今村翔吾のレビュー一覧

  • ひゃっか!

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    実在する「花生けバトル」がフューチャーされる話と思いきや、パートナーになる転校生の「仕事」も大きく関わってくるところが意外性があって良かった。

    最後のバトルのオチには、思わず涙してしまった。一生懸命に工夫しながら、前に前に進む姿が眩しかった。

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    2025年06月10日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    羽州ぼろ鳶組シリーズ第4弾_

    火消しの第一義は何だ…
    貧しい百姓でも 罪人でも 豪商であろうとも
    みな等しく命を救う!
    そのことを胸に宿してさえいればいい!!



    んもー!
    今回は号泣必至!!
    目の曇りを何度払っても…すぐに霞んできて
    紅蓮の景色(炎の中)に消えていった姿が
    忘れられないー!



    今回は江戸から京都へと舞台をうつし
    葬式の最中に遺体から火が噴き出る事件が相次ぐ
    源吾たちは事件の真相を追いはじめる…

    様々な親子が出てくるが
    過酷な事態に遭遇し 辛い想いを抱えながらも…
    その後歩んだ人生が違いすぎて切なくなった



    それぞれの家族愛に涙し
    改めて表紙をみる

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    2025年06月09日
  • 海を破る者

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    改めて、元寇が未曾有の国難だったことが分かっただけでも良かったのに加え、今村先生の味付けがとても良かった。

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    2025年06月08日
  • 人よ、花よ、 上

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    楠木正成という偉大な父を持つ多聞丸。
    静かに始まる物語は、人物や時代を丁寧に描きながらじわりと熱を帯びて進んでいく。
    下巻では、近隣諸国や朝廷との駆け引きが激しさを増す予感。
    多聞丸がどんな道を歩むのか、続きが気になって仕方がありません。

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    2025年06月07日
  • 茜唄(上)

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    感想は下巻にて✎☡

    ✎︎____________

    自らが受けた非道より、自らが為した非道のほうが、人の心を蝕むものなのかもしれない。(p.234)

    人は飯を食い、糞をして、眠るだけではない。人は元来、唄う生き物なのだ。
    それは生きていることを誰かと共に喜び、この世に生きたことを留めんがためではないか。(p.297)

    依り代となるべきものが地上から滅したとしても、思い出そのものが消えるわけではない(p.341)

    音曲は人の心を見事に表す。人そのものと言っても過言ではない。故に人と人が交わることで一生に変化が生まれるように、音曲によって人の一生を変えることも出来る。いや、望むと、望まぬと

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    2025年06月02日
  • 人よ、花よ、 上

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    視点を変えれば英雄も悪党に。垣根さんの尊氏像が残っているだけに複雑な思い。楠木正成ならともかく、歴史に登場しない無名で興味もない、その息子が主人公という地味な小説というイメージ覆され、その魅力にグイグイ引き込まれる。流石、今村さん。ホントに魅力的な人物だったかは、ともかく今村さんの手にかかると、みな魅力的な人物に。南北朝時代という、日本の歴史上、稀有な時代に生まれながら戦さなき世を目指す英雄の息子の屈託、悲哀。「忠義と夢」いつの世でも人は一筋縄にはいかない。

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    2025年06月01日
  • 海を破る者

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    今村翔吾先生のお話が好きで、こちらを手に取りましたが、元寇に関してはお恥ずかしながら学校の歴史の授業レベルの知識しかありませんでした。あまり知らないからこそ、先が読めなくて(元寇自体は知ってても登場人物たちがどうなるか先が分からない)ハラハラドキドキ出来たのかもしれません。

    全体を通して、かなりフィクション部分が強そうですが、パレスチナやウクライナで侵略問題が起きている今だからこそ人道について書かれたのではないかと思います。戦争とは、人と人が争うとは……元寇をテーマにはしてますが現代の私たちへのメッセージ性が強い小説だと思いました。読んでよかったです。

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    2025年05月30日
  • 幸村を討て

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    真田幸村は、徳川家康を最後まで苦しめた武将として有名であり、NHK大河ドラマにまでなった。しかし史実においては幸村という諱を名乗ったことはなく、後年に講談等で「真田三代記」等で語られる活躍が伝えられてきたものである。ではどうして、真田幸村がここまで語られるようになったのであろうか?

    今村翔吾氏が歴史文学に興味を持った『真田太平記』は原点かつ大切な物語であり、その影響を受けたこの本は直木賞受賞後のタイミングで満を持して世に出された。戦国から太平へと遷り変わる最後の戦いとしての大阪冬の陣において伝説となった真田丸、そして大阪夏の陣では家康の本陣に迫り死をも覚悟させたという逸話は、真田幸村という武

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    2025年05月29日
  • くらまし屋稼業

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    金さえ積めば如何なる者も神隠しのごとく晦ませてくれる3人組、「くらまし屋」にある2人組が依頼をするところから始まる物語。くらまし屋の3人がそれぞれの能力を活かして依頼を遂行していくノンストップな展開に一気に惹き込まれた。まるで時代劇を観ているような気分になって楽しめる。『必殺仕事人』みたいな雰囲気のある作品。

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    2025年05月28日
  • 幸村を討て

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    最終章の信之、家康、正信3人の丁々発止の手に汗握る駆け引き!
    「本を読む」ことの楽しさを十分に堪能させてくれる1冊。虚実皮膜の紙一重を見事に描ききった作品でした。
    そして何より、今村翔吾は……泣かせる!

