無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
なるほどなー、
宗教は会社でいう「ミッションビジョンバリュー」と同じだし、なんならもっと根っこの倫理観や道徳を基礎となるものなんだな。
確かに国を治めるとなった時、こちらから民衆の方向性をコントロールできた方が都合が良いもんな。
特に中国の話とかは納得で、土地が広いから必然的に法治国家になり、でもそれだけだと倫理観やら道徳やら生きる意味を与えられない=法を守れない から、儒教と組み合わせたんだと
日本の部分も興味深くて、無宗教国家だと思ってたけど神道や仏教の要素が少しずつ生活に根付いている。
宗教への見方が変わった。
今後はミッションビジョンバリューだと思うことにする。
広く体系的に知れて面白かったです。
Posted by ブクログ
現在の世界情勢を知る上で必要な知識・背景を宗教を切り口にしてわかりやすく教えてくれる。
例えば、第2章 宗教がアメリカの政治で絶大な影響力を持つわけとは?で、
2023年10月にイスラエルを攻撃したハマス。積年の恨みが限界に達したこうした事象を紀元前597年に始まるバビロン捕囚からユダヤ人の歴史を紐解いてくれる。まさに「歴史」だ。
いつも思うのだが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であるエルサレム。この地帯は歴史的に地球上でも独特な磁力があるように思えてならない。遠く東洋の島国に育った日本人にとって、中東という空気を感じなければなかなかユダヤ教などの宗教の本質を理解することは難しいように思える。
第7章 中国共産党と儒教の関係とは?では、秦の始皇帝時代の「焚書坑儒」。これは、儒教をはじめとする諸子百家の書物が焼かれ、学者が迫害されたのだが、出口さんは、事実とは異なるのではないかと疑問を投げかけている。これは墨家を狙い撃ちにした反体制思想抹殺プロジェクトではないかと。
そういう見方もできるんだなあと面白く感じた。
2019年出版の出口さんの著書『哲学と宗教全史』と併せて読むことお勧め。
Posted by ブクログ
この著者の本は最近何種類も発行されて、さすがに乱発しすぎじゃないのと思っていたが、とてもいい本でした。池上ナントカさんの本は企画者が適当に編集している感があるけれど、この本はこの著者の意見や発想が随所に出てきて、今までよくわからなかったことを丁寧に教えてくれる。たとえば「最後の審判」ってよくわからないし、なんでこんなこと信じているんだろうと不思議に思っていたのですが、ゾロアスター教まで遡ると全能の神がこの世界を造ったのになんで悪が蔓延るのか、その原点がわかります。神が造ったのだからはじめがあるし、終わりもある。終わるときには最後の審判が行われるんだという理屈らしい。この考え方に対し、インドで生まれた輪廻転生という考え方は、人は他の生物に生まれ変わって生きるということなので時間の経過が直線的ではなく、世界の終わりという発想もないということになる。世界に終わりがあるのだからそのときには審判があるのだということらしいのだ。
日本にいるとなぜこれほど宗教が影響力を持つのかわからないのだが、世界的に無宗教者は11億人しかいないのだ。そしてキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、ユダヤ教以外の「その他の宗教」は世界に5,800万人しかいないというのだから驚いた。世界中の人々は殆どメジャーな宗教で色分けされているという事なのだ。やはり宗教がわからないと世界はわからないのだ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用