出口治明のレビュー一覧

  • リーダーの教養書

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    何かで目にした教養書リスト。スコープをひろべるべく、良著に出会うべく読書

    メモ
    ・ヒットを生むための時代性✖️普遍性
    ・教養は奴隷にならないためのもの。選択肢を増やすためのもの。
    ・品があるとは欲望の速度を抑えられるということ。物事を抽象化し、汎用度高く捉えられるということ。実用的とは対をなす事も少なくない部分。それが教養。
    ・教養を深めることでパターン認識が豊富になる。
    ・コアがあるからこそ柔軟に動ける、いろんなことを仮置きできるようになる。

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    2022年02月13日
  • 最後の講義 完全版 適応力 新時代を生き抜く術

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    出口先生の話はわかりやすくストンと腑に落ちる。人・本・旅を通じた成長は自分の実体験からもその通りだと思う。
    コロナ禍で制限される事は多いが本を通じて学ぶこと、感じることは多いにある。
    要はものの見方であろうか、視野を広くするには先人たちの知恵に学ぶところは大であり、すべては表裏一体なのだと。
    今こそじっくり力をためて、チャンスがくるその時にしっかりアウトプットできるよう準備と仕掛けを心がけたい。

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    2022年02月11日
  • 出口版 学問のすすめ ~「考える変人」が日本を救う!~

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    対談の中で、出口さんの自論、経験、知識を分かりやすく知ることができた。

    出口さんの著作は、全ての持論に「なぜ」があり、その根拠も数字や事実から多面的に考察されているので納得力があると思う。また、対談されている方にも、上記のポイントは抑えられた書き方(話し方?)になっており、全体的に「ふむふむ」言いながら読み進めることができた。

    日本の教育システムと終身雇用型の雇用形態などによる、日本の衰退への危機感や、勉強し続ける・考え続ける重要性、「旅・人・本」「タテ・ヨコ・算数」の考え方や重要性など、基本的な内容については特に、他の出口さんの著作と重なるものもあった。

    ■印象に残ったフレーズ選りすぐ

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    2022年01月30日
  • 教養としての「地政学」入門

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    海と陸からの見方で、国がなぜ興亡してきたか、を面白く読めた。今の日本の立ち位置、今後についても考えさせられる。筆者の考えとは違うところもあるが、今後中国がキーになるのは間違いないと思う。10年先、30年先にどうなっているか、よく考えて行動していかないといけないと、再認識した。

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    2022年01月30日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 出口治明 特別授業『西遊記』

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     孫悟空と言えば、西遊記よりドラゴンボール。最遊記というマンガも昔読んでたな。西遊記は1度も読んだことがなく、世代も違うのでドラマも観たことがない。天竺を目指すことくらいしか知らなかったので、今度子ども向けの短いものでも読んでみよう。
     出口さんが解説する歴史的背景や、孫悟空や三蔵の魅力に加え、「古典は間違いない」とよく仰っているので今年こそは古典をもっと読みたい。西遊記とは関係ないが、「読書に教訓を求めない」が響いた。好きな本を楽しみながら読むのが一番。

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    2022年01月17日
  • 最後の講義 完全版 適応力 新時代を生き抜く術

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    「もし今日が最後だったら、何を語るか」という問いのもと、学生たちに対して講義を行う番組「最後の講義」(NHK BS)で、出口治明さんが講義した内容を未放送部分も含めて再構成した完全版、とのこと。
    学生向けに講義する内容とのことで、お話も分かりやすく、すっと入ってきた。こういったことは、出来れば学生のうちに、社会に出てからであれば若手の頃に知っていた方が良いな、と思う。自分自身は、若い頃には、会社の中での仕事を覚えること、社内研修でスキルをアップすることで精いっぱいで、外の世界を観たり、外の大人の話を聞く機会を持とうとしなかったことは、反省であり、時間だけは巻き戻せないので後悔でもある。

    ただ

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    2022年01月17日
  • 教養としての「地政学」入門

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    世界地図を南半球を上にして、ユーラシア大陸と日本列島、そして太平洋を眺めてみる、という視点は、日本の地政学的な特徴を説明するのにこれほど適切なことがあろうか。目からうろことはまさにこのこと、と思う。
    また氏は、いまだに日本の社会では戦後の成功体験をひきずった「根拠なき精神論」が横行していると指摘している。「日本ファーストはかっこいい」、「中国は嫌い」などの言は、なんの根拠もない放言に過ぎない。世界の常識は「エビデンス、サイエンス、専門家の知見」に基づく意思決定にあるという。深くうなずくばかりである。

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    2022年01月05日
  • あなたの会社、その働き方は幸せですか?

