今村翔吾のレビュー一覧

  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    火消オールスター勢揃いの豪華な零巻。
    読んで零巻の意味がわかりました!
    今まであまり語られていなかった、源吾の幼少期から父である重内が殉職するまでの話。

    源吾が子どもの頃から憧れていたある火消の物語を中心に進んでいく。
    火消になりたての源吾や勘九郎たちが、若さ故の男気を魅せてくれました!

    父親を頼りない火消と思って反発してきた源吾。
    火事場での親子の会話は、優しく強く芯のある火消としての父親の想いが込められてました。
    「人の強さは、人の弱さを知ることだ」源吾に遺した父の言葉のひとつに私もハッとさせられました。

    毎回言ってるけど、鳥肌と涙が止まらない!
    最後の1ページは( *´艸`)ムフ

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    2022年11月30日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    ぼろ鳶組7冊目。
    1作目の明和の大火事件の裏話といった趣。
    前6作のうちに登場した、江戸のいろいろな組の火消しが連合となって火消しにあたる場面は胸熱。
    選抜メンバーで試合に臨む日本代表のよう。
    で、その場面が作中では序盤なのだから、たいへん贅沢な作品だと思う。
    今回もとても面白かった。
    つぎが楽しみ。

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    2022年11月29日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    わけあり寺子屋師匠と筆子たちを中心にしたラブありサスペンスありアクションありヒューマンありのもりだくさんエンタメ時代小説である。
    このコンパクトな1冊の中に、すさまじい情報量である。よくさほど違和感なくおさまっているものだと感動する。感心ではない。感動!! である。それも説明くさくない。さすがすぎる。前半の寺子屋奮闘記+筆子の事情ヒューマン路線で行くのかと思いきや、という景気のよさ。
    もうね。前半部分だけ読んでいると「ポプラ文庫」でもよさそうだな、とか思うけれど、後半があると「大人もたのしめと、そういうことですか」と脱帽するのだ。
    スカッとしたい、どなたでも楽しめる1冊でございます。

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    2022年11月27日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    読むのに時間が掛かったー!
    またまた粋な(クセが強い?笑)登場人物が増え、難しい漢字が続々。読み返しながらゆっくりと♪

    9巻は大阪が舞台で星十郎が主人公。星十郎の風詠みとしての活躍、バラバラだった大阪の火消を必死にまとめようとする源吾。
    源吾の船上での男気と大阪の火消たちのやり取りに鳥肌と涙!人情っていいなー(´;ω;`)

    終盤に不穏な伏線、恋の伏線...伏線が多すぎて次も楽しみ(*´艸`)

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    2022年11月24日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    「羽州ぼろ鳶組」の10冊目。短期入院中の読書、その1。
    今回は遡って源吾らこのシリーズで活躍する面々のまだ若かりし頃のお話。

    火事場見廻の屋敷で起こった火事が3年前に最強を誇った尾張藩火消が野火で全滅した事件につながるが、毒を含んだ煙に家の者はもとより助けに入った火消まで亡くなる事態に火消を預かる者たちは次代を担う若い火消たちを火事場から締め出すことを決める。
    源吾に勘九郎、内記、漣次、秋仁に辰一。血気に逸る彼らがそれに従うわけもなく勝手に動き出す。“黄金の世代”として競っていた彼らが互いに互いの懐に入り込んでいくところが微笑ましく、内記や辰一の意外なところも知れる。

    加えて、鯢サンショウ

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    2022年11月24日
  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組

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    ぼろ鳶組6冊目。
    シリーズの中で今のところこの巻が1番好きかも。
    尻上がりに面白くなるシリーズは稀有だと思う。

    今回の舞台は吉原。
    彦弥がメイン。これを読んだら彦弥推しにならざるを得ないのでは…。
    組のみんな個性的で好きだが、今回の彦弥は特別にかっこいいと思った。いい男だ。
    男もいいけど、この作品の女性たちも、主役の源吾の妻深雪を始め、みんな良い。

    次が楽しみ。

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    2022年11月21日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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     くらまし屋の平九郎に次々と襲いかかる凄腕の殺し屋たち、果たして平九郎は無事依頼人をくらますことができるのか、時代劇エンターテイメント第8弾。

     これまでよりもボリュームを感じさせる厚味の一冊、それもそのはず、暗黒街の殺し屋が次々と登場し、闘いが繰り広げられるのだから。

     この展開は、まさにアベンジャーズ、ヒーローやヴィランの闘いがまさか時代小説の中で味わえるとは思いませんでした。

     その中心となる4人の人物像もそれぞれ味があり、魅力を感じました。

     この後、この4人がどのように物語に関わっていくのか、最後まで目が離せません。(まさにアベンジャーズ)

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    2022年11月20日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

    ネタバレ 購入済み

    やはり良い。

    なんと今回は番付の上位陣揃い踏み!
    たのしかった^ - ^

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    2022年11月17日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

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    新之助が主人公の8巻。
    今回は殺陣のシーンが多く、ハラハラドキドキ。
    新之助を信じる鳶たちの強い優しさに、鳥肌が止まらなかった!

