今村翔吾のレビュー一覧

  • 幸村を討て

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    今村翔吾の本をずっと読みたいと思っていたが、読む機会が無かった。今回初めて読んだが、歴史小説をこのような描き方ができるのは大変面白いなぁと思った。大阪夏の陣を舞台にして、真田幸村とその周りに登場する人物の描き方、不利だと分かっているのに豊臣方に付く人のそれぞれの理由、もしも、私だったら、絶対そういう考えにはならないよなぁと思いながらも、彼らそれぞれの生き方に納得してしまった。

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    2025年12月13日
  • イクサガミ 神

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    この長い物語を最後まで一切ダレることなく緊張感を持たせながら綺麗に決着させたのはお見事という他ない。自分は彩葉の新富座における対幻刀斎戦が特に読み応えあり、なんとも切なかった。彩葉メインでスピンオフ書いて欲しい。

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    2025年12月13日
  • イクサガミ 天

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    歴史小説という事で食わず嫌いでしたが、Netflixでドラマ化という事で気になり、読みました。歴史小説にありがちな、昔ながらの言い回しもなく、バトルロワイヤルという事で完全にアクションに振り切った内容で、すごく面白かったです。続編も読んでいきたい

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    2025年12月13日
  • ひゃっか!

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    主人公春乃が華道の大会に出るためのペアを探して出会った貴音と共に送る青春物語。
    途中で三角関係が出てくるけれど、悪くなかった。
    大抵は三角関係は面倒くさくなるけれど良かった。

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    2025年12月13日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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    今作は眩ます技よりも達人同士の戦闘が主軸となり、手に汗握る展開が続く迫力ある一冊。
    ただ完結巻だと思って読み始めただけに、物語が続くと知った驚きは大きいが、続刊を待てる喜びと、三年が経っても次作が出ていないことへの不安も残る。
    それでも、続きを強く期待させる力を持った作品でした。

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    2025年12月13日
  • イクサガミ 人

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    ネタバレ

    『イクサガミ 天』で陰鬱な気持ちにさせられたことに、若干腹が立つけれど、『イクサガミ 人』を面白く読むためには、この感情が必要だった。

    そして、私は「無骨、許さん」と、まだ思っている。

    ミフティの戦いも、刀の応酬に心がすり減っていたので、新鮮な気持ちになって、テンションがあがった。結末は、どのみち悲惨なんだけれど。
    Netflixでは、ミフティ役いない?
    こんなに面白いのに、もったいないな。

    甚六、ありがとう。そして、悲しい。

    『イクサガミ 神』もこのままあっという間に読み終わりそう。



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    2025年12月14日
  • イクサガミ 神

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    読み終えてしまった。
    非情なデスゲームがようやく終わるのに、心強い仲間たち、愛すべき兄妹、みんなの活躍が見れなくなってしまうのが切なくなってしまった。
    兄妹の想いをつないでいく京八流は「奪う剣ではなく託す剣」
    京八流700年、刀の時代の長い旅が終わり、新しい明治の旅路を歩みだしていく。
    最高に面白い作品でした。
    ありがとう!

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    2025年12月13日
  • イクサガミ 神

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     結末や東京に着いてからさせられることについて序盤でおおよその想像はついていたが、最後まで面白かった。新富座の戦いでは涙が溢れた。タイトルの意味、京八流と朧流の真実、終わりに向かう武士の時代、蠱毒の真の狙いなど次々に明らかになる真実に納得しながらも、物語が終わりに近づくことに切なさも込み上げる。こんなに魅力的な登場人物をたくさん産み出せる今村さんの才能に改めて敬服。もちろん他の作品も読んでいきたい。
     ただ1点、刀弥だけは無骨や幻刀斎とは毛色が違う化け物級の強さについていけなかった。やり過ぎな気がする。

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    2025年12月11日
  • イクサガミ 天

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    イクサガミ第1巻!
    登場人物たちの顔合わせの巻になります。
    1人1人にそれぞれドラマがあり、バトルロワイヤルに参加する。
    蠱毒というワードに、すでに嫌な予感しかしない笑
    愁二郎と双葉を応援したいです。

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    2025年12月11日
  • イクサガミ 人

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    ネタバレ

    2巻より全然おもしろかった!
    ‥のはわたしが甚六というキャラが好きだからだろうか?
    甚六の生き様に泣けた
    甚六の過去パートからは一気に読めてしまった
    優しく兄弟や周りの人思いで情緒が整っていて
    甚六の目から見る世界は美しい
    無骨との死闘に終止符の熱い場面がアッサリに感じたのは甚六に感情移入しすぎたからだな

