出口治明のレビュー一覧

  • 還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方

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    還暦にはまだまだあるけど、手にしてみた1冊。さすが、出口さん、ハズレがない。還暦でなくミドル世代にも十分役に立つ、というか、氏の幅広い教養に裏打ちされた、多面的な見方から物ごと見られる、いわゆるコスパのいい1冊。広大な植民地と西欧最強の無敵艦隊を持つスペインがなぜ没落したのか?自身が学長を勤めるAPUではどういう教育を実践しているか…。などなど、非常に興味深く腹落ちする話ばかり。フロ、メシ、寝るからの脱却を。

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    2022年08月26日
  • 座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

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    わかりやすい!
    本文のうちの半分は著者の考えが入っているので、読者自身も考えがなくてはならないと思いました。

    何回も読み直そうと思います

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    2022年08月19日
  • 復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる

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    体調を崩されたのは知っていたが、まさか脳卒中で右半身不髄、言葉もダメだったとは。
    そこからの復活劇。素晴らしい。
    普通なら心が折れる。でも運命を受け入れ、楽観主義で。達観してるなあ。

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    2022年08月15日
  • 「捨てる」思考法 結果を出す81の教え

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    本書の著者である出口さんの本については、今まで何冊も読んできており、私の読書ライフを語る上でも欠かせない著者の一人です。体調を崩しておられるのは知っていましたが、お元気になりまた著書に接することができたのはうれしい限りです。

    今回の本もその一つで、トレードオフの考え方、意思決定、リーダーシップ、人生の楽しみ方など、色々と大事な要素が詰まっています。この本で初めて得た気づき、見方も多く、出口さんの引き出しの多さと深さには驚かされるばかりです。

    もちろん今までの著書とかぶっているところはもちろんありますが、大事なことを定期的に思い出させてくれるという意味でも、本書を読むことは有意義な時間だった

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    2022年08月13日
  • 復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる

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    前向きに生きることの素晴らしさを改めて認識することができた。視野が広く、深い知識をやさしい言葉で、表現していた。折れそうな時に読む本。出口さんと関わった仕事をしたくなった。

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    2022年08月07日
  • 座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

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    君主は「三鏡」を持て。3種類の鏡。
    確かに良君としての帝王学だと感じた。

    そして今の自分の立場(管理職)にとっても重要なマネジメントの視点だと思った。

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    2022年08月07日
  • 働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義

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    タイトルに「お金」と括弧付きで書くとおり、広義のお金。お金への不安。それはつまり、この先どう生きていけばよいかの不安。少子化への不安。国の財政への不安。政治への不安。
    大きすぎる漠然とした意味のない不安を、出口さんが一つずつ細分化し解決可能な大きさに分解してくれる。
    「人間、ちょぼちょぼです。能力に大差なんてないんです。」とご本人はおっしゃるが、いつ読んでも圧倒的に鮮やか。

    選挙にいかないのは完全服従の証です。本当にそのとおり。

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    2022年08月03日
  • あなたの会社、その働き方は幸せですか?

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    高齢のおふたりがどんなことを語るのか、まさか、古臭い働き方??と興味を持ち、読んでみました。

    結果、全く古臭くないです。
    さすが、上野さん、出口さん、と思いました。

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    2022年07月30日
  • 自分の頭で考える日本の論点

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    これぞ知識の泉!
    物事を正しく判断するためのヒント!!

    経営者であり、読書家でもある出口さんの書かれた本。
    人間の仕事はAIに奪われるのか、公的年金保険は破綻するのか、憲法9条を改正すべきか、日本は移民難民をもっと受け入れるべきか、など誰しもが一つは関心のある論点が22コ取り上げられている。
    そこにファクトと、出口さんなりの考え方が記された一冊。

    また、物事についての考え方も学ぶことができる。
    答えがでる問題かどうかを分類し、数字、ファクト、ロジックで考える、タテ、ヨコで考えるということである。

    読めば読むほど関心が深まる本。
    第二弾も出発して欲しいと思える一冊。

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    2022年07月18日
  • 知的生産術

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    非常に読みやすく
    かつ説得力のある方。
    読んで良かった本!

    第1章 日本の生産性が低い理由



    長時間労働は生産性が低い

    →今までは長時間働けばOKだった。
    (工場モデル)
    しかし、
    ①冷戦(地理上、ロシアや中国に近い日本がアメリカのスネをかじることを許容した)
    ②キャッチアップモデル(アメリカに追いつこうとすること)
    ③人口の増加

    と言う外的条件が揃っていたからこそ。

    これからは、労働時間ではなく、労働生産性で評価

    人・旅・本で学ぶ


    おいしい生活(教養、リテラシー、イノベーション)=
    いろいろな知識を身に付ける×自分の頭で考える

    ☆女性が活躍しなければ、生産性が上がらない

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    2022年07月07日
  • 自分の頭で考える日本の論点

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    ・イノベーションの土壌はダイバーシティ
    ・APU
    ・フランスでは働く女性のほうが多く子供を生む
    ・他の国へ行こうとするのは強靭な意志と体力がある証拠。そういう人を受け入れる社会が栄えてきた。
    ・日本は自己責任論が強い国。人生のスタート位置が同じでないとその理屈は成り立たない。
    ・海外留学はすべき。社会人になってからでも遅くない。
    ・出口治明さんは、ダイバーシティ、日本の大学の改善、日本経済の成長など様々な観点でAPUを設立したようだ。一気通貫している。

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    2022年07月04日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    ネタバレ

