今村翔吾のレビュー一覧

  • くらまし屋稼業

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    くらまし屋―江戸で訳あって姿をくらましたい人からの依頼で、見事にその存在を消してしまう仕事である。代金は法外だが腕は確かで、どんなにたくさんの人から追われていても、お上や裏稼業の人々から狙われていても、ちゃんと姿をくらましてしまう。

    平九郎は飴細工屋で、普段は江戸の様々な街に出店をして飴を売り歩いている。そこに干支の飴細工を依頼してきて平九郎が断って「獏」の依頼をさらにすると、くらまし屋の出番となる。何だかシティーハンターのようだ笑 元武士の平九郎は剣術に長けており、そこに変装の名人・赤也や脱出の戦略を考える七瀬といった仲間たちが集う。

    物語としては依頼を達成するも、それだけでは終わらない

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    2025年04月21日
  • 海を破る者

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    今村翔吾さん5作目。
    主人公は、元寇で活躍した愛媛の武将。大きな流れは史実に沿っているようだが、そこは今村さん、まるでアニメを見ているかのような描写とキャラクター造形で、独特の世界が紡ぎ出されていた。
    題名の意図するものが私にはうまくつかみきれなかったことと、前半の広がりに比してやや終盤が淡白に感じられたところに物足りなさが残ったが、まっすぐ爽やかに成長していく青年を誰もが応援したくなる気持ちには共感した。

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    2025年04月17日
  • 塞王の楯 上

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    【2025年42冊目】
    時は戦国時代。匡介は戦火の中にいた。浅倉家の統治する一乗谷城が、敵襲を受けたのだ。家族と離れ離れになった匡介は、死の間際に一人の男と出会う。それが「塞王」と呼ばれる石垣作りを生業とする穴太衆の頭、飛田源斎だった。源斎の元で研鑽を積む匡介だったが――。

    上巻は物語の設定と、登場人物達の関係性などが丁寧に描かれた一冊でした。城を支える石垣作りを題材にしているところが、まず着眼点として面白く、石を割る役目、石を運ぶ役目、石を積む役目の三者にわかれていたことなども、非常に興味深かったです。

    物語は冒頭から過酷な状況なのですが、とにかく文章の上手さに圧倒されました。ひとつの城

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    2025年04月15日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    今村翔吾作品を久しぶりに読む。
    戦国武将ものでもシリーズものでもない。

    安定の今村翔吾作品なので、一定の面白さはあるものの、戦国武将ものやシリーズもののような面白さはない。

    それでも寺子屋の師匠が実は、、、的な面白さと最後まで飽きさせない面白さはあり、その辺は流石。

    今村翔吾作品は長編小説が読みたい。

    星は3つ。3.5くらいか。

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    2025年04月10日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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    「くらまし屋稼業」シリーズ第8弾。

    「くらまし屋と炙り屋の共闘」と「惣一郎とレラ」の2つの柱で物語は進む。

    登場人物も増えたが、それだけ世界が広がり規模も大きく面白味は増す。

    テンポも良いし、何よりお話が面白い。
    流石、今村翔吾といったところか。

    プロの矜持が本作の肝だが、本作もぶれることなくプロの矜持が描かれる。痺れる格好の良さ。どんどん続きが読みたいシリーズのひとつ。

    星は4つと迷って、とりあえず3.9とするが、星に意味はない。

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    2025年04月10日
  • 湖上の空

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    今村翔吾が色々なところで書いた短編の寄せ集め。
    同じ話が何度も出てくる。

    直木賞の受賞による短編まである。

    ある意味、残さず収録されているとも言える。

    何より何故経歴が元ダンスインストラクターなのかが分かってスッキリした。
    そういう意味では読んで良かったと言える。

    今村翔吾が筆が早いのは確かだろうが、10分の隙間でも書くという姿勢もあるのだろう。色々、凄いよ、今村翔吾!