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    対談形式なので読みやすい。以下、印象に残ったポイント。
    ・男は利害、女は好き嫌いで動く。
    ・教育とは武器を与える事である。
    ・仕事とは、究極的には全てサービス業である。相手が満足してくれてお金がもらえている。
    ・好きなことは仕事にしない。諦めて目の前のことを合理的、効率的にこなす。
    ・仕事は3割、と考える。あとは余生。上に上がるにつれ、席は減る。全員ができるわけではないから、上を目指しすぎるな。自分を過信して追い込みすぎるな。
    ・日本は沈む船。

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    2022年01月05日
  • 還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方

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    第一章 社会とどう向き合うか
    第二章 老後の孤独と家族とお金
    第三章 自分への投資と、学び続けるということ
    第四章 世界の見方を歴史に学ぶ
    第五章 持続可能性の高い社会を残すために

    「還暦からの底力」を発揮するためのヒントとなる情報が満載。上から「こうすべき」と書かれたものではなく、「俺はこう考える、俺はこうやってきた」という出口流生き方のヒントの書である。

    タイトルは「還暦から」となっているが、底力を発揮するのはいつからでもよく、著者は「思い立ったら今すぐ」という精神だ。つまり還暦からでも全く遅くないとの主張である。

    最初の部分で、底力を発揮する上での重要なポイント2つが明示されていた

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    2022年01月04日
  • あなたの会社、その働き方は幸せですか?

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    2021年1月刊。
    「幸せな人生って何?」と言えば、自分の頭で考えて自分の言葉で言いたいことを言って、機会があればチャレンジすることだと思います。(出口)
    同時期に京大に学んだ二人は日本の大学に教育はなかったという。同感だ。
    また60歳代は余生だとも。そう思えば、仕事も楽か。
    消費税は公平なもので、コロナ禍でも下げてはだめだとも、そうかなぁ?
    女性や外国人の積極的な登用で日本の将来に寄与を期待しよう。

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    2022年01月03日
  • 教養としての「地政学」入門

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    引っ越しできない状況の中で、平穏な生活を脅かすような「隣人」が現れて、両側を挟まれてしまったらどうするか? 私たちが普段の生活において直面してきた問題であろう。個人なら自分が逃げられればよいが、国だとそうはいかない。まさに悩みどころである。

    本書は、地政学をその「国が引っ越しできない」状況になぞらえてわかりやすく説明している。通読すると、古今東西、世界の様々な地域にこうした悩みが発生し、そのたびに政(まつりごと)を取り仕切る為政者はあらゆる策を講じてきたことが見えてくる。

    世界の歴史に関する多くの本を著してきた著者だけに、本書の筆致はやさしく、わかりやすい。予備知識がなくても地政学を感覚的

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    2022年01月02日
  • 百年たっても後悔しない仕事のやり方

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    2012/11/09記述
    上司や部下とどう接するのか、スケジュールの決め方が斬新で勉強になりました。

    管理職として仕事を進める上では今後の技術革新があっても変わらない永遠のテーマでしょう。
    だから最終項目の読書についてとそれが密接に関わっているように思います。
    百聞は一見に如かずは真理です。
    しかし自分が見て知れる範囲はたかが知れていると謙虚になり読書を通じ自己を磨くことの大切さを改めて確信した次第です。

    速読を否定されているのにはよくぞ言ってくれたと思いました。
    書店で読むべき本かどうかをサッと判断する技術であれば有りでしょうけれどもちゃんと読み出したらじっくり読みたいですから。

    海外

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    2021年12月31日
  • 知的生産術

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    イノベーションはサボりたいと言う気持ちから生まれる
    ・椎名悦三郎(政治家)
    省事(しょうじ)
    →物事を処理するには、些細で煩雑なことは切り捨てて、本質的なものを簡単明快につかむのがよい。本質でない小さなものに心を奪われると目が眩んで大切なものを逃してしまう
    →自分を怠け者だと言っていた
    →→★この考えはビジネスで大事。一番簡単にやるには、と言う視点を常に持つ

    ■知的生産とは
    自分の頭で考えて、成長すること
    →自分の想像や自分の力量を超える仕事を任された時、今までと同じやり方考え方では今までと同じ結果しか出ない

    ■背景
    超高齢化社会
    →みんなで貧しくなるか
    →一人一人の生産性を上げるか
    どち

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    2021年12月25日
  • 人生の教養が身につく名言集