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    2025年12月10日
  • イクサガミ 神

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    ⭐︎4.0
    ついに完結。ラストにかけて怒涛の展開で一気読みでした。シリーズ通して、とにかく多彩な登場人物たちに魅せられた作品だった。1人ひとりの境遇や心情がしっかり描かれていて感情移入できるのが良い。
    奥義や蠱毒、その他色んな要素に秘密や仕掛けが散りばめられていて、著者の読者を驚かせようという心意気が感じられるような作品だった。

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    2025年12月10日
  • イクサガミ 人

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    ネタバレ

    全編の感想は次回に。
    話が進むたびにキャラクターの個性や背景が見えて来る。
    実写のキャスティングはイメージと連動してしまうため極力情報を入れないようにここまで来た。ようやくというところである。

    無骨、こんなラストになるとは天

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    2025年12月10日
  • 立つ鳥の舞 くらまし屋稼業

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    死者を舞台へとよみがえらせる。そんな難題に挑む物語は、赤也の秘められた過去と重なり合いながら進んでいく。不可能に思える壁を越えていく姿には胸に余韻が残る。
    最終巻でこの物語がどこへ着地するのか、ただ待ち遠しい。

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    2025年12月10日
  • 五葉のまつり

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    仲の悪い五奉行が、わちゃわちゃしながら秀吉の命に従って行政を行っていく。

    第1話 増田長盛
    北野大茶会。茶会を開く場所も出席者も決まってないのに、秀吉は五奉行に丸投げする。1000人もの参加者が雨に濡れないよう、頑張って屋形を建てる。

    第2話 浅野長政
    一揆が起こったばかりの肥後で、一揆を誘発しないように刀狩りするように命ぜられる。

    第3話 長束正家
    算数大得意男。伊達の領土の検地を任せられる。誰にも計算できそうもない土地の検地に取り組む。

    第4話 前田玄以
    唐入りの那古屋で、化け遊びを行うことになったが、一位の者には願いを叶えると秀吉からの沙汰がある。家康に一位になられると、唐入り反

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    2025年12月09日
  • イクサガミ 人

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    島田宿に集結した14人の同時戦闘が圧巻。これだけの人数のバトルを描くのは普通めんどくさくて避けそうだけど、見事に捌いているからすごい。横浜での陸蒸気での戦闘も息もつかせぬ面白さだった。山田風太郎がこの作品を読んだらどう思っただろう。感想が聞きたかったな。

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    2025年12月09日
  • イクサガミ 神

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    ネタバレ

    想像はしてたけど、最後どんどん仲間が減ってっちゃって寂しかった、、彩八、、、

    途中に散りばめられてる映像とはまた違う戦っていく敵達のヒューマンストーリーもよかった

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    2025年12月08日
  • 茜唄(下)

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    平家物語を編んだのは、平教盛が妻、希子であった。一の谷の合戦では、教盛はかなり作戦を読めていた。だが義経が少しだけそれを上回った。鵯越ではなく、鉄拐山を越えて来たのだ。鵯越よりも急峻な坂を下って来た。教盛の小松資盛がもう一度攻め返してくる策を見抜いたからだ。
    そして屋島へ。こちらは嵐の中義経が無謀にも四国に渡ったことで負けてしまう。最後の大舞台を前に、教盛は後白河法皇を介して義経と会見をもつ。平氏の次に頼朝に狙われるのは義経だと伝えるが信じてもらえない。
    壇ノ浦。最後の合戦中に、なんと梶原景時は義経を殺そうとつけねらう。教盛はその義経を逃すために立ち回るのだった。

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    2025年12月07日
  • イクサガミ 神

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    ネタバレ

    ついに読み終わってしまった。。
    とにかく凄かった。圧巻。
    残った者に共に生き残る道があって欲しいと願っていたけれど、やっぱりそんなに甘くはなかった

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    2025年12月07日
  • イクサガミ 人

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    次々と現れる新たな強敵達。東京に辿り着ける9人に入れるのは果たして誰か。ストーリーの疾走感が素晴らしい。

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    2025年12月07日
  • イクサガミ 神

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    ネタバレ

    audibleにて

    いやぁ、すごい作品だった。
    今村さんって、テレビのコメンテーターで見かけたことがあって気さくなおっちゃんみたいな印象しかなかった。
    天才か!!!!
    表現がなんか、かっこいいんだよな。
    本当に素晴らしい作品を生み出してくれてありがとうございます。

    次はNetflixを観ます。



    歴史小説には苦手意識があり、敬遠してた。
    そもそも、歴史についてあまり詳しくないから楽しめないと思っていたから。
    好きなジャンルは、サスペンスやミステリー、ホラーとかそういうもの。
    歴史×デスゲームという設定に興味を惹かれた。
    それなら、あまり歴史に詳しくなくても楽しめそうだから。

    情景が浮

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    2025年12月07日