本を選び、読み、活かすにはどうすればいいか
・1行たりとも読み飛ばさない
・何百年も残った古典は「正しい」
・何かを学ぶなら「厚い本→薄い本」の順
還暦ベンチャー(ライフネット生命)、
古希学長(立命館アジア太平洋大学)にして、
稀代の読書家が、
・本を読むことの楽しさ
・本の選び方、読み方、付き合い方
・本を活かせる人の習慣
・「自分の頭で考える力」をつけるためのコツ
などを、深く、やさしく解説します。
(本書は、小社から刊行された同名の新書を、加筆・改筆の上、再編集したものです。)
Posted by ブクログ 2023年03月19日
ビジネス書より古典、歴史書、優れた小説を読むべきだ。すべてのビジネスは、人間と人間がつくる社会を相手にしているのですから、「人間とはどういう動物なのか」を理解することを優先した方がいい。
この本の中で出口さんがおっしゃってた言葉です。
お恥ずかしながら、今まで、私は古典も小説も苦手としていました...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月27日
中々の学びがたり、自分のこれまでの本に対する向き合い方を見直させてくれた。
古典を読むべきという考えは私も大賛成であったが、どうも手につけられなかった。
⇨岩波の薄い本から挑戦しようとおもう。
また最近流行りの速読ではなく、熟読。
これも感覚的に重要なのがわかる。
改めて、本への興味が湧いた一...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月09日
最近読んだ中で1番です。
読書術(How)よりも、どうして読書することが大切か?(Why)が腑落ちしました。そして、教育と教養の違いにも納得です。娘達に生きていくための武器である「教育」を授けられているか?自信がなくなりました。
読書中毒といえる著者の読書量にはただただ圧倒されますし、1字1字読...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月28日
著者は還暦でライフネット生命保険を創業し、現在は立命館アジア太平洋大学学長だという。幼少期から続く著者の読書遍歴は凄まじい。自分が今のペースで読んでいては、到底追い付けない。世の中すごい読書家がいるものだと舌を巻く。一字一句丁寧に読む、線は引かない、まずその分野の厚い本を7冊読むなど、著者の読書作法...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月08日
この著者の本を読むと、いつも何故かモンゴルのような悠大な平原で著者の話を聴いている感覚になる。
悠大な平原にいて、自分の悩んでることなど、ちっぽけなことに思えてしまう。
著者は「本・旅・人」から学ぶことを人生のモットーにしてこられたとのこと。
懐の深さが滲み出ておられる著者と同じように学びたいなと思...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月25日
出口さんという人間を研究していくと、
出口さんは「人・本・旅」によって自分自身を磨いてきたことがわかる。
それぞれの割合が、
人2.5割、本5割、旅2.5割だ。
ということは、
出口成分の
半分くらいは本である。
では、
どんな本を読んできたのか?
「古典」
である。
そう、
出口さん=...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月23日
30代になって教養のなさに気づき、読書したいと思いながらも何を読めばいいかわからない私にとって助言となる本でした。
時代が経っても生き残り続けている古典こそ読むべきものである。とはいいいつつも、自分が気になったものを読めばいい。
古典なんてこれまで読んできませんでしたが、これを機会に手にしてみたい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月22日
分かりやすい言葉で、本の素晴らしさを伝えてくれる本。
「人」「本」「旅」で自分を磨いて来た出口さんならではの、言葉が凝縮されていました。
「人」「旅」はすぐに増やせるものでもないので、「本」との出会いを少しでも増やしたいと思わずにいられません。
著者によると、ある分野を学ぶためには、厚い本からが...続きを読む