出口治明のレビュー一覧

  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    現代史にあまり興味はなかったが、一般教養として手に取ってみた。非常に勉強になったし、現代史を勉強しないといけないと思った。

    一つの事象、判断をその小さな視点だけでしか見ないのが今までの日本史だと感じた。世界情勢があっての、日本のある事象であり、判断なのだ。日本国内のある事象を論じるときも、日本史ではなく、世界情勢の中で論じられるべき。

    そんな意識を植え付けられた。

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    2016年10月28日
  • 仕事に効く 教養としての「世界史」II 戦争と宗教と、そして21世紀はどこへ向かうのか?

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    前作は、ジェットコースターのように歴史の海を駆け巡ったが、本作は、のんびり船の旅といった感じ。
    普段、あまり意識を向けない地域、国にスポットが当てられていて、前作とは違った面白さを味わえた。
    ますます歴史が好きになりました。出口さん、いつもありがとうございます。

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    2016年10月18日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    稀代の教養人である半藤・出口両氏の対談本。

    まず、両氏の尋常ならざる読書量に驚かされる。
    そして、自分の不勉強さと無教養を思い知らされる。

    主たるテーマは、近現代の日本を、世界史の流れと結びつけて捉えることにある。
    両氏の語る内容は、現代(日本)社会の抱える問題点を浮き彫りにする、極めて深いものであるが、それでいて非常に分かりやすい。

    とにかく「多く」かつ「深く」読書をしようと思わされた。

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    2016年08月20日
  • 大局観

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    なぜ日本が世界経済大国になったのか、その背景と現在の違いを明瞭に説明されており、今までの企業・組織のやり方は通用しないことが分かった。

    ゼロベースから考えて、進む方向を決める力が必要なこと、そうするためには「時間軸」と「周囲の状況把握軸」の2つを基本としてしっかり持つこと。

    できるかどうか別にして、リーダーの心構えとして何が必要かよく分かった。

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    2016年07月27日
  • ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊

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    こんな素敵な書評本があったとは!「ビジネスに効く」とタイトルにありますが、学生の間に読むと自分の器が広がっていくのを実感できる本がたくさん紹介されています。しかも、ただの紹介ではなくテーマごとにまとめられていて、読む順番まで考えられています。まるで一冊の本が、フレンチのフルコースの様に絶妙の組み合わせで紹介されています。
    著者の出口治明さんは、ライフネット生命の会長であり大変な読書家として有名ですが、この本には人生を支える教養を身につけるために必要な骨太の本が分かりやすく紹介されています。元気になりたいときや迷ったときの良い道標になる本です。

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    2016年07月01日
  • 生命保険とのつき合い方

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    出口さん本2冊目。
    1冊目の教養の本を読み、
    全く勉強してこなかった、というよりめんどいと無視し続けた保険に興味が湧き、購入。

    ううううううううう、目から鱗・・・分かりやすい。
    病気した時、家族が亡くなった時、
    政府が保障してくれた上で賄いきれない分を保険で補填すると、そんなことすら知らない私が怖くなりました。
    社会保障大事!なんてよく知らずに口にしてました…。
    保険にはなぜか悪いイメージがあったのですが払拭されました。

    さてこの本は、
    まず政府が何をどう保障してくれるのかから始まり、その上で生命保険の種類を一つずつ解説。
    そして何の商品をどこでどう選んだらいいのかというところまで書いてあ

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    2016年05月05日
  • 日本の未来を考えよう

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    日本の現状を様々な事実に基づいた切り口から考察。
    色々と問題が山積みであるが、国として、個人として前に進むためにどうしたらよいか示唆に富んでいる。

    いろいろな示唆を一言にまとめるのはかなり難しいが、以下だろうか。

    ■日本として
    ・日本が生き残るには、一人あたりの生産性を高める必要がある。

    ■個人として
    ・英語を学ぶことで世界を広げる必要がある。

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    2016年05月04日
  • 日本の未来を考えよう

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    世界の国々の中における日本の「位置」を知る本。海外と比較したデータを通して見ることで、日本の様々な現状が把握できます。メディアで報道されている事に関して、とらわれずに判断できるようになれる良書と思います。日本人として生活する上で読んでおいて良かった。

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    2016年05月03日
  • 大局観

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    ライフネット生命の創業者の本.京大出身,日本生命で長年勤務した後,60歳で起業したというとてもユニークな経歴の持ち主.また一週間に5冊の本を読むほどの読書家,訪れた世界の都市は1000以上の旅行好きだとか.好奇心旺盛,素直,博識,穏やか,人好き,おもしろおかしく,といった印象.生き方に共感できる人だなと感じた.
    本書ではリーダーシップや思考法を始めとしたビジネスマンへ向けたアドバイスが書かれている.
    リーダーの条件としては,強くやりたいことがあること(=大局観),仲間を集められること(=共感力),チームをまとめ引っ張っていけること(=統率力)の3点を挙げている.シンプルでいいまとめ方だと思う.

