【感想・ネタバレ】復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きるのレビュー

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Posted by ブクログ

どんな事があっても人は進んでいけると前向きにさせられた本。脳梗塞から復活した出口さんの姿に胸を打たれました。

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2023年08月16日

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まず、出口氏の生命力に感服しました。決してあきらめない、前向きな姿勢は、氏の病気前に積み重ねた知識や教養に裏づけられたものだと思います。自分が同じ状況になったら、間違いなく人生を悲願することでしょう。また、リハビリスタッフの努力も素晴らしいです。「人生楽しまなきゃ損」「迷ったらやる」を自ら実践してみせた出口氏に尊敬の念を新たにしました。最後に、APUの建学理念である「個性をもった生徒が異文化交流することによってイノベーションを起こす」にいたく共感いたしました。自分の娘を、いや出来れば自分がAPUで学び直したいと思いました。

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2023年06月04日

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現在生きてる人で1、2位を争うほど前向きな人ではないか。脳卒中で右半身麻痺となっても動けなくても、人生いろいろなことがあるなーと置かれた状況を楽しめるなんて。例え事後の強がりだったとしても、結果一冊の本にしてしまう、尊敬しかない!
引用のあったマルセルプルーストの名言も素晴らしい。出口さんのよく言うところの、旅にかけて、真の発見の旅とは新しい景色に出会うことでなく、新しい見方を得ることだと。深い教養はときに逆境への武器にもなるのかな。

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2022年11月22日

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ヘレンケラーの伝記を読んでいるかのような感覚。凄く勇気づけられた。出口さんの復活への思いにグッと来てしまった。

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2022年09月11日

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体調を崩されたのは知っていたが、まさか脳卒中で右半身不髄、言葉もダメだったとは。
そこからの復活劇。素晴らしい。
普通なら心が折れる。でも運命を受け入れ、楽観主義で。達観してるなあ。

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2022年08月15日

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前向きに生きることの素晴らしさを改めて認識することができた。視野が広く、深い知識をやさしい言葉で、表現していた。折れそうな時に読む本。出口さんと関わった仕事をしたくなった。

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2022年08月07日

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困難に出会った時、それを乗り越えられるのは、知識、知性、そしてそれに裏打ちされた楽観主義。そのように理解しました。尊敬します。

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2023年07月15日

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ネガティブで保身的に陥りがちな私の様な人間にとって、前しか向かない出口さんの物の見方を身につけたいと思った。自分に今出来ることをやる。
自分はもういつ死んでもいいという気持ちで生きて、自分のための人生を捨てることが、かえって自分のやりがい、エネルギーにつながるのかなと感じた。

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2023年06月12日

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出口作品4作目だが、大病した後の一作目。
病気からリハビリテーション、そして復職までの道のり。
基本的な出口さんのismは変わらないものの、体験談が中心。
今後また、出口節が復権することを、心から願う。

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2023年03月25日

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ネタバレ

 あっ、出口APU学長の本だ、と思って、ポチった。タイトルからして、てっきりアフターコロナの社会変革、日本の復活を述べておられるものと勝手に思い込んだままに。
 しかし、本を実際に手にしてみて驚いた。えーっ、脳卒中で倒れていらしたんだ。そういえば、以前ほど文章等をWEBで見かけることがなかったものなあ。

 近親者が同様な病気で倒れた経験があるが、本人の意思によっては本当に違いが出るのだということを、改めて痛感した。

 そして、治療の環境をどう選ぶかということも非常に大きな問題だと思った。いくらデータを見ていいところであるという評価があったとしても、さらに担当してくださるスタッフ、そしてその方々への意志の伝え方というプロセスは結果的にどう復活するかという点に帰結されているように思った。自分の意志を適切に表明していくこと(スタッフの心を動かしたに違いない)重要性を改めて認識した。

 一方で、今の自分が同様の状況になったとしても、1年後に職場に復活できるかというと、それは難しいことだろうと思う。私のリハビリ努力云々ではなく、制度的に正規職として一定守られている人々でなければ、この復活は実態的には難しい。実際には本人の努力だけでもない、環境の問題もあることを忘れてはならず、社会を改善していく必要があるんじゃないかと、改めて思った次第。

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2023年01月22日

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Twitterの更新がなくなりしばらく理由が分からなかったのですが、復活されたと聞いて詳細不明ながらも安堵していました。
この本を読んで、また出口さんの講演をどこかで聞きに行きたいと思った。

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2022年12月29日

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恥ずかしながら、最近出口さんの著書にハマって好きになっていたにも関わらず、病に倒れられていたことを全く知らなかった。
それでもこの書籍に出会えたことで、出口さんの最近の様子が知れてさらに親近感が湧いたし、加えて相変わらずポジティブ思考で努力し続ける彼の姿勢にとても勇気をもらえた。

