【感想・ネタバレ】哲学と宗教全史のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2021年01月14日

哲学と宗教がどのように誕生し、影響し合ってきたか、そのエッセンスが分かりやすくまとめられています。
哲学と宗教に限らず、科学、社会学、政治学、経済学、心理学、数学、歴史学等、幅広い分野のテーマが関連していることに触れることができ、知的好奇心を喚起するにはもってこいの一冊です。

特に古代ギリシャ哲学...続きを読むが一旦ヨーロッパから失われ、オリエントに伝わってさらに発展し、再びヨーロッパに戻り、トマス・アクィナスによりキリスト教の教えと整合された流れについては、曖昧で色々な知識が混在していた頭がスッキリしました。

また、科学の発展に伴い、神から離れて人間本位の思考が確立するまでの、デカルトをはじめとする近代哲学のダイナミズムを感じられ、より哲学に興味を持つことができました。

次は老荘思想とカント哲学について深く考えてみたいと思います。

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Posted by ブクログ 2021年01月04日

難しいであろう思想と宗教に関して分かりやすかった。
公務員試験対策の一環で読んだが、関係なしに読み進めてしまった。

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Posted by ブクログ 2020年12月18日

哲学と宗教の概観を掴むのに非常に良い本でした!淡々と書いてあるように見えて、知的好奇心をくすぐる情報が盛りだくさんで、読んでてとても面白かったです。

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Posted by ブクログ 2020年12月13日

哲学と宗教は人が人として生きる上で、何かのヒントを掴む事ができるのではないか?という根拠の無い感性で、手に取り目を通しました。読み終わってから半年くらいは経つと思うのですが、もう殆ど覚えていません。でも、生きていてふとした時に、この本で読んだデカルトやアリストテレス、ペトロなどが思い出されるのです。...続きを読む読み終わった当初は、自分が少し賢くなったような気がして気分が良かったのですが、今はそういう高揚感は冷めました。しかし、それは私にとって悪い事ではありませんでした。この本から得たものを今になって冷静に考えると、はっきりとは分かりません。読む前と読んだ後で変わった事を、私の拙い語彙力で表現するなら、心の土壌がどことなく肥沃になったような、そんな感覚です。情報を捉える次元が増えたような、そんな不思議な感覚です。直接的に何かができるようにはなりません。この本を読んでも哲学者にはなれません。ただ、生きていて得られる面白さがちょっとだけ増えるかも...?
私にとってはそんな感じの本でした。面白かったです。

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Posted by ブクログ 2020年11月15日

興味はありながらも、読む内にどうしても迷宮入りしてしまう哲学と宗教関連本の中では、わかり易さの面では随一なのではないでしょうか。
勿論、筆者の主観なのでその辺は踏まえる必要はありますが。
そして入門書のような位置付けなので、これを入り口に文中でも紹介されてる参考文献を手に取り、哲学と宗教の更なる深み...続きを読むへとハマっていけばいいのではないかと。

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Posted by ブクログ 2020年09月27日

デカルトらによる大陸合理論がウォーターフォール、
ベーコン、ロックらによるイングランドの経験論がアジャイル
な感じがしてそれらがどう発展、終結していったのかをずっと知りたいと思ってて、読んでみました。 
# + 出口治明さんのお話はいつも元気をもらえるのでってのもあり……。

合理論、経験論はカント...続きを読むによって統合され、ヘーゲルの弁証法につながり
キルケゴール、マルクス、ニーチェらによる発展、
サルトル、ストロースにいたり、人間の思考パターンが出尽くしたのではないかとの結び……、なんですが壮大過ぎてまだまだ読み返さないと知ったかぶりな感じですw。

人が生きている中での最大の問、
世界はどうしてできたのか、世界は何でできているのか
人間はどこから来てどこへ行くのか、何のために生きているのか
に、宗教、哲学、自然科学が回答してきた。
宇宙物理学、脳科学などがこの問いに対して最終的な回答を導き出している。
そんな中で、哲学や宗教がこれ以上発展することはないのかもしれないが、あらゆる学問、政治思想、経済思想はここから生まれたという事実、学ぶことの重要性は普遍だと感じた

