今村翔吾のレビュー一覧

  • イクサガミ 神

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    京八流と朧流の世代を超えた互いの流派の終着点と共に、京都天龍寺から東京寛永寺までの長きにわたる旅の終着点を見届けた。ストーリーの重厚さとそれぞれの登場人物の出自から語られる詳細描写でもうお腹いっぱいです。読み終え、放心状態です。

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    2026年09月13日
  • 人よ、花よ、 下

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    ネタバレ

    日本史は中学の歴史までしかきちんと勉強したことがなく、後は興味ある時代の小説を少々読む程度。NHK大河すら全く観てない。なので知識は少なく、あっても間違ってたり誤解してたり…。

    楠正成・正行親子のこともそう、父正成は有能な武将だったが、子正行はそこまでではなかったイメージだった。野球で言う長嶋親子、野村親子がダブっていたかもしれない。

    とんでもない誤解だった。この本を読んでから史実を少々調べてみても、小説ならではの虚飾部分を除いても、正成に劣らぬ奮闘ぶりを示したのが正行なのである。

    その正行を題材に今村翔吾が小説を描いたとなれば、そりゃもう間違いなく面白い。その期待を裏切らない傑作である

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    2026年09月11日
  • イクサガミ 人

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    ネタバレ

    登場人物の背景に、感情移入しながら読み進め…かと思ったら戦いのシーンではハラハラし。特に最後…どうなる、どうなる⁉️と息つく暇もなし!

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    2026年09月10日
  • 茜唄(上)

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    ずーっと楽しみにしていた『茜唄』。
    同じ今村翔吾先生の『童の神』を読んだ流れで読み始めた。『童の神』と同じく平安時代を舞台としており、こちらは平安末期を描いている。

    『平家物語』を題材にしながら、今村翔吾先生らしく再構成して描かれているのが面白い。

    上巻では、清盛が亡くなる少し前から、木曽氏との合戦、水島の戦いまでが描かれている。

    まだ上巻なので総評は下巻を読み終えてからまとめるが――

    面白い。すごく面白い!!

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    2026年09月10日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    今村翔吾の描く漢たちは本当に熱い。
    賤ケ岳の七本槍に数えられる名のある武将はもちろん、あの足利義昭でさえも、これほど熱く書き切ってしまうとは。
    黒田官兵衛の最後の戦いも取り上げられていたが、もしも関ヶ原がたった一日で終わらずに、数カ月、一年と続いていたら、いったいどんな日本になっていたのだろうかと、思案に耽ってしまった。
    自分が一番好きだったのは、伊勢の北畠具教。
    武士として潔く、しかしなんとも優しさに溢れたエピソードではないか。

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    2026年09月09日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    おもしろかったー!どの作品も好き。
    でもやはり地元の武将の話が一番かも。
    史実に基づいての一文からこんな面白い作品ができるのか……。短い話ばかりだからサクッと読めた。

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    2026年09月08日
  • イクサガミ 神

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    最終巻では東京中を大混乱に巻き込み、息つく間もない展開に心臓が持ちません!
    4巻まで読んでくると、蠱毒〈コドク〉参加者の善人たちに情が移ってしまい、死闘の果てに討ち死にされるたびに心がかき乱されます。

    主人公は嵯峨愁二郎ですが、もう一人の主人公と言ってもいいのが、 双葉。彼女の存在が蠱毒の旅に、一条の明かりとなって道を照らし続けます。双葉、彩八(いろは)ら女性陣の活躍も胸を打ちます。
    そして郵便屋さんの大活躍も!前島密はじめ、駅逓局員に着目した作者に拍手です。


    『イクサガミ』天、地、人、神、とここまでの大長編を、途中で破綻させずに臨場感を持って描写し、一人ひとりの登場人物の背景を描ききり

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    2026年09月08日
  • じんかん

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    九兵衛(松永久秀)の物語。案内役が信長という設定もなんとも秀逸である。
    少年時代の多聞丸、日夏との出会い。そんな少年の物語でもあるからこそ、久秀となってからも九兵衛という名が多く使われている。三好元長、義興との別れも心打たれるものがある。
    人は飢え死のうとも、孤独には勝てない。動物としては異常としか思えないが、どうやら人間とはそのように出来ているらしい。
    「信疑一如」疑っているから信じようとする。疑いが微塵もなければ信じることもない。
    武士や足軽は自身では何も生み出さず、人から搾取するのみ。
    甚助の「俺はもう自分の生まれた意味を知っている。英雄の兄を支え続けることさ」少年の心を感じる。
    久秀が

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    2026年09月06日
  • 塞王の楯 下

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    物事を極めたものが繰り広げる全身全霊の勝負は美しい。それはワールドシリーズの最終戦、名人同士が奏でる囲碁の棋譜のよう。飛田匡介、国友彦九郎、京極高次、立花宗茂。大津城の石垣を巡るその道の名人たち攻防は物理的な話にとどまらず、精神の世界に及ぶ。平和をもたらすものは最強の矛なのか、最強の盾なのか。答えはでない。しかし、塞王の楯とは石が作った盾ではではなく、大名から民まで一つになった心だと気づく。そのような楯を最期に作り上げた匡介は見事。小さな世界の話ながら、とても壮大で、描写も生々しく、素晴らしい作品でした。大好き度❤️❤️❤️❤️❤️