    どんどん書いてもらいたい作家だ。

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    2025年04月10日
  • 恋大蛇――羽州ぼろ鳶組 幕間

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    羽州ぼろ鳶組の番外編。

    源吾が出てこないので、ちょっと寂しさはあるが、どの短編も面白い。

    早くシリーズの続きが読みたいが、今村翔吾先生は筆が早いので、どんどん新作を書かれていて、読むのが追いつかない(嬉しい悲鳴)。

    筆が早い上にお話は面白いとか、バケモノレベル。

    どんどん書いてもらって、どんどん読みたい。
    シリーズの続きも楽しみ。

    一見さんお断りながら、シリーズ読者には楽しめる。

    星は3つ。3.7とか。

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    2025年04月10日
  • 立つ鳥の舞 くらまし屋稼業

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    シリーズ第7作目。

    今村翔吾作品を読み終わるのが嫌で次が出るのを待っていた。
    続編の発売が決まり、じゃあ、そろそろ読むかと。

    本作は赤也の物語。

    魅力的なキャラクターがどんどんと現れ、物語と絡み合い定番となり、お話が更に魅力的になる。今村翔吾、天才かよ。

    本作も満足のいく一冊だったことは間違いないが、今村翔吾の実力はこんなもんじゃない。次作にも期待。

    星は3つだが、星に意味はない。続編は読むのだ。

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    2025年04月10日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    シリーズ第6作目。

    くらまし屋と炙り屋が相まみえる。

    それぞれの掟があり、裏稼業の者の矜持が描かれる。

    特に嫌な奴だとばかり思っていた炙り屋は、実はただの嫌な奴ではなく、何らかの訳ありな事情で炙り屋をやっているこも分かり、これからの展開が更に楽しみに。

    相変わらずの面白さで、特に終盤の展開は胸が熱くなる。
    今村翔吾作品にハズレなし。

    星は3つと迷って、4つとする。4.0。

    早く8巻を出してくれないと、くらまし屋シリーズも読み終わってしまうよ。

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    2025年04月10日
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業

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    シリーズ第4作目。

    4作目にして、最早鉄板シリーズと化した、本シリーズ。
    「羽州ぼろ鳶組」シリーズとのちょっとしたリンクも楽しい。
    どんどん2つのシリーズをリンクさせてもらっても、良いですよ!

    で、だ。

    本作はミステリー仕立て。誰が犯人なのか。誰が誰を狙っているのか。
    くらまし屋で、こんなことも出来るんだなぁと、更に可能性が広がったと感じた本作。

    ラストの当時人物には、ここで登場ですか!と期待が高まる。

    相変わらずの面白さ。星は3つとするが、ハズレなし。

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    2025年04月10日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    シリーズ第3作目。

    平九郎は剣では無敵かと思っていたが、まさかの惣一郎の強さよ。

    これからもまだ「虚」との絡みがあると思うので、目が離せない。
    どうなるのよ、全く。気になるよ。次も読むよ。

    「羽州ぼろ鳶」シリーズの「武蔵」が出てきた!
    完全にぼろ鳶シリーズとリンクしてますやん!
    テンション上がりますよ、そりゃ。

    平九郎の過去も少しずつ明かされ始め、まだまだ先が気になる。

    星は3つ。3.7としておく。

    今村翔吾、天才かよ。

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    2025年04月10日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

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    シリーズ第2作目。

    前作でくらまし屋の説明や、キャラクターの説明が済んでいるので、物語がするすると入ってくる。

    謎の悪人集団「虚」が出てきて、俄然、これからの展開が気になってくる。

    「羽州ぼろ鳶」シリーズとのリンクも嬉しい。テンション上がる。

    どんどん読むぜ。行くぜ、3作目。

    星は3つ。3.6とする。

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    2025年04月10日
  • くらまし屋稼業

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    「羽州ぼろ鳶組」シリーズを既刊分を読み終え、呆然とする日々が続いていた訳だが、遂に本シリーズに手を出す。

    ずっと気になっていたものの、手を出していいものか、迷っていたのだ。何故なら。本シリーズも読み終えた日には、呆然とするしか他ないからだ。

    しかし、不覚にもメルカリさんで7巻セットで購入してしまい、手元にある以上、読まずにはいられない。

    で、だ。

    シリーズ第1作目。

    1作目なので、時代背景や設定の説明、キャラクター紹介等が主だが、これからどんどん面白くなる予感しかしない。

    今村翔吾、無敵だな。高田郁と今村翔吾は時代小説書かせたら無敵だ。

    星は3つ。だが、これからが非常に楽しみ。3

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    2025年04月10日
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ第11弾。

