今村翔吾のレビュー一覧

  • ひゃっか!
    高校生花いけバトル?大衆演劇の役者である転校生?なんだそれ!? タイプの違う作品を読んでみたくて手に取ったのだけど、戸惑いもあった。正直なところ読み始めるまでは差程期待していなかったのだが、読み始めるとあっという間に作品の魅力に魅せられていった。
    いわゆる青春小説というカテゴリーの作品なのであるが、...続きを読む
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組
    これぞ時代小説の真骨頂というような、読み応えのある一冊。
    主人公を筆頭に、それぞれ様々な過去を持つ個性豊かなキャラクターの登場人物が、江戸の大火に対峙するエンターテイメント性は読み応えありました。
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零
    大好きなぼろ鳶たち。
    重内さんの想いが 今の私に ものすごく刺さり、涙があふれ 何か大きな愛に包まれている様な 感覚でした。人の想いの深さは それぞれ。
    ほんと 善も悪もない。
    またまた しあわせな読書ができました。ありがとうございます!
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組
    9作目は再び関西へ。今度は大阪で、京都以上にめんどくさい奴らがいる。いつものメンバーじゃないのがちょっと淋しいところもあるが、今回は特に星一郎が活躍して頼もしい。再び登場の蟒蛇弾馬の過去が語られるのも興味深い
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組
    文句なく面白い。ようやく理解を得た家老が倒れ、代役の若殿は、我儘でケチ。一方江戸では、放火のどさくさで残虐な盗みを働く盗賊団が暗躍。なぜか、江戸一の火消しと言われた「九紋龍の辰一」が、他の火消しを捕えるという謎の行動に出て、ぼろ鳶を邪魔する。肝心の奉行は丸切り役に立たないという四面楚歌。こんな中でも...続きを読む
  • イクサガミ 地
    1巻に引き続き
    一気読みでした。

    愁ニ郎と京八流の兼ね合いも
    大変よかったです。
    が、それ以上に
    この時代を駆け抜けた
    歴史上の人物が、これでもかと
    ストーリーに関わってくることに
    テンション上がります。

    3巻発売がまだなのに
    読み切ってしまった、、、
    待ち遠しいです
  • イクサガミ 地
    バトル漫画のような小説。
    1巻目「天」よりも、パワーアップしておもしろい。
    大物の登場人物が出てきてたのしい。
    最終巻が楽しみ。
  • 幸村を討て
    面白かった!!
    まず構成が良い。
    章立てが史実上も早く陣を退場していった順であるのも乙。(家康は例外)

    完全に三谷幸喜の大河ドラマ『真田丸』脳内キャストで読みました。(比較しながら読むのは作者にとっては不本意かもしれませんが)
    改めて『真田丸』での叔父上の解釈と本作での叔父上の解釈が真逆で興味深い...続きを読む
  • 週刊少年マガジン 2023年47号[2023年10月25日発売]
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組
    8作目は新之助が主人公。ええ男やねえ~ そうか、玉麒麟は水滸伝ね。かなり前に読んだので覚えてないわ。でも、きっとなれるぜ!琴音ちゃん、ええ娘やね~!
  • イクサガミ 天
    純文学ってありますよね。
    これは、、、
    純エンタメです。

    こんなにも読む手が止まらないとは。
    3部作とのことで
    まだまだ楽しめることが
    素直に嬉しい。

    2巻読み始めますッ
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業
    シリーズ9作目で、ようやく最新作に追いついた。今回もすごい。バトルの連続は今まで以上。そして北の国の惣一郎と初音に大きな動きが。迅十郎と九鬼の対決も見逃せない。1作目の印象と全然変わってきたけど、たまらん!
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組
    こちらは7作目。いやいや、ムチャおもろすぎるよ、今村さん。出先で読んでると感動してヤバイ。今回はまた秀助の登場?お馴染みメンバーの活躍場面もあるけど、新しいキャラも魅力的。番付狩りも登場。そして要人が動く
  • 教養としての歴史小説
    参考になります。私は大河など史実が基本で肉付けでフィクションもいいと思っていました。史実だけだと面白くないし、そこは歴史家に任せたらいい。私は童門冬二さん、火坂雅志さん、伊東潤さんが好きですね。
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組
    2023/10/19
    おもしろーい!!
    だけに常に怖いのは歴史的事実。田沼様の治世が続くパラレルワールドでもいいのよ。
    私の一押しは新之助。どんどん好きになる。
    愛すべきキャラクター。
    牧秀悟ばりのムードメイカー。
    私も作者も阪神ファンなのでタイガースの選手じゃなくて不本意ですが。
    しかも剣の達人。...続きを読む
  • ひゃっか!
    『ひゃっか!』は、ライトノベルの魅力を最大限に引き出す楽しい作品です。学園生活とファンタジーが絶妙に組み合わさり、主人公たちの冒険が繰り広げられます。物語の中心には、魔法の力と異世界への冒険が待っている学生たちが登場し、読者は彼らとともに新たな世界を探索します。

    本作はギャグ要素も含んでおり、笑い...続きを読む
  • 茜唄(下)
    面白かった。泣けるし。下巻は怒涛。
    平家物語を作ったのは知盛て、後世に伝えたのが妻の希子という設定。
    知盛と義經の最後の関係も。創作でもロマンだー。
    登場人物のキャラクターも良い悪いではなくて、皆それぞれ生きている。
  • 立つ鳥の舞 くらまし屋稼業
    7作目、いやあどんどん面白くなってゆく。今回は赤也だね。かっこええわ。そして篠崎や阿久多も魅力的なんだよな。さて、どうやって九鬼を倒すのだろうか。先が楽しみ
  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組
    この巻の主役はなんと云っても彦弥。いやまあ、かっこよすぎるやろ。最後がまたいいんだよなあ~ 素晴らしい!
  • 童の神
    大江山の鬼退治という童話のような伝説ともなっている話を、リアルでありながらファンタジックに、生き生きと描いた小説。

    平安時代。
    中央集権が進み、宮中文化が栄えた平安時代は、平和でも安心できる世でもなかった‥?
    安和の変が起きた962年に物語は始まります。
    京の都にも、ほど近い地域にも、「童」と呼ば...続きを読む