私は、医者として、脳卒中後の人たちの心の葛藤や生活のしずらさについて教科書的にしか理解していなかったが、この本を読んで少し想像できるようになった。
PT・OT・STさんたちがいかにして患者さんに向き合っているかも書かれており、とても勉強になった。

本書を通して、底力の源は、明確に目的・目標を掲げることとプロをプロとしてリスペクトする姿勢が重要だと感じた。

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2022年12月07日

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「なぜ復職を目指すのか。まだやり残した仕事があったからです。」冒頭にあるこの言葉に強い意志を感じました。

出口さんの著書は好きで今まで何十冊と読んでおり、本人にはお会いしたことはないのですが人生のメンターとさせていただいています。

脳卒中で入院の報に接したときは驚いたとともに大変心配したことを覚えていますが、この本はその闘病記、というべき本になるかと思います。

楽観的に考え、決して落ち込まず復帰への強い意思を持つ。論理的に考えた結果としてリハビリのプロフェッショナルを信頼し、目的に向かってトレードオフで決断していく。著書の中で書かれているこの過程に非常に感銘を受けました。

ああ、出口さんはこのような場でも実践しているだ、すごいな、と。また、自分がもしこのような状態になったたとしたら、ここまで目標を高く持ち実行できるだろうか、そういった目標をそもそも持つことができるだろうか、と。

学長という重責を担いながら世間に向かって発信していくといった生活は、読者にとっては嬉しいですが心身ともに疲労がたまるのではないかと考えます。

気力がみなぎっていることはこの本からも伝わってきましたが、願わくばご自愛いただきたいと思います。

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2022年09月11日

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ネタバレ

<目次>
はじめに
第1章  突然の発症から転院へ
第2章  僕が復職を目指した理由
第3章  リハビリ開始と折れない心
第4章  言葉を一から取り戻す
第5章  入院生活とリハビリの「自主トレ」
第6章  リハビリ入院の折り返し
第7章  自宅への帰還からAPU学長復職まで
第8章  チャレンジは終わらない

<内容>
一代の読書家で、ビジネスマンで、APU学長という教育へも参加した出口さんが、脳溢血で倒れた。しかし、そこから右半身にマヒが残りながら(さらに言語障害も八強いていながら)、APU学長に復職するまでの過程が盛り込まれている。すごいのはチャレンジ精神。気持ちがリハビリを効果的にするか否かの境目なのだなと、つくづく思う。

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2022年08月17日

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前向きに生きる

私の好きな経営者、出口治明さん@p_halの著書。
脳卒中で突然倒れてから、立命館アジア太平洋大学の学長に復学するまでの、苦悩の日々…かと思いきやどこまでも前向きで論理的でブレない出口さんが居た。

高度脳機能障害の症状とリハビリのフロー、作業療法士・理学療法士・言語聴覚士の役割分担、世界一の多文化共生大学を目指すAPU、ユニバーサルでない現状、ダーウィニスト…
色々知れたゾ✍️

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2022年08月05日

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出口先生のリハビリ奮闘記でした。常に前向きな姿勢と文中に登場する力強い言葉が、出口さんらしい。1日も早い完全復帰を願います

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2022年08月04日

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やりたいことを持ち、それをバネに
プロのアドバイスをうまく、活用する。
逆境からの脱出のヒントなのかも。

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2022年07月31日

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出口さんのニュースを知り、復帰を願う一方で、
もしかしたらこのまま引退されるのでは…と勝手に
思っていました。
健常者が障がい者になり、それを受け入れる事は、
かなりの覚悟とエネルギーがいる事は、身近に
いた為、知っています。
でも、発想を、見方を変えるって大切だと改めて
気付かされました。

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2022年07月28日

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ご病気を経て、考え方が変わったのか知りたく手に取ったが、変わることなく信念を貫いており圧倒された。やりたいことがある人間は強い。引き続き私もやりたいことを常に考えていこうと思った。

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2024年01月28日

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「復活への底力」というタイトルは、日本経済への提言なのかと思った。まさか、出口治明氏本人の復活、闘病の事だったとは。知らなかった。脳卒中で倒れ、半身麻痺と失語症。リハビリの日々。本書からは失語症の影響は全く感じられないが、相当苦労したのだろう。

リハビリや病気の話を聞きながらも、歴史や読書好きの同氏が変わらず文献を引用している様子が嬉しい。汝自身を知れ、ソクラテス。この門をくぐる者はものは一切の希望を捨てよ、ダンテの神曲・地獄篇。ベルギー生まれの人類学者レヴィストロース、世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう。

