出口治明のレビュー一覧
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むしろ還暦と言わずやりたいことがあるなら今からやれ!今日が一番若いんだから。という本。
健康寿命を延ばすには働くことが一番って言うみたいだし、老いても世のため、若い世代のため、ひいては自分のために一生働きたいよなあ、と思いました。
>高齢者は「次世代のために働くこと」に意味があり、次世代を健全に育成するために生かされていると考えるべき
このマインドは持っておかなきゃね。
「人・本・旅」で学び続けよと本書では言い続けています。私は本は割と読んでいるので、特に「人」から学ばなければ。若い世代と交流できるコミュニティないかな
人から聞いた話とか名言・引用が多かった印象だけど、出口さんの経験や考 -
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教養は人生をもっと楽しくするためのツール。
実際にそう感じたから、私はこの本を読み始めた。
やっぱり著者もそう思うんだ。
教養を身につけることで、世の中により興味を持ち、自分で考える能力が身につく。すると色んな物事につながりがあること、矛盾があることなどに気づくことができる。
最近私は小田原城に行った日を境に、日本史を勉強するようになった。何せ今まで日本史に一切触れたことのない人生だったので、日本を真正面から見つめるためにも、身につけたいと思った。そうすれば観光も何倍も楽しくなるだろう。
同様に数学。仕事で電気回路の勉強を進めていくうちに、数学もやり直そうと思った。これもまた教養。
そ -
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日本人なのでどうしても日本史と言う見方をしてしまいますが、世界の中での日本の歴史と言う視点を持つ事の重要性を学びました。
大きな流れや全体を俯瞰する視点はビジネスでも役立つと思います。
日本人の教養のなさや勉強のしなさは、現役世代としては耳が痛い話ですが、昭和の人たちだって満員の通勤電車の中で新聞とか本とかを読んでいたと思いますので、労働時間の問題だけではないような気がします。
今の時代、スマホからはいくらでも知識や情報が得られると思いますが、それを知性として生活や仕事に生かす事は、本も読まずにスマホに齧り付く人々には、そもそもそんな視点すらないのではと心配になります。
本書でも新書を3、4 -
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人類の5000年史にチャレンジした最終巻である。私は最初の巻と最後の巻を読んだわけであるが、最後の巻の方が良かったと感じました。現代史は目紛しく様々な事件が起きていますが、こうして並べてみるとその潮流として大きな流れがあることがわかります。
人類というのは何度も何度も愚かしい争いを繰り返してきましたが、生物としてはわずか200年の間に10億人から80億人と大繁栄しているのですから生物学的には繁栄の選択をしてきたと言えるのかもしれません。しかし、僅か8000年程度の文明の歴史は、あまりに激しい変化であり、いつになっても安定する兆しはないことが気がかりですね。 -
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日清戦争で戦争は儲かると国民に思わせてしまった。
日露戦争の日本はこれ以上戦争を続けられない状態でルーズベルトに仲介を頼んで、日本の国力を考えれば120点の講和条件を得た。
ただ日本政府はメディアや国民に正しい情報を知らせず、勝った勝ったと発表していたので、賠償金が取れないとわかった世論が激昂し政府が攻撃され、さらにその恨みが仲裁をしたアメリカに向き、反米感情が芽生えた。
国民に戦況を正しく伝えなかったのがことの発端だが、そこから海軍軍縮条約からの脱退、国際連盟脱退、ノモンハン事件と進み、太平洋戦争と続く。
このパターンは国家でも企業でも個人でも同じ。傷が浅いうちに引き返せば何とかなるのに -
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隆盛や没落を繰り返す歴史上の国、民族、君主、都市はとても覚え切れませんが、幾つかそうかと思った記述を挙げて見ます。
氷河時代にヨーロッパは全土が氷の下で貴重な動植物が死に絶え、東に辛うじてお茶の木や蚕などの貴重な動植物が生き残り、ヨーロッパの産業革命迄東が豊かで西が貧しかったこと。
東西交易の道は、運送量の順で言えば海の道、草原の道、シルクロードの順であり、シルクロードで主に運ばれたのは人間であること。
ヨーロッパは、東の民族に騎馬軍団により蹂躙されていたが、鉄砲の発明により遊牧民の進出を阻止したこと。
少しずつでも大きな歴史の動きとその背景を理解したいと思います。 -
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ネタバレ貞観政要(じょうかんせいよう)をライフネット創業者がまとめた。
貞観政要は太宗(たいそう)が平和を気付いたリーダー論である。
気づき&学び
⚫︎リーダーの役目
明るく、楽しく、元気よく
⚫︎リーダーは理想を演じる(今、そんな感じ?)
他の人はどうなのか?すなのか?
⚫︎リーダーは器は大きくならない。
器の中身を捨てる
⚫︎何もしないのことリーダーの理想
人材配置が全て
→人材がいないときは?
⚫︎部下に間違いを指摘してもらう
⚫︎3つの鏡
銅の鏡(いい顔をしているか)
歴史の鏡(過去をてらす
人の鏡(直言をしてくれる)指摘してくれる
⚫︎言いにくい指摘は三段構え
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30前半にしてニュースを見ても、メディアが言ってることを自分でジャッジできず、情報を鵜呑みにすることしかできない自分が嫌で読みはじめた。
読む前は選挙に行くべきと思っても、その政治家の公約の利点欠点がわからず、自分がどんなトピックを重要に感じるかもわからなかった。
読んで割とすぐ自分の考えを持つことができたお題(LGBTQや少子化など)と
なかなか頭に入らず、基礎知識の段階で何度か読み直したお題(財政赤字、民主主義など)があった。
それでも読む前と比べたら少し政治家の言ってること、ニュースを聞くときのそのお題のイメージがもてるようになった。
できれば再読したい。
他にもこんな本はないかな -
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世界史は学生の頃に習ったきりだったけれど、ぷちぷち途切れ途切れの習い方で点と点がつながらない感じでした。こうしてキレイにまとめて書いてあって一気見すると分かりやすい。欲を言うなら年表と地図がもっと付いててくれた方がスッとアタマに入りやすかった。
昔に習った歴史と変わっていて(モンゴルの評価など)つくづく歴史は勝者の作るもの自分の見たいように語るものだと思います。今起きている事柄ですら自分の都合の良いように解釈(善意でも悪意でも)して情報発信するくらいだから昔の出来事となったら言わんや…な感じです。
100%公平な見方はおそらく誰にも出来ないと思うので色々なものを見聞きして自分なりの判断を作っ