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    「自分の辞書 」が豊かでなければ 、選択肢も少なくなり 、自分が楽しめる範囲も狭くなってしまいます 。
    ■ダンテ
    この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ
    →現実をリアルにみよ
    →★なぜ自分だけ、とは思わない、様々なことがうまくいくのは幻想

    ■偶然を大切にする人を運がいいと呼ぶ
    運がいいというのは、適切な時に適切な場所にいること
    →例)ホモ・サピエンスは、平地で生きれた
    →ネアンデルタール人は森林が減ってしまって生きる場を失った


    →風がないときは何をやったってダメ

    ■笑いは人間が持つ唯一の武器だ
    宗教とは不幸な人たちの心を癒すためのもの
    →この世では不幸だけど、神様を信じればあの世では救

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    2021年12月25日
  • 自分の頭で考える日本の論点

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    現在、あるいは今後も議論になると思われる日本の論点を22個あげ、それぞれについてまず基礎知識について解説し、ついで各論点に対して著者はどう考えるのかという構図になっている。そして最後に考えるためのヒントを10挙げている。

    取り上げている22の論点は妥当なものであると思われる。また著者自身が述べているように、著者の考えに必ずしも賛同する必要はない。むしろ、著者の考えに賛成か、それとも反対か、それはなぜかをじっくり考えることで、各論点に対する理解が深まるだろう。

    大学生、特に1年生に読んでもらいたい本である。

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    2021年12月19日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    奇跡の人材登用が生んだ日本の近代化

    〜開国→富国→強兵のグランドデザインと武士階級の自己改革〜

    ■概要
    作家の半藤さんとライフネット生命創業者の出口治明さんの対談。薩長栄光の歴史とされる明治維新を幕末の動乱の時期から、各藩/各人の思惑に焦点を当てることで、明治維新をどう観るかを問いなおす。明治維新を見なおすことは、人間ドラマにとどまらず、人材登用や複雑な利害関係者との交渉など、現代社会にも多くの示唆を与える。

    ■所感
    明治維新をよく理解していなかったが、歴史作家の大家である半藤さんと、歴史と哲学に精通し"啓蒙経営者"と呼べる出口さんの知見から明治維新を学びなおせる。薩

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    2021年12月18日
  • 仕事に効く 教養としての「世界史」II 戦争と宗教と、そして21世紀はどこへ向かうのか?

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    800年、ローマ教皇は教皇領を武力で守ってもらうことを期待して、ドイツ王にローマ皇帝の名称を与えた。ドイツ王が決まらなかった大空位時代(1250~73年)の後、スイスの小領主だったハプスブルク家がドイツ王に選ばれた。ハプスブルク家6代目のマクシミリアン一世は、フランドルを支配していたブルゴーニュ公国の君主の娘と結婚し、後にフランドルを支配することになった。その子フィリップスは、レコンキスタを終了したスペインの王女と結婚し、カール五世が生まれた。そして、カール五世はフランドル、スペイン、オーストリアを領有する君主となった。

    プラトンによってアテネに創設されたアカデメイアは、529年にユスティニ

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    2022年01月02日
  • 知的生産術

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    ダラダラと作業するを行い無駄な残業を増やし生産性の低い仕事をしてしまうそんな人が多い世の中でどうしたら生産性をあげて行動できるようになるか詳しく書かれておりわかりやすかったです。

    特に印象に残っているのが自分もそうなのですがダラダラと作業を行なってしまう人の特徴として「なぜその作業をやらなきゃいけないのか」自分の中で腹落ちしてないまま作業を行なっている点があると書かれてました。

    仕事でも勉強でもモチベーションを高く維持するためには自分の中で心の底体納得した上でやることイゴール腹落ち感がとても重要なことを学ぶことができました。

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    2021年12月04日
  • 世界史に学ぶコロナ時代を生きる知恵

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    面白かった。出口先生のお話も鹿島先生のお話も、どちらも本当に興味深く、雑誌の対談を収録した100ページ足らずの本とはいえ、とても読みごたえがあった。このお二人で、もっと突っ込んだ内容の対談をまた読みたい。

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    2021年12月01日
  • 自分の頭で考える日本の論点

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    タイトルの通り、自分の頭でしっかりと考えるべき様々なテーマが解説されており、とても参考になりました。勉強というとハードルが高いですが、老若男女問わず、いきいきと自分らしく生活する上で外せないテーマばかりです。

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    2021年11月23日