出口治明のレビュー一覧

  • 老いと死をファクトで考えてみた

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    ライフネット生命の創業者であり稀代の読書家でもある出口治明氏が、自身の脳出血後の車椅子生活という体験をもとに、誰もが抱く「老い」や「死」への漠然とした不安をデータと事実で解き明かした一冊です。

    感情論を排した客観的な事実を通して、過度な恐れを手放し自分らしく人生の終盤を生き抜くための処方箋が示されています。

    印象的だったのは、次世代へのバトンの渡し方。上の世代がすべきことは、過去の成功体験を押し付けたりいつまでも居座り続けたりすることではない。若い人が挑戦できる環境を整え、時代を超えて通用する「思考の武器」を渡さなくてはならない。

    命の終わりを見つめることは、自分がどう去り、何を遺すかを見つめること。読み終えた今、次の世代へバトンを繋ぐ一人としてどう生きるべきか、大切なコンパスをいただいた気がします。

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    2026年09月13日
  • 哲学と宗教全史

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    「体系的に語る」と案内されている通り、本当に読みやすく、思想の流れを感じながら読むことができます。本書を中継点にしながら、他の思想史や歴史、宗教の解説本を何度も行き来して、理解を深めていくこともできそうです。
    惜しむらくは読み手である自分の力量で、古代ギリシャを扱う最序盤では、地理と歴史の流れを一体のものとして感じながら読めるのですが、思想や地域が広がりを見せていく中盤以降になると、だんだん理解が追いつかなくなり、文字をなぞるだけになってしまうところもありました。
    電子書籍で一気に読むというより、紙の本として手元に置いておき、気になったときに関心のあるページをぱっと開く、ほかの本とも行き来しながら、少しずつ理解を深めていくような読み方が合っているのかなと思います。

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    2026年09月07日
  • 世界は宗教で読み解ける

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    なるほどなー、
    宗教は会社でいう「ミッションビジョンバリュー」と同じだし、なんならもっと根っこの倫理観や道徳を基礎となるものなんだな。

    確かに国を治めるとなった時、こちらから民衆の方向性をコントロールできた方が都合が良いもんな。

    特に中国の話とかは納得で、土地が広いから必然的に法治国家になり、でもそれだけだと倫理観やら道徳やら生きる意味を与えられない=法を守れない から、儒教と組み合わせたんだと

    日本の部分も興味深くて、無宗教国家だと思ってたけど神道や仏教の要素が少しずつ生活に根付いている。

    宗教への見方が変わった。
    今後はミッションビジョンバリューだと思うことにする。

    広く体系的に知れて面白かったです。

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    2026年09月05日
  • 一気読み日本史

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    タイトルの通り古代から現代まで1冊にまとめているため、1つひとつの記述は詳しくない。また著者は実務家であるため研究者のような深い論考はない。取り上げているトピックも著者の好みが反映されている。南北朝時代の記述はもう少しあってもいいような気がする。

    ただ文章が平易であるため読みやすい。それなりにボリュームはあるが、文字通り一気に読める。

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    2026年09月04日
  • 一気読み日本史

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    出口先生なりの見解が散りばめられているものの、本当に「一気読み」できる、ライトな感じで、とても読みやすかった。

    自分が大学受験で苦しんだ30年前にも、こんな本があったら、もう少し全体の流れを掴めたのになぁ、、、と後悔するも、実際あっても勉強しなかっただろ!とツッコむ日々。。

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    2026年09月02日
  • 世界史の10人

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    ほとんどの人が大人になったら学ぶことはないような世界の歴史をその大きな流れと関係性の中から理解することができました。

    歴史だけでなくビジネスなどでも、一つのことに詳しいことも大事ですが、大きな流れの中でその出来事がどう言う意味を持つのか?と言う視点は常に大事にしていきたいです。

    本の内容には多分に筆者の主観が入っているかとは思いますが、そもそも物語としてはある程度の主観が入っている方がそれらしい話の流れになりますので、それも読んでいて面白いと思いました。

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    2026年08月17日
  • 教養としての「地政学」入門