ちなみにポストモダン、ポスト資本主義社会って完全にモダン、資本主義を否定するのではなくて、それらの要素を残しつつあらたら変化を遂げるのではないかと思う。
キャズムを超えるあたりまではアジャイルな取り組みが重要だけど、
そのあたりからキャズムを超えたあとになってくると、合理論的なアプローチによるスケールアップ、維持が重要になってくるのはVUCAと呼ばれる昨今でも変わらない気がする。ただし合理論的なアプローチが有効な期間が短くなっている。特にソフトウェアでは。

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Posted by ブクログ 2020年09月16日

傑作です。最初は、題名、素材、そして本の厚さに慄きましたが、さすが出口先生。ここまで分かりやすく説明して頂けると、サクサク読み進められます。 似た思想が別の地域、別の時代に生まれ絡み合ってるんですね。哲学と宗教も確かに境目は難しい。人間の思索・思考が、その歴史背景とともに説明してあるので、理解できま...続きを読むした。 ここまで分かりやすく書いてある本は初めてです。手元に置いておきたい、また振り返りたい一冊でした。

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Posted by ブクログ 2020年07月19日

哲学と宗教(科学と対比して共通のことを扱う)の流れ、キーとなる人物、蔵書を網羅しており、読みやすい。

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Posted by ブクログ 2020年06月06日

ボリュームの割にすらすら読めた。これはもう事典です。
哲学と宗教はバラバラと知識を持っていたので、その隙間を埋めてくれた。

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Posted by ブクログ 2020年05月19日

APU学長である出口治明 先生の著書ということで購入。西洋思想、東洋思想の両方がびっしり網羅されている。世界史が好きでないと読むのに体力がいる。世界史の教科書や参考書を引っ張り出して照合しながら読んだ。
次は、付箋等でメモをしつつ読んでみることにする。
人類はだいたい同じようなことを考え、時に衝突し...続きを読むながら歴史を刻んでいるのではないか、というのが第一の感想。

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Posted by ブクログ 2020年05月06日

今まで目を逸らしてきた「宗教と哲学」について、体系的に学ぶことができる。

わかりやすい文章で、流れが描かれているので、あやふやな知識や断片的な知識が、スッと府に落ちたり、つながりを見出せたりすることができた。

また、章の合間の小噺も、哲学者の素顔や人間性が描かれており、知的好奇心をくすぐられた。...続きを読む

私は、出口さんの「人生の楽しみは喜怒哀楽の総量(絶対値)」「本・人・旅で、人生を良き思い出で満たす」「広くある程度深い教養」という言葉に感銘を受けたことがある。

再読することで本著から、哲学と宗教に関する広い教養を得ることができるだろう。出口さんがオススメする著書を読むことで、ある程度深い教養も身につけていきたい。

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Posted by ブクログ 2020年05月23日

哲人についてのお勧めの書籍が挙げられているので、本書を足がかりにより理解を深める事ができる。文中に各哲学者や宗教の文献が記されているし、巻末に参考文献一覧が載っているので、それらからより深堀りすることができる。
古今東西の哲学と宗教を紐解いて行く。まるで世界史。

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Posted by ブクログ 2020年04月19日

人類の世界観の歴史と、人類の本質が学べる本。
一見分厚くて難しそうな本だが、非常に読みやすくて、こういった分野を学ぶビギナーにもおすすめできるような本。繰り返し読むべき本なので、紙で買うことをお勧めします。

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Posted by ブクログ 2021年01月11日

2021.8
・個人の自由と社会の利益が両立する、その肝は共感である(アダムスミス)
・ニーチェからサルトルの繋がりが現代にかなり影響している。
・哲学は世の中が乱れているときに必要な学問。

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Posted by ブクログ 2020年11月20日

 がっつりした歴史書タイトルと分厚い見た目とは裏腹に、わかりやすい文章と広く浅くの内容で構成された本。かといって、「一般教養としての」とか「ビジネスに役立つ」みたいなつけるほど安っぽくはない。

