【感想・ネタバレ】百年たっても後悔しない仕事のやり方のレビュー

あらすじ

生保業界の風雲児と言われるライフネット生命の出口社長。日生時代には業界改革に奔走し、生保の国際化の先頭にたち、還暦でベンチャー生保を創設。一方で、訪れた世界の都市は1000を超え、読んだ歴史書は5000冊を超える。そんな博覧強記の仕事人の仕事論。

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ポイント
仕事
・人と違ったアイデアを考える
・数字とファクトでロジックをつくり、ビジネスプランを紡ぎだす

成功体験に浸らない
失敗を恐れ過ぎない。失敗したら反省して忘れる

常識は疑う。→クリティカルシンキングと動揺
二つの分析軸
・ふたつの眼 木を見て森を見る
・ふたつの軸 歴史と場所(日本・世界の企業、流れ)

トレードオフを忘れるな
・長所と短所は共存しない
整合性を忘れるな
・首尾一貫
全体像を把握し、首尾一貫した理念か

その他
70%の力、完成度で素早く
私情を捨てる

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2014年02月17日

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イギリスはインドを失った時から没落が運命づけられている。英国が世界に冠たる大英帝国になったのは、インドの富を収奪したおかげです。この没落は止めることができません。でも没落のスピードをゆるめることはできます。オックスフォードのエリートは、外交官を目指します。外交を強化することで落ちていくスピードを遅くし、英国の存在を維持できるからです。また民間で優秀な人は教師になります。次の世代に英国の実態をきちんと教えることが重要だからです。 日本は大量生産、大量消費を前提とするモノ作りで成長しました。いま世界が変わって、もうモノ作りの時代に戻ることはできません。それでもなお、高度成長の発想で仕事をしている人が多い。国の”成長戦略”も「まだ成長する」「どうしたら成長するか」ばかりです。英国のようにピークアウトしたことを冷静に認め、徐々に降りるように方向転換したほうが建設的ではないか。「やればできるんだ」という精神論を振りかざすのは不毛です。時代の趨勢を把握して現実をきちんと見つめ、合理的精神で立ち向かっている英国の底力は、おおいにわが国の参考になる。

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2013年09月23日

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ひとにとっての仕事の意味と仕事の考え方、そして、人生の中における仕事の位置が書かれている。
楽しく仕事をすること、楽しく人生を謳歌することの本質に触れた気がする。

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2023年05月03日

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2012/11/09記述
上司や部下とどう接するのか、スケジュールの決め方が斬新で勉強になりました。

管理職として仕事を進める上では今後の技術革新があっても変わらない永遠のテーマでしょう。
だから最終項目の読書についてとそれが密接に関わっているように思います。
百聞は一見に如かずは真理です。
しかし自分が見て知れる範囲はたかが知れていると謙虚になり読書を通じ自己を磨くことの大切さを改めて確信した次第です。

速読を否定されているのにはよくぞ言ってくれたと思いました。
書店で読むべき本かどうかをサッと判断する技術であれば有りでしょうけれどもちゃんと読み出したらじっくり読みたいですから。

海外駐在したがらない若手社員を精神論で語るのではなく、出世条件に海外駐在を決めれば良いという指摘も具体的なアイデアで良かったです。
なぜかこういう話題では若い世代が責められるだけで終わる分析が世の中に多い中、会社側のシステムにも問題ありという指摘をする人はいなかったように思います。本当に印象に残ったご指摘でした。

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2021年12月31日

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60歳にしてライフネット生命を創業した、出口治明さんの仕事に対する考え方をまとめた本。軽薄なノウハウ本ではなく、「数字とファクトでロジックを作り、ビジネスプランを紡ぎ出す」など基本的な仕事への取り組みが書かれている。考えさせられる内容も多くあり、共感できる。

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2014年08月25日

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ビジネス本にありがちな「こういうことをすれば成功する!」と言った口調ではなく、あくまで古典を引用して「こういう生き方を心がけなさい」「こういうことをやったときは非常に役に立った」という語りかけ方。出口さんが普段ツイッターやブログでおっしゃっていることをまとめた感じ。仕事のやり方、というより、人生いかに生きるべきかをやんわりと語っているように思う。
インタビュー形式であるという話が書いてあり、勝海舟の「氷川清話」を思い出した。

