【感想・ネタバレ】本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年03月19日

ビジネス書より古典、歴史書、優れた小説を読むべきだ。すべてのビジネスは、人間と人間がつくる社会を相手にしているのですから、「人間とはどういう動物なのか」を理解することを優先した方がいい。

この本の中で出口さんがおっしゃってた言葉です。

お恥ずかしながら、今まで、私は古典も小説も苦手としていました...続きを読む。古典は難しくてよく分からないし、小説はあまり感情移入ができず入り込めない、そして読む目的がよく分からなかった、という理由です。

しかし、この言葉と、多くのオススメ本の紹介を読んで、好奇心の枝葉が広がっていくのを実感しました。

ご自身で自分のことを「活字中毒者」とおっしゃられてましたが、本を読み込んだ方にしか分からない好奇心で満ち溢れた色鮮やかな世界の見え方を教えてもらいました。

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Posted by ブクログ 2022年09月27日

中々の学びがたり、自分のこれまでの本に対する向き合い方を見直させてくれた。

古典を読むべきという考えは私も大賛成であったが、どうも手につけられなかった。
⇨岩波の薄い本から挑戦しようとおもう。

また最近流行りの速読ではなく、熟読。
これも感覚的に重要なのがわかる。

改めて、本への興味が湧いた一...続きを読む冊になりました。

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Posted by ブクログ 2022年05月09日

最近読んだ中で1番です。

読書術(How)よりも、どうして読書することが大切か?(Why)が腑落ちしました。そして、教育と教養の違いにも納得です。娘達に生きていくための武器である「教育」を授けられているか?自信がなくなりました。

読書中毒といえる著者の読書量にはただただ圧倒されますし、1字1字読...続きを読むまれているのに驚く程に早く1冊を読まれているのもすごいです。

「知りたがり」ですが、最近は小説を始め、新書、古典を読むパワーがなかった私ですが、この本に大いに刺激されたので、まずは10ページを、1冊1冊読んでいきたいと思います。

『教育とは、人間が生きていくために必要な「最低限の武器を与えること」です。』

『日々、自分の頭で考えて次々と選択していくのが、人間の人生です。人間が、この社会でより良い生活を送るためには、この日々の選択を少しでも正しいものにするために、自助努力(勉強)が必要です。そして、日々の選択の判断材料となるのが、「教養」です。』

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Posted by ブクログ 2021年08月29日

多くの本に出会い、教養として身に付けたいことがたくさんある。まさにそのことを思い出させてくれる一冊であった。
今後出会う書籍も、一字一句漏らすことなく読み、実践していきたい。

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Posted by ブクログ 2020年11月28日

著者は還暦でライフネット生命保険を創業し、現在は立命館アジア太平洋大学学長だという。幼少期から続く著者の読書遍歴は凄まじい。自分が今のペースで読んでいては、到底追い付けない。世の中すごい読書家がいるものだと舌を巻く。一字一句丁寧に読む、線は引かない、まずその分野の厚い本を7冊読むなど、著者の読書作法...続きを読むとその理由が興味深い。本の紹介数も夥しい。畏れ入った。本から得られる広くて深い知識の海に、耽溺したくなる。

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Posted by ブクログ 2020年07月08日

この著者の本を読むと、いつも何故かモンゴルのような悠大な平原で著者の話を聴いている感覚になる。
悠大な平原にいて、自分の悩んでることなど、ちっぽけなことに思えてしまう。
著者は「本・旅・人」から学ぶことを人生のモットーにしてこられたとのこと。
懐の深さが滲み出ておられる著者と同じように学びたいなと思...続きを読むいました。
著者は、読書の時間を大事に思われていて、正装で正座するような気持ちで一字一句丁寧に読まれるそう。
そうやって一つ一つ丁寧に自分のものにしておられる。
そうか、ふむふむと、そこまでは自分も著者の真似をしてみたいと考えておりましたが、後半の著者の読書遍歴を読み、自分の読書が著者の高校時代のレベルにさえ及ばないとわかり、そして著者の大学時代の「これらの書物で世界史と哲学については全て網羅出来ました…」というくだりを読んで、だから著者のお勧めである『ハドリアヌス帝の回想』は、自分が読んでも歯が立たないんだなぁ〜と納得しました。

