今村翔吾のレビュー一覧
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仲の悪い五奉行が、わちゃわちゃしながら秀吉の命に従って行政を行っていく。
第1話 増田長盛
北野大茶会。茶会を開く場所も出席者も決まってないのに、秀吉は五奉行に丸投げする。1000人もの参加者が雨に濡れないよう、頑張って屋形を建てる。
第2話 浅野長政
一揆が起こったばかりの肥後で、一揆を誘発しないように刀狩りするように命ぜられる。
第3話 長束正家
算数大得意男。伊達の領土の検地を任せられる。誰にも計算できそうもない土地の検地に取り組む。
第4話 前田玄以
唐入りの那古屋で、化け遊びを行うことになったが、一位の者には願いを叶えると秀吉からの沙汰がある。家康に一位になられると、唐入り反 -
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平家物語を編んだのは、平教盛が妻、希子であった。一の谷の合戦では、教盛はかなり作戦を読めていた。だが義経が少しだけそれを上回った。鵯越ではなく、鉄拐山を越えて来たのだ。鵯越よりも急峻な坂を下って来た。教盛の小松資盛がもう一度攻め返してくる策を見抜いたからだ。
そして屋島へ。こちらは嵐の中義経が無謀にも四国に渡ったことで負けてしまう。最後の大舞台を前に、教盛は後白河法皇を介して義経と会見をもつ。平氏の次に頼朝に狙われるのは義経だと伝えるが信じてもらえない。
壇ノ浦。最後の合戦中に、なんと梶原景時は義経を殺そうとつけねらう。教盛はその義経を逃すために立ち回るのだった。 -
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平家物語。平教盛が主人公。
時は下って源平の戦から数十年。20年かけて平家物語が完成する。誰だかわからない作者が、西仏(もと海野幸長、木曽義仲が郎党)に平家物語を数夜に分けて伝授する。
教盛の父、平清盛が生きており、すでに頼朝が立った後から始まる。宗盛が宗家を継ぎ、何度も会議が繰り返される。近江源氏を抑えに教盛は出陣。その後南都の焼き討ちが行われて、平家は仏敵とされてしまう。高倉上皇が亡くなり、清盛も亡くなる。木曽義仲が迫り、平家は安徳帝を擁して屋島へ。教盛は逢坂の関で義仲に反撃ののち屋島でみなと落ちあう。水島の合戦では日蝕を利用して旭将軍を破る。以下下巻。 -
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今村翔吾氏の圧倒的傑作。
城を守る石垣職人と城を落とす鉄砲職人の物語。
テーマは無論「矛盾」
戦国時代を舞台に武将メインではなくその裏側の職人にフォーカスしたこの作品はそれぞれの職人の技巧や組織体制、そして葛藤が圧倒的解像度で描かれている。
その職人たちの視点で展開される実際の歴史をベースにした戦乱描写も至高。
その時々で色を変える戦況とそれぞれの心情描写に感情移入し常に鳥肌でした。
現代にも通ずる矛と盾を担う者たちの葛藤、それでも譲れない信念をもった男たちの戦の行方をぜひ貴方に見届けてほしい...
今最も語り合いたい本のうちの一冊、是非に。 -
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最後まで読んで本当に良かったです
こんなの泣いちゃうよ(´;ω;`)
終盤は涙、涙、涙………
平家が滅ぶことは誰でも知っているのに、それでも生きていて欲しいと願ってしまうような展開でした
壇ノ浦の戦いってこんな感じだったんですね
これを中学生の時に読みたかったです( ̄▽ ̄)
もし読めていたら日本史がもっと好きになっていただろうし、古典ももっと好きになれたと思います笑
「見るべき程のことは見つ」
この有名な言葉の意味をこれほどまで深く考察したのは初めての経験でした
ただ教科書を眺めるだけでは想像できない歴史の深さを感じました
人の生き様が胸を打ちます…本当に感動しました
私も彼らのように最期 -
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はぁ、もう最高。なんて無茶苦茶で格好良いの!!
読みだしたら止まらない。圧倒的熱量のシリーズ。
前作から間が空きましたが、すぐ火消したちの世界に引き込まれました。
今回は、源吾の複雑な胸中を思うとやりきれなかった。
私欲のために人の命を何とも思わぬ輩がいる。
そしてまた、そんな奴らから町も人も、どんなに絶望的な状況にあっても諦めずに救おうとする火消したちもいる。
ハラハラドキドキしっぱなし。いつもながら気になって途中でやめられず、ほぼ一気読みでした。
『今助けを求めている人を見捨てる火消しに、これから先、苦しんでいる人は救えるはずがねえ!』
新人火消も熱いものを胸に秘めていて危なっかし -
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読み終わってから知ったのだが、これがデビュー作⁉︎完成されすぎでしょ…と引いてしまうくらい、エンタメとしての満足感が高い。
ある理由から天職だった火消しを辞めて燻っていた主人公が、少ない予算の中、火消メンバーを集めてチームを再建するというあらすじ。
これだけ聞くと池井戸潤作品かな?(偏ったイメージですみません)と思うかもしれないが、舞台は江戸。
宵越しの金は持たず、焼ける前に使えと言われるほど火事が多かったそうで、源吾たち「ぼろ鳶衆」はそんな江戸の街を火の魔の手から守るために奔走する。
普段時代小説はあまり読まないのだが、前述した通り、盛り上がりが約束されているような王道ストーリーで、かつ -
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漫画版も益々筆が乗ってきた感じで面白い!上野の彰義隊に響陣が斬り込むシーンは漫画ならではの臨場感とスリリングさ。
貫地谷無骨のキャラデザは当初「うーん……どうかな?」と思っていたものの、この巻の活き活きとした戦闘狂ぶりはあり!ついBLEACHの更木剣八を想い起こしてしまう。
ストーリーもかなりスピーディーに進んで、イクサガミで個人的に一番面白いバトルだと思っている島田宿のバトルロイヤルに突入したところで引き。次巻が楽しみ。(陸乾は原作でも好きなキャラなんだけど、なかなかかっこいいキャラデザだった。)
あと、原作と決定的に違うアレンジがあって、とある人が生きているんだけど、蠱毒もかなり進んで残