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    欧州を中心に各地域の歴史を振り返りつつ地政学と絡めて解説されている。地政学に直結しない歴史トリビアや背景情報も豊富で、「歴史の教養が深まった感覚」を持てる。欧州史の一部で細かい人名が多く出てくるので、基礎知識が無いと理解しにくい部分があった。
    純粋な地政学の理論書というよりは、歴史と地政学をセットでざっくり掴みたい人に向いている一冊。

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    2026年08月16日
  • 人類5000年史III ──1001年~1500年

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    ローマ帝国以外のヨーロッパが如何に未開の地だったかが分かる。世俗、聖俗、異民族だけでなく家族間でも争い合っており、友好、敵対か激しく入れ替わる。この中から現代に繋がる法律の数々ができていくのは興味深い。

    対するアジアではモンゴル帝国が世界をまとめ上げていく。チンギスや元のフビライに焦点が当たりがちだが、それぞれのウルスも面白い。また、今や辺境の地となってるアフガニスタンなども繁栄していたんだなと思うと今の世の中の当たり前が当たり前でないことに気付けて面白かった。

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    2026年08月16日
  • 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法

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    この本で特に気になったのは、
    古典を中心に読むこと。
    速読より熟読し、作者との対話をすること。
    また関心を持った本は7〜8冊関連を読むこと。
    参考になった。

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    2026年08月11日
  • 一気読み日本史

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    \\日本史を授業外で改めて学ぶ面白さ//

    ファイティングスピリッツあふれる
    藤原家のバトルロワイヤル!?

    映画を見るように歴史を観る✧

    ◇◇◇◇◇◇

    【タイトル】一気読み日本史
    【 著者 】出口治明
    【 出版社 】日経BP

    ◇◇◇◇◇◇

    冒頭登場に登場した、
    ✧ファイティングスピリットあふれる藤原家のバトルロワイヤル
    他、

    ✧空海は嵯峨天皇に「高野山をください!」と頼みこむ

    ✧都のバトルロワイヤルに敗れた貴族が地方でゼネコンに!?

    ✧スティーブ・ジョブズのごとき平清盛が、中国からマネーを持ちこむ

    ✧信長がカエサルなら、秀吉は「時間がなかったアウグストゥス」

    ✧勘定奉行は平社員でも狙える重要ポスト

    まるで新聞の見出し記事✨️

    あなたが気になるトピックは何ですか??と思わず聞きたくなっちゃう、面白さ✧

    ◇◇◇◇◇◇

    高校の授業とは違う切り口。

    歴史のマクロとミクロの結節点。

    系図に関しても歴史の図解とは違って現代風なのがいい✧

    えっ?なになに
    と思わず聞きに行きたくなっちゃう!

    ◇◇◇◇◇◇

    私が小さき頃は、イイクニ作ろう鎌倉幕府の世代でした

    それがいつの間にかイイハコ作ろう鎌倉幕府に変わっていてなぜに?

    と思っていたことを改めて習得☆(笑)←今更

    ◇◇◇◇◇◇

    みなさまご存知かと思いますが、実はこんな理由だった✧

    ①平氏滅亡⇨1185年3月。
    ②5月に義経が腰越状⇨後白河院から院宣、頼朝に反旗10月。
    ③頼朝⇨後白河院から全国の警察権を獲得、12月。=文治の勅許。これにより頼朝、守護と地頭の任命権を得る✨️
       ⇩
    この権限の獲得=鎌倉幕府の成立✨️となったんだそうです

    ※ちなみに1192年は頼朝が征夷大将軍になった年。

    ◇◇◇◇◇◇

    というように、
    習った知識もアップデートできるんです✨

    実は私。
    この書籍を読み直していて、『こんなの習ったっけ??』『あれぇ??お初じゃないですか??』がたくさんありました驚

    忘れているのかはたまた、新しくなったのかは置いといても、
    史実を知っていく面白さを感じられます☆

    ぜひこの夏お手にとって興味を深める1冊にしてみるのはいかがでしょうか??✨️

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    2026年07月30日
  • 哲学と宗教全史

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    現代では自然科学がいちばん信頼されてるけど、昔の人が神を信じていたのとそんなに違わないのでは……と思った。科学も信仰。しらんけど。