読書の仕方、数々の本の紹介など、参考になることの多い本でした。

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Posted by ブクログ 2020年01月03日

著者の読書に対する姿勢や、教養が鏤められている。
率直な感想としては古典を読んでいきたいと思った。
ビジネス書に対しても、日々変化があるのだからその時どうしたと言うことよりも、人間と人間の関わることだから、人間について深く知る方を優先した方が良いと言う点がすごくしっくりくる。

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Posted by ブクログ 2019年10月25日

出口さんという人間を研究していくと、
出口さんは「人・本・旅」によって自分自身を磨いてきたことがわかる。

それぞれの割合が、
人2.5割、本5割、旅2.5割だ。

ということは、
出口成分の
半分くらいは本である。


では、
どんな本を読んできたのか?

「古典」
である。

そう、
出口さん=...続きを読む古典
と言ってもいい。

古典を読む。
楽しんで読む。


人間世界の面白さに触れることができる書。

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Posted by ブクログ 2019年09月23日

30代になって教養のなさに気づき、読書したいと思いながらも何を読めばいいかわからない私にとって助言となる本でした。
時代が経っても生き残り続けている古典こそ読むべきものである。とはいいいつつも、自分が気になったものを読めばいい。

古典なんてこれまで読んできませんでしたが、これを機会に手にしてみたい...続きを読むと思いました。私もキングダムが好きなので、史記、韓非子あたりを読んでみたいです。

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Posted by ブクログ 2024年03月23日

知識人の出口治明さんの本の読み方についての本。
現代に求められるのは、「自分の頭で考え、進んで行動し、新しいアイデアを生み出せる人材」。そのためには、教育だけではなく、教養が必要になる。その教養は、①人②本③旅で培われる。

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Posted by ブクログ 2023年05月13日

最初の10ページを読んで、その後読むかどうか判断する、ある分野を集中的に学ぶのなら、分厚い本から読む、時間の重みに耐えた「古典」を読むべき、本と真剣に向き合う、といったところが印象的でした。何より著者おススメの書籍が圧巻でした。それらを少しずつ読んでいきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2022年08月22日

分かりやすい言葉で、本の素晴らしさを伝えてくれる本。
「人」「本」「旅」で自分を磨いて来た出口さんならではの、言葉が凝縮されていました。

「人」「旅」はすぐに増やせるものでもないので、「本」との出会いを少しでも増やしたいと思わずにいられません。

著者によると、ある分野を学ぶためには、厚い本からが...続きを読むおすすめとのこと。
薄い本、分かりやすい本から入ってみようと思ったことからそもそも逃げ道を作っているようにも思えます。

本の醍醐味を最近感じてないのを少しでも感じられるようになりたいものです。

就寝前の読書を少しでも復活させたい!

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Posted by ブクログ 2022年04月09日

速読をせずに、1文字1文字しっかりと味わっていく出口さんのスタイルに驚いた。
これだけたくさんの本を読んでいる方でもしっかりと熟読しているのだと知って、未熟な自分が要領よく本を読もうとするのはおこがましいと思った。

出口さんの、本を読むということは真剣に著書と対話することだという言葉を聞いて、本を...続きを読む読む行為の真剣さに気づけた?
これからは真剣に、真摯に相手に向かう意識を持って本を読もうと思った。

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Posted by ブクログ 2021年11月21日

読書の幅と深さの面積が圧倒的に深い著者から見た、読書論。読書に対するスタンス、年齢、課題意識と様々なアングルから幾つも本が推奨されるので、いろいろな本が読みたくなる本。

