今村翔吾のレビュー一覧
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ネタバレクライマックスの一つ島田宿の戦い。ここでも絵の上手さが光り、小説版読んだ時のイメージ通りに描かれていて満足。カムイコチャかっこいい。そして、意外だったのは原作と違う動きをしていた(というか原作では退場済みの)孝右衛門。まさかここで絡んでくるとは。しかし、孝右衛門をコミカライズでは半オリキャラとして使う当初の構想が原作完結によって狂い、有効活用は諦めたのではないかな?という気もする処置。(原作終盤がガチガチに構成が固まっているのでこれ以降意味を持たせた登場させる隙間がなく、謎の存在として引っ張ったもののここらが潮時と損切りした感じ。とは言え、まだ退場は確認されていないんですよね、これが……)
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助けを求める人を絶対に見捨てない。火消たちの戦い。
シリーズ最終の上下巻。
尾張藩屋敷が突如爆発。そこで出会ったのは18年前に亡くなったと思われる伊神甚兵衛だった。
彼が尾張藩屋敷を爆発させた下手人なのか、伊神甚兵衛を追って源吾たちは追いかける。
一橋との対決。まさに物語の最終回として相応しい終わり方だった。
そして個人的には若鳶の慎太郎・藍助・そして慶司の3人の成長が今後も楽しみだと思った。
確かにまだ年齢も経験も若いし、一連の騒動に関与することとしてはリスキー。
勝手に行動を起こして犠牲になったらたまったものではないのは、源吾のみならず大音勘九郎たちも躊躇してしまうのも分かる。
それ -
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ネタバレ長い長い旅が、ようやく終わった。蟲毒の参加者が、それぞれにたどり着いた場所をちゃんと全部見届けることができた。
これで良かったんだと思える終わりもあれば、そうでないものもあった。
が、この最終巻の東京の地で見届けたものは落ち着いて読めたものが多かったような気がする。
彩八の戦いはとても印象に残った。彼女と双葉の絆みたいなものが、すごく貴重なものに思えた。彩八の心が双葉の言動をきっかけに柔らかさと強さを取り戻していったことが本当に良かったと思う。
双葉は最後まで、不思議な役回りだった。双葉を守ることを、自分の中の人間性を守ることと同義にしている者もいたし、「信用」というカードに使っている人間も -
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「世を、人の心を変えるのだ」「人をあきらめない。それが我々の戦いだ」そんな言葉から始まる紹介文。
今村翔吾さん、なんでこんなに面白いんだ…。時代小説を避けてきた自分を恨むくらい最高でした。
鬼、土蜘蛛などと呼ばれる「童」VS朝廷軍。
構図はこうも簡単なのに、終わらない戦い。差別なき世を、争いなき世を、誰もが渇望しているはずなのに身分が、肌の色が、生まれが…。あらゆる理由をつけて差別し、争いが起きる。
読んでいて、ひたすらに苦しいのに読み進める手は止まりませんでした。
読んでいる側からすると童の視点で、童の味方をしてしまいたくなりますが、渡辺綱は憎めないし、坂田金時の立ち位置 -
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「塞王の楯」「イクサガミ」など今村さんの歴史小説はとても読みやすく面白いのですが、私はこの作品が凄く好きです。平家物語。知盛の人柄や生き様がめちゃくちゃかっこよいし、知盛を兄者としたう教経もよい。そして、敵でもあり、ライバルでもあった義経。最後は・・なのですがとても関係性がよい。
対極になるけど、頼朝は印象よくないですね・・。特に慕っていた義経に対する仕打ちは許しがたいですね。
最後に知盛のこの言葉を
「仮に平家が滅亡しようとも・・・我らが抗い続けた美しさを、愚かしさを生きた証を残しましょう。後の者がそれに学び、いつの日か人が争いを捨てることを信じて」 -
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人は何のために生まれてくるのか?
本作の中で度々繰り返されるこの問いが、物語の根底にある最大のテーマだと感じた。
舞台は、理不尽な行いがまかり通る戦国の世。神仏の存在に疑問を抱きながらも、ただ民の安寧を夢見て、かけがえのない仲間たちと激動の時代を駆け抜けた梟雄・松永久秀。織田信長が小姓に語る彼の半生は、一般的に知られる「稀代の悪人」というイメージを180度覆すもので、悪名をも厭わず自らの使命に向かって突き進む姿に、思わず息を呑む。
久秀と仲間たちの絆には何度も心が揺さぶられた。利害を超え、互いを思いやり、生きた証を守るために身体をなげうって抗い続ける姿に目頭が熱くなる。
人は何のために生ま -
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ようやく第2巻を読むことが出来た。
危うく話を忘れるところだった。
でも、ひとたび読み始めれば、あっという間に話の世界に戻って来れた。
そして、物語が急速に動き出した。
1冊目よりも息を呑む鬼気迫る戦いに手に汗握り、躍動感のある展開に心が躍り、時折り挟まれる人情に少しほっとして、そしてまた激しい戦いへと移っていく。
この展開以上のことがこの先にあると思うと楽しみでしょうがない。
今巻の終わりは、ドラマとほぼ同じところで終わっていたが、そこまでの展開は大きく異なっていた。
どちらが良いも悪いもないけど、結構違うことに小説後発の自分としてはびっくりした。
結構力を入れて、お金もかけて作ってい