今村翔吾のレビュー一覧

  • じんかん

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    高校の日本史では一瞬で通り過ぎてしまう、松永久秀という人物。彼の壮絶な生い立ちと、逃れられぬ「人間の業」を深く抉り出した物語だった。
    ​主家への反逆、将軍暗殺、そして東大寺大仏殿の焼失。字面だけを追えばまごうことなき「大悪党」だけど、その行動の背景が丁寧に描かれていて、こちらが真実ではないかと思わされるほどの説得力がある。
    ​視点をずらせば、見える物語一変する。歴史の醍醐味と面白さを、改めて感じた。

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    2026年03月14日
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業

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    ミステリーのような回でした。
    一体誰が何の目的で…?
    くらまし屋はどう利用されてるの??
    ワクワクドキドキの回でした。
    キャラの個性が際立ってきて、少しずつ明らかになって来た過去。
    次も楽しみ!

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    2026年03月14日
  • イクサガミ 地

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    二巻目は一巻よりさらに面白い!幕末から明治維新にかけての士族やらが登場してきて、主人公たちと絡んでいく。彼らが参加する「蠱毒」には、単なるデスゲームではない、日本の将来を左右するような政治的な意図があった。

    何と言っても、主人公の愁二郎が強くてカッコいい!双葉や兄弟たちとの関係性も、本作が単なるバトルものではなく、奥深いヒューマンドラマであることを証明していると思った。

    早く次が読みたいよー!

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    2026年03月13日
  • イクサガミ 地

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    誰?から始まって、飽きさせないストーリー。
    本編じゃない人が、今後どう登場してくるか楽しみ。
    戦いのシーンは、天に引き続き躍動感があって読みやすい。さらにNetflixを先に見ていたせいか、より想像しやすくて、おもしろかった。Netflixでは、技の詳細は出てこなかったので、そのあたりがより深く知れて良き。これは、映像を先に見るのオススメです。

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    2026年03月12日
  • 書店を守れ!

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    書店が減っていることは実感としてあり、それが危機感になっているのは筆者に共感している。本書では筆者が書店経営を通じて、この危機的状況にどうアプローチしているかがよく分かり、応援する気持ちが無限大に湧いた。小説も好きだが、書店経営の活動も本当にありがたいし尊敬する。
    ただ、やはり書店の未来は暗いと言わざるを得ない。スマホには勝てず、書店にいくのは必要にかられた人と、読書が習慣化した人だけになるだろう。エンタメ小説には確かにそこにしかない魅力があるが、それだけではビジネスにはなりえない。
    なんだか逆転しえない現実を突きつけられ、悔しいやら何やら。大好きな本屋たち、できるだけ長く生き残ってほしい。私

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    2026年03月11日
  • 塞王の楯 上

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    穴太衆は知っていた。
    恥ずかしいながら国友衆は
    存じあげなかった。

    その両衆が「楯(石垣)」と
    「矛(鉄砲)」で死力を尽くして
    乱世を生き抜いていくのだが、
    上巻はまだ序章のように感じる。
    下巻をすぐに読みはじめてみたい。

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    2026年03月10日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    アニメ化されてるぐらいだし、ずっと、火を食べる鳥のお話だと思ってたら、江戸の火消しのお話でした。さらに今村翔吾さんのデビュー作と聞いてビックリ!
    読むと、ここに原点が散りばめられてるのが、よく分かりました。

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    2026年03月08日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    今村翔吾作品は、史実のすき間からエピソードを探り当て、かつそれを物語として昇華させるところが面白い。
    十五本の矢(毛利元就)と旅人の家(足利義昭)の2話が取り立てて面白かった。

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    2026年03月08日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    面白くなってきましたー!
    このシリーズ読む前に羽州ぼろ鳶シリーズは読破しておいて欲しい。
    平九郎がくらまし屋になっている背景が徐々に明らかとなってきた本作。
    平九郎の強さの片鱗が随所に現れる。
    今村翔吾の作品はそれぞれが独立しているストーリーなんだけど、少しずつオーバーラップしている巧みさがあり、今回はイクサガミに繋がる手応えを感じた。
    まだまだ解き明かされていないことが多く残るので、引き続き読破していきたい。

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    2026年03月08日
  • じんかん

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    信長や主君を裏切ったとされる松永久秀の行動にこれまで理由が理解できませんでしたが、今村翔吾さんの今作では、人間味をもって描かれており、こういうことであれば、理解できるな。また自分も同じ道を歩んだかもと、感じました。静かな寂しさを感じた、良い作品だと思います。

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    2026年03月08日
  • 作家で食っていく方法