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Posted by ブクログ 2021年07月27日

著者によると、速読は百害あって一利なし。読書は著者との対話であり、目次や見出しを拾うだけでは本を読んだことにはならない。「何冊読んだか」よりも、「どれだけの知識や情報が身に付いたか」が大事であり、速読よりも「熟読」をしたほうが、はるかに良い。

自分はたくさんの本を効率的に読むことが1番と思っていた...続きを読むけれど、大切なことを忘れていたような気がしてハッとさせられました。

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Posted by ブクログ 2021年05月03日

"本の虫"である出口さんが書かれた"本の使い方"です。日本式の教育だけでなく教養を身につける必要性を説いており、有効な手段の1つとして読書を挙げています。
未知の分野の学び方や年代別のおすすめ書籍、価値観に合わせたおすすめ書籍を紹介されています。本書に出てきた...続きを読む書籍は末尾に一覧になっているので参照しやすいです。
出口さんは特に古典を読むことを勧められています。長い年月を経て残ったものは良いものだという考えのようです。
読書方法としては、目次→要所だけ読むという読書方法ではなく、1文1文を噛み締めながら読むというスタイルを推しています。

個人的に出口さんの含蓄ある文章は好きなので、目次の段階で読むのがワクワクしました。

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Posted by ブクログ 2020年11月29日

立命館アジア太平洋大学学長の出口氏の読書とは何かを説く本である。最近のインフルエンサーは本は全部読まずに大事な部分だけ拾って読めという発信をしているが、出口氏はこれとは相対する立場であった。読書は著者との対談であるから、流し読みは言語道断だそう。私も流し読みや必要な部分のみを読むことは苦手なので背中...続きを読むを押してもらった気持ちになった。また、旅や人も教養を得るために必要な手段であるそう。若い時に読んだ本や手に入れた知識は財産になるらしいので、今後も読書を続けていきたい。

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Posted by ブクログ 2020年09月21日

著者の本の読み方、付き合い方についてまとめた本。

稀代の読書量を誇る著者からにじみ出るエッセンスが凝縮されている。取材から起こしている本ということもあり、平易な表現で記述されているので、今まで読書の習慣がなかった人にもお勧めできる。

以前の新書版を読んだかどうか覚えていなかったが、必要なところは...続きを読む最新の状況にあわせた記述となっており、これまでの著者の考え方や自分の軸の持ち方の再確認をする意味でも、価値ある時間を著者と共有できたとの考えている。

私は本を読むときは線を引く(付箋を貼る)し、書き込みもするし、ビジネス本も読むし、必要なタイミングで再読もいとわないところが著者の付き合い方とは異なるものの、これは本当に人それぞれだろう。

いくつか気になった本も紹介されていたので、今度また読んでみたい。こうして「読みたい」本が増えていくのだけれど、それははうれしい悲鳴であり、贅沢というものかと思う。

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Posted by ブクログ 2020年05月06日

出口治明さんの読書量は凄まじい。
しかもジャンルも多様である。
古典にハズレなしというのも説得力がある。
「Stay Home」の連休ということで、読書に費やしています。
活字中毒バンザイ!
著書にもありましたが、今の大学生の読書量が減っているのは残念なことです。
本をたくさん読んで「知る」という楽...続きを読むしみを知っている人は、どんな逆境にも立ち向かえる力が養われると思います。
というわけで、いろんなジャンルで読みたい本が増えました。どこまで行くか活字中毒(笑)

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Posted by ブクログ 2020年02月11日

著者の思考のプロセスをなぞるように、一言一句に触れてみる。読者の思考が言語化されてアウトプットされるとき、本との対話が始まる。そのお喋りは読後ずっと続き、至福の時間を紡いでゆく。そうして出来た"本脈"とでも言おうか、著者と読者の形而上的繋がりは、現代に於いて可視化可能である形而下...続きを読む的繋がりのような"人脈"とは出自から異なる。

