入してしまい、手元にある以上、読まずにはいられない。

    で、だ。

    シリーズ第1作目。

    1作目なので、時代背景や設定の説明、キャラクター紹介等が主だが、これからどんどん面白くなる予感しかしない。

    今村翔吾、無敵だな。高田郁と今村翔吾は時代小説書かせたら無敵だ。

    星は3つ。だが、これからが非常に楽しみ。3

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    2025年04月10日
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ第11弾。

    シリーズ初の上下巻。

    これまでの作品の集大成のような作品でもあり、前作「零」の続きのような作品でもある。つまりは、読み応えがあり、面白い。

    源吾と伊神甚兵衛の因縁。受け継がれる火消しの想い。そして、世代交代。
    下巻で源吾が引退したら嫌だなぁ、まだまだ、源吾の物語が読みたいなぁと思いつつ、下巻へ。

    星は下巻を読んでからの総合評価としたい。

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    2025年04月10日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

    ネタバレ 購入済み

    平九郎仕事は成功するも代償無し

    江戸近在多摩村では凶作に見舞われ、小作農家の娘お春は少しでも家計を助けるため、江戸の呉服店「菖蒲屋」に奉公に出た。未だ11歳の子供だった。
    お春が健気に奉公に励んでいたある日、店主の留吉から部屋に呼び出されて乱暴されようとした。その際、助けを求めて声を上げた為、番頭が留吉を諫めてお春は難を逃れたが、留吉が言い訳をでっち上げてお春のせいにするのである。
    留吉はケチで意地悪な性格だが、物語ではそこばかりを強調しているように思える。留吉は当然、店主として商店街や組合等の会合に出席する程の人物であり、一時の気の迷い、魔が差したとは言え物語にあるような悪事を重ねるほどの悪人なのかと、不信に思われるところ

    #ほのぼの #ドキドキハラハラ

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    2025年04月07日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    ネタバレ

    今村翔吾さんは、イクサガミ 天に続いて2作品目。
    序盤は面白かったけど、文章の中の説明が多すぎて…ちょっと読みづらいというか読んでて二の足を踏み続けるというか…なんと言ったらいいんだろう、この物語の要の部分なのかもしれないけどもう少し忍術のあれこれのところはサラッと書いてほしかったな。とにかく後半は途中途中飛ばし読みしてしまいました。
    イクサガミも天だけ読んで挫折したし、私とは相性が合わない作者さんかもしれないな、と思いました。
    ただ、火喰鳥 羽州ぼろ鳶組も積読してあるので気が向いたら読んでみるかも。

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    2025年03月31日
  • 教養としての歴史小説

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    エッセイみたいで読みやすく、歴史小説読んでみたいなと思わせる本だった。
    歴史って面白いぞ という熱さも文章のあちこちから感じられた

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    2025年03月22日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今を見る武士とはるか未来を見る武士の溝が見える作品。
    秀吉と七本槍の視点から形作られ、語られる石田三成という人物。
    助作と権六の話が好き。
    七本槍の出自〜関ヶ原という大筋を味変で7回連続読むという感覚に陥り、今の僕の趣味とは異なるものでした。
    加藤純一さんが言っていた、今の積み重ねの先が未来っていう言葉を思い出し、見えすぎるのも辛いだろうなと思いました。
    当時を生きていたら、虎之助のように今生きている人の命を救いたいと思うのが人情なのかなと。

    五葉のまつりは、5人それぞれが主役になって、異なる物語が読めるといいな。

    文庫本p.254の、
    水の張られた田に陽射しが差し込み、銀の鱗を撒いたよう

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    2025年02月26日
  • 戦国武将を推理する

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    戦国時代武将ファンならお馴染みであろう人選のプロファイル。あんまりマイナーだと興が削がれるので有り難い面子。著者の作品も絡めての内容なのでちと宣伝臭も感じなくもないが文章も内容もスッキリとしていて読みやすかった。

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    2025年02月25日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    東日本編も期待を裏切らない内容だった。豊臣秀吉や徳川家康に影響を受けて自分の家をどう保つかを工夫する東北の大名たち、武田、上杉、北条の周辺にある物語、それぞれ短編だが背景をいろいろ考えさせる面白さだった。

