あらすじ
生保業界の世界一高い保険料を支払っていると言われる日本。そこに風穴を開けたのがライフネット生命だ。保険料を半額にした商品を打ち出した。創業したのは60歳の著者。彼は、何を考えいかに行動したか。
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Posted by ブクログ
戦後初の独立系の生命保険会社、ライフネット生命。なんと74年ぶり!その設立の経緯について著した書。
著書曰く、「たとえば、五年先、十年先のあるべき姿をまず決めて、そこから、いわば現価に引き戻した形で懸命に努力する生き方もあります。それはそれですばらしいと思いますが、私には、川の行く先が見えないのでそのような生き方はできないのです。私は、毎日毎日を悔いのないように生き、その時々の人々との出会いを大切にしながら、よく食べよく眠って元気に明るく生きていく、言い換えれば『自分に正直に生きていく』ことが、何よりも大切だと思っています。」
この一節を読むと、パートナーである岩瀬氏との出会い等ライフネット生命が起業されたのは、まるで偶然のような感じがしてしまうのだが、本書の後半に示されている著者の日本生命での経験について読む限り、決してライフネット生命が起業されたのは偶然だけでなく、著者のこれまでの半生が引き寄せたということが身に染みる。日本生命といういわゆる大企業に勤めながら、自分のスタイルを貫き続けている感じがすごいと心底思う。
さて、実務上も参考になる箇所が多数ある。
例えば、ベンチャー企業が成功する5つの要因を当時以下のとおりまとめられていた。
?市場の規模が大きいこと。
?商品・サービスに対する消費者の不満が大きいこと。
?凧を揚げる風が吹き始めていること。
?明確なソリューションを持っていること。
?参入障壁が高いこと。
簡潔かつ洗練されている。
また、付加保険料を大手保険会社と比較しているのだが、ライフネット生命は、大手保険会社の1/3〜1/5である。いろんな意味で目を覆いたくなってしまう。。。
とにかく講演が楽しみになってきた。
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出口治明著「直球勝負の会社」ダイヤモンド社(2009)
*人智を超えた大きな時代の力が常に働いている。人間は1人では生きて行く事はできない。すべての人間は他者や時代との関係性の中で生かされている。そであれば、川の流れに身を委ねて自然体で生きて行きたい。
*長所と短所はまったく同じもの(その人の個性)であり、長所をのばして短所を直すという考え方はそもそもあり得ないと思っています。無邪気にそう思っている人はトレードオフの関係を理解できていません。長所をのばして短所を直そうとすれば三角形や四角形の中に収まる小さな円(破棄を失い、ひたすら円満を心がける面積の小さな人間)になってしまう。
*プレゼンではベンチャーが成功する5つの要因を最初に説明(1)市場規模が大きい事。毎年40兆円以上の市場であり、これは税収に匹敵する。自動車産業は7〜8兆円。(2)商品、サービスに対数消費者の不満が大きい。これは保険金の不払い問題。(3)たこをあげる風が吹き始めている。つまり生命保険はこのままではいけない。もっと改革が必要だと言う流れが起きている。(4)インターネット販売による分かりやすくて安くて便利な商品サービスお提供という明確なソリューションをもっている(5)参入障壁が高い、すなわち免許事業であり、費用も莫大。
*ライフネットのビジネスパートナー選定ルールは。原則三者以上の競争入札制度を採用しており、株主の紹介の有無については特段の考慮はしていない。徹底的な効率経営を進めて早く上場を果たす事が株主に対するライフネット生命の基本的な責務であって、株主の関係会社に便宜をはかる事ではないと考えている。株主にもこうしたアームズレングスルール(すべての応札社を公平に取り扱うルール)を適用することについては了解を得ている。
*統計データと見たときにラオイフネット生命の最初の主戦場を20、30、40台の子育て世代を対象にきめた。(参考:世帯主の年齢階級別に見た一世帯当たりの平均所得)
*比較して納得して加入して欲しいという考え方にたって、保険料の比較ボタンをもうける。
*一般に生命保険会社が破綻する原因は3つです。(1)資産運用の失敗、(2)高い予定利益の設定による逆ザヤの発生、過去の日本の生命保険はほとんどこのパターンだった(3)乱脈経営。
*純保険料はほぼ同一となります。したがって保険料の高低は、手数料によってきまります。ライフネットが生命保険料を半額にするためには、この手数料を引き下げる工夫をしなければなりません。生命保険料の手数料は一般に販売経費が6割、契約の維持管理経費が4割と言われています。この両方を引き下げて一番料金の安い保険料を実現したいと考えていた。
