今村翔吾のレビュー一覧

  • 作家で食っていく方法

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    作家になり作家として食っていく方法が書かれている。その方法を一言でいうと、とにかく読んでとにかく書くこと。それとコミュニケーション能力。

    私は作家になりたいわけではないが、本書のように小説や文芸業界にまつわる本も好きなので、手に取ってみた。作家の印税収入の話が具体的に出てくる。現実は厳しい。確かにこの金額なら、作者の主張(年3冊ペースで長編を刊行していかないと食っていけない)もうなづける。

    作者が言う“デビュー以降消えていった作家“にはどんな人がいるのかな?と思って、試しにミステリの新人賞で名高い江戸川乱歩賞の受賞メンバーをググってみた。なるほど…直近20年間でみても、デビュー以降第一線で

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    2026年05月04日
  • イクサガミ 天

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    Xのタイムラインでよく見かけた小説の一つ。
    まさに侍バトルロワイヤル、幕末から維新の激動の時代のデスゲーム。
    形式や展開は王道なのだけど、魅力的なキャラが満載、当時の時代背景も絡ませて、引き込まれる。続きが気になる展開で「天」は終わってしまった…!
    主人公の憂二郎の育った背景にありそうな秘密も気になるけど、一緒に修行をひてきた義兄弟で殺し合いをさせるという設定は、漫画の『あずみ』を思い出しました。

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    2026年05月03日
  • カンギバンカ(4)

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    カンギバンカ 4巻(完結)
    戦国武将が主人公の作品は多いが、松永久秀を主役に据えている点は珍しく魅力的だった。
    一方で、展開はやや駆け足で、もう少し丁寧に描き切ってほしかったという印象も残る。信長・秀吉・家康といった三英傑との関係も、松永サイドからの視点でさらに読みたかった。
    題材の面白さがあるだけに、ややもったいなさも感じた。

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    2026年04月30日
  • 茜唄(下)

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    平知盛を主人公に平家滅亡を描く宝塚花組公演「蒼月抄」の予習として読み始め、読み終わる前に1度 観劇。
    本作「茜唄」の知盛さんや登場人物たちは人としての厚みや魅力があり、だからこそ、諸行無常の世の空しさや、必死に生き、滅んでいく者たちへの哀惜を感じながら読むことができた。
    一方で「蒼月抄」の知盛さんは、彼の人としての魅力を感じられるように描かれていないので、特に主役として成り立たせるのは難しかろう。「蒼月抄」の知盛さんももう少し魅力的に描かれていたら、演じる側もやりやすかったのではないかと思った。「蒼月抄」では平家も、「武士の誇り」云々で突貫していくだけのおバカさんたちという風に見えてしまって、

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    2026年04月27日
  • じんかん

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    塞王の盾→幸村を討て→童の神からの「じんかん」。東京出張で神保町ほんまるへ立ち寄った際に記念に買った一冊
    戦国時代に3つの悪(主殺し、将軍殺し、東大寺を焼いた)を働いたとされる松永久秀の一生は読み応えあり、男が惚れるTHE漢前だったが、なぜだかどうも読みづらくなかなかページが進まなかった。とはいえ、織田信長との親交は興味深かったし、人のためと思って働いているうちに人の妬みや恨みによって足を引っ張られる感じは今の世にも通じるものがあるかもしれない

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    2026年04月26日
  • イクサガミ 天

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    岡田准一主演で映画化された作品の原作です。

    明治時代、病に倒れた家族を救うため、あるいはそれぞれの目的のために、元侍たちが「蠱毒(こどく)」と呼ばれる危険なデスゲームに参加します。

    愁二郎は、少女双葉と東京を目指すも行く手に強者が立ち塞がります。

    文語体があまり慣れてなくて読み進めるのが難しかったです。斬り合うシーンが多いので映像化すればきっと迫力があると思いました。シリーズものなので、次も読もうか、先に映像を観るか悩んでます。

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    2026年04月26日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    主役は十蔵ではなく、個性あふれる筆子たち。
    子どもたちが経験するには、少しハードな体験。

    十蔵の妻・睦月の器量の良さが、印象に残る。

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    2026年04月23日
  • イクサガミ 人

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    生存者が少なくなってきて、人ごとのエピソードが濃くなってきました。次が最終巻みたいなので楽しみです。

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    2026年04月23日
  • イクサガミ 神

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    最終巻は強い者同士の戦い。一人また一人とやられて主要人物がどんどんいなくなった。
    著者が意識して書いたのかわからないけど、なんだか漫画の原作のような本だと思った。
    時代小説が苦手でも読み切ることができたのは、そのおかげかも。ドラマの続きが楽しみ。

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    2026年04月22日
  • イクサガミ 人

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    最初に読んだ時から時間が経ってしまったのと、諸々話の流れが掴み切れないのとで感想が書けず…再読した。

