出口治明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者の出口さんには直接お会いしたことはありませんが、私が心の中で勝手にメンターとさせていただいている方の一人です。
著者が実際に復帰し、APUの入学式でご挨拶されている動画も拝見しましたが、その時は嬉しくなりました。
著者の本にはなるべく拝読するようにしていました。当初は「数字・ファクト・ロジック」といったテクニカルな思考術に共感したからですが、最近はもっと人間的な、著者の思想・生き方そのものに引かれているのではないかと感じています。
脳出血で半身麻痺という逆境に陥った際の心境として「目の前の現実を受け入れ、『ではどうすればいいか』と考え、やるべきことをやる。僕がやったのはそれだけです。」という文章が冒頭にありましたが、腹にズシンと響いた言葉となりました。
また、「何か『これだけはやり遂げたい』ということがあれば、逆境から早く立ち直ることができる。」という言葉もありますが、実際に自分の身に逆境が降りかかった際、こういった心持ちになれるかは全く自身がありません。
深い教養と知識から生まれた著者の達観ではありますが、私もそういった心境に至れるよう、日々精進したいなと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ出口さんの思考法の本。
信念、思考法はとても学びになる
そして、歴史に紐解いており話がとてもおもしろい
メモ
・トレードオフとは自分が本当にやりたいことを見極めること
・一旦決めたら振り返らない。ベストを尽くす
・自分の器の中にある何かを捨てるには判断を人に任せること
・意思決定のポイントは3点
歴史に学ぶこと、専門家の意見を聞くこと、リーダーとして腹を括ること
・知識を得て恐怖感を捨てることができれば、チャレンジすることは容易になる
・世界を変えるのは冒険者だけ。クーデターを起こすか、起業するか、上の世代が無くなるのを待つか
・身につける何かを捨てれば、新しい何かを発見できる
・タテヨコ算数で色眼鏡を捨てる
タテは歴史。昔の人はどう対応したのだろう
ヨコは世界。他国の人はどう対応するだろう
算数は奥行き。実際の数字ファクトロジックはどうなのだろう
・よく捨てよく得る取捨選択能力は本旅人で養われる
・インプットした情報は 自分なりに咀嚼して自分の言葉に置き換え、アウトプットする。この脳内活動が記憶として脳に定着させるのに有効
・選り好みしない。人と会う機会が多いほどセレンディピティが起こる確率は高まる -
Posted by ブクログ
史実から吸収する大局観
ファクトに基づきつつ出口治明氏の洞察を加え、数千年の歴史から現代に活きる考え方を学べる。
■概要
戦争と外交というタイトルのとおり、戦争をどう終わらせたか、どの様な決着をみたか=「条約」の経緯を深掘りしていく。戦争の終わらせ方、交渉の妥結にも理念やグランドデザインがないと厳しいという。中世ヨーロッパのキリスト教の分裂や宗教改革と三十年戦争(ウェストファリア条約)という欧州でのキリスト教が中心だが、宋の話やモンゴルの話もありまさに世界史。
■感想
1番の学びはフランス革命〜ナポレオン登場〜ウィーン体制〜諸国民の春という「ネーションステート」誕生の流れ。王政を倒すフランス革命のDNAがナポレオン戦争によって欧州中に波及したという観点は賛否あるだろうが興味深い。ウィーン体制という伝統主義、王政への回帰で2歩戻った様に見えるが、結果それが1848年の2月革命・3月革命いわゆる諸国民の春となり、3歩進んでネーションステート誕生となる。
唯一気になるのは出口さんに国家観や日本をどうみるかという観点が見えないところ。虚心坦懐に史実をみると、確かに中華は偉大であるが、同時に負の側面もあるにもかかわらず、国連の常任理事国なのだから言うことを聞け、というのはあまりに既存の"レジーム"を肯定しすぎ。
対DPRコリアでも、日本は大人しく6カ国協議の再会を待て、というのはやや机上の空論ではないと思う。
これにこそ理念がないのではないか?と思います。 -
Posted by ブクログ
さすが出口せんせ、私のようなバカチンを諭すように非常に分かり易い説明で、しかも私の古い歴史認識をいくつかアップデートしていただき、もう少しでしたり顔で人前で誤った歴史を語るメンドクセーオッサンになる所でした。本当にありがとうございます。
私の好きな言葉『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』が有りますが、まさにそれですね。このQ&Aを読んで改めて歴史を学ぶ、歴史を楽しむ必要を再確認させられました。
所謂ブラック企業の経営者の方、ぜひこれを読んでいただき、大声での朝礼を止めて、経営者の経験全てで物事を判断する事も止めて、素晴らしい会社に仕立て上げて下さい。 -
Posted by ブクログ
本と旅の人、出口さんならではの本。軽く読める一方で、「今の日本で生きてる私の価値観」が普遍ではないという当たり前のことに気付かされる。
私は、別の時代、別の地域に生きてれば、確実に今とは違う価値観を正と思って生きてるはず。「自分が正しい」と思うことの視野の狭さを感じさせられた。
国の違いは旅で、時代の違いは本で。狭くならないよう、閉じないに。
■革命のプロデューサー 梅屋庄吉
■パリの蕩尽(とうじん)王 薩摩治郎八
■初物狂い 大倉喜八郎
創業と守成 短距離から長距離への切替え
■吉野の山林王 土倉庄三郎
吉野の桜を守った人。
年々戦勝論 日清戦争は多くの国費と若者の命を奪ったのに、得るものがなかった(三国干渉による領土返還)→であれば、戦争ではなく山に出資しなさい。林業は銃も命も要らない。ヒューマニズムではなく、合理主義の人。自分の本分(林業)を疎かにしなかった。
■相場の神様 山崎種二
相場師からみた歴史 2.26
■世界の真珠王 御木本幸吉
突出したマーケター
■庭園日本一 足立全康