出口治明のレビュー一覧

  • 還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方

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    むしろ還暦と言わずやりたいことがあるなら今からやれ!今日が一番若いんだから。という本。
    健康寿命を延ばすには働くことが一番って言うみたいだし、老いても世のため、若い世代のため、ひいては自分のために一生働きたいよなあ、と思いました。

    >高齢者は「次世代のために働くこと」に意味があり、次世代を健全に育成するために生かされていると考えるべき
    このマインドは持っておかなきゃね。

    「人・本・旅」で学び続けよと本書では言い続けています。私は本は割と読んでいるので、特に「人」から学ばなければ。若い世代と交流できるコミュニティないかな

    人から聞いた話とか名言・引用が多かった印象だけど、出口さんの経験や考

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    2024年12月27日
  • 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法

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    たくさん本を読んできた方の視点を知ることができたかなと思います。この本一冊で活字中毒者の出口さんの人となりが少しでもイメージできた気がします。同じように、本を通して人を知ったり、社会を知ったりできるんだろうなと思いました。
    おすすめ本の記載もあったので、細々読んでみようと思います。

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    2024年12月12日
  • 人生を面白くする 本物の教養

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    教養は人生をもっと楽しくするためのツール。
    実際にそう感じたから、私はこの本を読み始めた。
    やっぱり著者もそう思うんだ。

    教養を身につけることで、世の中により興味を持ち、自分で考える能力が身につく。すると色んな物事につながりがあること、矛盾があることなどに気づくことができる。

    最近私は小田原城に行った日を境に、日本史を勉強するようになった。何せ今まで日本史に一切触れたことのない人生だったので、日本を真正面から見つめるためにも、身につけたいと思った。そうすれば観光も何倍も楽しくなるだろう。

    同様に数学。仕事で電気回路の勉強を進めていくうちに、数学もやり直そうと思った。これもまた教養。

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    2024年12月12日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    日本人なのでどうしても日本史と言う見方をしてしまいますが、世界の中での日本の歴史と言う視点を持つ事の重要性を学びました。
    大きな流れや全体を俯瞰する視点はビジネスでも役立つと思います。

    日本人の教養のなさや勉強のしなさは、現役世代としては耳が痛い話ですが、昭和の人たちだって満員の通勤電車の中で新聞とか本とかを読んでいたと思いますので、労働時間の問題だけではないような気がします。
    今の時代、スマホからはいくらでも知識や情報が得られると思いますが、それを知性として生活や仕事に生かす事は、本も読まずにスマホに齧り付く人々には、そもそもそんな視点すらないのではと心配になります。
    本書でも新書を3、4

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    2024年12月12日
  • 決定版 「任せ方」の教科書 部下を持ったら必ず読む「究極のリーダー論」

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    “上司から部下への”仕事の「任せ方」について書かれた本。仕事での部下はいない私にとっても、家族に何かを依頼するとき、コミュニティの運営のしかたなど、転用できることがたくさんあるように感じた。

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    2024年11月21日
  • 還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方

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    [期日](2024.11.14 ・木)
    [書名] 『還暦からの底力』
    [著者]出口治明
    [出版]講談社現代新書-2568
    [要旨]
      ・「還暦からの生き方の書」
        ではない。
        いつでもアクティブな
        生活の過ごし方

    [感想]
      ・「敬老の日」ほ要らない。
       「定年」も要らない。
      ・「人・本・旅」主義を
        繰り返し説いている。
      ・日本の社会のデメリットを
       ぶった切っていく。
       黒幕政治家から暗殺されないか
       心配。

    [総評]
       ◎還暦を過ぎたワタシの
        頬っぺたを引っ叩く著書。

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    2024年11月14日
  • 人類5000年史VI ――1901年~2050年

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     人類の5000年史にチャレンジした最終巻である。私は最初の巻と最後の巻を読んだわけであるが、最後の巻の方が良かったと感じました。現代史は目紛しく様々な事件が起きていますが、こうして並べてみるとその潮流として大きな流れがあることがわかります。
     人類というのは何度も何度も愚かしい争いを繰り返してきましたが、生物としてはわずか200年の間に10億人から80億人と大繁栄しているのですから生物学的には繁栄の選択をしてきたと言えるのかもしれません。しかし、僅か8000年程度の文明の歴史は、あまりに激しい変化であり、いつになっても安定する兆しはないことが気がかりですね。