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    2025年05月28日
  • 立つ鳥の舞 くらまし屋稼業

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    しばらく間を空けてしまってからのシリーズ復帰のため色々と思い出しながら読みました。
    終盤の畳み掛けが素晴らしく、赤也が濱村屋の皆んなに会ったときは胸が熱くなりました。
    赤也を支えようとする二人の姿にも同様。

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    2025年05月25日
  • 塞王の楯 上

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    下巻を読んでからの感想だと、上巻はクライマックスに向けて登場人物それぞれの思想や、バックボーンが丁寧に描かれており、来るべき決戦に向けて少しずつ輪が収束していく様が期待感を煽っていく。
    今度お城巡りしたくなります!

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    2025年05月25日
  • 人よ、花よ、 上

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    ネタバレ

    楠木正行の生涯。父とはまた違った男振り。北朝南朝の間で模索する楠木党の生き残りを賭けた目論見が一人の女官の為に変わっていく。人間関係も面白いし、駆け引きも面白い。本当のところはわからないけれど、こんな風だったのかなぁと思わせる。

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    2025年05月18日
  • 五葉のまつり

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    今作品も人が生き生きと魅力的に描かれていた。歴史の教科書に載るような事は、どうしても大きなことを成し遂げた人物に注目されるけれど、その周りでサポートする人たちの活躍も大きいはず。秀吉は人の才を見抜く力に優れ、それぞれの能力を活かすことができた人なんだろうな。そして、秀吉自身もそんな人たちを惹きつける魅力があったんだろうな。

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    2025年05月17日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    源吾や勘九郎などの黄金の世代の、そして先代達が活躍していた頃の話。最終章の「鉄鯢と呼ばれた男」に涙。あとがきで、あの痛ましい京アニの事件の頃に出たというのを読んで何とも言い難い気持ちになった…。

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    2025年05月16日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

    購入済み

    晦まし屋稼業三人、高尾山の奮闘

    くらまし屋、堤平九郎が今回仕事を受けた相手は、幕府に召し抱えられていた本草家、阿部将翁という八十八歳の老人である。この老人、幕府に採薬使として仕えてきて十年前に御役引退の願いを出して許可された。だが、気の毒なことに自由な行動を制限されていた。
    本草家は、主に植物を採取し薬の抽出を役目とする。薬草を探して山野を歩き回るのだが、植物のちょっとした変化で土や岩の特徴が見分けられる。いわく、鉱脈を見つけることもたまにあった。釜石の磁鉄鉱脈は将翁の発見とも言われる。
    また、朝鮮人参を種から育てることに成功して、安価にして世間に出した人物でもある。優秀な人物ゆえ、悪人たちからも狙われたし、やたら外出して話

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #タメになる

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    2025年05月15日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    あれだけ惜しみなく要素を使って大団円に至ってた作を一体どう続けるのかと思ってましたが、遜色ないレベルのエンタメを描けるもんなんだなと感心しました。大名火消がまず動かないと町火消は動けない、で一作書ききる筆力がすごい。やはり漫画や映画みたいな山場の映像っぽさは感じました。

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    2025年05月14日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    感想
    加藤清正が元々吏僚で、戦に自信を持っていなかった形で書かれている。福島正則と並んで豪傑なイメージしかなかったので、そこが意外。

    どの話も人間関係が交錯する仕掛けがあり、面白い。


    あらすじ
    賤ヶ岳七本槍のそれぞれから見た八本目の槍の三成像が書かれる。

    共に吏僚出身で清正が朝鮮出兵から帰ってきたところから始まる。吏僚出身である清正は、三成の凄さも、徳川から豊臣を守ろうとしていたことも分かっていた。賤ヶ岳で自身は七本槍に数えられるも、三成は入っていなかった。戦に自信がなかったが、その才を三成が見抜いて大将に抜擢し、見事に応える。その後は三成と違え、徳川に仕える。

    志村助右衛門は、播州

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    2025年05月14日
  • 恋大蛇――羽州ぼろ鳶組 幕間

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    シリーズ外伝短編集 「流転蜂」「恋大蛇」「三羽鳶」の3話収録 三羽鳶が面白かった。このシリーズは仲間の繋がりが胸すくわれる。

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    2025年05月14日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    エピソード0 黄金世代の若鳶時代
    「誰も死なせない」火消魂に火がついた。古鳶、若鳶、誰ひとりと欠けても成し遂げられなかった救出劇!皆カッコ良かった。解説で漫画ワンピースに例えられていたもの、すごくわかる気がした。

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    2025年05月12日