出口治明のレビュー一覧
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本書で取り上げられる様々な「論点」について、視界が結構クリアになりました。
出口版「ファクトフルネス」+αと言える一冊だと思います。
本書は、日本や世界が直面する22の論点について、出口さんが基礎知識を解説し考察を述べるという構成であり、中でも特に気になった論点は以下のとおり。
・日本人の働き方
・憲法9条
・安楽死
・移民・難民の受け入れ
・がんの早期発見・治療
・経済成長
・日本の大学教育
・公的年金保険
これらの論点について、基礎知識を踏まえた上で、読者は自分の頭で考えてみよう、というものですが、出口さんの解説だけでも大いに勉強になります。
思うに、世の中には様々な事象に対しありとあらゆる立場からの意見があふれていますが、あらためて考えると、事実(ファクト)をきちんと認識していない意見の多いこと。
ただ、事実に基づかない意見は本来説得力がないはずですが、それが強い口調で語られたり面白おかしく拡散されたりすると「ひょっとしてその意見は正しいのか?」なんて思ってしまうことも。
そんな誤解を吹き飛ばし、自分で考え深堀りするためのヒントが本書にはたくさん詰まっています。
できれば若い世代の方々にぜひ読んでいただきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ◎アクション
・以下を考えて日々お金を使うようにする
高度経済成長のような右肩上がりは、人類の歴史でたった50年程度。ここを基準にしてしまうと良くないし、良い時を基準にしない。長い歴史を見たら、昔より良い生活ができていることに気づける。
→家、暖房、生活できるお金がある
世の中のマーケティングや商売は不安を煽ったりすることから始める。だからこそ、自分のお金のルールを明確に持っておくことが大事。
→この発信で儲かるのは誰だろう?と考える
・お金の使い方のルールを再確認する
→本、グルメ、料理に中心にお金を使う
→自分が楽しいことを明確にしてお金を使い、それ以外は最低限にする。価値観に沿ったお金の使い方(オールオアナッシング)
・同一商品は比較して安い方を買う(98)
・自分が興味あることに投資する
→本、グルメ、料理、掃除
・財産三分法を実践する
財布、投資、預金
・一生細く長くフロー(収入)を止めなければ、老後の不安もだいぶ和らぐ
◎ページ
28.29.31
政府
34~39
年金
44~66
76.85.88
マイホーム
101~107
140 -
Posted by ブクログ
器は今あるものからは大きくしようとはせずに中身を捨てなさい。
部下からの諫言を謙虚に受け止めるべき
部下に権限委譲したなら任せる。成果が出たから部下を信用するんではなく、まずは信じること
いい部下が見つからないのはいいところを見つけられてない、適材適所ができていない自分の責任
上司は偉いわけではなく機能が違うだけ
ついていきたい、リーダー像とは、必死に働く姿を見せること。決して逃げない、結果責任を取るという態度を見せる
多分これは何回も読み直すんだろうなぁ。
これから出てくる悩みに対して歴史が教えてくれる気がする。本で買うことをおすすめ。 -
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人が如何に、世界がどうしてできたのか、人はなぜ生きているのか(★)、を考え続けてきたのかが、とても分かりやすく説明されている。
時代を経る毎に、世情を反映しながら少しずつ深化してきたことが分かる。
その最終型のような、最後(最近)のストロースの示した構造主義「社会の構造が人間の意識を作る。完全に自由な人間なんていない」というものは、とても説得力があり、納得した。
ただ、自然科学的にも正しそうなストロースが公知となった今も、イスラム教やキリスト教は大多数が信じているし、マルクスやサルトルが支持を集めている。そう考えると、人間は正しいものを信じるのではなく、自分が正しいと信じたいものを信じるのかなと思う。救いなんてものはありません、と言われても、信じたくないのであろう。
今後、ストロースよりも、「信じたい」と思える考えに出会えたら嬉しいな。
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ライフネット生命の創業者が書いた本。教養は人生に彩り豊かさを与え、興味を広げ、自分の頭で考える事を促す。ボキャブラリーに加えて、広くある程度深い知識が必要。
凄いグローバルリーダーは、ビジネスや経済だけではなく、文学、美術、音楽、建築、歴史などにも間違いなく深い素養を持っている。
人間がどうにかできるのは未来のことだけ。
その第一は「タテ」と「ヨコ」で考えるということ。「タテ」は時間軸、歴史軸、「ヨコ」は空間軸、世界軸。