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    2024年11月04日
  • 座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

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    あとがきの後に補遺として記されているように、本書は作者なっている著者が実際に書き記したのではなく、各種の勉強会やインタビュー、または講演を記録して編集した貞観政要に繋がる考え方がまとめられている。「貞観政要」そのものを全体感として捉えるのは難しく、別途学ぶ必要がある。とは言え、著者の膨大な知識と経験に結び付けられた発信は一読に値する。貞観政要への入り口として利用したい。

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    2024年11月03日
  • ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊

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    著者が影響を受けた書籍の紹介本は、この本に限らず色々と出ています。
    著者が本当にお勧めしたいんだなと思える内容で、且つ読みたいと思う書籍もあったので読んで良かったと思いました(もちろん全部ではないですが)。
    次は、ここで紹介されたものを読んでみようと思います。

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    2024年11月01日
  • 0から学ぶ「日本史」講義 近・現代篇

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    とても読み応えのある本。
    最後のまとめだけでも教科書レベルの情報はあります。
    個人的には政党政治と軍部の政権争い、大学と士官学校の出身者の裕福の差は初見でした。

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    2024年10月31日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    日清戦争で戦争は儲かると国民に思わせてしまった。
    日露戦争の日本はこれ以上戦争を続けられない状態でルーズベルトに仲介を頼んで、日本の国力を考えれば120点の講和条件を得た。
    ただ日本政府はメディアや国民に正しい情報を知らせず、勝った勝ったと発表していたので、賠償金が取れないとわかった世論が激昂し政府が攻撃され、さらにその恨みが仲裁をしたアメリカに向き、反米感情が芽生えた。

    国民に戦況を正しく伝えなかったのがことの発端だが、そこから海軍軍縮条約からの脱退、国際連盟脱退、ノモンハン事件と進み、太平洋戦争と続く。

    このパターンは国家でも企業でも個人でも同じ。傷が浅いうちに引き返せば何とかなるのに

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    2024年10月30日
  • 0から学ぶ「日本史」講義 近・現代篇

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    <目次>
    第1章  明治維新と文明開化
    第2章  武士の世の終わりと国民国家
    第3章  憲法発布と議会開設
    第4章  富国強兵の成果 日清・日露戦争
    第5章  短かった国際協調と政党政治
    第6章  満洲事変と世界からの孤立
    第7章  アジア・太平洋戦争と近代国家の破綻
    第8章  近・現代篇まとめ

    <内容>
    初めて日本史に触れる人にはちょっとつらいが、高校程度を一度やった人には、教科書よりも具体的なことに触れられていて、頭に入りやすいと思います。もちろん、著者の史観が入っていますが、日本史近現代史としては至極まともな評価でしょう。

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    2024年10月19日
  • 教養としての「地政学」入門

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    高校で世界史を選択したことが何の役にも立たなかった。地政学に入門する前に世界史と地理が頭に入っていないと歯が立たない難しい本だと感じた。

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    2024年10月16日
  • 仕事に効く教養としての「世界史」

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    隆盛や没落を繰り返す歴史上の国、民族、君主、都市はとても覚え切れませんが、幾つかそうかと思った記述を挙げて見ます。
    氷河時代にヨーロッパは全土が氷の下で貴重な動植物が死に絶え、東に辛うじてお茶の木や蚕などの貴重な動植物が生き残り、ヨーロッパの産業革命迄東が豊かで西が貧しかったこと。
    東西交易の道は、運送量の順で言えば海の道、草原の道、シルクロードの順であり、シルクロードで主に運ばれたのは人間であること。
    ヨーロッパは、東の民族に騎馬軍団により蹂躙されていたが、鉄砲の発明により遊牧民の進出を阻止したこと。
    少しずつでも大きな歴史の動きとその背景を理解したいと思います。

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    2024年10月14日
  • 座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

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    ネタバレ

    貞観政要(じょうかんせいよう)をライフネット創業者がまとめた。

    貞観政要は太宗(たいそう)が平和を気付いたリーダー論である。

    気づき&学び
    ⚫︎リーダーの役目
    明るく、楽しく、元気よく

    ⚫︎リーダーは理想を演じる(今、そんな感じ?)
    他の人はどうなのか?すなのか?


