出口治明のレビュー一覧
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ネタバレ<目次>
はじめに
第1章 突然の発症から転院へ
第2章 僕が復職を目指した理由
第3章 リハビリ開始と折れない心
第4章 言葉を一から取り戻す
第5章 入院生活とリハビリの「自主トレ」
第6章 リハビリ入院の折り返し
第7章 自宅への帰還からAPU学長復職まで
第8章 チャレンジは終わらない
<内容>
一代の読書家で、ビジネスマンで、APU学長という教育へも参加した出口さんが、脳溢血で倒れた。しかし、そこから右半身にマヒが残りながら(さらに言語障害も八強いていながら)、APU学長に復職するまでの過程が盛り込まれている。すごいのはチャレンジ精神。気持ちがリハビリを効果的にする -
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いろんなビジネス書を読んでいるけれど、出口さんの本は端的でとてもわかりやすい。
・権限移譲をしたら部下の決定に口を出さない
・部下を育てることはできない。最大限パフォーマンスを発揮できる環境を作るのが仕事
この2点が目から鱗だった。
権限委譲は今の会社でも実際によく聞く言葉だけれど、権限を移譲しているのに結局上から横槍が入ることがあってモヤモヤしていたけれど、一度権限を移譲したら口出しをしないということを聞いてスッキリした。
反面、自分も部下に対して同じようなことをしていないか、もししてしまっていたら部下のモチベーションを下げているかもしれないと思いゾッとした。
一度任せたら、相手を信じてと -
Posted by ブクログ
1.一向に改善されない世界情勢のルーツが気になったので読みました。
2.本書は陸、海、日本といいた線引きで地政学を述べており、歴史的な部分が要素が強くなっております。そもそも地理学とは学問として新しいですが、昨今の世界情勢を知る上では非常に強力なツールとなってきます。今対立している国々はそもそも何が発端でこのようになってしまったのかを国との争いという視点で区切って説明しているわけではなく、大陸や海ごとの説明となっており、マクロ的な話がメインとなってきます。
3.最期の章に日本のことが書かれており、どうすれば今後の日本はよくなっていくかということ、もしこのようにやってきたらもう少し違う未来が -
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ネタバレ歴史の教養をつけたいと思って読んだ本(日経ウーマンの教養本で紹介されてた)。
過去に中国人の友達に兄弟はいるの?と聞いて、「いないよ。一人っ子政策だったからね」と言われて、恥ずかしかったので。
何度か海外旅行に行って、どこでも中華料理は食べれるなと思ってた。この本を読んで、清の時代に連合王国に労働者として世界各地に連れて行かれたことと、火力革命による調理法のおかげで中華料理が世界のどこでも食べられるとわかった。
たくさん初めて学ぶことがあったけどなぜかこのエピソードが一番印象に残った。自分が当たり前だと思って何も感じてないことにも歴史があってそれを知る、学ぶって面白いなぁと思ったからかな。