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    創作についての書籍は数あれど、「商業作家になるための方法」を述べた本は珍しいのではないか。
    夢を追うためのノウハウを知るのは楽しいが、実践は至難の業で、もはや苦行としか思えない。後進を育てたいとの熱い想いとともに、強烈なプライドも垣間見えた。

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    2026年03月07日
  • 五葉のまつり

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    仕事に励む5人衆の話。
    時代は、戦国終わり。少しだけ、落ち着いた時に、武将たちと駆け引きをしていく。
    なかなか、面白い。

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    2026年03月07日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

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    平さん、そんな過去があったんだね…。
    そして春が来たね。
    平さんの春はまだ来ないけど、くらまし屋しながら見つけられるとイイな。

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    2026年03月07日
  • 五葉のまつり

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    ネタバレ

    素晴らしいね、一見戦国時代の話のくせに、まるで現代の大企業プロジェクトチームを見ているような(ミッションインポッシブルでも良いけど)高揚感が良い
    上司(秀吉)のとんでもないビジョン、無理難題、納期の厳しさ、関係各所(大名・寺社・商人・朝廷)との根回し、戦国時代・命が掛かる故の絶対失敗できない実務の山、そんな中で、五人それぞれが全く違う性格・得意分野を持ちながら、喧嘩し、助け合い、時に心を通わせながら巨大プロジェクトを完遂していく様式を翌思いつき、書き上げた作者の力量に脱帽です

    改めて今村翔吾の新境地とも言える『五葉のまつり』は、豊臣秀吉という天才にして絶対王者の無茶振りを、五奉行全員がそれぞ

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    2026年03月07日
  • イクサガミ 天

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    東海道を舞台にした命がけの遊び『蠱毒』に参加した者たちの戦いを描いた作品で、個性の強い登場人物たちと緊張感のある展開に引き込まれた。単なるバトルではなく、それぞれの人物が抱える過去や覚悟が丁寧に描かれているため、戦いの一つ一つに重みを感じながら読むことができる。

    特に愁二郎と義兄弟たちの関係や、それぞれが持つ奥義の設定が印象的で、物語が進むにつれて少しずつ明らかになっていくのが面白かった。また、双葉の純粋さは血なまぐさい戦いの中で希望のように感じられる存在だった。

    物語はまだ序章という印象で、終盤では双葉が攫われ、右京が無骨との戦いで命を落とすなど衝撃的な展開が続き、続きが気になる形で終わ

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    2026年03月07日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    石田三成の人柄が仲間から語られ私の中のイメージが一変した作品だった。他の作家さんの物も読んで人物像を比較深掘りしてみたいと思います。

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    2026年03月06日
  • 運命を変えるチャンスはなぜか突然やって来る 直木賞作家・今村翔吾が伝えたいこと

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    audible
    読書垢さんのおすすめで手に取った一冊。
    若い人たちへのメッセージ本だけれど、50代のわたしの心にも、しっかり届く言葉があった。

    夢を叶えるには、とにかく動くこと。
    頭で考えているだけでは、何も変わらない。

    読書は、経験を増やし、感情を豊かにしてくれるもの。
    自分ひとりでは出会えない世界を、そっと差し出してくれる。

    自分のやりたいこと、本当にできている?
    臆病になっていない?
    「面倒だから」と、後回しにしていない?

    新しいことを始めるとき、不安になったとき、
    いつもどこからか「動いてみよう」と背中を押す言葉がやってくる。
    本との出会いは、きっとそのタイミングで訪れる。

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    2026年03月05日
  • 茜唄(上)

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    あまりにも有名な平家物語。その平家の側から語られるこの茜唄。一つの出来事も、語る立場が違えば違った解釈がある。それを切に感じる上巻でした。ただの歴史的事実だけではなく、そこに人が生きていると感じられる。
    日本史は好きじゃなかったけど歴史小説が好きな理由、それを改めて実感しています。

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    2026年03月04日
  • 塞王の楯 下

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    ネタバレ

    戦場が舞台であるものの、あくまで盾(石垣)と矛(鉄砲)の戦い。守るもの、打ち破るものそれぞれに信念があるから、上手くいきそうでうまくいかない。登場人物たちを応援したくなる。
    人は死んでしまうけど、過剰に残酷な描写があるわけじゃないから読みやすい。

    最後の章の終わり方も綺麗。
    まるでドラマみたいで、頭の中でエンドロール流れてた。

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    2026年03月05日
  • じんかん

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    浅い知識で「平蜘蛛と共に爆死した」としか知らなかったし、どこまでが史実に基づいているかがわからないけれど、人の一生を見させていただいたようで大満足です。

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    2026年03月02日