    源吾の新之助への想い。新之助の源吾への想い。以心伝心の絆が良かったな(*´-`)

    てっきり琴音といい感じになるのかと思ったら...彦弥も武蔵も新之助も奥手すぎる(笑)火消故なのか...恋の行方も楽しみ( *´艸`)

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    2022年11月15日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    第5巻になり、これまでの登場人物、関係性が見事に絡み合って更に敵味方の色合いが濃くなっていく。
    大河ドラマのような壮大さも持ちつつ、水戸黄門のような一話完結の勧善懲悪の面白さもある。
    読み終わったらすぐに続編を読みたくなる中毒性がすごい!

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    2022年11月12日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    火消ドラフト会議と火消オールスター!プロ野球を連想させる流れにワクワク( *´艸`)

    秀助の伏線も回収され、今回も涙無しには読めなかった。源吾とあの子との出会いが秀助の心を元に戻してくれた。

    巻ごとに男らしくなる新之助が頼もしい!
    ぼろ鳶と他の火消したちとの絆も深まっていく。
    過去作の伏線、新しい登場人物、新しい伏線。どんどん楽しみになります(*´-`)

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    2022年11月10日
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組

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    僕が一番好きな人は、松永源吾と鳥越新之助です。九紋龍では、新之助が千羽一家の下っぱを倒すという大活躍をして凄く面白いなと思いました。新たに辰一や宗介などのに組の新しい仲間達も増えて盛り上がってきたので、面白かったです。4巻めの鬼煙管、5巻の菩薩花も続けて読みたいです。【小4】

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    2022年11月07日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    業火を前に加賀鳶(大音勘九郎)と、ぼろ鳶(松永源吾)が飛び込み、万組が半鐘を鳴らし各藩が突撃して鎮火したのがすごくかっこいいなと思いました。僕も火消しになってみたいと思いました。【小4】

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    2022年11月03日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    時代小説だけど、ミステリー要素があるところがまたおもしろいなー♪

    今回は胸糞悪いお話でした(^_^;)
    子どもが絡んだ悪事は許せない!
    男気パワー炸裂で見事にスカッとさせてもらいました!新之助良かったな♪
    新しい命がまたみんなの絆を深めて、ますます続きが楽しみ(*´艸`)

    火消番付が挟まってて嬉しかった♪これがなかったら登場人物が覚えられず、読むのにもっと時間がかかったかも(笑)

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    2022年10月30日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    「羽州ぼろ鳶組」の9冊目。
    今回の舞台は大坂。毎日仕事に通っている界隈も含めて物語が描かれるのは楽しいね。

    滅多に起こることがない炎の旋風“緋鼬”が大坂の町を蹂躙する中、京都から淀藩火消・野条弾馬が呼び寄せられ、“緋鼬”を見た弾馬は風を読み切ったその仕業にこれを抑えるには有能な風読みが必要と考え、頼まれた源吾が星十郎らを伴って大坂へ向かうという出だし。
    序盤は、暦を巡る星十郎と土御門の因縁や弾馬が“蟒蛇”と呼ばれるようになる経緯が語られ、ゆるりゆるりと話が進む。

    源吾らが大坂に着き、実際に“緋鼬”の猛威に晒されては、その狂暴さになす術がなく、面々は大きな挫折を味わうことに…。
    が、元幕府天

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    2022年10月25日
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組

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    今回、肝になる部分を描くにあたり、従来作品で敢えて隠していたのではなく、付け足した感は否めない。
    だが、そうであっても怒涛の展開と、今まで出てきた江戸火消し大集合とくれば面白くないわけが無い。
    下巻は西も出るのか、一体どういう終着点になるのか、今から楽しみだ。

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    2022年10月25日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    京都が舞台のシリーズ4冊目。今回も熱い!歴史に疎い私も楽しめる時代小説。長谷川親子の関係、嘉兵衛の想い、弾馬と源吾の出会いなど、見どころならぬよみどころたくさん。

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    2022年10月17日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    若かりし頃の黄金世代が活躍する本作
    どうしても従来ぼろ鳶だと共闘してもお家や組織が絡みついてしまうが、本作は期待株ではあるものの未だ一火消であることも相まって、よりそれぞれの性質に伴う行動をしているところに好感が持てる。(一部は既に役目に囚われることになったが…)
    そして、やっぱりこういうのはさ刺さるので涙が止まらなくて困る

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    2022年10月13日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    一巻、四巻、そして本作九巻が、ぼろ鳶シリーズ三本柱か、と思うほど好き。
    推しの星十郎先生が主だから、というのは否めないけれど、読後、表紙を眺めた時に泣かない人はいるんですか!?
    緋鼬に立ち向かう星十郎、双風神の文字、彼方に見える人影(だと思うが真相はいかに)…こんな表紙完璧だろ…。

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    2022年10月07日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

    購入済み

    大好き

    この本に出会えて良かったと思いました

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    2022年10月07日