今村翔吾のレビュー一覧

  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    最高傑作!
    歴史小説で過去一二を争うぐらいお気に入りになりました!
    過去に苦しみながら奮闘し、徐々に絆が高まる鳶たちと、慕われ奮闘する御頭。信じて支える奥方。信じてくれる上司。
    今ほど簡単でない世の中で、こんなにも奮闘していた人たちがいたんだなぁと頭が下がります。ドラマ化希望!でも小説だからこそ生きる良さがあると思うので、是非読んで欲しいです!

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    2026年03月15日
  • 茜唄(下)

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    敗者の視点で書かれているので悲しくも美しい物語。思わず涙する場面もあるほど気づけば感情移入してしまっていた。
    唄を最後まで編んだ人物にも納得。壇ノ浦の戦いの後の出来事にも心打たれました。悲しくも強く生きた証が確かにありました。

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    2026年03月12日
  • 作家で食っていく方法

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    会社の評価面談において、「アピールをする」ということが苦手だ。武士道というのだろうか、謙虚に見えないところで努力をしている姿がかっこいいと思ってしまう。一方で、「私なんてまだまだ」という人に仕事を振るかというとそうではない。謙遜かどうかなんて、時間をかけないとわからない。わかってはいるけれど、どうしてももがいている姿を見せずに笑顔で乗り切る人でありたいと思ってしまう。ある意味でプライドが高いのかもしれない。でもそれが自分の中の「美学」でもある。

    作家とは美学の世界だと思っていたからこそ、こんなに書いていいの?というくらい書かれていて衝撃的だった。こんなポップなかわいい表紙なのに!これは、読み

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    2026年03月10日
  • イクサガミ 地

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    歴史上、結果がわかっているところは、読むのが苦しくなりました。あれ?歴史が変わった?と期待した直後の落胆。。
    息もつかせぬスリリングな展開にグッタリしつつ…続きが気になってたまりません。

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    2026年03月09日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    七本槍と石田三成の話。かつては秀吉の元で、同じ思いで過ごしていたが、関ヶ原の戦いで東西に分かれて戦うことになる。それぞれの視点で話が展開され、七本槍のそそれぞれが、どうしてそのような行動をしていたのかが、徐々にわかるような構成。
    ファンタジーでありながら、石田三成のカッコよさや友を思う気持ちに胸が熱くなる。

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    2026年03月09日
  • イクサガミ 地

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    文明開化の世
    暗躍する蠱毒の猛者たち
    疾走感を増していく物語
    ハラハラドキドキ!!!
    全貌がみえつつあるが…

    やはり力を獲てしても上には上がいる
    京八流だけではなく、世界レベル!

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    2026年03月08日
  • ひゃっか!

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    今村翔吾の珍しくも現代小説!さらに高校青春モノ!ええい、ひかえおれ!面白くないわけがなかろう!!!というわけで。

    「全国高校生花いけバトル」。華道の大会なのだが、ステージ上で観客の前で即興で花をいける大会である。花をいける所作も審査対象となる。全国9ヶ所での予選を勝ち抜くと、栗林公園での本戦に進めるのだ。

    華道部の顧問が経験者を教えてくれたので、大塚春乃はその男の子山城貴音くんを訪ねてみることにした。だが補習とバイトで忙しいという。体育に家庭科、古文、漢文に数学。しかも夏明けに引越すらしい。勉強をみてあげることで、大会出場の話がついた。

    貴音のうちは大衆演劇の流しのうちなので、本当に貴音

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    2026年03月05日
  • 童の神

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    人を信じたい…その気持ちが無ければ、もっと冷酷に戦えたのかもしれない。
    朝廷や政治に民の反感が向かないよう京を脅かす存在として忌み嫌われて生きてきた男たちの熱く激しい戦い。
    流れている血はみな同じ。
    それなのになぜ奪い、争うのか。
    もうやめて…そう言いたくなるシーンが何度もあり、ハッピーエンドを期待する自分がいた。
    争いは新たな憎しみを生み、負のループは途切れることがない。
    争うことの虚しさと平和であることのありがたさを改めて感じる。
    どちらが正義でどちらが悪なんだ?
    偏見や先入観で人と接さない…小さなことだけど自分にもできることはある。
    京に入ってみんなで歌ったあの時のように、心を一つにする

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    2026年03月01日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    いや、面白いな。火消が粋で鯔背だというのは知っていたけど、こんなにカッコいい物語だったとは。

    火事が多い江戸の町を守る火消たち。
    その中で衰退しつつある新庄藩の定火消を立て直し、残忍な放火犯「狐火」を追う松永源吾の活躍が描かれている。
    火消の詳細な区分、江戸の町の賑わい、登場人物の事情などみっちり描かれていて読みごたえがあるし、火消たちがアイドルのようにもてはやされている場面も楽しい。火元の陰惨な情景も描写される分、江戸庶民の活気もきちんと捉えていてくれる。
    そして、とにかく「人」が描かれているのだ。

    主人公の源吾はもちろん、その妻の深雪、源吾がスカウトする寅次郎、彦弥、星十郎と、まだ若い

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    2026年02月21日
  • 幸村を討て

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    早々に家康に討たれてしまい、アレ?と思ったら、そこからが今村さんの本領発揮でした!

     タイトルから見て明らかに「真田幸村」の話だと思って読んでいたら、1章目で家康に討たれます。
     そこから、真田家の策謀を個人単位で展開するストーリー。
    最後の章で、兄の真田信之と徳川家康が答え合わせをする感じ。さすがと言うか、今村さんすごいです。

    もうね、コレが史実で良いと思います。
    歴史の教科書に載せましょう!!

