【感想・ネタバレ】人類5000年史IV ――1501年~1700年のレビュー

あらすじ

文明の誕生から現代まで、人類5000年の歴史を一望する大人気シリーズ第4巻。1501年から1700年までの世界はどう動いたか。コンキスタドール(征服者)が銃を手に銀を求めて海を越え、交易の時代が開幕。ヨーロッパは宗教改革を皮切りに、世襲王朝同士の宗教戦争に荒れ狂う。中国支配は明から清へ、アジア四大帝国では朝貢貿易から互市システムへと転換する。科学革命や啓蒙思想が芽吹き、世界=経済のシステムが歴史の歯車を回し始めた。

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Posted by ブクログ

文字の使用開始から現代までの人類5000年の歴史をまとめた本。Ⅳでは第五千年紀後半のうち、1501年~1700年までの歴史が書かれています。

明や清、ムガール帝国などアジアの帝国が世界のGDPのシェアを半分以上を占めます。鉄砲の普及により遊牧民族の侵入がなくなり「ヨーロッパ」が誕生。科学や思想哲学の発展により人間の理性に対する意識も高まっていく。

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2024年03月08日

Posted by ブクログ

どこもかしこも「戦」ばかりですね。ヨーロッパの王様たちの婚姻関係で、ある国が自分のものとなったり、失ったり、という当時のOSが不思議で興味深いですね。敵の敵は味方、という地政学の教科書みたいな時代でした。出口さん、次巻、次々巻、楽しみに待ってます。

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2023年09月13日

Posted by ブクログ

一番興味深い時代の歴史が西洋東洋全般に書かれている。
出口治明氏はライフネット生命の創始者であるが、歴史的著書はとても読みやすく好きこそ物の上手なれとはこの事かと思わせる。

このシリーズでは四作目であるこの本
日本が鎖国へと移る辺り世界の動きなどと一緒に考えられてとてもいい。

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2022年03月13日

Posted by ブクログ

<目次>
第9章  第五千年紀後半の世界 その1~16世紀の世界(1501年から1600年まで)
第10章  第五千年紀後半の世界 その2~17世紀の世界(1601年から1700年)

<内容>
APU学長の出口さんの世界史第4弾。淡々と書かれているし、コンパクトにまとめている分、人物が錯綜するので、本の中に載る系図、地図だけではついていけない。必要なものはメモを取りながら観た方がいい。あとは、100年ごとのGNP比較をするのが面白い。

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2022年02月14日

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