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    2026年09月04日
  • イクサガミ 天

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    言葉や地名、物事など古いものが多いことや、登場人物が多いことで難しく感じる。
    けれど面白いが勝って読むスピードが止まりませんでした。

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    2026年09月04日
  • イクサガミ 神

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    ネタバレ

    最後それ?と思いましたが、他にどういう展開だったら納得するんだろうと。まるで漁夫の利(じゃないけど)なのはう~んと思わないでもないが、淡々と終わったのはよかった。その二人が実は生き別れの兄妹でしたというラノベ的展開、嫌だけど、そういうのもあるかと思っていました。ならなくてよかった。
    ネトフリ、原作とは少し違うらしいですが、続編を作るんですね。私は本編も見てませんけど。キャストだけ確認しておこうとWikipediaを見てみたら、『イクサガミ外伝 無』『イクサガミ 葉』があるとのこと。『無』が本になって出版されるのはいつになるかわからないし、今の読後感が消えないうちに読んでしまおうということで読み

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    2026年09月02日
  • 塞王の楯 上

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    楯を極めるものと矛を極めるもののお話。出てくる人の生々しい感情や息遣いが感じられる。王と称えられる師匠とそれを引き継ぐものの美しいやりとり、ライバルあるいは部下たちの友情や愛情。大津城で繰り広げられた一体感。そこに忍び寄る不穏な影。人の思いとか戦国時代の緊張感とかがビシビシ伝わってきます。スリリングな展開で一気読みに。色々考えさせられるいい本だった。後半も楽しみ。大好き度❤️❤️❤️❤️

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    2026年09月01日
  • イクサガミ 地

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    登場人物の背景が丁寧に描かれているから、それぞれに感情移入してしまって、心を動かされながらどんどん読み進めた。そして物語の壮大さもどんどん明らかになるから、早く先を読みたくて読みたくて。早速次巻に突入しました!

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    2026年08月30日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    【八本目の槍】
    七本の槍を通して八本目の槍を魅せる
    今村翔吾さん見事です。

    時代小説ですが読みやすく書かれているので慣れていない方にもオススメです!

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    2026年08月30日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    登場人物一人一人がとても個性的で、それでいて江戸っ子らしいさっぱりとした性格をしており、読んでいて爽快感を感じた。
    また、場面や情景の描写も丁寧にされておりどんどん読み進めていきたいと思える作品だった。

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    2026年08月29日
  • 塞王の楯 下

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    第166回直木賞受賞作!
    これは熱くなりました。ぐっとこみ上げるものがあります。
    鉄板の感動ストーリ
    石積み職人"穴太衆" VS 鉄砲職人"国友衆"の物語

    下巻です。
    いよいよ大津城での攻防が始まります。
    東軍の軍勢がくるまで、城を持ちこたえさせられるのか?
    一方、西軍はそれまでに城を落とすことができるのか?

    関ヶ原の前哨戦です。
    一進一退の攻防が続きます。
    その戦いに唸ります。
    それぞれの職人たちの矜持、想いが刺さります。

    絶対的に不利な条件だと思うのですが、諦めることなく、匡介達は闘います。
    そして、いよいよ西軍から大筒・雷破の登場。
    彦九郎の

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    2026年08月29日
  • 塞王の楯 上

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    第166回直木賞受賞作!
    これは熱くなりました。ぐっとこみ上げるものがあります。
    鉄板の感動ストーリ
    石積み職人"穴太衆" VS 鉄砲職人"国友衆"の物語

    上巻です
    一乗谷で、家族を失った幼き匡介。石垣職人"穴太衆"の塞王の源斎に拾われます。石工として腕を磨き、鉄壁の石垣を造ることで泰平の世を造りたいと願います。

    石垣を積む理由
    家族、その地の人々を守りたいという思い。

    一方、鉄砲職人"国友衆"の彦九郎。脅威の鉄砲で戦なき世を目指します。
    どちらも、戦なき世界を目指しまていますが、その手段が違う。
    彦九郎の考

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    2026年08月29日
  • 書店を守れ!

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    今村翔吾、マジでかっこいい!!漢気ヤバイ!!
    この本を読んで率直に思った感想です。彼の書店(本)に対する情熱、行動力、計画性、度胸。どれをとっても最強だと思いました。
    俺についてこい!!俺がやったる!!という力強さとしたたかさを持った作家さんです。理想を高く掲げ、かつ理想論だけでは終わらない。超シビアな現実主義者でありそれでいてロマンチスト。
    業界内外が注目するのもよくわかる。そんな一冊です。

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    2026年08月28日
  • イクサガミ 神

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    ネタバレ

    終わらないで死なないでと泣けてきた。
    読み終えて恋しい作品だ。
    ほんとに何度も泣けてきたしドキドキした。
    終わるのが切なかった。

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    2026年08月27日
  • イクサガミ 人

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    ネタバレ

    引き込まれる。
    一気に読んでる。寝る前読書だから寝られなくなる。
    お願い、もう誰も死なないでと願いながら読む。
    登場人物全てそれぞれの想いを読むと惚れる。

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    2026年08月27日