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    2016年05月01日
  • 生命保険とのつき合い方

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    やさしい生命保険入門書。
    政府のセーフティネット(社会保険等)の概説から始めて、生命保険商品の概説、生命保険を買う際の注意点、それぞれのライフスタイルに合わせた買い方等を、シンプルかつ丁寧に教えてくれる。

    著者はライフネット生命のCEOだが、極めてフェアな記述ぶりである。
    著者自身、本書の内容が「生命保険について本当に腑に落ちたことのすべて」と述べているとおり、どの部分も説得力に満ちている。

    生命保険を初めて買うとき、見直すとき、買い換えるとき…いつでも手元に置いておきたい一冊。

    【メモ】
    生命保険=政府のセーフティネットの「補完」に過ぎない。まずはセーフティネットをよく知ること(初めに

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    2016年03月10日
  • 「思考軸」をつくれ ― あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由

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    少し古い本になるが、基本的なところは最近書かれたものと変わらない。今でも通用する考え方が随所にちりばめられている。

    特に、「すべてのものはトレードオフ」「『おおぜいの人』を『長い間』だますことはできない」という考え方は、改めて言語化されたときに目から鱗が落ちたようだった。

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    2016年02月28日
  • 早く正しく決める技術

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    「数字・ファクト・ロジックで決める」というのはシンプルでいい。

    即実践できることも踏まえ、考え方を学ぶ上で名著だと思う。おすすめ。

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    2016年01月04日
  • 生命保険とのつき合い方

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    「保険を知る」という意味では良書。著者はご自身で保険会社を経営しておられるので多少我田引水的なところはあるかもしれないが、保険を知るとっかかりとしオススメ。

    興味がわけば、「保険に入ろうかなと思ったときにまず読む本(竹下さくら)」などの類書も併せて読むと良いと思う。

    また、各社の商品比較が目的の本ではないので、実際に保険に入ろうとしている方の場合は、別途、参考資料やサイトなどに当たったほうが良い。

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    2016年01月04日
  • 生命保険とのつき合い方

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    誰も教えてくれないけど、生きていく上で知っておいた方がいいことの1つに生命保険があると思います。仕組みがわからないまま契約している人も多いのではないでしょうか。私もその1人ですが…。この本はライフネット生命の会長の方が書いていますが、自社推しするわけではなく、とても詳しく教えてくれています。保険に悩んでいる人が読むと冷静になれます。

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    2015年12月25日
  • ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊

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    何冊かビジネス本の紹介をする本を読みましたけど、この本が一番インパクトありました。
    素晴らしい引用分の抽出、書物に対する深い洞察、分かりやすい言葉の使い方、全て理想に近いです。
    たくさん読書して、自分の身に付けるとこんな素晴らしい本が書けるんですね。

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    2015年12月04日
  • 日本の未来を考えよう

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    データの波で気持よくサーフィンをしているような気持ちにさせてくれました。
    常々おっしゃっている数字、ファクト、ロジックの一端をかいま見ることができました。
    どうもありがとうございました。

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    2015年11月25日
  • 生命保険とのつき合い方

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    とてもわかりやすい本。ちょうど生命保険の更新時期なのでとても勉強になった。若い社会人に一読をお勧めしたい。

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    2015年11月08日
  • 日本の未来を考えよう

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    日本は島国だから小さい。じゃ具体的に他の国々と比較するとどうなるのか。日本人は働き者と言うけど、時間単位にするとどのくらい稼いでいるの。他の国と比較するとどうなるのかと言ったことを具体的な数値で証明しているところが凄いと感じました。

    領海の面積まで含めると日本は世界9位の広さを持つと言う。漠然と小さいものと思ってきたけど視点を変えたり、数値で見ることで概念はあっさり覆る。日本人の働き方の効率が悪いと言うのもしかり。残業やサービス残業を美とする日本人の悪い考えがあるからなのか。

    個人的に面白かったのが、生涯未婚率の推移や1000人あたりの結婚組数では、世界10位以内に入り婚姻率が高いと言う事

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    2015年09月30日
  • ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊

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    深い本質に迫るような書籍が108冊も紹介されている。古典を読む必要性は感じていたけれど、どこから手をつけて良いかを考える上の指針となりそうだ。著者の出口氏が挙げた書籍はまだ1冊も読んだことがなかった。まずは今の自分に必要だと思う切り口から読み進めてみたい。

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    2015年09月20日
  • 仕事に効く教養としての「世界史」

    購入済み

    素晴らしい歴史解釈本

    この本に記載されていることが全て事実だとは思わない。というよりも、矛盾しているように聞こえるかもしれないけど、歴史に事実なんてものは存在しないように思う。僕たちが中学や高校で学んできた歴史というのは多かれ少なかれ、誰か、特に歴史上の戦争の勝者によって捻じ曲げられた歴史なんだということを思い知りました。その捻じ曲がった歴史に対して、筆者なりの考え方で捻った部分を解いていくような本であるように思います。新しい発見がいろいろとあり斬新でした。

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    2015年01月13日