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    2026年02月18日
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組

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    3巻目、九紋龍、これも又面白い!源吾、深雪、新之助、星十郎、彦弥、寅次郎
    役者揃い
    新登場人物、町の最強の火消し、九紋龍
    一気に読んでしまった。

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    2026年02月17日
  • じんかん

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    悪人か。英雄か。
    間違いなく英雄ですよ!
    人として生きた証を残せるか
    夢を追い続けられるか
    心に残る一冊でした

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    2026年02月16日
  • 塞王の楯 下

    購入済み

    面白かった

    始めは石積職人の話なんてと思いながら読んでましたが、徹底的なプロの話だと理解してからは一気に上下巻読み切りました
    最高でした
    ありがとうございました

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    2026年02月15日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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    一巻で登場した陣吾が私的に依頼してきた内容とは?そして“夢の国”では惣一郎がある人と出会い……。
    シリーズ通しての謎も少しずつ明るみになる8作目。

    平九郎の前に次々と現れる強敵たちに、ワクワクしながら読み切った!面白い!

    たまに出てくる粋な親父が大好きなので、今回も大満足。
    かっこよー!!散り際に敵に残すとか粋すぎるッ!!好き!!

    “夢の国”側もだいぶん話が進んだ。てか、あれやん?イクサガミの彼のおそらく先祖が出てきたやん?びっくりしたー!!
    そしてそれにより大体の場所もわかり、一気に流れがわかった。

    いやぁ、面白い。
    さ!次行くよーってワクワクしながら本棚見て「ノォォォ。・゚(´□`

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    2026年02月14日
  • 人よ、花よ、 下

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    多聞丸(楠木正行)は父(楠木正成)が言い残した「自分の行きたいように生きよ」に従い、北朝に降ることを決め、準備を進める。
    後村上帝の警護をする中で直に対話する機会を得、帝の本心を知る。
    そして、北朝との和議のために、和議に漕ぎ着けるために南朝の強さを示さねばならない。
    あとちょっとで和議という段になっての畠山親房の暴走により頓挫が邪魔をする。
    「終章 人よ、花よ」は散りゆく楠木党らの戦いぶりが感動もするし、悲しくもあり泣けてきた。

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    2026年02月14日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    襲大鳳上下巻の華やかさとはまた違う、源吾たちの父、重内や謙八たちによるZERO物語。
    黄金雛を襲大鳳よりも前に読みたかったという評価を見たが、私は襲大鳳上下巻からの黄金雛だからこそ心に残り刺さるのだと感じた。
    なんならここにこのストーリーを持ってきた今村翔吾が天才です。
    源吾や勘九郎が言っていた若手を守り育てる気概はこの父親や師匠から受け継いだものだったんだと深く深く沁みる。
    林大学の火事で重内が命を落とすことがわかっているから源吾と重内の親子のやり取りが切なくて苦しい。最後は嗚咽を漏らすほど泣いてしまった。
    子を想う父の姿、不器用ながら火消しの仕事に誇りを持ち名誉より目の前の炎と戦った重内の

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    2026年02月13日
  • 塞王の楯 下

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    ネタバレ

    予想以上に面白くて、二日三日で読み終わってしまった。
    戦国時代という、武士が主役かのように思われる時代を石垣職人という新しい視点から描いている。武士、城主、石垣職人、武器職人、そして住民。同じ時代を生きた各々にそれぞれの信念があり、一つの幕を形成している。誰が正しいとか正しくないとかそんな話ではなく、それぞれの想いを懸けて矛と盾がぶつかり合う様は、各々の全身全霊、命を懸けた真のかっこよさを内に湛えている気がした。
    大津城を全員が一丸となって守り抜こうとする様は、キングダムの合従軍編さながら。何者にも砕けない絶壁 最強の盾 は、塞王の作った石垣でさえも完成にはあと一歩足りない。城を、城主を、住民

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    2026年02月14日
  • 童の神

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    「塞王の盾」「幸村を討て」に続いて3作目の今村翔吾さんの作品。物語の力がすごくて、心に刻まれた。泣いた。まず、童が子供ではなく奴隷という意味だったことを知らなかったし、雅なイメージのある平安時代に人外の者として迫害された人々がいたことも知らなかった。京の権力の外で、鬼や土蜘蛛、人外と差別されて、蔑まれながらも、国家権力にあらがった人たちに今村翔吾さんが光を当ててくれて千年後の現代に蘇らせてくれて、その物語を読めて本当に良かった。愛宕山に酒呑童子のお詣りに行きたい。
    平安時代の差別は苛烈で暴力的で、あまりに哀しすぎて読み進めるのがつらかった。見て見ぬふりしたり社会の底辺に組み込むとかじゃなく、本

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    2026年02月13日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    今村翔吾が最も情熱をかけて書き上げたと言われる所以がわかる。
    それほどまでに作品の端々から感じられる情熱。
    こんなにもずっと面白い作品があるのかと。
    このラストの為に今までのストーリーが組み立てられていたのかと思うと感動すら覚える。
    特に最後オールスターで臨む戦いは震えた。
    火消しの心意気が、熱量が若い世代へ引き継がれていく様も、幾つになっても火消しとしての魂は無くならないということも。
    最高だった。

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    2026年02月11日
  • 塞王の楯 下

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    泰平を願う者同士の矛盾した戦い
    最初から最後まで構図が見事だった
    史実の隙間にこんな物語が読めるのは本当に楽しい

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    2026年02月11日