    全体を通してめちゃくちゃ面白かった!!
    読みやすい。
    賛否両論あるんでしょうが、
    明治維新が教科書だけで記されるような輝く歴史ではないとは思うので、その辺りもきちんと理解できる歴史書になっているかと。


    第1章: ペリーのルートが那覇→小笠原諸島→江戸
    江戸がダメなら、沖縄か小笠原諸島を港にしようと目論んでいた。
    ペリーの来た理由:
    これまでは、蒸気船の燃料である石炭の補給地、捕鯨船の寄港地にしたかったというのが最有力だったが、それよりはシーパワー=自分達の国益のために太平洋航路を開く、というのが最大の目的という見方。

    日本人の、「起きて困ることは起こらない」という見方も面白いなぁ。太平洋

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    2022年08月03日
  • 僕が大切にしてきた仕事の超基本50

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    出口さんの考え方が好きで色々読んでいるので、書かれている内容としては重複することも多かったが、仕事に対する姿勢としてまとめてもらえてあったので、整理しやすかった。

    多分、他の本にも書かれていたことだとは思うけれど、今回私自身に響いた内容をいくつかメモしておく。
    ・PDCAを回そうとして、CAでつまづく場合は、Pが悪いことがほとんど。
    ・会社にはミスや理不尽がつきもの。イライラをひきづるよりも切り替えてできることを探そう。
    ・何かを伝えるときは、上司・部下に関わらずタイミングが大事
    ・ホウレンソウは上司から部下へする方が効率的
    ・リーダーに必要な3つの力
    ①進むべき方向を明示する力
    ②仲間を集

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    2022年06月22日
  • 早く正しく決める技術

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    この作品も氏の教養の深さが滲み出る。
    数字、ファクトやロジックで判断、は副題のとおりだけど、迷ったときには直感力。それを養うのが多くのインプット。結論でなくそう考える思考のプロセスを大事にする、今後も読書時に参考としたい。

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    2022年05月10日
  • 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法

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    最近読んだ中で1番です。

    読書術(How)よりも、どうして読書することが大切か?(Why)が腑落ちしました。そして、教育と教養の違いにも納得です。娘達に生きていくための武器である「教育」を授けられているか?自信がなくなりました。

    読書中毒といえる著者の読書量にはただただ圧倒されますし、1字1字読まれているのに驚く程に早く1冊を読まれているのもすごいです。

    「知りたがり」ですが、最近は小説を始め、新書、古典を読むパワーがなかった私ですが、この本に大いに刺激されたので、まずは10ページを、1冊1冊読んでいきたいと思います。

    『教育とは、人間が生きていくために必要な「最低限の武器を与えること

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    2022年05月09日
  • 知略を養う 戦争と外交の世界史

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    これもよかった。ロシアのウクライナ侵攻(2022.2.24〜)をきっかけに手に取った本だけど、人が感情の動物であることを考えると、戦争は惨劇だけでなく、恨みも残すので、出口さんの言うように終わり方(講話)の仕方をしっかりしないと。世界史を知っていることはビジネスにも役に立つ、というのは納得。

    第一次世界大戦の対独講和条約で英仏がドイツに課した賠償金の支払い2010年に終わったなんて…。

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    2022年05月08日
  • 早く正しく決める技術

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    最近出口さんの本のハマっている。
    よくあるビジネス書には書いていない新しい発想があり、しかもわかりやすく書かれているので本当にすんなり読みやすい。
    この本で学んだこととしては、
    リーダーは異方向を示す人であって、何でもかんでも意思決定する人ではないということ。
    これは貞観政要の本の時にもあったが、権限委譲が重要だということ。

    部下に意思決定の経験をさせることも大切で、どこを意思決定させるか、どこを自分の領域なのかを決めることが上司の意思決定の重要な要素なのだ。

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    2022年04月06日
  • 座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

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    学びが多すぎでここには書ききれないけれど、一番学びになったことは、権限委譲の本質的な意味。
    権限を部下に委譲したからには、口出ししないことが大前提。いちいち口を出してマイクロマネジメントすると、結局部下は考える力を失うし、上司の顔色を伺うようになるので上司は裸の王様になってしまう。
    気に入らなければ、権限を移譲しなければいいし、役割を変えるという方法をとる方が良い。
    また、権力に関しては行使するのはよっぽどの時でないと支持を失うことになる。伝家の宝刀は抜かずに持っているからこそ影響を与えられることもある。

    最近種々の会社に行くけれど、権限委譲ではなく単なる業務委譲になっているケースが多く、部

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    2022年04月06日
  • 教養としての「地政学」入門

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    欧州の歴史を振り返りながら説く陸の地政学。大航海時代からの海の地政学。地政学という名は冠されているが、基本的には歴史解説の書のように感じた。
    最後の日本の地政学の解説は、歴史に詳しい著者らしい鋭さで、非常に勉強になった。

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    2022年03月31日
  • 自分の頭で考える日本の論点

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    出口さんのおすすめする物事を考えるときのコツ、タテヨコ算数を元に各トピックを論じていて大変勉強になる。
    ファクトの部分がとても良く纏まっていて、そこを読むだけでも勉強になる上、なぜ正しいか、間違いか、をロジカルにまとめていて面白い。
    生きていく中で、自分を取り巻く社会、さらに広げて、日本、そして世界の物事を、1人の人間として正しく理解して考えることの大切さを、この本は教えてくれる。
    特に、読んでいて興味深かった論点は以下。
    ・日本人は働き方を変えるべきか
    ・憲法9条は改正すべきか
    ・少子化は問題か
    ・日本はこのままアメリカの「核の傘」の下にいていいのか
    ・投資はしたほうがいいか、貯蓄でいいか

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    2022年03月14日