今村翔吾のレビュー一覧

  • 運命を変えるチャンスはなぜか突然やって来る 直木賞作家・今村翔吾が伝えたいこと

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    十代とか、高校生くらいに語りかける本。すでに今村氏の本は何冊か読んでいるから、ダンススクールの話とか、家出した女の子を迎えに行ったことが作家になったきっかけとか、知っているエピソードが多かった。ご本人が言っているとおり熱い人なのだろうし、エネルギッシュだなぁ、と思う。こういうエネルギーは今の世の中、必要だよなぁとも。

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    2026年09月13日
  • 海を破る者

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    主人公の六郎は、伊予の国の武士集団・河野家を継ぐ当主だ。
    河野家は、源頼朝が鎌倉幕府を開いて以来、源一族、北条一族に次ぐ名門だったが、後鳥羽上皇が源頼朝討伐を命じた承久の乱で、朝廷側に就いたために没落した。

    河野家の強みは、伊予の国が瀬戸内海に面していることから、海上の戦には長けていた。
    そのため1274年、フビライによる元の軍が博多湾に襲来した時、本来であれば前線で戦わなければならなかった河野家だったが、当時の河野家は貧しく、戦の船を用意することが叶わずに不戦の状態だった。
    その後懸命に財を蓄え、何とか300石の大きい和船を建造し、噂されている次の元寇との戦に備えた。

    そんなある日、六郎

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    2026年09月13日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    ネタバレ

    ★3.5
    シリーズ全巻を通して、登場人物は多いのに、一人一人のキャラがちゃんと立ってて、江戸時代における火事の圧倒的多さや庶民の無関心さ(イベント感)を背景に、それでも1人も死なせやしないと、青臭く、でも熱い想いを貫き通す火消し達がかっこよすぎた。
    普通に何回か泣きました。
    推しは、決められないくらいみんな好きでした。

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    2026年09月07日
  • 作家で食っていく方法

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    俗に、「作家になる」よりも「作家であり続ける」ことの方が重要だ。
    現代(2026)において、今年も芥川賞や直木賞、多くの大きな賞を受賞しデビューや表彰されていく作家は多い。だが、誰もが書店の平積みに置かれるわけでも、書棚や電子媒体で生き残れるかというと、やはり、作家として文筆家として生き残るのは、現代のような娯楽が多い時代にとって競争と業界全体の苛烈を極まりつつある。
    さて、本著においては、直木賞作家であり、作家として生き続けている生の声が聴かせてもらえる良書である。著者はデビューしたら最低年3冊の長編小説を書きなさいと説く。理由は、作家として競争に生き残るためと、多くの読者へ届き見聞きして知

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    2026年09月06日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    星3.7
    今村翔吾さんは、イクサガミに続いて2作品目です。
    名前の呼び方がいろいろあるので混乱します。
    石田三成だって終わった後に知ったし…。
    イクサガミがかなり面白かったから、期待しすぎたかな。

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    2026年09月06日
  • 作家で食っていく方法

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    作家になりたい方向けの本なので、そうでない自分が読んでいても「なるほど、、、」という感じで少し遠くにいる感じでした。今村さんはとにかく熱量がある方なので、気合いや根性を中心にビジネス感覚を持って作家をしないと食っていけないぞ?という体験論と実務論を語っていたように思います。最後まで読めずに終わってしまったのですが、作家を目指す方で且つ今村さんタイプの方にはピッタリな本のような気がしました。

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    2026年08月29日
  • 塞王の楯 上

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     歴史小説は初めて。歴史自体に疎く、石垣職人の専門用語も多かったのでイメージしにくかった。
     登場人物が魅力的で、話の流れは徐々に大きな戦いに向かっていくのでワクワクしてくる。
     下巻が楽しみ。

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    2026年08月23日
  • 火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 6

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    ネタバレ

    深雪の父、息子よ深雪を頼むぞ、と火の中で絶命。

    源吾、深雪の父を助けられなかったので、火消しを辞める。

    深雪との縁談も破綻になったと思ったが、深雪は火消しでなくとと源吾を慕っているといい結婚。

    現在。
    源吾ら目を瞑って八百屋に。夜中の出勤となったときでも行けるように。

    源吾、平蔵に狐火ではないかと疑われる。
    だが、深雪が面と向かって違うと言い、平蔵は納得。

    火の玉が降ってくる。

    水をかけても消えない火。

    亜鉛粉末。水を浴びせると勢いを増す。

    砂をかけて消火。

    →ちょくちょく出てくる顔芸がキモい。。

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    2026年08月21日
  • イクサガミ 神

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    2025年刊行。
    今村将吾の長篇小説。
    Netflixで映像化もされた話題作。

    舞台は明治維新後、武士の時代が終焉を迎えた明治11年。

    新聞に張り出された「武技に優れた者は京都天龍寺に集まれ。大金が得られる」という噂を頼りに、京都・天龍寺境内に300名の強者が集結する。

    そこで告げられたのは、「蠱毒」と呼ばれる死の遊戯。
    参加者全員に点数を表す「木札」が配布され、この奪い合いをしながら、東海道のいくつかの関所を通過し、東京を目指すというものだった。

