今村翔吾のレビュー一覧

  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    裏稼業に生きる主人公が、掟を守るために選ぶ行動があまりにも切ない。読み進めるたびにシリーズは一層深みを増し物語の核心へと近づいていく一冊でした。

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    2025年12月04日
  • 茜唄(下)

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    世界的にも類を見ない「敗者」の物語が、さらに何ゆえに「口承」であるのか…。フィクションとはいえ、否、フィクション故に鮮やかな解答を示してくれる。「奢り高ぶる」平家と「その歴史を正そうとする」源氏という見方が如何に一方的、表面的であったか…。さらには、なぜ平家は「家」であり源氏は「氏」であるのかいうことにまで、フィクションとしての解答を示してくれる。ただ、いつの時代であっても、どこの場所であっても、歴史は「必然」ではなく、ほんの少しの「偶然」によって、アッケなく決まってしまうものなのかもしれない…。

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    2025年12月03日
  • 塞王の楯 上

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    4.1

    石垣職人を主人公とした歴史小説で、とても面白い作品。

    石垣自体の種類や魅力を伝えつつ、それぞれの登場人物の生い立ちから性格を上手く引き出しており楽しめた。

    穴太衆の石垣を見たくなったし、城自体にも興味が膨らんだ。

    面白いがどんどん読み進められなかったのでこの点数。

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    2025年12月03日
  • イクサガミ(1)

    無料版購入済み

    面白い

    岡田くんのファンなので漫画も読んでみようと思いました。一人一人に理由があってゲームのような殺し合いに参加するも、その中でもドラマがあり優しさもある。最後がどうなるのか楽しみです。

    #ダーク

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    2025年12月02日
  • イクサガミ(1)

    匿名

    無料版購入済み

    実写版を見てこちらも読み始めてみました。
    実写とは少々設定が違うようで、悲壮感も少なめですかね。
    話が進むにつれてもっと緊迫感が出てくれば面白いと思います。

    #ドキドキハラハラ #ドロドロ #ダーク

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    2025年12月02日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

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    今作では親子の絆に思わず目頭が熱くなる場面も。
    物語の輪郭が少しずつ見えてきて、続きが気になって仕方ありません。シリーズが進むほど深みが増し、物語の魅力が一気に広がっていく一冊でした。

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    2025年12月02日
  • 茜唄(上)

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    ネタバレ

    これは、平氏ゆかりの者が語る、平氏側から見た歴史の真実。
    『平家物語』に託された、勝者が語る歴史ではない、敗者の生きた歴史。

    圧倒的な知見を持ち、情勢を判断し、人を従え、一族のみならずこの国の民の幸いのためにたった一人ですべてを背負って政を行う平清盛。
    しかし、一族は決して一枚岩ではなく、台頭してくる反平氏の筆頭である源氏と平氏の間で暗躍する後白河法皇。
    清盛亡き後、歴史は大きく動く。

    清盛のあとを継いで平氏の棟梁となったのは三男の宗盛だが、事実上の棟梁として戦を組み立てたのは、「相国最愛の息子」と言われた、四男の知盛。
    この作品は、知盛視点で語られる平氏の滅亡の話だ。

    各章の頭に『平家

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    2025年12月01日
  • イクサガミ(1)

    購入済み

    ネトフリから来ました

    ネットフリックスのドラマでいい所で第一章完ということで終わってしまい、いつ放送されるか分からない第二章を待ちきれず、漫画と原作小説の両方を大人買い。こちらは漫画になるが、ドラマで見た大筋の内容にそいつつも、構成の違いやキャラクターの絡み方の違い、キャラクターデザインの違いもあって、単に同じストーリーをなぞるだけではない楽しみがある。序盤なのでこれからのストーリーの加速に期待。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2025年11月27日
  • 塞王の楯 下

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    火縄銃や大筒を作る国友衆を率いる彦九郎と穴生積で名高い穴生衆の匡介のそれぞれの想いがぶつかる。同じ近江で、矛と盾の双璧が存在したことに、改めて驚きと納得を感じる。蛍大名と呼ばれた京極高次のために、守りの盾でありながら、攻めているかのような働き。水城大津城での合戦描写に引き込まれ、これぞ時代小説とうならされた。

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    2025年11月23日
  • 茜唄(上)

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    平家物語の現代版です。
    平清盛の最愛の息子である知盛が主人公です。

    平家物語は学生の頃に誰もが一度は触れる古典ですが、多くの人がそうであるように私も授業でしか読んだことがありませんでした。
    教養のひとつとして改めてきちんと読んでみたいと思い、話題になっていた本作を手に取ってみました。

    とても読みやすいです。
    日本史があまり得意ではなかった私でも理解できます笑

    上巻は平清盛が逝去し平家が窮地に立たされるところが中心となっています。
    下巻ではおそらく没落していく様子が描かれると思うのですが、史実から結末を知っているとはいえ今から読むのが少し切ないです……

