出口治明のレビュー一覧

  • 人生を面白くする 本物の教養

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    出口さんの教養本は以前読んで信頼できると思い、今回も手に取りました。
    読んであらためて感じたのは、「教養とは学校の成績ではなく、音楽・芸術・文学などから培われるもの」だということ。
    英語ができると世界が広がり、人生がより楽しくなるという視点も印象的でした。
    「仕事だけで終わる生活でいいのか?」という問いかけは、三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の結論とも通じるものがあると感じました。

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    2025年10月26日
  • 人生を面白くする 本物の教養

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    教養=知識ではない。教養は人生を豊かにするもの。私は人生を難しく考えすぎていたかもしれない。「面白いことをする」、仕事は「どうでもいいもの」これを心に留めておこう。

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    2025年10月19日
  • 教養としての「地政学」入門

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    ・地政学が存在する大前提=「国家は移動できない」。どうすれば自分の国や地域がサンドウィッチの具にならずに済むか。移動ができないことを前提に各国や地域の権謀術数を繰り返す。地政学を自国のエゴのために曲解するのは容易いが、著書を通読して、隣国との共存共栄に活用するという視点が地政学の根底にあるという視点に共感した。

    ・ヨーロッパにおけるフランク王国圏と現代のEU構想の共通点。著書は2021年初版であるが、EUの連携強固がロシアにとって大きな脅威となることを示唆した先見性に驚愕。

    ・第4章の日本を取り巻く地政学の現状分析は現代の近視眼的な世論に警鐘を鳴らす内容。
    「現実を直視し、受け入れる勇気が

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    2025年10月05日
  • なぜ学ぶのか(小学館YouthBooks)

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    おおよそ中学生〜高校生向けくらいの内容で書かれた、「なぜ学ぶのか」をテーマにした本。30代半ばで読むと発見よりも後悔の方が多く感じるな…と思ってしまうが、いつでも今が一番若いので心機一転するにはいい機会だった。
    「自己肯定感は自分のあるがままを受け入れること」とあり、他の本でもそういうことを言っているが、すぐ他の意味で塗り替えようとしてしまう心がある。自分ができること、したいことをいつも考えながら動いていこう。

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    2025年10月03日
  • 人生を面白くする 本物の教養

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    教養は人生を面白くするツールだ。
    この本を読めば、その主張が納得できるし、いまからでも遅くないからリベラルアーツを学ぼうと思える。

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    2025年09月24日
  • 最後の講義 完全版 適応力 新時代を生き抜く術

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    久しぶりに出口さんの本を読みました。

    すっきりと、要点がわかりやすく紹介されていて、生きていくために必要なことがすっと入ってくるように感じた一冊でした。

    数字、ファクト、ロジックを大切にすること。

    学び、考え、発信し続けてこられた方だからこその、一見シンプルに見える深みを感じました。

    誘われたときに「Yes」と言えるように、そして巡ってきたチャンスを活かせるように、これからも学び続けていこうと思いました。

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    2025年09月22日
  • 一気読み世界史

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    読んだぁ~っ!て感じ。
     古代や紀元前後はまぁまぁ興味もあり、へぇ~ってな感じだったけれど、中世以降はおびただしい数の人物が次々と登場してそれも2世、4世だの10なん世だのと出てきて混乱しまくり。正直どうでもよくなった。
     けれど近代に入ると俄然、面白くなる。「そういうことだったのか」と目からうろこが何枚も剥がれ落ちる。
     特に面白かったのが第二次世界大戦時。終戦のシナリオまで作って参戦した某国やその参戦をもってしてすでに負けを覚悟しながら戦っていた某国。日露戦争の発端とその内幕や数々の戦争の内幕、策略、陰謀など、今終わって過去のものとなっているからだけれど、面白くて仕方がない。
     また世界史

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    2025年09月20日
  • 戦前の大金持ち(小学館新書)

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    足立美術館に行ったので読んでみました。
    ミキモトの事なども書いてありさまざまな実業家の事を知れて良かったです

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    2025年09月10日
  • 働く君に伝えたい「お金」の教養

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    印象に残った言葉は
    不安になればまじめな人ほどなんとかしようと行動する。そのまじめな人の行動の先には必ず儲かる人がいる。

    介護はお父さんお母さんの面倒は見ません。代わりに何も残さなくていいですと、宣言し見放すことが双方にとっていい。

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    2025年08月28日
  • 生命保険とのつき合い方

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    日本生命に30年以上勤め、その後ライフネット生命初代CEOとしてその創業に携わった生命保険の専門家による生命保険の話。公表されていない情報を含め、なにかとわかりにくい生命保険について詳しく解説している。記述が正確で、かつ、わかりやすい。勉強になった。

    「生命保険料の上限は、毎月の手取り収入の3~5%の間にとどめておいた方が良い」p13
    「生命保険は、その利用者は中間層が中心になります。そもそも、貧しい人々には民間の生命保険料は払えないのです」p23
    「(生活保護の4条件)①資産の活用(預貯金や生活に利用されていない土地・家屋等があれば売却等して生活費に充てる必要がある)、②能力の活用(働く

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    2025年08月27日
  • 自分の頭で考える日本の論点

