出口治明のレビュー一覧
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ネタバレ【感想】
少しだけ投資などについて齧ったことがあるため、すでに知っている知識もあったが、貯蓄型の保険がなぜオススメでないかについては、具体的に数字で示されており、納得できた。
お金の使い方については、自分自身にとって何に価値があるのかをもう一度見つめ直したいと思った。衣食住はもちろんだが、やはり子供との様々な経験は今しかないものだし、優先したい。
貯めるに関しては、著者の言うとおり、漠然とした不安があったが、貯蓄の目標額を明確にすることにより、不安が軽減できそうだ。
「自分への投資」については、老後も働き続けるために、自分自身の価値を高めることだと理解した。無難かもしれないが、やはり英語を操れるようになること、文章の作成能力を高めること、その辺りを目標にしていきたい。
【要約】
お金の原理原則【財産三分法】
①使う…日常で使うお金
自分が価値があると思うものにドーンと使う。お金の使い方に関して自分ルールを決めておくことが大事。また同じ経験をするなら、今しかできないことを(できるだけ若いうちに)経験する方が、より豊かな経験となる。
②貯める…流動性の高いお金
冷静に考えれば、毎月きちんとお金が入ってくれば、毎月きれいに使い切ったところで、問題はない。とは言え、アクシデントに備え貯蓄は必要であり、目標(本書では年収分)を達成するため、目標を立て、その分は絶対に使わないことが必要。
老後については、自分が何歳まで生きるかは分からないから、老後にいくら必要かは分からない。であれば、定期的に入ってくる自分の収入があった方が安心だし、それプラス年金と長期投資があれば、それなりに生活していける。
積立型の保険は①レバレッジが働かない②ゼロ金利のもとでは複利効果が働かない③付加保険料の分だけ預金よりも貯まる金額が少なくなる、以上に理由よりオススメしない。あくまで貯蓄と保険は分けて考える。ライフステージ別に死亡保険・就業不能保険がオススメ。
学資保険は、保険というよりも強制的な貯蓄手段なので、学資保険でなくてはいけないのかは検討の余地あり。
③殖やす…なくなってもいいお金
投資の基本は「自分への投資」。自分に投資すれば、人生の選択肢が増える。
投資信託に投資するときには、第三者機関の格付けを確認。
※②と③は状況に応じて、どちらかに振り切るのもあり。
※なぜ年金制度が破綻しないと考えるか…年金制度には税金がら投入されている。従って、政府が破綻しない以上、つまり国債が発行できる以上、年金は支払われる。ただし、支給額については分からないため、年金だけに頼るのは✖️ -
Posted by ブクログ
むしろ還暦と言わずやりたいことがあるなら今からやれ!今日が一番若いんだから。という本。
健康寿命を延ばすには働くことが一番って言うみたいだし、老いても世のため、若い世代のため、ひいては自分のために一生働きたいよなあ、と思いました。
>高齢者は「次世代のために働くこと」に意味があり、次世代を健全に育成するために生かされていると考えるべき
このマインドは持っておかなきゃね。
「人・本・旅」で学び続けよと本書では言い続けています。私は本は割と読んでいるので、特に「人」から学ばなければ。若い世代と交流できるコミュニティないかな
人から聞いた話とか名言・引用が多かった印象だけど、出口さんの経験や考え方は刺激的で面白かったです。 -
Posted by ブクログ
教養は人生をもっと楽しくするためのツール。
実際にそう感じたから、私はこの本を読み始めた。
やっぱり著者もそう思うんだ。
教養を身につけることで、世の中により興味を持ち、自分で考える能力が身につく。すると色んな物事につながりがあること、矛盾があることなどに気づくことができる。
最近私は小田原城に行った日を境に、日本史を勉強するようになった。何せ今まで日本史に一切触れたことのない人生だったので、日本を真正面から見つめるためにも、身につけたいと思った。そうすれば観光も何倍も楽しくなるだろう。
同様に数学。仕事で電気回路の勉強を進めていくうちに、数学もやり直そうと思った。これもまた教養。
そして日々の読書。これは教養を身につける上で50%を占めるツールだとライフネット生命保険創設者の筆者が言う。
本を読む上で、理解が大切。量をこなす大切さがよくわかった。 -
Posted by ブクログ
日本人なのでどうしても日本史と言う見方をしてしまいますが、世界の中での日本の歴史と言う視点を持つ事の重要性を学びました。
大きな流れや全体を俯瞰する視点はビジネスでも役立つと思います。
日本人の教養のなさや勉強のしなさは、現役世代としては耳が痛い話ですが、昭和の人たちだって満員の通勤電車の中で新聞とか本とかを読んでいたと思いますので、労働時間の問題だけではないような気がします。
今の時代、スマホからはいくらでも知識や情報が得られると思いますが、それを知性として生活や仕事に生かす事は、本も読まずにスマホに齧り付く人々には、そもそもそんな視点すらないのではと心配になります。
本書でも新書を3、4冊読んだくらいで、と言われていますが、実際にどれだけの人が”それだけの数の”新書を毎月読んでいるのかな?と思えば、本を読むだけマシと言えるのではないでしょうか?
本書でお勧めされている本も読んでみようと思います。 -
Posted by ブクログ
人類の5000年史にチャレンジした最終巻である。私は最初の巻と最後の巻を読んだわけであるが、最後の巻の方が良かったと感じました。現代史は目紛しく様々な事件が起きていますが、こうして並べてみるとその潮流として大きな流れがあることがわかります。
人類というのは何度も何度も愚かしい争いを繰り返してきましたが、生物としてはわずか200年の間に10億人から80億人と大繁栄しているのですから生物学的には繁栄の選択をしてきたと言えるのかもしれません。しかし、僅か8000年程度の文明の歴史は、あまりに激しい変化であり、いつになっても安定する兆しはないことが気がかりですね。