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    2025年02月24日
  • 塞王の楯 上

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    2/21〜2/24

    石垣の作り方など、文章だけではなかなか想像が難しい場面が多く、読むのに体力が必要だった。

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    2025年02月24日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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    くらまし、炙り、惣一郎、レラ。
    四傑が入り乱れて…と期待とは違った。
    確かにそうなると、誰が誰の技名なのか、今以上に考え込んでしまうだろう。

    表題に「風」を入れたのは無理やりな気がする。

    くらますことに重点を置いた物語を読んでみたい。

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    2025年02月23日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    戦国武将好きで信長の野望にもハマっている自分にとってはたまらない。有名でもないが、名前は知ってる武将の人となりが想像できるお話がたくさんある。東日本編も楽しみだ。

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    2025年02月16日
  • 海を破る者

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    日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が、お家復興のために立つ。
    なぜ人と人とは争わねばならないのか

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    2025年02月13日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    ネタバレ

    四十七都道府県×戦国武将という企画歴史小説短編集の西日本編。

    東日本より知ってる武将が多く知らないエピソードも面白く、元ネタが各話の最後にあるので勉強になりました。
    良かったのはだれもが知る元就や三成のエピソードがひねられていたこと、東日本編の竹中半兵衛と対になっている黒田官兵衛のものです。

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    2025年02月02日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    ネタバレ

    四十七都道府県×戦国武将という企画歴史小説短編集の東日本編。

    順番も取り上げる武将の基準も理由が良くわからないですが、元ネタが各話の最後にあるので勉強になりました。
    良かったのは信玄と謙信の話が対になっていたところです。
    逆に東京が家康、愛知が信長なのはわかるのですが、エピソードがその地に由来していないものだったので違和感がありました。
    また、各話の時代設定も応仁の乱後から秀吉の天下統一までと幅広いので、一気に読むと混乱してしまうかもしれません。

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    2025年01月28日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    戦国武将の短編エピソード西日本編
    毛利の3本の矢は3本ではなかった!三成のお茶の話は4杯目あったの?
    でもでも読むのに苦労して読書欲が低下してしまいました、、、

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    2025年01月27日
  • 湖上の空

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    「八本目の槍」、「じんかん」しかまだ読めていないけれど、独特の歴史小説を書く今村翔吾さんの人となりに興味があってエッセイ集を手に取った。

    表題の「湖」は琵琶湖のこと。京都出身ながら、滋賀をこよなく愛し、滋賀在住に拘り続けているのだそう。

    30歳の時に、ダンススクールの教え子から、「そういう翔ちゃんだって、夢を諦めてるじゃない」と言われて、一念発起して作家を目指す、という展開が素敵だ。

    直木賞受賞の際に元カノから届いたメールもよかったが、全文公開して良かったのかしら。

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    2025年01月19日
  • 茜唄(上)

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    ネタバレ

    作者不明とされる平家物語を誰かが西仏(木曽義仲軍の海野幸長)に口伝していくストーリー。清盛の四男平知盛目線だ。清盛は一人で戦・政、その先をリードしていた。知盛はそこをよく理解し、兄の宗盛を支える形ながらもリードしていく。狡猾な後白河法皇に振り回される平氏と源氏。この琵琶を通した会話は誰とのものだ?

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    2025年01月12日
  • 湖上の空

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    今、注目の歴史時代小説の作家のエッセイ。

    まだ著者の作品はほとんど読めてないものの、
    TVやYouTubeなど、メディア露出も多くて話も惹きつけられるところがあり、気になって購入。

    多少話の内容が重複するところもありましたが、
    あえてそのまま掲載されているとのこと。

    おかげさまで、2025年は(個人的に)著者の作品を含め、時代小説にもハマりそうな気がしています。

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    2025年01月05日
  • くらまし屋稼業

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    平九郞が強すぎる。強過ぎてハラハラドキドキしないで戦いを見守れた。
    それに加えて変装のプロ赤也と頭脳派の七瀬という強めのキャラが活躍する。
    大掛かりなくらまし作戦といい、ドラマやアニメを見ているような印象だった。
    ここからの物語の展開に期待。

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    2024年12月17日