今村翔吾のレビュー一覧
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石田三成を始めとする5人の奉行が、秀吉の依頼する「とんでも」案件に如何に取り組んでいくか。各案件ごとに、それぞれの奉行が物語の中心になって進んでいく短編集です。今で言うと、「ホールディングス会長:秀吉」に振り回される「子会社社長たち」のビジネス事例集ですかね。
そして、最後に感動で泣きそうになるとは思いもよりませんでした。
真面目に仕事に取り組む大事さを教えてくれますね。
スマートな三成の最後の案件も勿論良いですが、不器用だけど桁違いの数字能力を持つ正家の話が一番のお気に入りです。自分も情シスの仕事をしているので近いものを感じてしまい、感情移入して正家を応援しながら読んでいました。 -
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冒頭にもある通り、本著における「作家」とは商業出版の小説家のことですが、小説家以外の職業においても当てはまる部分がとても多かったです。理由は著者の今村さんが、読者がよろこぶものを書こうという意識をなにより重視しているから。そしてそれはどんなモノづくりにも共通することだから。
わたしも小説家を目指したことはありませんが、広義の「作家」ではある(+本が好き)のだろうなと感じており、得られるものはたくさんありました。
「ちょっとスランプで・・・」と言った言い方は、作家であることをカッコつけているだけだと喝破していたり、量からしか質は作られないのでどんなことがあっても毎日書けと言ったり、大変に勉強にな -
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章ごとに様々な人物の視点で描かれる大阪の陣という構成が、まずかなり効いていた。ひとつの出来事を別の立場から見直すたびに印象が変わり、「幸村」という名の重さ、そして魅力がじわじわ立ち上がってくる。序盤は謎や不気味さといった印象の強さで引っ張り、中盤は徐々に明かされる真相で緊張を保ち、終盤は鮮やかに仕掛けられたトリックで押し切る流れがきれいで、めちゃくちゃ面白かった。
特に良かったのは、単なる合戦ものとしての勢いだけでなく、真田家の関係性を軸に「名を継ぐこと」「役目を背負うこと」を丁寧に描いている点。家同士の論理と個人の願いがぶつかるところに、人間くささと切実さが出ていて、読み終わったあとに余韻 -
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緋鼬(あかいたち)に立ち向かう火消たちの戦い
緋鼬は火災旋風のことを指す。
火災旋風をざっくりいうならば、大規模な災害時に局地的な火災を起こすつむじ風。
燃えるものから遠ざかると弱くなり消えるため、通常の火災とは違い消すことすらままならない。
今回の主役は、風読みに秀でてる星十郎。彼がいないと緋鼬は消えるわけがない。
初めて目にした緋鼬を見て消せる手段があるのか…と諦観するぐらいの勢いは
いくら星十郎が風が読めたとしても、川に囲まれ密集する大坂の地で
できあがった緋鼬を消し止める方法を模索するのが難しい。
星十郎と山路連貝軒と組み(双風神というタイトルに繋がる?)、ぼろ鳶たちが大坂の火消た -
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震えた
分かる?こう全身にぞわぞわぞわーって来る感じ
分かりやすく言うと、めっちゃ美人の看護師さんに心電図検査のあの吸盤みたいなやつを付けられる時の感覚ね(分かりやすく言うって言って分かりづらく言うシリーズ)
なんなんこの人?
マジなんなんこの人?
傾倒しまくっております
だってまずもうびっくりくらい出版業界に詳しい
もはやその道の専門家が書いた新書と言われても納得するレベル
その上で作家としての視点、経営者としての視点を交えつつ出版業界の現状そして展望を語ってくれる
そしてさすがのベストセラー作家、すこぶる読みやすい
で、さらにさらによ
業界を元気にする驚天動地のアイディアをいくつ -
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ネタバレ明治11年 村は虎狼痢が蔓延し、廃刀令が出され困窮する武士たち。
「武技ニ優レタル者」に「金十万円ヲ得ル機会」を与えるとの怪文書によって、京都の天龍寺に全国から292人が集まった。
それぞれに木札が配られ、東海道を通り東京を目指す〈蠱毒〉という名の「遊び」が始まった。
木札は1枚1点。点数を集めながら進まなければならない。
点数を集める方法は、、、
「奪い合うのです!その手段は問いません!」
ハラハラドキドキの目まぐるしい展開。
蠱毒の参加理由は、金、力、家族、名誉、故郷のためなど、参加者の背景を知るたびにグッとくる。
なぜ、こんな「遊び」が行われるのか?蠱毒の真の目的は?
ゴールの -
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イクサガミ3巻目。
王道展開大好きマンなのでいちいち「こういう展開好き〜」ってなるの楽しい。
ラストの武骨と、尽六のシーンは特に激アツ。
進次郎はぶっちゃけ死亡フラグを感じてしまって申し訳なかった。弱いものが頭使って勝つ展開も良き!
キャラクターも王道貫いてて良い。
飄々としたカンフー使いとか、色黒の碧眼の女毒使いとか、天才少年剣士とかね、、、オタクが嫌いなはずないよね。
最近こういうストレートなベタ展開を楽しめなくなってたけどめちゃくちゃ面白いのは、好きになれるキャラクターの存在やクドくなり過ぎずかつ雑過ぎない話運びにあるのかも〜と思ったりした。
いよいよ最終巻。推しのカムイコチャと響