    シリーズ初の上下巻。

    これまでの作品の集大成のような作品でもあり、前作「零」の続きのような作品でもある。つまりは、読み応えがあり、面白い。

    源吾と伊神甚兵衛の因縁。受け継がれる火消しの想い。そして、世代交代。
    下巻で源吾が引退したら嫌だなぁ、まだまだ、源吾の物語が読みたいなぁと思いつつ、下巻へ。

    星は下巻を読んでからの総合評価としたい。

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    2025年04月10日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

    ネタバレ 購入済み

    平九郎仕事は成功するも代償無し

    江戸近在多摩村では凶作に見舞われ、小作農家の娘お春は少しでも家計を助けるため、江戸の呉服店「菖蒲屋」に奉公に出た。未だ11歳の子供だった。
    お春が健気に奉公に励んでいたある日、店主の留吉から部屋に呼び出されて乱暴されようとした。その際、助けを求めて声を上げた為、番頭が留吉を諫めてお春は難を逃れたが、留吉が言い訳をでっち上げてお春のせいにするのである。
    留吉はケチで意地悪な性格だが、物語ではそこばかりを強調しているように思える。留吉は当然、店主として商店街や組合等の会合に出席する程の人物であり、一時の気の迷い、魔が差したとは言え物語にあるような悪事を重ねるほどの悪人なのかと、不信に思われるところ

    #ドキドキハラハラ #ほのぼの

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    2025年04月07日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    ネタバレ

    今村翔吾さんは、イクサガミ 天に続いて2作品目。
    序盤は面白かったけど、文章の中の説明が多すぎて…ちょっと読みづらいというか読んでて二の足を踏み続けるというか…なんと言ったらいいんだろう、この物語の要の部分なのかもしれないけどもう少し忍術のあれこれのところはサラッと書いてほしかったな。とにかく後半は途中途中飛ばし読みしてしまいました。
    イクサガミも天だけ読んで挫折したし、私とは相性が合わない作者さんかもしれないな、と思いました。
    ただ、火喰鳥 羽州ぼろ鳶組も積読してあるので気が向いたら読んでみるかも。

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    2025年03月31日
  • 教養としての歴史小説

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    エッセイみたいで読みやすく、歴史小説読んでみたいなと思わせる本だった。
    歴史って面白いぞ という熱さも文章のあちこちから感じられた

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    2025年03月22日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今を見る武士とはるか未来を見る武士の溝が見える作品。
    秀吉と七本槍の視点から形作られ、語られる石田三成という人物。
    助作と権六の話が好き。
    七本槍の出自〜関ヶ原という大筋を味変で7回連続読むという感覚に陥り、今の僕の趣味とは異なるものでした。
    加藤純一さんが言っていた、今の積み重ねの先が未来っていう言葉を思い出し、見えすぎるのも辛いだろうなと思いました。
    当時を生きていたら、虎之助のように今生きている人の命を救いたいと思うのが人情なのかなと。

    五葉のまつりは、5人それぞれが主役になって、異なる物語が読めるといいな。

    文庫本p.254の、
    水の張られた田に陽射しが差し込み、銀の鱗を撒いたよう

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    2025年02月26日
  • 戦国武将を推理する

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    戦国時代武将ファンならお馴染みであろう人選のプロファイル。あんまりマイナーだと興が削がれるので有り難い面子。著者の作品も絡めての内容なのでちと宣伝臭も感じなくもないが文章も内容もスッキリとしていて読みやすかった。

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    2025年02月25日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    東日本編も期待を裏切らない内容だった。豊臣秀吉や徳川家康に影響を受けて自分の家をどう保つかを工夫する東北の大名たち、武田、上杉、北条の周辺にある物語、それぞれ短編だが背景をいろいろ考えさせる面白さだった。

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    2025年02月24日