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    2025年11月22日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    ネタバレ

    東日本編も良かった。織田信長、徳川家康、上杉謙信、武田信玄、伊達政宗など有名な武将だけでなく、佐竹義重、長野業正、津軽為信などあまりメジャーでない武将たちの話も楽しい。「阿呆に教えよ」の丹羽長秀と美濃の刺客の会話や信長の突っ込みに笑ってしまった。

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    2025年11月21日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    ネタバレ

    知らない武将の話も多くて楽しい。豊臣秀吉や足利義昭みたいな有名な武将はちょっと敬遠したくなるけど、とても良かった。本人を絡めて別人の目線とか色々工夫されていて良かった。 毛利元就、龍造寺家兼、戸次道雪、北畠具教、亀井茲矩、加藤嘉明、加藤清正、伊東祐兵が好き。他の武将たちも良い。加藤清正と片桐且元が小姓たちについて語る所が良い。

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    2025年11月21日
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業

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    今回は誰かをくらます側ではなく、くらまし屋自身が狙われるという、ひと味違う物語。
    これまでと趣向は違うが、終盤に向けて物語が大きく動き出しそうな重要な一冊でした。

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    2025年11月20日
  • 塞王の楯 下

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    ネタバレ

    上巻で実に魅力的なキャラクターとして心に残った京極高次が、再び穴太衆とタッグを組む!
    いや、実際は何もしないけど。
    存在が楯、という気がしましたよ。

    前線で戦う武士、城を守る穴太衆、そして暮らしを支える民衆のそれぞれに、生き延びることを願う宰相・京極高次。
    そのためなら自身はどんな汚名をかぶっても、蔑まれてもかまわないという覚悟。

    闘いに倦み疲れ、戦国の世を終わらせるため、絶対に落とされない石垣を組む匡介。
    闘いに倦み疲れ、戦国の世を終わらせるため、圧倒的な強さの鉄砲を作る国友衆の彦九郎。
    守りながらも攻めなければならないときがある。
    攻めつつも守らなければならないものがある。
    その矛盾を

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    2025年11月18日
  • イクサガミ(1)

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    殺陣バトルが格好良く描かれて良い
    今後にどう戦っているのかな?とイメージしにくい場面があるので楽しみ
    今村先生によるキャラ解説が嬉しいおまけつき。

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    2025年11月18日
  • 幸村を討て

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    大阪の陣を舞台に真田左衛門佐信繁と兄信之をいろんな武将の視点から紐解いていく物語。どうしてあの行動に出たのか、誰がその情報を流したのか、誰と誰が密約していたのか、等の謎も散りばめられたミステリーになっており歴史小説が苦手な私でも史実に興味が湧くほど楽しめました。

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    2025年11月18日
  • 五葉のまつり

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    五奉行と言ってもいつも三成の話というのが通例だが、これは五奉行それぞれが主になる話。チームワークがいいというのは仲良し集団で傷を舐め合う仲ではなく、それぞれが自分の職を果たし、好悪ではなく力を認め、結果大きな成果を出すことである、ということを示した作品。

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    2025年11月15日
  • じんかん

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    ネタバレ

    三悪を犯し、戦国時代の悪人と呼ばれた「松永久秀(九兵衛)」を描いた作品。物語は、久秀が織田信長に二度目の謀叛を起こした場面から始まる。
    謀叛の報せを伝えるため、信長の居る天守閣へ向かった又九郎は、戦々恐々としながら事の次第を告げる。だが信長は「降伏すれば赦す」と言う。それはなぜか――信長が語る久秀の物語が、静かに幕を開ける。

    私は「松永久秀」という歴史上の人物を知らなかった。それでも今は、久秀について誰かと語りたくて仕方がない。史実には事欠かない人物であったようだが、幼少期の記録はほとんど残っていないらしい。この『じんかん』では、そんな久秀の生い立ちから描かれている。

    物語の序盤、多聞丸や

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    2025年11月15日
  • 茜唄(上)

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    今村将吾が描く平家物語。清盛の死後、平家は滅亡の一途を辿るのか。人は何のために戦をするのか。上巻での源平の戦いは五分五分。下巻でどうなるか楽しみ。

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    2025年11月14日
  • 幸村を討て

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    毛利殿の章が義に溢れ良い話だと思いましたが、題の 幸村を打て 私は最後の信之の発言が痺れました。家康と信之の戦の最後、書状による宛名の件は初め理解ができませんでしたが、信繁という宛名が今は通用しない、彼は幸村だという押し問答だったということで腑に落としました。その決め台詞がこれだとは予想だにしていなかったので、感嘆しました。

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    2025年11月12日