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    トピックスの基礎知識と私見という構成で、文量はあるけれどテンポよく読める。超良質な「まとめ」。一定の時間が経過したところで、後続を出してほしい。

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    2025年08月19日
  • 働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義

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    ◎メモ

    ・ずっと右肩上がりで経済が成長し続けること自体が異常なこと。

    ・国や将来のことを不安に思って考えすぎても、自分でコントロールできないことなので悩んでもいいことがない。
    →年金システムがどうとか、考えても意味がない。それよりも自分がどうできるか考える方が有益。

    ・お金そのものに価値があるのでなく、何かと交換して初めて意味が出てくる。

    ・自分がワクワクすることにお金を存分に使い、ワクワクしない出費は徹底的に削る。このオールオアナッシングのメリハリがお金の使い方においてとても大事。
    →お金の使い方を理解することは、自己理解をすることや価値観を知る、どんな人間になりたいかを知ることにな

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    2025年08月07日
  • 全世界史 上巻(新潮文庫)

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    堅苦しくなく、読みやすいです。

    元のグローバル政策な後の反動で保守的、反グローバルな明の朱元璋が出てきた流れはトランプ大統領登場に酷似しており、歴史は繰り返すのだと思い知らされました。

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    2025年08月02日
  • 自分の頭で考える日本の論点

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    久々の出口さん。最近の日本の問題に対しての考え方が学べて良かった。選挙前に読んでおけば良かった〜!まだまだ私は受け売りな考え方にとらわれている。私の意見を構築出来たらと思う。

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    2025年07月27日
  • 「働き方」の教科書―人生と仕事とお金の基本―(新潮文庫)

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    本書では、仕事と人生、そしてお金との向き合い方を、合理性と実践性の両面から説いている。著者は元APU学長でもあり、経営者・教育者としての豊富な経験と膨大な読書をもとに、年齢や立場に応じた「働き方」の哲学を分かりやすく提示している。ただ、ライターの仕事による部分が大きい。

    本書の冒頭で提示されるのは、「人生とは悔いを残さず使い切るものであり、遺産を残すことではない」という価値観である。人間の寿命には限りがある。ならば、失敗を恐れずチャレンジを重ね、持ち時間を最大限に活かすことが大切だと説く。お金も時間も「貯める」より「使う」ことに意味がある。

    第1章では、人生は「失敗の連続」であるという前提

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    2025年07月20日
  • リーダーの教養書

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    ネタバレ

    ・何かを知るとか学ぶとかいうことは、自分自身の人生の選択肢を増やすもの。
    心の奥底にある教養を身につけていきたいと思った

    ・人間は「考える葦」(パスカル)、つまり、
    最終的に自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を言うために、一生懸命勉強している。

    ★働き方改革をしっかりとやり、生産性を上げて経済の足腰を強くすることに尽きる。

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    2025年07月12日
  • 哲学と宗教全史

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    ネタバレ

    我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか。その問いに試行錯誤を繰り返してきたのが哲学と宗教。途中進まずAudibleと併用し読み切り。「日々の泡」のサルトル(パロディでパルトル)、遠藤周作「沈黙」なども出てきて勢いがついた。「沈黙」では、神教が持つ矛盾、全能の神がなぜ現世の苦しみを解決できないのか、人間の思考を深くする側面があるのかもしれない。 「万物は流転する」/ヘラクレイトス 「海のほか何も見えないときに、陸地がないと考えるのはけっして優れた探検家ではない」/フランシス・ベーコン

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    2025年07月06日
  • 本物の思考力(小学館新書)

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    思い込みではなく、ファクトに基づく思考力を身につけることを提唱する本。現在、思考停止状態の人が多くいることに警鐘を鳴らしいている。ファクト(情報)の取り方として、信頼性のある国際機関が出したIMFや OECDデータ(一時データ)を使用すると説明する点はそうだなと感じた。自分の適性がわからないまま死んでいく人が多いのだから、数字、ファクト、ロジックを松明にやりたいことを試す、目の前のやることを一生懸命やるべき、との言葉はその通りだと思うし、わたしは判断にロジックが抜けがちだからそこを強化しないといけないなと感じた。働き方改革を促し、その空いた時間で男女が飲み会などで出会う場になり婚姻率があがると

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    2025年07月13日
  • 一気読み世界史

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    これ一冊で世界史を俯瞰できるという点ではよくまとまっている。特に20世紀に入ってからは現在の国際情勢とのつながりもよく理解できた。

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    2025年07月06日
  • 世界は宗教で読み解ける

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    現在の世界情勢を知る上で必要な知識・背景を宗教を切り口にしてわかりやすく教えてくれる。

    例えば、第2章 宗教がアメリカの政治で絶大な影響力を持つわけとは?で、
    2023年10月にイスラエルを攻撃したハマス。積年の恨みが限界に達したこうした事象を紀元前597年に始まるバビロン捕囚からユダヤ人の歴史を紐解いてくれる。まさに「歴史」だ。

    いつも思うのだが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であるエルサレム。この地帯は歴史的に地球上でも独特な磁力があるように思えてならない。遠く東洋の島国に育った日本人にとって、中東という空気を感じなければなかなかユダヤ教などの宗教の本質を理解することは難しいよ

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    2025年06月29日