あらすじ
東海道を舞台にした大金をめぐるデスゲーム「蟲毒」。愁二郎は戦場で出会った「蟲毒」唯一の少女・双葉と東京を目指すが、続々と強敵が現れる!! 愁二郎は電報で連絡をとった明治政府の大物・前島密と浜松郵便局で合流。彼から「蟲毒」の黒幕が警視局長・川路利良という衝撃の事実を聞くことに・・・! そんななか川路は郵便局に討伐隊を送り込み激戦が開始。さらに宿敵・無骨まで現れ、愁二郎の前に立ちはだかる・・・!! 終わりゆく侍の時代のなかで藻掻き、刀を握る者たちの生きざまを描く第6巻!!
...続きを読む感情タグBEST3
響陣のモチベーション
歴史の実在の偉人とこの作品の登場人物が絡むのも見どころだが、この巻では響陣の生い立ちや蠱毒に参加している動機が分かりエモい。
Posted by ブクログ
漫画版も益々筆が乗ってきた感じで面白い!上野の彰義隊に響陣が斬り込むシーンは漫画ならではの臨場感とスリリングさ。
貫地谷無骨のキャラデザは当初「うーん……どうかな?」と思っていたものの、この巻の活き活きとした戦闘狂ぶりはあり!ついBLEACHの更木剣八を想い起こしてしまう。
ストーリーもかなりスピーディーに進んで、イクサガミで個人的に一番面白いバトルだと思っている島田宿のバトルロイヤルに突入したところで引き。次巻が楽しみ。(陸乾は原作でも好きなキャラなんだけど、なかなかかっこいいキャラデザだった。)
あと、原作と決定的に違うアレンジがあって、とある人が生きているんだけど、蠱毒もかなり進んで残り人数的にも蠱毒のシステム的にも原作で生き残れなかった人が見せ場を作る余地も無くなってくるわけで、これから何をしでかしてくれるのか?そもそもどうやって生き残ったのかも気になるところ。
幕間のおまけ漫画で陽奈が響陣に銑鋧(棒手裏剣)1本投げたら蕎麦6杯分と煽っているカットがなかなか趣き深く、ついつい現代のミサイルに置き換えて考えてしまう……