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Posted by ブクログ 2019年12月07日

先日APUで、出口学長とランチを一緒にいただく機会があった。お話し聞いていると、とにかく話題が豊富で「教養のある」方だと感じた。またとても気さくな人柄を感じさせる面が多くあり、行く先々で様々な人々が挨拶をしてくる。そうした出口学長を形成している要素の半分以上が、これまでに読んだ本だということがわかる...続きを読む。本書はそうした本の数々が紹介されている。9頁にウォーラーステインが取り上げられ、『あしたのジョー』も紹介されているが、巻末に挙げられた本はほとんどじっくり読んだことのない文献ばかりで恥ずかしい。

ちなみにこの他は旅と人とのこと。「旅」に引き寄せてこの時を振り返ってみると、出口先生には別府の竹瓦温泉を強くお勧めいただき、その日の夜実際に訪れた。宿から道中にかけての光景や、建物の構え、お湯そのもの、温泉の入り方等、体験したことは未知のことばかりだった。人生の思い出深い一場面となった。

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Posted by ブクログ 2019年08月07日

<目次>
はじめに
第1章  本とは「何か」~教養について考える
第2章  本を「選ぶ」~「おもしろそうな本」という鉄則
第3章  本と「向き合う」~1行たりとも読み飛ばさない
第4章  本を「使う」~著者に左右される人、されない人
第5章  本を「愛する」~自分の滋養、他者への架け橋

<内容>
...続きを読む2014年刊の角川新書の同名の新書を加筆、改筆の上再編集したもの。前回も読んだはずだが、今回も面白かった。特に本の紹介部分は、どれも読みたくなる(と前回も言って、何も読んでないが…)。
ともかく、これからの社会は「教養」勝負なんだよね!

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Posted by ブクログ 2023年01月26日

尊敬する読書家の出口さん。数々の著書を拝読してきたが、読書論に特化した本として、今回も学ばせていただいた。

本から学べるのは、人間の普遍的な部分。他人の人生を追体験することが、生きる上で血肉になる。優れた本は、実体験に勝る、と。本読みたい。

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Posted by ブクログ 2021年10月27日

自分は読書を楽しい文字を読む練習と思っている(一時期、本を読まなくなったら会社の書類をちゃんと読めなくなった)が、出口さん位本を読めばもっと身になるのかなと思った。出口さんの本は2冊目で、内容が被っている箇所があった。

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Posted by ブクログ 2020年12月20日

出口さんの著書は何冊も読んでいるため、「主張」の部分は他の著書とも同じ内容で通されていることが分かる。

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Posted by ブクログ 2020年12月20日

ビジネス本より、様々なジャンルの古典にこそ学べる。
人間の在り方は変わらないものだから、というテーマの書評。優れているとおもえば、近年の作品でも紹介してあるので、信頼できる気がした。
紹介された本を読みたいと思った。

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Posted by ブクログ 2020年07月04日

青田買いが学生を勉強させ無くしている。
アメリカの学生は400冊本を読む。日本はせいぜい100冊程度。

新聞のいいところは、ニュースの順序をつけてくれるところ。
「連続講義・デフレと経済政策ーアベノミクスの経済分析」
「デフレーションー日本の慢性病の全貌を解明する」
「中央銀行」(白川方明)
「ア...続きを読むメリカのデモクラシー」
「フランス革命の省察」
「国富論」新訳。
岩波書店の「書物誕生」シリーズ
ちきりん「自分のアタマで考えよう」
「本当に使える経営戦略使えない経営戦略」
「1940年体制」

自分で咀嚼して腹落ちしたことが教養になる。

岩波文庫は古典のラインナップが充実している。薄い本を10冊選ぶ。岩波文庫か東洋文庫に入っていれば古典。その中から3~4冊を読む。

ビジネス書は後出しじゃんけん、抽象化しすぎている、のであまり読まない。

日本人は72%は新聞雑誌が正しいと思う。中国でも58%、イギリス12%、アメリカ23%。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年07月31日

読書のやり方としての一例。実践できることはしてみたい。いろいろな本が紹介されていて、読んでみたいと思った。

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