    2度目は時系列に沿って状況をメモしながら読んでみた。
    序盤は"天""地"では触れられることのなかったキャラクター達の【蠱毒】への参加理由だったりを絡めてストーリーに厚みが出たなと思ったけど、これは先の巻で読みたかったかな。
    ちょっと失礼な言い方かもしれないけど、のらりくらりが長かったし、曖昧な説明というか確信を得ない事柄が続いて、当初の予定より巻数増えてんじゃん!とも思ったし(苦笑)
    この"人"を読むと、もっとスピーディーに出来たん

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    2026年04月19日
  • イクサガミ 神

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    あっという間に終わってしまったけど最終巻はちょっと物足りず。。。黒幕が小物だと卑怯な内容になるので嫌だね。各々の戦いは良いけれどみんなそれ生き残れたんじゃない?な感じが多いし、なんだったら最後が急&短い&盛り上がらないという悲しい感じ。彩八の戦いとか、前巻の無骨の戦いとかの方が面白かったなー。ラストはでしょうね、というお決まりな感じもまた物足りず。結局双葉が好きになれなかったな。

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    2026年04月18日
  • イクサガミ 神

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    面白かったんだけど、さすがに終わりになると展開に慣れてしまって。どんどん強くなる敵と対峙して、味方も敵も減っていって、最後には最強同士。いいエンタメ小説だったけど、ちょっと引っ張りすぎというか、長かったかな。

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    2026年04月16日
  • 作家で食っていく方法

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    まさにタイトル通りの内容だった。たまに今村さんの作品の話が出て来るので、そこはファンとして面白かった

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    2026年04月10日
  • イクサガミ 地

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    登場人物も増えて、話も大きくなって行って、どう収束させるのかなという感じです。最後まで読もうと思ってます。

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    2026年04月09日
  • 童の神

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    歴史の大きなうねりの陰には、名もなき者たちの涙と怒りが沈んでいる。権力の外に追いやられた人々の痛みを、伝奇の衣をまとわせながら鮮やかに描き出す。鬼とは何か、異形とは誰か。物語は、その問いを通して、異なるものを恐れ排除してきた人の業をあぶり出してゆく。強き者の記した歴史には残らぬ声が、ここでは確かな息遣いをもって立ち上がる。時代が変わっても、社会はなお境界をつくり、名づけによって他者を遠ざける。本書は、古の説話を借りながら、弱き者に宿る誇りと、人が人を分け隔てることの残酷さを、今を生きる私たちへ問い返している。

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    2026年04月05日
  • イクサガミ 人

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    シリーズ3冊目。東京にたどり着く。
    京八流の秘密に気づく主人公。残り人数は9人。
    次が最後の1冊だ。

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    2026年04月04日
  • じんかん

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    途中まではかなり小説的。フィクションみを強く感じるというか。や、フィクションなんだろうけども。
    大名になってからは、キャラクターの脚色はあっても結構史実なんだろうか?幸村を討て、ほどの熱さは感じなかったけれど、松永久秀には断然興味を持った。こうあってほしいよね。ところどころ、麒麟が行くの吉田鋼太郎で脳内補正されちゃう。大河の方はもっとオモシロだったような気がするけど。

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    2026年03月31日
  • 人よ、花よ、 下

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    戦に勝つことと、戦を終わらせることは、同じではない。楠木正行が見つめていたのは、まさにその違いであろう。父・正成の忠義を受け継ぎながらも、彼はただ南朝のために刃を振るうことを望まなかった。争いの果てに残るのが、また新たな恨みと流血であるなら、真の勝利とは言えぬからだ。ゆえに彼は、敵とされた北朝にも終結の道を探ろうとする。散る覚悟を持ちながら、なお生かす道を求めたその姿に、武将を超えた人の大きさがにじむ。

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    2026年03月31日
  • 人よ、花よ、 上

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    父の名は、ときに子の運命を先に決めてしまう。楠木正行は、忠臣・正成の嫡男として生まれ、その影の大きさを背負って生きた。だが彼は、ただ父の後をなぞるために剣を執ったのではない。戦乱の世にあってなお、人の命が使い捨てられる理不尽に目を凝らし、争いを終わらせる道を探ろうとした。名を残すことより、民を生かすことを願った若武者の姿は、武勇譚の陰に隠れがちな「考える武士」の輪郭を浮かび上がらせる。散ることを宿命づけられてなお咲こうとするその姿は、まさに花のようである。

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    2026年03月30日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    西を読んだので、その勢いで東も読んでみました。
    やはり一人一人の話にボリュームが足りない感じはするものの、しっかり話をまとめている所は流石今村翔吾という感じです。
    ただ、短編集は読み終わった後に『もっと読みたい!』というモヤモヤが残ってしまう。
    次作はスッキリした話に期待したい。

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    2026年03月29日