*ライフネットは100年続く企業にしようと決意。そしてその最初のステプは開業後5年以内の上場、そのつぎは10年以内にアジアに進出して東アジアで評価が一番高い生命保険会社を目指す。
*可能な限り、仕事本来の目的だけを考えようと努める事は重要だと考えている。
*上司を自分の仕事で説得できないのであれば自分は無能だと思いなさい。なぜなら、上司の法が職務範囲が広く細部まで眼が行き届かないからである。またお茶汲みのおばさんにかわいがられなければ決して偉くなろうとは思っては行けない。なぜなら失う物がないかの上たちは諸君の人間性を一番みているのだから。
*「悔いなし、遺産なし」が信条。
*ほとんどすべての生命保険会社が、いわば金太郎アメの構造。同質的な競争がいくら激しくてもそこからは進化が得られないと考えている。異質の競争、すなわち多様な八ヶ岳型こそ進化の原動力になる。
*心がけた事の一つにスピードの重視。
*社内の会議は30分か1時間に決めて、最初に会議の目的を相互確認することが重要。今日は何を決めるから。人件費を考えれば会議ほど高くつくものはありません。
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出口さんの講演を聞いた後、すぐ買って読んだ。飾ることのない人柄そのまま表れてた。還暦のお歳であるが、おさるのジョージ並みの好奇心。すごいの一言。ある先生から「60歳のメンターを持つべきだ」と教わったが、出口さんになって頂きたい。
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【愛情溢れる還暦ベンチャー起業】
多くの人が出てくる。ライフネット生命の起業ストーリーであり、お世話になった人への感謝と愛情が伝わってくる。
出口さんが他の本でよく言われる「数字・ロジック・ファクト」「タテ・ヨコ思考」を武器に、ライフネット生命を設立する際に掲げた3つのビジョンの実現を果たそうとしたことが垣間見える。
3つのビジョンは、
「保険料を半額にしたい」「保険金の不払いをゼロにしたい」「比較情報を発展させたい」
であった。
作中において、1つ目のビジョンに関しては、ターゲットを30代に絞り、シンプルな商品とすることで半額を実現している。
最後に、最も自分が活かせると思った組織を率いるリーダの資質についてまとめてから終わる。
組織を率いるリーダーに必要な資質は3つ。
①明快なビジョンを持っていなければ駄目だ。
やりたいことがなく偉くなりたいだけの人間がトップになれば、その組織は不幸だと言う以外にない。
②そのビジョンを仲間にロジカルに説明して納得させる能力が必要だ。
③そのビジョンの達成に向けて組織のやる気を起こし、引っ張っていく能力が必要だ。
出口さんが主体性を持ち、楽しく仕事をしたからこそ、日本や世界に大きな貢献をした。まさに組織を率いる強いリーダーだ。
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日本初のベンチャー生命保険会社を還暦で立ち上げるという姿勢に、若者が負けていてはいけない!とやる気に火をつけることができる本。
また、日頃従事する製造業とは離れた分野の話だけれど、事業や仕事を進めていく上で大切にしなければならないことは共通していると再認識できた。(お客さま視点って「言うは易し、行うは難し」だなって思う)。
蛇足だけれど、読んでいてネガティブな思考が全然出てこないのは著者の人間性の現れだと思う。非常に人間として尊敬できる方。
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保険の勉強をしているときに見つけたので、どんな思いでライフネット生命が誕生したのか興味が出てきたので読んでみました。
読んでみて文章から感じた印象ですが、著者の出口さんは還暦での起業でありながら、子どものように素直で変な欲のない純粋さを持っているような気がして好感を持ちました。
戦後初の独立系生命保険として立ち上がったライフネット生命の立ち上げのころの話が書かれているのですが、
開業にこぎつけるまで、ひとつひとつハードルをクリアしていく過程を読んでいるうちにこっちまで少しわくわくしてしまったり、
岩瀬さんが出口さんのお誕生日に綴ったブログにちょっとじーんとしてしまったりしました。
いろいろと困難も出てくるでしょうが、生命保険の新しい形としてこういったベンチャーが立ち上がったことを嬉しく思いました。