    自分はビジネス書嫌いだから基本読まないんだけど、これは普通に楽しめた。めっちゃ分厚くて、ちょっと「うぷっ」てなるけどw
    中年にさしかかり、学生時代勉強しなかった後悔の埋め合わせ(をした気になりたい)自分みたいな人にもよかろう。

    それにしても出口さん、相当な岩波信者(笑)。
    広辞苑……は、け、検討、します。。。

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    2026年07月29日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    「日本は特別」という甘い思い込みを、対談のテンポで容赦なく剥がされました。
    戦争の話を避けてきたツケ、アメリカ経由で世界を見てしまう危うさを突きつけられ、耳が痛いなと思いながらも、なぜかページが進んでしまいます。
    半藤さんの“現場の匂い”と、出口さんの“数字と俯瞰”が噛み合う瞬間は本当に気持ちいい反面、断言の強さに反論したくなるところもありました。
    それでも読み終えると、日本をどう見てきたかが自分の中でくっきり浮かび上がりました。
    衆議院の解散が現実味を帯びる今だからこそ、強くて誇れる日本であってほしいと思わされます。

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    2026年07月28日
  • 働く君に伝えたい 「考える」の始め方

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    相変わらず出口氏の文章はわかりやすくて良かったです。考えるの始め方は、勉強して知識をつけ、無意識の偏見から逃れることだと思いました。また、地政学に少し興味を持ったので、触れてみたいと思います。

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    2026年07月24日
  • 誰も行ったことのない場所へ行こう。そして誰もやらなかったことをやろう。 逆境を苦しんだ僕からの31のメッセージ

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    60歳でライフネット生命を創業、
    70歳でAPUの学長就任、
    そして72歳で脳出血、、

    そんな出口氏の生きざま、考え方を書いた本。
    半身不随になって、リハビリに励むも、歩くことをあきらめ、
    左手で文字を書くことに集中する、という判断をした出口さん。

    だから31のメッセージの1番は

    あきらめれば人生は何とでもなる

    だった。
    そのあと、失敗への不安は幸福へのチャンス、
    喜怒哀楽の総量が大事、自己責任論の否定、
    人生偶然と運、やりたいことなんてわからない、迷ったら行く

    などと続く。人生の本質。

    仕事の本質は
    仕事≠人生、生産性はスピード、正攻法が大事、
    失敗したら謝って原因追及、計画の重要性、正直、数字を根拠に

    とくる。

    お金の本質は
    お金の不安とは、経済成長なくしていい社会はつくれない、
    貯めるより増やすより使う、貯め方、投資

    と。

    人間関係の本質は
    役に立つ人脈作りなんて無理、上司に合わせる必要なし、リーダー論、
    気に入らない上司、、コミュニケーションの大切さ、苦手な人はいて当然

    学びと思考の本質は
    血の力が自分を助ける、知の源泉は人、本が強くする、旅が太くする、
    極太の思考軸

    大半は素直にうなづける内容。
    さすが人生の先輩。
    そもそも60歳で起業、というのがいい。
    司法試験に落ちてたまたま入った生保でできることをしてたら、
    収入の少ない若い人に安い保険料の保険を、というので始めたと。

    人生、偶然、運。この本にはない言葉だが、御縁、だと思う。
    私も65歳、節目。せいぜいあがいていいご縁がありますように、だ。


    「はじめに」にかえて あきらめれば人生は何とでもなる
    第1章 人生の本質
    第2章 仕事の本質
    第3章 お金の本質
    第4章 人間関係の本質
    第5章 学びと思考の本質
    おわりに

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    2026年07月17日
  • 教養としての「地政学」入門

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    読み終わるまでだいーぶ時間がかかった、ローマ教皇の話とかなんとか3世とか多すぎて頭がこんがらがった、高校時代の世界史勉強を思い出して面白かったねやはりビスマルクはかっこいい。もっとヨーロッパの歴史の知識がないとなかなか読むのむずい。入門ではない。、
    日米同盟について、アメリカが同盟を組みたい国は別に日本以外もいること、日本は選ばれるようにならないといけないということ。そして国民はアメリカに頼るしかないという現実を直視すべきという。
    地政学を学ぶことで政治にも歴史にも株にも興味が出てくる、グローバリゼーションとコミュニズム。もっといろんな本を読んでみたいと思った。

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    2026年07月12日
  • 人生を面白くする 本物の教養