仕事や勉強ができる人は、自分のやる気の引き出し方が上手い人。目標を決めている。
著者は、本から五〇%、人から二五%、そして旅から二五%ぐらいを学んできた。 -
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哲学について網羅的に書かれている本。
まず、興味深いのは知の爆発時代。インドやギリシャ、中国でほぼ同じ時代に有名な哲学者が生まれたのは偶然ではないと思う。
食糧生産に余剰ができ、人間に考える時間ができたというのが大きいのではないか。
そして、神学の時代。トマス・アクィナスによって神学は哲学の端女と1200年頃に言われていたが、その700年後の1900年ごろにはニーチェによって、神は死んだと言われている。
そして科学の時代。科学が発達しすぎて、事実として認識されるものが多くなりすぎて哲学が衰退していっている。ただ、科学で検証されたものをすべて事実と捉えるのは怖い所がある。
なんらかの物質や構成要素などは正しいと思うが、「人間の脳はこうだからこうである」みたいな考え方は逆にそれが足枷となって思考の幅を狭くしていると思う。
個人的にはレヴィストロースの構造主義が一番しっくりくるが、「人間はまず存在し、次に自分をどう生きるかを決める」と言ったサルトルの実存主義も忘れずに生きていきたい。
ミシェル・フーコーの以下の考え方は興味深い。
初期は構造主義的(知の考古学)だが、後期は「権力と主体の生成」に関心を移す。「主体は構造に支配されるだけでなく、構造の中で抵抗し、形成される」と考える。
自分の考えでは、人は構造主義の中で生きていくしかないのだが、それに抗う過程で生きる意味などを見つけていくのではないか?
構造主義に心頭し過ぎると、機械的なつまらない人生になりそうだから。理性的には構造主義だが、感情的には実存主義で生きていっているのがhumanなのではないか。 -
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きっかけ
戦略読書日記ですごい興味惹かれた出口さんの著書だったので読んだ本
内容
学生向けに書かれた人生仕事政治将来についての考え方の本
感想
額縁に飾りたいようなキラーワードが多く登場した。
中でも「人・本・旅」は実体験もありすごく響いた。
「知識×考える力」は調理と食材で例えていて確かに〜!と思った。
選挙の時に政治家は消費税廃止・減税を言っている中で、SNSで著名人が消費税は増税すべきと言っていた理由が分かり納得すると同時に、自分に「数字(データ)・ファクト(ファクト)・ロジック(論理)」の理解がなかったんだなと鑑みれた。
感想書くのに全然言葉が出てこず、学べてないことが非常に悲しかったけれども、ボリュームは比較的軽いので珍しく再読したいと思えた本。 -
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なぜ貯蓄をするのか?なぜ保険に入るのか?
何も考えずにそうするものだと思い込んで流されてきたが、この本を通して、なぜ必要なのか、どの程度必要なのか、当たり前を疑って初めてちゃんと考えることができた。
現在当たり前だと思っていることは、戦後の数十年で形成された価値観であるものも多いと知り、現代に必要な価値観なのかを考え直すため、また、今後の未来がどうなっていくのかを予想するためにも、歴史を学ぶことも重要だと感じた。
お金は、"人生を楽しくするための手段"。
不安を煽るような情報に溢れているが、お金に支配されるのではなく、自分が楽しく生きるために自分なりの使い方を考えていきたい。 -
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リーダーとしての在り方や姿勢を【貞観政要】から学ぶ。
信念や誠実さをもち、機嫌よくあること、使う言葉に気をつけて信じること。
原理原則は昔も今も変わらない。やり方ではなく、在り方の論点でが詰まっており、出口さんのわかりやすい解説は自分の業務への落とし込みもとてもしやすかった。三つの鏡の話は有名だが、改めてピン留めしておくためにも記載。
まずは、機嫌良くチームのために、明るく楽しく。
⚪︎銅の鏡
└メンバーがついていきたくなる立ち居振る舞いや明るい表情をしているか。メンバーはリーダーの表情をみており、良い表情ひとつ作れない人はリーダーになれない。不機嫌な人に情報は入ってこない。
⚪︎歴史の鏡
└愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
リスクのある時代で将来に備えるために過去の歴史や事例をもとにした勉強を継続する。
⚪︎人の鏡
└自分のそばにいてくれるメンバーを大切にすることはもちろん、耳の痛いことを言ってくれるメンバーに感謝すること。素直に受け取り実行していくことが求められる。