出口治明のレビュー一覧

  • 人類5000年史I ──紀元前の世界

    Posted by ブクログ

    生命の誕生から、人類の誕生、言語の誕生、農耕の始まりであるドメスティケーションから、文字の誕生で一気に文明が栄えてゆく。

    その流れを世界全体を俯瞰して、知ることができる良書。

    過去は、
    未来を予見するのとができる唯一の材料だ。

    0
    2017年11月12日
  • 人生100年時代のお金の不安がなくなる話

    Posted by ブクログ

    社会制度の問題をどう解決するか?経営者だけが居座る現在が正しいとは思えない。皆が年齢フリーで活躍できれば良い。移民もルール整備必要。言語の問題も大きい。

    0
    2017年10月22日
  • 本物の思考力(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    社長業もしつつ、本も書いてしまう。そんな生き方はすごいと尊敬しているので、出口さんの書いた本は読んでしまう。
    出口さんの考えるよく生きるヒントが書かれており、大いに参考にしたい。

    0
    2017年10月14日
  • 「働き方」の教科書―人生と仕事とお金の基本―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    著者のお名前は、ネットや新聞で知っていたが、著作を読むのは初めて。先日、ネットで働き方改革についての対談記事があり、それに感銘したため、著書も購入。

    著者の日本に対する見方、特に経済面に関する見方は、デービッド・アトキンソのそれと共通している部分が多い。日本がGDP2位の先進国になったのは人口が多かったから、というもの。経済の総量=数量(人口)×単価(一人当たりのGDP=生産性)であるから、今後は単価を上げるためにどうするべきか、ということである。
    著者の面白いところは、アメリカの後追い型で経済成長してきて、若い人は考えずにただ一生懸命仕事をすれば、所得も上がった、企業は人手を確保するために

    0
    2017年09月10日
  • 教養は児童書で学べ

    Posted by ブクログ

    幼少時に絵本がたくさん詰まった児童書セットを親が買ってくれた。

    優に100冊以上は超えていたと思う。
    毎晩読み聞かせてもらい、途中からは自分でも読むようになった。

    そのおかげもあって、本を読むことが今も好きだ。

    0
    2017年09月03日
  • ビジネスに効く最強の「読書」 本当の教養が身につく108冊

    Posted by ブクログ

    本書はかなり当たりだった。

    著者は1冊の本を紹介しながら、流れるように関連の本を紹介していく。紹介される本は世界で読み継がれる古典など硬派なものもあれば、国内のベストセラーなど柔らかいものもあり幅広く、読者を置き去りにしない。

    チョイスも絶妙で、最新の宇宙事情をかみ砕いて説明している『宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門 (ブルーバックス)』、日本のピアノ界の発展に生涯をかけた人々ついての『日本のピアノ100年』、そして貧困はないが自由もない世界を描いた『ユートピア』というようにタイトルだけで興味をそそられるものばかり。

    しかも本を表紙付きで載せてくるというこだわり!
    表紙の気合の入

    0
    2017年08月10日
  • 世界一子どもを育てやすい国にしよう

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    教育・保育・年金・ワーママなど、あらゆる側面の社会問題を取り上げた一冊。

    共通して、高度成長期に作られた"仕組み"が変革の最中である今も適用されていて、不整合になっているとの事。
    ex)製造業など第2次産業が盛んだった高度成長期は"24時間働くこと"が理想だった為、ビジネスパーソンはくたくたになっていた。その為、性分業をした方が効率が良い。女性は仕事を辞め、家庭に入るべきだとの事で「第3号被保険者」や「配偶者控除」が出来上がった。

