今村翔吾のレビュー一覧
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大身旗本の次男、三男(いわゆる金持ちの次男坊)の四人組が何者かに狙われてくらまし屋を頼る話(ざっくりあらすじ)
狙われている側がしょーもない奴等でイライラするがラストはスッキリ。前巻の伏線回収も含めて大好きなお話。
この話、好きすぎる……なんとまぁ、キレイな伏線回収。前巻の時にどこに絡むのかな?と読んでいたから後半びっくりした。
平九郎のこれからにも必要な回なんよ……たまらん……。
前巻「冬晴れの花嫁」もめちゃくちゃ素敵な話やったけど、今回も最高。涙でぐしゃぐしゃやもん。
炙り屋も……うう……
今回敵側に動きはないから、これは次回なんかな?そういう意味でもこのシリーズほんま目が離せない。 -
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後村上天皇の公人として近侍することになった正行。外には吉野党を配している。前回の後村上天皇の暗殺がうまくいかなかったことで、直義が多くの刺客を繰り出してきたことが、高師直より情報として寄せられている。果たして決行の時がやってきた。
後村上天皇を正行は守ることができた。そしてどう考えているのかを聞くこともできた。後村上天皇は北朝に降ることも是としている。しかし廷臣たちのコントロールが効かないのだ。正行は北朝に戦をしかけ、降伏をうまくいかせるために動くことにした。
秋、正行は立った。幕府軍をうまく弄することもできた。無事東条に帰ってきて、あとは幕府と和議を結び、幸せな正月生活を送るつもりだった -
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楠木正行の一代記。
私は勝手に正行は正成とともに死んだと思い込んでいたので、おや?君の父さんは今どこで何をなさっておるのか??と思いながら読んでいたが、どうやら正成とともに死んだ正季と勘違いしていたことに思い当たった。
正成の死から8年。河内国東条に正行は暮らしている。すでに観応の擾乱は始まっていて、南北朝に分かれた上で、高師直と直義が暗闘している。ちなみにこのころは足利尊氏の存在感は紙のように薄くて軽い。
正行は父正成が最後の戦いに行くのを止められず、そのうえ一緒に出陣も許されず、後醍醐天皇を無意識に恨んでいた。そのため北朝につこうと考えていた。高師直と直義のどちらにつくかを考え、家臣ら