出口治明のレビュー一覧
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宗教から哲学に続く思想の変遷がよく理解できる。
「世界はどのように出来たのか」、「人はなぜ生きるのか・どう生きるべきか」といった非常に抽象的な問いに対して、前近代では、「神」を使って説明し、近代からは人間の理性で説明しようとした。この説明手法の違いが宗教と哲学の違いで、どちらも向き合った問いは同じということなのかなと感じた。
また、この向き合った問いに対して、「神」「絶対精神」「唯物史観」といった、絶対的・本質的な答えを宗教や哲学が示してきたものの、最後は、「絶対的・本質的な答えなんてない」という構造主義の結論に至ったのは、その通りかもしれないと思いつつも、少し寂しい気がした。 -
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ネタバレ
最後は「とにかく若い世代は選挙に行くのが肝要」とのメッセージだった。
外国人留学生についての箇所が学びが多かった。 「留学生の受け入れには外貨を稼ぐ側面がある。アメリカでは、留学生がアメリカの大学、衣食住で1人につき年間1000万円使ってる。留学生がアメリカにもたらす経済効果はおよそ10兆円」という発想はなかった。
「外国人の優秀な移民はいいが、チープレイバーはよくない。10代のころに日本に来てもらって、日本を第二の故郷に思ってもらう」という発想もなるほどなと思った。私の住んでいる町も留学生(ベトナム、ミャンマー?)が非常に多く、正直外国人ばかりで嫌に思うこともあったのだが、日本に興味をもっ -
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「捨てる」思考になるにはある程度の時間と経験が必要かなと思う。
まずはインプットし、その中から取捨選択する過程で捨てるものがはっきりする人とそうでない人で後々差がつくのだろう。
それが生産性と尖った人となるのではないかな。
色々な著書で提唱されている「旅・人・本」から学び、気付きは改めて納得。
出張する時はその土地のローカル飯屋に行くよう心がけ、特に海外の時は言葉を練習しそのシーンをイメージして準備。ダメで元々なので笑顔で会話できればラッキーくらいな感覚。
いかに楽しみを見つけるか、そのためにインプットしそこから捨てるもの、残すものを判断し更にまたインプット。
これの繰り返しが人生を豊か -
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ネタバレ【備忘メモ】
正しく知ってこそ、正しく考えることができる
「自分とは違う人」とコミュニケーションを取るためのコツ
①数字、
②ファクト(事実)
③ロジック(論理)、
④図
豊かな語彙、正しい言葉こそが人間の思考につながる
「考えない人は、存在しないも同然だ」
「考える」とは、まず問いを持つことから始まる
例:「本当にそうだろうか?」と疑うこと
1目の前にある違和感を見逃さない
2疑ったルールや事象に対して、「なぜ」「どうすればいいか」を考える
3おかしいと思ったら声を上げ、説明をする
相手の声を無視しない
頭ごなしに否定しない
「とは」を考える
地政学は「与えられた前提をもと -
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前に読んだことがある内容がいくつかあったがぶれないね、この人は。
■数字・ファクト・ロジック
■財布・貯金・投資
■取っていいリスクと取ってはいけないリスク
■より多くの変数を持ったロジック
■岩盤まで掘り下げる
■意思決定する日を決める
■少数になれば精鋭になる
示唆に富む言葉が多く散りばめられている。なぜそのように決めたのか?どこまで考えてそう決めたのか?これを残しておくことは非常に大切だと思う。残しておくどころか、共有すべきだと思う。決めるための前提条件が変わったら先の決定は最善の決定ではなくなっている筈である。それを社長が決めたことだから、といつまでも無駄にこだわっていると大変なことに