今村翔吾のレビュー一覧
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『夜哭烏』に続き、今村作品三作目。今回も熱〜い作品でした!最強の火消、辰一こと"九紋龍"の背景描写が巧みすぎて、作者の才能が怖いわw 彫り物の件なんて感心してため息しか出ない…。最後は、我らがヒロイン・深雪さま(?)が大活躍し、良い結末であった。星四つ半。Posted by ブクログ
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西日本の戦国武将24人を描く短編集。
毛利元就、尼子経久、大内義興、松永久秀、龍造寺家兼、
宇喜多直家、石田三成、戸次道雪、北畠具教、黒田官兵衛、
亀井玆矩、伊東祐兵、有馬晴信、加藤清正、雑賀孫一、
足利義昭、豊臣秀吉、十河存保、長宗我部元親、
加藤嘉明、島津義弘、謝名利山、蜂須賀家政、立花宗茂
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歴史・時代小説はこんなに、こんな所が面白いんだよ!という魅力を分かりやすく、興味を持って貰えるようにと書かれた歴史小説入門書。
時代小説ジャンル推しの私も、読みたいなと思える作品が沢山紹介されていました。Posted by ブクログ -
【教養としての歴史小説】
今村翔吾さんの著書です。
私は歴史は好きですが、歴史小説はそれ程読むことはありませんでした。この著書はこれから日本史が好き、歴史小説を読んでみたい、またビジネス書では得られない何かを掴みたいという方にオススメです。
まず最初に、歴史小説と時代小説の違いが明確になりました。...続きを読むPosted by ブクログ -
賤ヶ岳の七本槍と呼ばれた男たちが
佐吉こと石田三成に語りかけ、問いかけていく話。
順番に1人ずつ出自や、心の中を語りながら
関ヶ原の戦いを向かえ、終えていくので
読者は7人分の関ヶ原の戦いにふれて
8人目の石田三成の関ヶ原の戦いを想像することとなる。何を考え何を伝えたかったのか。
太閤秀吉のもと...続きを読むPosted by ブクログ -
昔わが家の本棚に、伊達政宗や徳川家康が並んでいたことを思い出した。
あれは、父のビジネスの場で活用されていたに違いない。
比較的歴史好きではあるが、まだまだ知らない人が山のようにいる。
改めてオススメとされる時代、歴史小説を読んでみようと思う。Posted by ブクログ -
前作に続いての一気読み。火消しを名物にしていた小藩が代替わりで方針転換し、火消組の存続のためには、途方もない成果を出せという指示。真面目にやってきた大将は、自分で火をつけてそれを消すという悪魔の囁きに揺れ動く。果たして江戸では不審火が相次ぎ、なぜかこの小藩が真っ先に駆けつけることが続くが、不自然さに...続きを読むPosted by ブクログ