    法律はもとより、昨今叫ばれている"働き方改革"なども例外ではなく、社内制度も古くから踏襲されている物

    0
    2017年06月30日
  • 「働き方」の教科書―人生と仕事とお金の基本―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    仕事の本というよりは人生への向き合い方の本。
    本来動物であり、ワイン同様にクリマ(土地の自然や特性・文化)の産物であり、能力差はチョボチョボという人間観。衣食足り・パンのみにて生きるにあらず、7:3のライフ・ワークバランスに基づく人生観、仕事への向き合い方、50代への起業のススメ。今後30年の世界の予測と日本の課題&処方箋。
    どうすれば良くなるのかの本質をしっかりと捉えたうえでの「数字・ファクト・ロジック」による主張に熱意と説得力を感じ、また未来を引き継ぐ世代のために50代以上も世界経営計画のサブシステムをしっかりと担うという意気込み・勇気をいただいた。
    17-93

    0
    2017年06月17日
  • 本物の思考力(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    今この瞬間が1番若い!

    過去は戻らない。後悔しても意味がない。

    どうしても今の自分が受け入れられないならら自分も何かためしてみればいい。
    現在、与えられている条件は簡単には変えられないから、後は行動するか、しないかの違いだけ。

    誰も自分の適性などわからない。やりたいことを試してみる。
    目の前のことに一生懸命取り組む。それもひとつの勇気。

    知識や経験を日頃から深めておく。新たな対象に出会った時、より多くのものを学びとる事ができる。
    勉強のできる人がますます賢くなっていく一方で、勉強不足の人はいつまで経っても賢くならない。

    0
    2017年06月08日
  • 「働き方」の教科書―人生と仕事とお金の基本―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    やっぱり50代は自立するチャンスだけど、何したら良いのかが分からん。また、会社を卒業しろと言われた気がします。

    0
    2017年05月27日
  • 人生の教養が身につく名言集

    Posted by ブクログ

     過去の偉人の古典や名言から、人生を賢くより良く生きていく方法を教えてくれます。何箇所も線を引いてページを追って目印をつけました。その名言を引用した作品も紹介せれていて、良いブックガイドにもなっています。本棚に置いておいて何度も読み返そうと思います。

    0
    2017年05月22日
  • 本物の思考力(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    論旨は以下の通り。
    実は日本人は意外と考える力がない。それを克服するには数字、ファクト、ロジックで腹落ちするまで考える訓練を積む必要がある。訓練することで意思決定スピードと精度は上がる。
    直感で間違う人はインプット不足であり、「人・本・旅」をインプットして頭の引き出しを整理していくことが大事だ。そして考える訓練を続けることで周囲に惑わされなくなるようにもなる。
    と言ったところである。
    一番自分に響いた引用は、ロマンローランの「世界に真の勇気はただ一つしかない。世界をあるがままに見ることである。そしてそれを愛することである」取り組んでいるマインドフルネスや認知行動療法に通じる普遍的な言葉なので刺

    0
    2017年05月21日
  • 本物の思考力(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    「数字」「ファクト」「ロジック」で考え抜けと。今の日本人は考えなさすぎ、勉強しなさすぎでおかしくなっている。シンプルで、わかりやすくも深い本質が展開されているので、ものすごく腹落ち感があり、とても視野が広がる。
    1、物事を考えずなんとなく過ごし、メディアから流れてくる情報をなんとなく信じ、それを常識として生きている人があまりにも多い。
    2、今の日本での教育の質の悪さと勉強しなさすぎ。
    3、「人・本・旅」からインプットし、腹に落ちるまで考え抜き、その情報を誰かにアウトプットする。
    4、人間はみんなアホであり、チョボチョボである。アホなんだから仕組みでどうにかしろ。
    5、自由で、おもしろいことを構

    0
    2017年05月08日
  • 日本の未来を考えよう

    Posted by ブクログ

    最近、ライフネット生命の出口さんに嵌まってます。
    読書家という方だけあって、様々なメディアでお目にかかっている内に、引き込まれました。
    世の中データに溢れていますが、著者視点で世界から観た日本を、様々なファクトを用いて、解釈頂いております。
    そこらの数十万する分析会社のデータより、腑に落ちることが多々あります。
    難しくないのが、何よりの証拠です。
    学生さんにお勧めですね。