 社会人になってから哲学書はそんなに読んでないから知見がそこまでアップデートされてないかもと言う著者自身...続きを読むの仮説や意見がたくさん入っている。事実と意見を分けながら読み進めるのが少し大変かもしれない。
 でもビジネスの世界で活用してほしい、哲学と宗教に興味を持ってほしいという想いが伝わる。人物・思想を紹介するたび、さらに詳しく知りたい人のために別の本を薦めてくることからもそれはわかる。読みたい本がいっぱいあできて困る。

 概要が掴めて、詳しく知りたい箇所の橋渡しにもなるいい本。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年11月07日

作者の本は数冊読んでいるが、文章が読みやすい。ご本人の人柄出ている感じがする。入門書的であり、ギリシャから近現代までの流れが書かれているので、関係性も含め流れを把握できるし、網羅的なので浅くならざるを得なくなっているが、本の紹介が章ごとにあるのが良いと思った。
宗教と哲学は日本人がとても弱い所だと思...続きを読むうので、幅広い層にお勧め。特に海外の方とビジネスをする方は是非読んでおくべきと思う。
特にイスラム、ユダヤ、キリスト教と繋がりとギリシャ哲学に始まる中世以降の哲学との関係性は最低限の知識だと思っていたので良い本だと思う。

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購入済み

noji 2020年11月04日

高校の世界史の授業で、先生が宗教はその時代の文化だと言っていたのを思い出した。哲学や宗教を時代背景や人物像に即して解説してあるので、無理なく入ってくる。広く浅くといった感じだが、参考図書も多量に示してくれているのでこれで丁度いい。
ただ、横に時間軸のある図を見開きで2ページつなげて見ることができな...続きを読むいことが残念。せっかく良い図があるので、漫画のように見開きで見ることができるようにして欲しい。

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Posted by ブクログ 2020年08月22日

分厚い本だが、分かりやすく読みやすいので読み通すのも苦にはならない。それにしても、出口さんの博覧強記ぶりには改めて驚かされる。これでも近現代の哲学者については絞って書いたというのだから。
「全史」とあるように、基本的には時間軸に沿って記述されているが、例えば、ヘーゲルを継ぐ者として、長男=キルケゴー...続きを読むル、次男=マルクス、三男=ニーチェとするような独自の理解は、学術的にどうかということはともかく、面白い。
それにしても、いわゆる中世についてはほとんど記載がなく、哲学も宗教もやはり不毛の時代だったのだろうか。仮にそうだったとして、なぜ、そうだったのかということの出口さんなりの解釈を聞きたかった気がする。

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Posted by ブクログ 2020年08月19日

本書を読むまでは、現代を生きる私の価値観のまま、過去に起こった出来事だけをただ追っていた。だが出口氏の言葉に開眼させられた。本書は出口氏に手を引かれて哲学と宗教を学びながら、彼の見解まで楽しめる至極の一冊である。内容はもちろんのこと、本のカバーを外した表紙まで渋い。よくある一冊ではなく、私は「全史」...続きを読むなのだという重みを感じる。

以下、本書より抜粋。
「モーゼの教えもイエスの教えもブッダの教えも、彼らが生きた時代背景の中で、人々によかれと思って説かれました。その教えを現代のモラルを尺度として、批判するだけでは無責任だと思います。彼らが考えた真意に、恒久的な人類愛につながるものがあったがゆえに世界宗教になったと認識すべきでしょう。」

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Posted by ブクログ 2020年08月02日

ソクラテス、孔子、ユダヤ教、大乗仏教、ヘーゲル、ソシュール等の世界の哲学と宗教を大まかに捉える本。

ありそうでなかった本。とても読みやすく、流れを掴むのにとてもいい。一冊で深い所までは説明しきれないけれど、各章ごとに参考文献が挙げられていて、興味を持ったらそっちを読めばいいという感じ。

個人的に...続きを読むはエピクロス、老子、荘子、ムハンマドについて詳しい本を読みたいと思った。

後は、知り合いで物凄く狭い視野でしかモノを見られない人がいるので、フランシス・ベーコンの「洞窟のイドラ」と言う言葉があると教えてあげたい。狭い洞窟から外界を覗き見るようにしかし世界を見られないから、モノの見方が歪むこと。

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