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2014年01月03日

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人生の指針を縦軸(歴史)と横軸(旅行)で定めるといい という
著者が今までどのように仕事に取り組んできたかを語っており
仕事術というような小手先の技術ではなく軸のぶれない生き方を
教えてくれる。

晴れやかな学歴 経歴ではなく古典の読書に裏打ちされた
例えやエピソードが説得力を持ち心に入って来る。  

ビジネスの才のある というだけでない優れた経営者であることは
一種の宗教家や哲学者のなるのに通じているのではないか。 

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2012年12月24日

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ライフネット生命社長の出口さんの仕事論
実体験に基づいて考え方を論じています。
私の周りにも出口さんのおっしゃってる
1割しか力を出してないんじゃないかと思われる方や
タラレバをよく使う方がいて
イメージを浮かべながら読むことができました。

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2012年12月01日

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ネタバレ

出口さんの本をススメられたので、読んでみた。
心に残った言葉としては、「仕事ではコンスタントに70パーセントの実力発揮を」、「カンゼンよりもカイゼン」、「仕事は先着順に進める」が挙げられる。

また、「ついて行こうと思わせる共感力」、「正直とは最も健康な精神」をモットーに生き
ていくことも大丈夫と考える。

そして、出口さんが一番言いたかった、「百年経っても後悔しないという言葉は明日になって後悔しない仕事を今日実行すること。」について、これから実践あるのみである。

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2012年04月27日

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60歳で生命保険会社、ライフネットを起業し業界の台風の目として著しい成長をとげている会社の社長の仕事論。

すべて同意はできないものの、若い頃の世界を行き交ってきた経験と膨大な読書量、そして思考力から語れる文章には非常に説得力を感じた。

【ココメモポイント】
・「正直」とは、最も健康な精神

・会社のために誰よりも働かなければならない役員のスケジュールが、どうして秘匿にされなければならないのか

・実践していること
 ・会いたいと思った人にはすぎに会いにいく
 ・食事やお酒に誘われたら、誰であろうと断れない
 ・呼ばれたらどこにでも行く

・(企画案等について)誤字や脱字は大目に見る。その代わり可能な限り早く提出する

・部下には部下の立場があって、それは上司から問いかけていったほうが早く理解できる

・人の長所と短所は、トレード・オフの関係にある。「長所を伸ばして、短所を直す」ことは、不可能

・「社員が朝めざめて行きたくなる会社」とは、わかりやすさ、透明性、正直さ

・「百年たっても後悔しない」という言葉は、「明日になって後悔しない仕事を今日実行すること」

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2012年04月09日

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ネタバレ

ライフネット生命の出口社長がどんな人物か、前から興味あったので著書を読んでみた。

バイトをしていて、バイト側からの報告・連絡・相談は大事だと感じる。
仕事はチームプレーで、そうしないと仕事が円滑に進まないからだ。

しかし、著者は上司からの報告・連絡・相談がもっと大事だと考えている。
社員の顔を見て、元気が無かったら話しかけるなど、コミニケーションを取ることが大事らしい。

確かに、あまり元気が無い時に、話しかけてくれる楽になったりする。

さらに、著者は社員をやる気にさせる為には、人一倍働くことを説いている。

私がアルバイトをしていた経験上、2人の店長を思いだす。
指示してばかりではなく、誰よりも仕事をする人だった。

その人達を見ていたら、自分も頑張らないとなと思ってバイトしていた。

色々勉強になった

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2011年05月02日

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巨人の肩に立つというか、
古典・歴史をよく読み理解され、ご自身で考えてこられてきたことを実践されてきているだけあって勉強になる。
ある意味達観されていたり、常識よりも自分の視点を大切にされている。

こういう心持ちに自身の心をもっていけたらなと思う。

密かに心の師匠と慕わせてもらいます。。

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2011年04月07日

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仕事の基本を述べた本。社会人なりたての人でピンときた人には合うかもしれない。社員から経営者までと幅が広く、バランスは取れているが、内容は取捨選択して読みたい。自分にとってはすぐ使える/使いたい情報が載っていなかったので、星3つ。

