出口治明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
思考力を養いたいと思い購入。
読み進めていき買ってよかったと満足することができた。
特に印象に残ったのが
・行動してみてダメでも自分に向いてないと気づくだけでも価値がある
・人を育てると思うのは傲慢、結局は自分が目の色変えてやることが必要
・失敗の経験することで経験値が貯まると考える
・数字、ファクト、ロジックで腹落ちするまで物事を考えること
・知識を養うには、本、人、旅行
である。
日々の生活の中で物事の本質を捉えるにはまず知識をつけて日々考えて生活することが大切だとわかった。
また、意外にも物事は切り分けていけばシンプルだということも学べた。
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Posted by ブクログ
器を大きくせず中身を捨てる むしろ空っぽ
君は舟なり、ひとはみずなり
諫言を受け入れなければ裸の王様
自分の足の肉を割いて食べる人の愚
十思、九徳
適材適所
小言を聞き続けるという能力
人は「瓦タイプ」「鉄タイプ」に分けられる
三鏡 銅の鏡 歴史の鏡 人の鏡
人間社会の洞察に必要な礼と楽
時間軸を正しく設定する
人は濁ってはいけない、澄み過ぎてもよくない
小人閑居して不善をなす
疾風、勁草を知る
伝家の宝刀は抜かないほうが怖い
少数にするから精鋭が生まれる
創業と守成はどちらが難しいか
組織の急務は後継者を選ぶこと
などなど
心にしみた言葉
古き歴史を重ねてきた国にはやはりそれなりの
深い -
Posted by ブクログ
優柔不断なので、この本を読みました。
なぜこちらにしたのか?
何気ない決断でも、決断した理由を数字、ファクト、ロジックで説明することで決断力が養われると。
個人的には、決断したことに対して、数字ファクトロジックをもとに言語化できてるのかなあ、と思いました。
決断したプロセスをより明確に残せば、決断力が増すのかなあと漠然と思いました。
以下備忘録。
数字、ファクト、ロジックが基本、ベネフィットの高いほうを選ぶこと。
国語ではなく算数で考える。
A案とB案、それぞれのファクト数字ロジックはこうでA案のほうがいいと思いましたが、ご意見頂戴したく、みたいに上司と会話する。 -
Posted by ブクログ
最初は難しそうで、分厚い本なので読みづらそうと思っていたが、
歴史背景などが見えて、よみやすくどっぷりハマってしまった。
ソクラテスなど昔だが、今も同じような悩みや考え事をしていると感じた。
色々とみんな考えて、幸せを見つけようとしたが、
人間は変化しているので、時と場合で違うのでこれが答えだ!!
ってのは無いと思った。
人間が完璧じゃないのに、完璧を求める事ができないとの事も
共感できた。
今の私はストア派で流れに沿って生きていくが、
せっかく生きるのでしっかり楽しく生きようと思った。
宗教は、金集めや人集め。
答えはこれだと考える事を中断する気がする。
そのため、常に疑い常に変化する -
Posted by ブクログ
立命館アジア太平洋大学(APU)の学長が書かれた60歳からの人生書。やっぱり好きに生きること、やりたいことをやること、でも学び続けること。
(気に入った文章)
「・・・あるいは唐の第2代皇帝で、中国史上最高の名君の一人とされる太宗の言行録である 『貞観政要』には、「三つの鏡 (三鏡)」という話が出てきます。三つの鏡とは太宗が意思決 定の際に大事にしていたもので、具体的には「銅の鏡」と「歴史の鏡」、「人の鏡」です。
銅の鏡で自分を映し、自分の心身の状態をチェックする。 将来は予想できないので歴史 の鏡で過去の出来事を学ぶ。 人の鏡で部下の直言や諫言を受け入れる。人はこれら三つの 鏡によってのみ