出口治明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
古今東西の名作・名著の「名言」を著者の経験を踏まえながら紹介した本著は、誰もが知る偉人から、ややマニアックな人物、さらにはイソップ物語までーー幅広い「名言」を通して人生の教養となる学びを得られる一冊です。
一部響いた名言を抜粋
・シェイクスピア
「過ぎて帰らぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だ」ー『オセロー』にて
→過ぎたことを悔やみ続けても前には進めない!
・ゲーテ
「世の中のいざこざの因になるのは、奸策や悪意よりも、むしろ誤解や怠慢だね」ー若きウェルテルの悩み
→コミュニケーションを怠らない!
・ココ・シャネル
「私のように、教育を受けていない、孤児院で育った無学な女でも、まだ1日に1つぐらい花の名前を新しく覚えることはできる」
→学ぶことをやめないことの大切さ!
その他にも多種多様な名言がありますが、
著者の出口さんご自身も、60歳でライフネット生命を創業するという特異な経歴をお持ちで、長年の経験に裏打ちされた言葉一つ一つに非常に沁み入りながら拝読いたしました。
ベルナールの名言を拝借し、私も出口さんという巨人の肩に乗って、遠くを見ていきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
面白かった。
まず、出口さんのことは、読む前は知らなかった。
60歳で企業って、すげーおっさんだな!
ライフネット生命、えっ!あのライフネット!
人生の中で仕事は三割、
三割しかないんだったら、もう少し心を軽くして、全力で仕事をしたらいい、悩むぐらいなら行動した方がよい、いつでもI'm readyの状態でいこう!
そのためには、自己管理と勉強だ!
巨人の肩に乗ると、遠くまで景色を見ることができる。この巨人というのは、先人の知恵=本。
本をたくさん読んで経験を経て、人生を謳歌しよう!そして、お酒を少し飲もう!恩師が言っていたことばを少し思い出したのである -
Posted by ブクログ
2026 03/17
世界情勢を地政学から見てみたいと思った私には本書は良い入口だった。近年の気になるニュースと結びつけて説明してくれているので「身近だけどイマイチわからない」に手が届く。広く浅く大事なポイントをサクッと教えてくれるのは初心者の私にとって、知識欲が刺激され地政学への興味がさらに増した。ランドパワー国家とシーパワー国家の「性格」がこんなに違うと確かに折り合いはつけにくい。ランドパワー国家の『「やられる前にやる」の意識で領土拡大を目指す傾向がある』のと、シーパワー国家の『領土拡大よりも他国との交易を重視』は相容れない。世界から戦争が無くならない訳だ。 -
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やはり出口治明氏の本は読み応えがある。日本史を7つの論点から分析しているのであるが、著者の歴史に対する見方がきちんと出ているので勉強になる。
この本を読んで日本がやばいと感じたのは、やはり教育である。問題は日本の教育予算がG7諸国で最下位であることだけではない。大学院進学率の低さは、OECD参加諸国中でダントツの最下位(11.2%)なのだ。25歳以上の大学生の比率は、先進諸国は軒並み20%を超えているというのに、日本は僅か1.7%だというのだから怖しい。労働生産性は博士号保有者の湿り割合ときれいに正比例しているというのに、日本人は成人すると勉強しないのだ。
明治維新の時は明治維新から僅か3年後の1871年に政府の主要メンバーが「まず世界を学ばなければ国づくりができない」ということでアメリカ7ヶ月、イギリス4ヶ月、フランス2ヶ月、ドイツ1ヶ月、ロシア2週間という期間をかけて視察しているのだ。現在の日本は僅か1万3千人程度しかアメリカに留学していないのに対し、中国からは27万人、インドからは112万人がアメリカへ留学しているという。
日本の政治家は成長戦略とか毎回言っているけれども、誰も将来の日本の成長についてグランドデザインを描くことなく、目先の人気取りでお金をばら撒いているだけのような気がする。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ<目次>
第1章 「経済」で日本がわかる~貨幣経済の発展と金融政策
第2章 「戦争」で日本がわかる~戦争はどう始まりどう終わるのか
第3章 「リーダー」で日本がわかる~時代を動かした偉人に学ぶ優秀なリーダーの条件
第4章 「宗教」で日本がわかる~信仰・伝統~見えてくる日本人の宗教観
第5章 「組織」で日本がわかる~統治と運営のかたちが映す日本社会の変遷
第6章 「地政学」で日本がわかる~大陸国家から海洋国家への転換
第7章 「世界史」で日本がわかる~世界史から見えてくる日本の立ち位置と未来のヒント
<内容>
脳溢血で倒れてもなお、学習意欲も執筆意欲も落ちない著者の、得意な歴史もの。ほんとうは世界史の方が強いのだが、その比較の視点や経営者の視点などから日本史を読み解いていく。特に第1章や第6、7章は著者の真骨頂。ただGNPで歴史を全部見ていくのは100%は賛成できないけどね… -
Posted by ブクログ
中国史上最高の名君とも言われる唐の2代目皇帝の太宗(李世民)の史実を元に筆者の考えるリーダー論が述べられている。
ちなみに筆者はライフネット生命創業者であり、時折、太宗と自らを重ね合わせて良し悪しを語っている。
内容を簡単にまとめるという野暮なことはしないが、筆者が1番に言いたいことは部下が「最高の上司・指揮官」を作るということであろう。
部下の諫言こそがリーダーの傲慢で伸び切った鼻を折り、目の前の困難を自覚させ、組織が転び崩れていくことを防ぐのである。
本書の中で好きな言葉を選ぶなら「器は大きくならない、ただ器(頭)の中を空っぽにすれば新たなものを吸収することができる」
役割:指揮官が付与される人間は一読してもいいかもしれない。
役割:プレイヤーと認識する人間には当たり前のことであり退屈かもしれない。 -
Posted by ブクログ
これから社会人経験を積もうとしている20代に向けて書かれた本です。
内容自体は、今まで著者がその書籍などの中で語られたビジネスや生き方に関するエッセンスを、コンパクトにまとめたものです。
文章量は多くなく、それでいて大事なことが詰まっていますので、これからの人生の羅針盤を探している方におすすめできる一冊になっています。
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出口さんの著書に触れるたび、大袈裟ではなくやはり私のメンターなのだと思います。
著書に出会ったのは『「思考軸」をつくれ』が出版された頃なので、もう20年以上前の話になりますが、以降も新しい本が出版されては読み続けています。
これはと思うのは実践もしてきましたが、結果、充実した人生が歩めていると感じています。
今回の本は若い人向けですが、私自身も教えられたことの棚卸しという意味で、良い読書体験になりました。