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この社長好きなんですよね。勢いと知性と、バイタリティ。本を読み終わって、「記憶の中の話」って書いてあったのがすごく印象的。
時間にも手帳にもとらわれないというポリシーだからなのか、素晴らしい記憶力。
起業をする時の手順、考え方、すごくシンプルに何が大事か、シンプルなビジョン、実行力。
岩瀬さんとの住み分けもうまくできてるんだろうなー。
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日本生命を退社後ネット生保を立ち上げ、マスコミにかなりの頻度で登場している社長の本。開業後5年を経過し順調に業績を伸ばしているが、この本は立ち上げ後1年くらいの時に書かれたものである。
内容は、大手生命保険会社直接的に誹謗中傷する内容は意識して控えている印象であるが、従来の業界文化を強烈に否定してしながら自分のビジネスモデルの正当性をアピールしている。
個人的には好きではないが、会社の設立の趣旨やそのための戦略、努力は敬意に値する。
もちろん保険は安ければいいということではなく、加入者である我々がどこまで理解して加入するのか、またいざという時に「支払」をしてくれるのか、ネットであれば加入者や遺族が気付かないというリスクはないのか、などそのスキーム自体には疑問は残った。
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ライフネット生命という会社が出来上がるまでの経緯を、ゼロから書いた本。日本では74年ぶりに誕生した、独立系の生命保険会社という特殊な事情もあり、その起業ストーリーの中には、他のベンチャー企業には無い、とても面白いエピソードがたくさん含まれていた。
共同創立者の岩瀬さんとの出会いなど、偶然によって生まれた要素もたくさんあるけれども、やはり、この会社は、出口社長の強い信念と実行力がなければ生まれていなかったと思った。
起業というのは、若い時にやるほど有利なものだと思っていたけれど、この、出口さんが還暦を迎えるまでに日本生命で築き上げた実績や、様々な方面の人との繋がりをみると、当たり前のことだけれども、年をとってから起業をしたほうが有利な面というのもたくさんあるのだということが、よくわかる。
谷家との最初の出会いで、私はリスクを取ってしまったのですから、どうしようもありません。私とは正反対の「若くて生保経験のない人を探してください」と、お願いしたのですから。岩瀬君は、確かに最大のリスクではありますが、同時に最大の可能性でもあります。この信念は、一度も揺らぐことはありませんでした。
私は昔から、長所と短所はまったく同じもの(その人の個性)であり、長所を伸ばして短所を直すという考え方は、そもそもありえないと思っています。無邪気にそう考えている人は、トレード・オフというものが理解できないのです。人はすべて、三角形や四角形であり、長所を伸ばして短所を直そうとすれば、三角形や四角形の中に収まる小さな円(覇気を失いひたすら円満を心がける面積の小さな人間)になってしまうだけではありませんか。(p.22)
人間の営みのすべては、脳がコントロールしています。しかし脳の活動のナかで、意識として知覚される部分は、全体のわずかでしかありません。全体のわずかの部分で必死に考えた将来の設計図を前提に、一歩一歩キャリアを築き上げていくような人生はつまらない、そう考えていました。
それに多くの自叙伝などを読んでわかったことは、人間の一生は人智を超えた何か大きな力によって動かされているということでした。これを運命と呼ぶ人もいます。自らの意志の力だけで何かを成し遂げた人は、とても少ないのです。チャンスを必死に求めたからといって、それなりの成果が得られるほど人生は単純ではないのです。(p.138)
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ライフネット生命出口社長の著書。個人的には生命保険の仕組みは複雑怪奇で苦手。約款も不親切だし。この複雑さから余分なものを削ぎ落とし、骨太のサービスを提供しようとする熱意が感じ取れる一冊。
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74年振りの独立系生保企業の立ち上げ話。常識を変えるってこういうことなのかと感じる話が多く、特に生保のプランをレゴに例え顧客が複数企業のプランから自由にカスタム化できるのが理想という話に強く感じた。常に顧客側の視点を持ち努力し、かつ生保業界のイメージ改善をも行おうとする著者の志は素敵だ!
