出口治明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最後に。くれぐれも本書に書いてあることを鵜 呑みにしたりせず、自分のアタマでしっかり考えるようにして下さいね。(本文より一部抜粋)
この一文に感銘を受けた。何百冊も本を読んでいると、信頼できる書き手と話半分に受け止めた方が良い書き手は区別が付くようになってくる。出口治明氏は前者だ。
旅と読書が好きというのは本当なのだろう。殊更出典を明示せずとも、明らかに『資本論』の言説だったり、恐らくは異国の諺だったりと随所にキラリと光るような、然し細やかなウィットに富む。
成金まがいの若僧が書いたハウツー本とは一線を画す。読んでみる値打ちは充分にあった。
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Posted by ブクログ
<本のタイトル>
決定版 「任せ方」の教科書 部下を持ったら必ず読む「究極のリーダー論」
<本の紹介>
第1章 上司になったら「任せる仕組み」をつくりなさい
第2章 デキるリーダーは常に「いい任せ方」をしている
第3章 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない
第4章 この上司力で「チームの実力」を一気に上げる
第5章 「時間を殖やす」「成果を殖やす」人材マネジメント
<感想・気づき>
・上司が細かく管理できる部下の人数はせいぜい2~3人。
しかし広く浅く管理する方式に変えれば10~15人まで対応可能。
部下に権限を与え、仕事のプロセスに首を突っ込まない管理を目指す。
この理 -
Posted by ブクログ
ネタバレ哲学も宗教も知れば知るほど、もっと知りたい欲が出ます。参考文献のどれから読んでみようか、どれだけ読めるか楽しみです。
それにしても、哲学者は男の人ばかりですね。どの時代でも、男の人は難しくいろいろと考えたくなるものなのでしょうか。
結局のところ、それぞれの時代背景や環境の範囲の思考である場合が多いですよね。レヴィ=ストロースの思考に納得です。
とはいえ、プラトンも孔子もやっぱり好きですし、ベーコンのシェイクスピア説も気になるし、ニーチェの名言は魅力的ですし、哲学は面白いです。
宗教に関しては、イスラム教の成り立ちについて、非常に興味深い内容でした。