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    今の日本社会において、なぜ教養が必要なのかを理解することができた。教養とは単に知識を増やすことではなく、自ら考え、当たり前を疑い、社会課題に対してどのような解決策があり得るのかを考えるための土台になるものだと感じた。

    また、そのような思考を深めるためには、事前知識を身につけることに加え、比較対象を持つことが重要だと感じた。さらに、一つの出来事を現在だけで捉えるのではなく、歴史的な変化を踏まえた「時間軸」と、他国や他地域との違いを踏まえた「空間軸」の両方から物事を見る視点の大切さを学んだ。

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    2026年07月07日
  • 日本史の極意

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    歴史を体系的解説している。日本史は古事記や日本(書)記を読む必要を感じた。ガリバー旅行記も大切な歴史書であることを知った。天皇は、死んでから呼ばれる名称で現役の時は王とか大王と呼ばれていた。ヨーロッパでは地政学がきちんとあったのに日本は軽んじて、大国と戦争してきた。日本の学校教育の歴史の教え方は考える必要を感じた。

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    2026年06月26日
  • 座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

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    貞観政要という中国古典のリーダーシップ論の書を著者が座右の書として紹介している。中国歴史の中で、最も平和が続いた時代の施政者である貞觀のリーダーとしての在り方を貞観没後に弟子たちによって記された全10巻になる書物とのこと。リーダーとして活躍するには、3つの鏡が必要。一つは銅の鏡。自分を映す鏡。一つは人の鏡。自分に対して率直にものを言ってくれる人。最後の一つは、歴史の鏡。過去の史実や教訓をもとに今の行動を判断する。
    あと器の話が印象に残った。リーダーとして器を大きくするのではなく、今の自分の器の中に入っている固定観念や邪念を出すことで、器としての容量を確保すべきとの話が今すぐ出来ることとして大事な視点と感じた。

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    2026年06月20日
  • 世界は宗教で読み解ける

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    歴史を踏まえて、宗教の知識を整理できた。
    各章それぞれ面白かったけど、やはりメインとなるキリスト教とイスラム教の記載が多めだった。
    キリスト教の、聖霊の解釈や、アリウス派・ネストリウス派の分離の経過(ニカイア公会議とか)を復習できた。
    馴染みの薄いイスラームも、成立の過程を学び直せた。アラビアという言葉が、アッラーに帰依する者、という意味という事も、初めて知った。
    毎回思う事ながら、出口さんの解説が、一番読みやすくて、スッと頭に入ってくる気がする。

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    2026年06月13日
  • 決定版 「任せ方」の教科書 部下を持ったら必ず読む「究極のリーダー論」

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    ネタバレ

    部下育成、部下リードの為の本です。

    これまで色々読んできたなかでは一番腹におちました。
    上司―部下の関係とは決断する(責任をとる)人と執行する人、部下には一定金額以内で権限を持たせる、部下に任せるといっても明確で的確な指示を出す、部下が判断するための基準を授ける、プレイングマネジャーをやめて部下に任せる、部下の成果は60点以上で満足する、等々。

    ・・・
    出口さんでも60点以上で満足するのかあ、と思いました。いわんわ、私ごときは下に完璧を求めてはいけないかと。むしろ60点で褒めて伸ばすべきだと。

    まあ、簡単ではないのですが、なんだかあれだけ有名な人に言われてしまうと、やっぱりそういうものか、と感じてしまいました。

    ・・・
    他方、これは主に大企業向け、少なくとも課長や部長など5人程度以上の部下を持つことを想定しています。

    部下の欠点を直さない(転じて適材適所)という項目などはまさにそれですね。

    私のような小さなチームで部下が2人、という場合、もう欠点を直さないとか言ってられない部分がありますよねー。

    ・・・
    ということで、出口氏の部下育成の本でした。

    細かいところを開陳するわけではないのですが、大ぶりの方針としてはその通り、と感じました。

    人間性の修養をしつつ時間をおいて再読したいと思います。

    なんか人の上司になるのは、親になるのと似ていますね。そこからがスタート、そしてだんだん上司っぽくなる・親っぽくなる(上司っぽくなってるかな?)。はじめは全然不完全でそこからがスタートです。

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    2026年06月01日