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2020年03月30日

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日本生命を定年まで勤め上げたあと、60歳にして新しい会社を立ち上げバイタリティに持ち主の書。結局、自分をしっかり持つ。これに尽きるのではないかと思う。

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2018年11月12日

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出口氏によるビジネスマン向けの本はいろいろ出ているが、最初の頃に書かれたこの本にすべてが書かれている。

あとから出た本は、この本の薄められた二番煎じという感じ。

それだけこの本は内容が濃い。

落ち着いて読むのにふさわしく、たんなるビジネス本というより、仕事と人生に関するエッセイ集という趣の漂う良書。

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2017年09月23日

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仕事においてはまずは健康第一。

そして、主体的に分析、集中することが大事だという。

トレードオフ (捨てることで得られるものがある)

長所を伸ばす。

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2016年01月07日

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就職先なんて10年も経てば、どこも大差がない。
大切なのは入社してからの仕事のやり方。会社の規模も、社会的評価も、あなたを大きくはしてくれません。

帰宅して夕刊に目を通す、そして1時間読書をする。

カップルで喧嘩をしたら星つきのレストランに行きなさい。

陳情(ちんじょう)

古典が分からないのであれば、自分を無能だと思いなさい。
現代人の著者が分からないのであれば、著者が無能なので読む必要はありません。

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2014年01月04日

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題名はともかく仕事論というよりはエッセイ
ライフネット生命を立ち上げた著者の能力は文句の付けようもないですが、経済や歴史の捉え方でやや付け焼き刃な点を感じ不満が残りました

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2013年08月30日

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著者はライフネット生命社長の出口氏。
具体的なノウハウ本ではなく、どのように仕事に向かうべきかという著者の姿勢やスタイルを書いた一冊。
日本生命時代の体験を中心に、自分がどのように考えて行動したのかをまとめている。
著者の70点主義には共感。お客様の立場に立った取り組み方も参考になる。

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2013年02月03日

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筆者の仕事に対する考えをインタビュー形式のようにまとめた本。筆者の本はまとめて読みましたが、「タテヨコ」思考やリーダーシップ論など考えが一貫していて分かりやすい。

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2012年05月06日

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仕事のやり方はこうあるべきだ!というありきたりのノウハウ本とは違って、様々な切り口から仕事のスタンスについて書いており、かつ、それに出口さんの経験なども盛り込んであり、非常に具体的にイメージができ、読みやすい。一章、一章も短く、まとめられているので、ちょっとした空き時間にサラっと読める。

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2011年10月14日

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ライフネット生命社長の仕事観・仕事人観。

具体的なノウハウが詰まった本と言うよりは考え方・姿勢の本である。
自分の体験によって立つところが多いのは勿論だが、著者の広い教養や国際的な経験、広い社会問題への認識といった、深い教養がバックボーンにあるところが、類書とは違った雰囲気を醸し出している。

だ構成としてこの薄さで15章もあるのがイマイチ。一章一章の論がどうも浅いというか高いところからのお言葉に留まっていて、咀嚼して自分の仕事に落とし込むには、類書よりも読み手の努力を要する本。

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2011年09月04日

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日本のビジネスパーソンは圧倒的に教養が不足している。
すごく賛同した。

あとは、まあまあの本だった。

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2011年06月26日

Posted by ブクログ

ライフネット生命出口治明氏の著作。
タイトルどおり、普遍的な仕事への態度が述べられていると思う。
普段思っていたことを確認するような感じで読んでいった。

印象に残っているのは、
変化の激しいビジネスの世界への対応方法としての次の言葉。
「数字とファクトでロジックを構築し、ビジネスプランを紡ぎ出すこと」。

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2011年04月29日

Posted by ブクログ

ライフネット生命社長の本。「終わった事は考えず、いかの仕事に集中すれば明日が生まれる」と。仕事に向かう姿勢など彼の経験と考えから語っている。こんな考えを持つ社長のいる会社の社員、顧客は幸せだと思う。(でも、意外にたいへんかも)。今のところ、私も今の仕事で後悔はないが、いろいろな会社に行くと、もし、この会社の社員だったらと考える事も多い。

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2011年04月08日

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