出口治明のレビュー一覧
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ネット保険会社のパイオニアとなったライフネット生命の創業者であり、ビジネスマンの中でも当代きっての読書家である出口治明氏による初の新書書き下ろしです。出口氏の「自分の頭で考える力」をつける読書論です。
本書はライフネット生命の創業者であり、ビジネスマンの中でも当代きっての読書家である出口治明氏による初の新書書き下ろしです。出口氏の「自分の頭で考える力」をつける読書論です。僕もツイッターやフェイスブック上で出口氏とつながりがあり、2016年の僕の誕生日にはメッセージも送っていただき、大変恐縮したことを今でも鮮明に覚えております。
出口氏はビジネスマンとしての人生を保険業界でずっと歩んで -
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私の敬愛する出口治明さんが学長を務めるAPU(立命館アジア太平洋大学)の立ち上げとその経営や出口さんの夢を綴った本です。
生命保険業界で長年勤めて、70歳にして大学の学長という教育界への転職。
学生の半数が留学生という日本ではかなり時代を先取りしている大学ですが、世界がグローバル化している現代においてはこの姿が当たり前にならないと行けないんだろうなとも思いました。また、それについての意見も書かれています。
出口さんの理念とか考えはどの本を読んでも同じなんですよね。私でもすぐに実践できる当たり前のこと。けれど、多くの人間が疎かにしているようなこと。出口さんの本を読むたびにハッとします。一度でいい -
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読書録「全世界史下巻」5
著者 出口治明
出版 新潮社
p456より引用
“ しかしこれだけ愚かな人間が、これだけの愚行を繰り返
してきたにもかかわらず、人類は今日現在、この地球で生き
ているのです。それはいつの時代にも人類のたった一つの歴
史、つまり五〇〇〇年史から少しは学んだ人がいたからでは
ないでしょうか。今、人類が生きているというこの絶対的な
事実からして、僕は人間の社会は信頼に足ると確信していま
す。”
目次より抜粋引用
“クアトロチェント
アジアの四大帝国と宗教改革、そして新大陸の時代
アジア四大帝国が極大化、ヨーロッパにはルイ一四世が君
臨
産業革命とフランス革命の世 -
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昔に生命保険を調べていて著者の本に出会いすごく分かりやすい文章書く人だなぁと思っていて教養という気になる分野のことを書かれていたので読みました。
内容は、著者のイギリスでの仕事での経験を踏まえた日本と海外の違いを分かりやすく書かれています。
また、抑えるべき根幹についても取り上げられており物事を抑えることに非常に長けた方だと再認識しました。
人生は楽しい方がいいですか?ときかれて楽しい方がいいですとほとんどの人は答えると思います。
しかし、その人生を楽しくすることができるのは自分です。
自分の知らないことはまだまだたくさんあるし、やったこといったことがない場所もたくさんあります。
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自分自身お金に関して全く知識が無かった為、勉強になった。
●勉強になった点
①将来的に年金制度は崩壊するのではないか→国が税を投入している為、国が崩壊しない限り国債を発行することによって年金制度は維持できる
②貯金は最低どのくらい有れば良いか→1年間の所得分有ればセーフティーネットになる
③自分への投資を大切に→結果的に収入(フローの蛇口がふえる)
④お金への投資をするなら、素人ならなにがいい?→投資信託。投資のプロが跋扈している世界なので任せる方が無難
⑤保険はどれに入った方がいいか→その人の置かれてる立場によって違う。配偶者、子供の有無、配偶者の収入など。ただ、どの場合でも就業 -
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出口治明氏著作の本を読んだのはこれで二冊目です。
二冊とも、読書また旅に出て知見を広げること、つまり縦と横の線を広げて行くことの大切さを語っています。これが著者の哲学なのでしょう。
本作は、貞観政要の成り立ちから説明されて、三鏡や船と水を君主と臣民に例えた話など著者が貞観政要の中でもメジャーな部分を現実の組織に例えながら易しく解説されています。
上司は組織の中で、必要だから存在するだけで決して部下より偉いわけではない。この部分に深い感銘を受けました。自分自身、常に謙虚な姿勢で部下からの諫言を受け止めて、自分を律することの大切さを本作より学ぶことができました。
貞観政要の原本を読みたくなる -
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立命館アジア太平洋大学の学長として教育現場に身を置く出口氏が「教えること」の本質に迫る。出口氏によると、子どもへの教育のポイントは2つ。一つはお金の使い方や税金の考え方、社会保障など「生きるための武器」を身に付けさせること、もう一つはどこでもいつでも自分の頭で考え、自分の言葉で言えるように育てること。
もともと博覧強記の達人であり、物事を「数字・ファクト・ロジック」のエビデンスベースで考えるクセをつける、人・本・旅で学びアウトプットを生み出すという持論をお持ちだということ存じ上げていた。
本書では、それらも読み取れるが、一番インパクトがあったのが第3章の「尖った人」を生み出すための高等教育。
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