    かつて“人斬り刻舟”と恐れられた伝説の剣豪・嵯峨愁二郎は、重い病に倒れた妻と子を救うための治療費を得るべく、蠱毒に参加する。

    天龍寺での

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    2026年08月21日
  • イクサガミ 天

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    まだ始まったばかりだけど面白い。車に積んであってお迎えの時間つぶし用に読んでいるが、割と早く読み終わってしまいそうなー。今村さんだし先が楽しみ。

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    2026年08月19日
  • 海を破る者

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    基本ミステリ中心に読んでるけど、たまに読みたくなる歴史物。そして、好きな今村翔吾さん。

    今作は珍しい元寇もの。たぶん初めて。
    昔歴史の授業でやったくらいしか知識がなかったので、詳しい背景など全然知らなかったので、大変興味深い内容で知的好奇心をくすぐられた。
    確かに今思うと日本の歴史上で、初めての存続の危機なんだろうねー。改めて脅威と神風を信じたくなるね。
    ストーリー全体は大変興味深く読めたけど、細かい部分で思うところは、あの二人のエピソードはそこまで必要だったのか??
    せっかくの戦いの部分、歴史通りとはいえせっかくのクライマックスだったので、もう少し描写とかあってもなー。とかかな。

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    2026年08月17日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ第2弾。
    今回の主役は間違いなく新之助。
    彼の火消しとしての成長と責任感。そして剣士としての大活躍で見られた内容でした。が最初に深雪を怒らせのもご愛嬌という感じでした。

    冒頭からきな臭い事件性が見えて前作より重苦しい分、読むスピードが落ちましたがクライマックスは前作以上の多くの人の大活躍と壮大感でさすが、今村さんの真骨頂という感じでした。





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    2026年08月16日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    時代小説は初めて読んだが、日本史に明るくなくても展開が劇的で引き込まれた。個性豊かなキャラクター、主人公の暗い過去、純粋でない悪役など、お約束のストーリーだったが、真っ当に楽しめた。ただ、不必要なほど容姿が優れている人物が多かったのが、結局そこかよという気分にもなった。

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    2026年08月15日
  • イクサガミ 地

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    戦闘シーンそのものは迫力があって面白いのだが、物語が進むにつれて、当初の「バトルロイヤル」という設定から逸脱する展開が多くなっていくのが気になった。

    また、札の得点計算や、それを踏まえた参加者たちの駆け引きも複雑で分かりにくく、説明を読んでも状況や戦略がすんなり頭に入ってこない場面があった。

    さらに、せっかく魅力的な強者同士が対決しても、決着がつかないまま終わる戦いが多すぎるように感じた。命懸けの戦いである以上、もう少し明確に勝敗をつけた方が、誰が生き残るのか分からない緊張感が生まれたのではないか。

    登場人物たちが全体的に優しすぎる点も少々物足りない。これほど過酷な状況に置かれているにも

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    2026年08月13日
  • 海を破る者

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    元寇の話。漫画アンゴルモアを読んでるともっと楽しめただろうか。

    面白いのだが終盤から終わりにかけてはちょっと自分とは合わなかった。

    続編ある感じなのかな。

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    2026年08月10日
  • 茜唄(下)

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    平家物語をバックに知盛とその妻を主人公にした物語。
    能「船弁慶」に出てくる平家の幽霊が知盛であることが何となくわかるような気がする話。
    ちょっと長すぎて途中ダレた。

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    2026年08月09日
  • 作家で食っていく方法

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    今村さんによる、作家をビジネスとしてとらえた場合にどのように行動していくべきかを書いた本。
    結構気合系の人だが、ビジネスマンとしての計算もちゃんとしている印象。

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    2026年08月06日
  • 茜唄(下)

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    私には難しかったけれど、愛というのはいつの時代も変わらず綺麗だ。戦のシーンはあまり難しい言葉が出ず、情景が浮かびやすかった。

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    2026年08月02日
  • 人よ、花よ、 下

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    後村上帝の警護を始めた楠木一族。その吉野へ、足利直義の放つ透波が襲撃するが、楠木一族にて、帝は守られる。
    後村上帝や、南朝の急進派らにも、功労者が楠木一族と知られてしまう。
    北朝との和議により、争いを終結する意向はあるが、和議とするためにも、不利な南朝を助けるべく、楠木一族はついに、決意を固め、闘いに挑んでいく。

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    2026年08月01日
  • 人よ、花よ、 上

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    楠木正行を描く。
    父の死後、正行は楠木一族を率いて、南朝の河内の守護として統治していた。正行は南朝と北朝との争いが続くのは、なんとしても避け、一族や領民を守るには、どうすべきか考えていた。
    そのためにさ、南朝と見られている楠木一族が北朝に降ることで、この争いを収められないか検討しているなか、南朝の後村上帝が襲われ、楠木正行は帝を守る事となる。

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    2026年07月31日