出口治明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
思い込みではなく、ファクトに基づく思考力を身につけることを提唱する本。現在、思考停止状態の人が多くいることに警鐘を鳴らしいている。ファクト(情報)の取り方として、信頼性のある国際機関が出したIMFや OECDデータ(一時データ)を使用すると説明する点はそうだなと感じた。自分の適性がわからないまま死んでいく人が多いのだから、数字、ファクト、ロジックを松明にやりたいことを試す、目の前のやることを一生懸命やるべき、との言葉はその通りだと思うし、わたしは判断にロジックが抜けがちだからそこを強化しないといけないなと感じた。働き方改革を促し、その空いた時間で男女が飲み会などで出会う場になり婚姻率があがると
-
Posted by ブクログ
現在の世界情勢を知る上で必要な知識・背景を宗教を切り口にしてわかりやすく教えてくれる。
例えば、第2章 宗教がアメリカの政治で絶大な影響力を持つわけとは?で、
2023年10月にイスラエルを攻撃したハマス。積年の恨みが限界に達したこうした事象を紀元前597年に始まるバビロン捕囚からユダヤ人の歴史を紐解いてくれる。まさに「歴史」だ。
いつも思うのだが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であるエルサレム。この地帯は歴史的に地球上でも独特な磁力があるように思えてならない。遠く東洋の島国に育った日本人にとって、中東という空気を感じなければなかなかユダヤ教などの宗教の本質を理解することは難しいよ -
Posted by ブクログ
この著者の本は最近何種類も発行されて、さすがに乱発しすぎじゃないのと思っていたが、とてもいい本でした。池上ナントカさんの本は企画者が適当に編集している感があるけれど、この本はこの著者の意見や発想が随所に出てきて、今までよくわからなかったことを丁寧に教えてくれる。たとえば「最後の審判」ってよくわからないし、なんでこんなこと信じているんだろうと不思議に思っていたのですが、ゾロアスター教まで遡ると全能の神がこの世界を造ったのになんで悪が蔓延るのか、その原点がわかります。神が造ったのだからはじめがあるし、終わりもある。終わるときには最後の審判が行われるんだという理屈らしい。この考え方に対し、インドで
-
Posted by ブクログ
●2025年5月30日、チャットGPTに質問「あなたがすすめてくれたマキャベリズムの本だけど、同じタイトルないのよ?王様(男性向け)じゃなくて、私がめざしてるところに役立つ女王様向けの本は?」と話しかけてたら、「「どんなに偉い男でも『それがどうしたの?』で突き返せる強い女性」、「優秀な男たちが幕い、死後も花を捧げに来る ような人生」、「ホステス的ではなく、女王的」といった姿に近づくために、女性としての知性・戦略・威厳を養うのに役立つ本を選び直しました。以下にご提案いたします」といわれ、これらの本をおすすめされた。
『野心のすすめ』林真理子 (講談社)
・社会的成功と自己実現を、あくまで「 -
Posted by ブクログ
やっぱり出口先生の歴史解説は、読みやすくて分かりやすい。転換点において日本史を形作った10人として、自分の知ってる歴史像と、これまでの出口先生の著書を合わせると、概ね予測通りのメンバーだったけど、「藤原良房」が入っていたのは、意外だった(藤原北家が摂関家として君臨する時代を開いた、という意味合いで取り上げられており、その時代の少し細かい事情まで知れて、面白かった)。
10人の選出の仕方として、世界的な広い視野・経済重視の姿勢・リーダーとしての手腕、の3つに重点を置いているのも、良いと思った。
信長が大量に茶器を買い漁ったのは、単に趣味や権威の誇示だと思っていたけど、マネーサプライ(通貨供給量) -