    0
    2017年05月07日
  • 「働き方」の教科書―人生と仕事とお金の基本―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    20170417


    学び、知り、考える事は人間に生きる力を与える

    あのことをやっておけば良かったという後悔をできるだけ減らすことが、人間にとって最良の生き方と思う。

    チャンスは何度も訪れない。迷ったらやる。行く。

    仕事は人生の三割に過ぎない。


    元気に明るく楽しく仕事をする。

    企業の業績は10年前と比べて上り調子であればまずまず。
    下り調子であれば将来性は厳しいと見るべき。

    部下はみんな変な人間。自分の子供より言う事を聞かないのが当たり前。

    前年比105%を最低目標とする。

    起業時に掲げる旗は、ミッション、コアバリュ、ビジョン。

    これからは、大義のある理念に共感してもらえる

    0
    2017年04月17日
  • 本物の思考力(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    【長時間労働で生産性が上がらない理由】

    「インプット量が足りない」

    日本の正社員の労働時間は2000時間以上、年間の実質GDP成長率はここ数年0.6%程度。

    ユーロ圏では、年間の労働時間が1500〜1700時間ほどでGDPは1.6%。

    日本が長時間労働に価値があるとされる背景には、戦後の長時間稼働がそのまま生産性に直結するという、工場モデルの概念がありますが、
    現在のサービス業では、労働時間=成果では必ずしもないんですね。

    従来の工場モデルだと生産ラインに自分がいなければ、仕事が滞ります。

    対してサービス業は、極論ですと長時間労働をがんばって成果0と、長時間労働がんばってないし、結

    0
    2017年04月12日
  • 早く正しく決める技術

    Posted by ブクログ

    数字×ファクト×ロジック。
    それでも、最後には直感。
    締め切りを定めて、集中力を高める。
    仕事は、人生のたかが3割。
    そして、正しいリスクの見積もり方。

    よかったわ、この本。

    0
    2017年03月06日
  • 仕事に効く 教養としての「世界史」II 戦争と宗教と、そして21世紀はどこへ向かうのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    続編ということで期待して手に取ったが、期待を裏切らない内容であった。
    前著では扱っていなかった中東・アフリカ・アメリカ、そしてそれらをつなげるための西欧の動きとしてルネサンスや近代ヨーロッパを取扱い、最後に20世紀を総括しつつ21世紀の展望を記している。
    中学や高校の授業では点としてしか認識できない歴史を、見事なまでに線としてつなげている。
    ぜひとも受験勉強の休憩時間にでも読んでほしい本である。
    一般論として、新興国や戦乱や内戦で疲弊した国がテイクオフするとき、すなわち自力で歩き始める時に一番大切なことは中間層を育てることです。そして、中間層が育つためには、国内産業の振興が不可欠です。それには

    0
    2017年01月13日
  • 仕事に効く 教養としての「世界史」II 戦争と宗教と、そして21世紀はどこへ向かうのか?

    Posted by ブクログ

    イスラム世界やインドの歴史をザーッと紹介してくれていてとても面白かった。唐宋の歴史で宋名臣言行録が紹介されていて大好きな本なのでさらにこの本が好きになった。巻末の参考文献を目安にもう何冊か読んでいきたい。その国を知るには歴史を知らないと。

    0
    2017年01月10日
  • 大局観

    Posted by ブクログ

    大局観とは、何かが起こった時にどうすればその組織が生き残るか分かる能力のこと。大局観はリーダーの条件であり、直感に従うことが重要となる。そして、直感を鍛えるには、歴史を学び、視野を広く持つことが大事である。

    著者は、並外れた読書量を持って、直感を鍛えて来た。直感はただ使うのではなく、磨くことが大事なのだと考えた。

    0
    2016年11月06日