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生命保険会社の王道を歩まれてきた書籍。
身をまかせて、このような道を歩いてこれたのは羨ましくもあり、憧れる対象ですね。
こういう方と一緒に働けたら面白いんだろうな。
ライフネット生命が生命保険を変えていくなら、生命保険会社で働く僕も変えていきたい。
生命保険のあるべき姿が実現できるように、微力ながら貢献していきたい。
会社だけでなく、生命保険業界だけでなく、日本そして世界という大きな視点で物事を考えるきっかけになる書籍だったな。
出口氏に逢っでみたいなと純粋に思う書籍でした。
Posted by ブクログ
生命保険業界の中で独立系として74年ぶりにスタートした生保のベンチャー企業の社長による著書。
内容は会社の理念・マニフェストからそれを実現するために実行して来たこと。
還暦ベンチャーを立ち上げる出口社長の熱い思いとそれを忘れることなく忠実に実現しようとしている姿と気持ちが伝わってくる。
これを読めばなぜココまで生命保険料を安く出来たのか、安いなりの理由を納得できます。(たぶんWEBだけでも説明されているはず)
5章の著者の来歴は本を厚くするために書かれていたのか、別に読みたくなかったかな~。
TVでCMをバシバシ打てるわけでもないので、
この本自体もひとつの宣伝活動のひとつとして出版されているのかなという印象。
内容はこれ以上であっても、これ以下であってもおかしいのでこんなもんかな言うところでしょうか。というところで★3
加えて会社の志と応援の意味を込めて+★1
Posted by ブクログ
同僚から借りた本。ライフネット生命社長の出口さんの本でライフネット創業にかける思いがひしひしと伝わってくる。その中でひかれるのはやはりライフネットの商品、そして会社としてのメッセージのシンプルさ。す〜っと入ってくる感じ。出口さんの「遺書」生命保険入門も読みたくなった。[2009/08/25]
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還暦まで業界トップ企業で勤めた人がゼロから同業でベンチャーを立ち上げようとする精神。保険の専門的な話はよく理解できなかったがスピリットと人との出会いが凄いのは理解。
Posted by ブクログ
出口治郎 著
ライフネット生命 初代社長 出口氏の起業ストーリー。
100億円超の資金を集めての起業は特異。
還暦ベンチャー!
また、谷家氏、松本氏、岩瀬氏との出会いなど、
とても運命的な感じを受ける。
Posted by ブクログ
ライフネットの創立の物語。ベンチャーとして生命保険に焦点を当てた理由として、1.市場規模が大きい、2.消費者の不満が大きい(改善点が多くある)、3.世の中の主流に合致している、4.明確なソリューションを持っている、5.参入障壁が高い、の5点をその条件に挙げている。従来の保険が消費者にとってサービスの行き届かない(内容がわからない、種類が少ない、など)、それでいて高い買い物であるという不満を解消すべく立ち上がったところに、この世の中を、社会を良くしていきたいという企業としての明確で確かな意義を感じ取ることができた。全体を読み通してみて思ったのは、この著者の出口さんが自分の理想とする生き方を体現していたことだ。時計や手帳といった近代の拘束から逃れ、書を読み、よく食べ、よく寝るという生活。まさに最高の自由人。自分の心の声に素直に耳を傾け、風のように心地よく、雲のようにのどやかに、時の流れに身をまかせて生活してみる。考えただけでも、わくわくしてしまう。
Posted by ブクログ
戦後初の独立系生保を立ち上げた出口社長の一冊。
Wikipediaなどを見るに、どうやら出口氏は生保業界では「伝説の人」なのだそうだ。恥ずかしながら、私はこの本を読むまで、そこまですごい人だとは知らなかった。副社長の岩瀬氏のことは「ハーバードMBA留学記」を通じて知っていたのだが。
「わかりやすくシンプルな商品」「プッシュ型販売をやめてプル型販売に徹する=お客様に選んでいただく」「情報公開を徹底して真っ正直な経営を実現し、お客様の生保不信を払しょくする」新しい三位一体構造を実現することこそが、生命保険をよりよくする道ではないでしょうか。少なくとも私はそう信じています。そこで私は、新しい会社をどこに出しても恥ずかしくないど真ん中の直球勝負の会社にしようと決意しました。
「直球勝負の会社」p3
私が素敵だなと思うのは、「自分はこういう会社を作りたい」という思いが明確で、自分が描く理想の姿を心から信じ切っているんだな、と思えること。この強い思い、信念こそが経営者には必要なものだと思う。この本の前半部分を読むと、出口氏がライフネットに賭ける思いが伝わってくる。保険業界の同業者としてはライフネットはライバル企業の一つとなるわけだけど、起業家の卵にとっては、先輩ベンチャー企業の一つとして、是非頑張ってほしいものだと思う。
システム部門担当者としては、ライフネットのシステム構築に関する章は興味深く読ませていただいた。私も昔LIFE/J導入のお手伝いをしたことがあるのだけれど、あのパッケージってそんなに実績があるものなのかしらん?また、UI部分をSIerを使わずベンチャーを使って構築したのは正解だったと思う。ライフネット程度の規模だったら、スパイラル型開発モデルを使っても十分回るだろうしね。開発現場も少人数ながらも活気がありそうでうらやましい。基幹系とかの大きなプロジェクトに携わるのもそれはそれで楽しいけれど、小規模だけど活気のある開発現場が懐かしくもある。これは単なるない物ねだりなのか、どうなのか。自分が仕事を通じて得られる喜びはどこにあるのか、ふと考えてしまった。