話し言葉には音と単語や文法規則だけではなく、抑揚やリズム、気持ちや情感など、プロソディと呼ばれるコミュニケーションに必要な要素がある。単に文字が伝われば良いという事でもない。筆談をしている人も、頷きや目線で表現を補う。麻痺しているとそれも難しいか。

本著からの引用。ストア派は、パトス=激情、情念に動揺しないアパティアに至る事が幸福。しかし、アパテイアを追求してもその境地にはたどり着けない。人生の徳を実践することで結果的に得られるもの。徳とは、知恵、勇気、正義、節制。それらを実践して心の平静を得て、幸福になる。リハビリとは、徳の実践なのかも知れない。

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2023年11月12日

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感想
楽しく生きなきゃ損。つまらない時間を過ごしてる暇はない。どんな苦境でもずっと続くことなんてない。だから楽しんで、大きく手を振って。

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2023年08月27日

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ネタバレ

タイトルとは裏腹に、自己啓発のような内容ではなく、あくまでリハビリ記録の本です。
しかし、出口学長の執念が感じられる凄まじい本となっています。
急に脳卒中になり半身麻痺になっても折れない精神力を見ると元気と勇気が湧いてきますね。

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2023年03月29日

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読み始めたときは、失礼ながら、「出口さんの大学への思いは素晴らしいが、ある程度年齢を重ねたら、後継者に業務を引き継いでいかないと、組織としてのリスクがあるよなぁ」と思いながら読んでいました。

ただ、最後には「生き甲斐、人生の目標、強い意志を持っている人は、困難も乗り越えていけるのだろうな」と感じた一冊でした。

特に働く事もなく、悠々自適な生活を送っていた私の祖母が脳梗塞になったとき、祖母はリハビリを嫌がり、失語症で何を言っているのかわからない状態で、自暴自棄の様になっていたことを思い出しました。

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2023年01月03日

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以前までの書籍とは違った、リハビリに関する部分を取り上げたもの 復帰に向けての姿勢は、同じような境遇の人の励みになるのではないかと思う

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2022年08月25日

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 昨年から首を長〜〜くしてお待ち申し上げておりました。出口先生の復活を! 復帰後1冊目の本が出るのを! そのタイトルがコレですよ。最高でしょ。ありがとうございます。おめでとうございます。(涙)

 昨年(2021年)9月ごろに復帰されるとの情報を得ていたものの、9月を過ぎてもその動静が伝わらず気になっていました。それがついに2022年夏、本書の発売情報を目にしてどんなにうれしかったことか。しかも表紙(というか幅広の帯)のお写真で変わらぬ笑顔が拝見できてホッとしました。でも電動車椅子に乗っていらっしゃる……。ご病気だったとは知っていましたが、詳しいことは知らなかったわたくし、すぐに本書を読み始めました。

 出口先生は、2021年1月9日に脳卒中で倒れられ、右半身の麻痺と失語症が残りました。本書では、脳卒中で倒れてから、APU(立命館アジア太平洋大学)学長への復職を目指してリハビリを開始、身体のリハビリと言葉を取り戻すためのリハビリの過程、入院中の生活、退院後の自宅でのリハビリの様子とAPUへの復職、そして今後のチャレンジまで、この1年半の間に出口先生の身に起こったこと、これから挑戦したいことが書いてあります。

 普段口ではいろいろと言っていても、実際そのときになってみるとオロオロするばかりという私のような人間がいる中で、出口先生は、理論だけでなく実践もしっかりされている方だということが、よくわかりました。副題の「運命を受け入れ、前向きに生きる」、まさにこのとおり、決して落ち込まないポジティブな心と、復職とリハビリへの意欲が、リハビリの先生方も〈異例〉だと驚くほどの成果につながったのです。

 本書は、同じ病気で苦しんでいる人たち、障害を持つ人たちの大きな励みになるのではないでしょうか。出口先生の役割がこの病気によってますます増えたのではないかと、出口先生はまだまだこの世に必要とされていると、強く感じています。

 心に残しておきたいと思った一節を引用しておきます。
〈僕は人生「悔いなし、貯金なし」をモットーにしています。人生は一回きりですから、やりたいことは全部やる。死ぬときに「あれもやっておけばよかった、これもやっておけばよかった」と悔いを残す人生が一番つまらない。好きなことをやるのがいちばん楽しい人生だと思います〉

 ポプラ社の「えんぴつで」シリーズ、めっちゃ気になる。なんか楽しそう。私もやろうかな……。

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2022年08月02日

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