    ⚫︎リーダーは器は大きくならない。
    器の中身を捨てる

    ⚫︎何もしないのことリーダーの理想
    人材配置が全て
    →人材がいないときは?

    ⚫︎部下に間違いを指摘してもらう


    ⚫︎3つの鏡
    銅の鏡(いい顔をしているか)
    歴史の鏡(過去をてらす
    人の鏡(直言をしてくれる)指摘してくれる


    ⚫︎言いにくい指摘は三段構え

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    2024年10月08日
  • 自分の頭で考える日本の論点

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    30前半にしてニュースを見ても、メディアが言ってることを自分でジャッジできず、情報を鵜呑みにすることしかできない自分が嫌で読みはじめた。
    読む前は選挙に行くべきと思っても、その政治家の公約の利点欠点がわからず、自分がどんなトピックを重要に感じるかもわからなかった。

    読んで割とすぐ自分の考えを持つことができたお題(LGBTQや少子化など)と
    なかなか頭に入らず、基礎知識の段階で何度か読み直したお題(財政赤字、民主主義など)があった。

    それでも読む前と比べたら少し政治家の言ってること、ニュースを聞くときのそのお題のイメージがもてるようになった。

    できれば再読したい。
    他にもこんな本はないかな

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    2024年10月04日
  • 0から学ぶ「日本史」講義 近・現代篇

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    このシリーズは全部読んでいる。今回もとても読みやすく、いい復習になった。ちょこちょこ出口さんなりの考え方、歴史の見方も紹介されてて、面白かった。出口さんの選ぶ「維新の五傑」として、西郷・大久保・木戸・岩倉・大村が挙げられていたのも、大いに同意。
    やっぱり、日本史は、この時代(明治〜終戦)が一番面白いように思う。
    自分の知ってる知識レベルの、少し上くらいだったので、自分にとってはちょうどよかった。ただ、「0から学ぶ」としては、やや難かもしれない…。
    これで終わりかと思っていたけど、戦後・現代編も書いてくれるみたいで、楽しみ。

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    2024年09月17日
  • 全世界史 上巻(新潮文庫)

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    世界史は学生の頃に習ったきりだったけれど、ぷちぷち途切れ途切れの習い方で点と点がつながらない感じでした。こうしてキレイにまとめて書いてあって一気見すると分かりやすい。欲を言うなら年表と地図がもっと付いててくれた方がスッとアタマに入りやすかった。

    昔に習った歴史と変わっていて(モンゴルの評価など)つくづく歴史は勝者の作るもの自分の見たいように語るものだと思います。今起きている事柄ですら自分の都合の良いように解釈(善意でも悪意でも)して情報発信するくらいだから昔の出来事となったら言わんや…な感じです。
    100%公平な見方はおそらく誰にも出来ないと思うので色々なものを見聞きして自分なりの判断を作っ

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    2024年08月11日
  • 一気読み世界史

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    ・明治維新のグランドデザインを描いた阿部正弘
    ・日本の敗因は、「開国」を捨てて、「富国・強兵」だけを推進したこと
    ・米ソ冷戦と米中冷戦の違いは「人的交流」
    ・中国とアメリカは仲直りして、日本は蚊帳の外
    ・冷戦終結でアメリカは日本を甘やかさなくなった
    ・20世紀末のGDPシェアは中国・アジアが躍進
    ・21世紀は、暗いように見えて明るい

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    2024年08月07日
  • 仕事に効く 教養としての「世界史」II 戦争と宗教と、そして21世紀はどこへ向かうのか?

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    各地域の歴史を概観することができた。アフリカ、南米の歴史に触れられたことが良かった。

    筆者は21世紀の趨勢を判断する上で(中流階級の)人口>ITの順に大切としていた。人工知能は労働力を代替するため、国力を決する要素として人口をも凌駕するのではないかと個人的には思った。

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    2024年07月30日