出口治明のレビュー一覧

  • 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法

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    読書の幅と深さの面積が圧倒的に深い著者から見た、読書論。読書に対するスタンス、年齢、課題意識と様々なアングルから幾つも本が推奨されるので、いろいろな本が読みたくなる本。

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    2021年11月21日
  • 教養としての「地政学」入門

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    世界史を地政学視点から書いた本。地形もさることながら、気候変動も、人間の行動に影響して、歴史を変えてきたのだと感じる。

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    2021年11月20日
  • 出口版 学問のすすめ ~「考える変人」が日本を救う!~

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    日本人は学んでいない。読書量も大学生で10倍もちがう。面白がって本を読み、それをまとめて発信する。せめてそれだけでも習慣にしたい。

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    2021年11月07日
  • 還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方

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    年寄りを敬い、頼る社会へ

    ■概要
    Young supporting oldからAll supporting Allへ。
    そのために我々が学ぶべきこと、心がけることは何か?あるべき社会は何か?

    ・supporting
    年寄りを若者が支えるのは、人口増加が続く社会モデルだけ。我が国だけでなく、やがてどの国も少子高齢化は迎える。特に我が国は顕著。そんな中、敬老の精神を持ち出して若者が老人を支えようとしては社会が破綻する。
    社会全体で貧困層やひとり親など弱者を支えていくことが福祉である。

    ・人間が老いても生きる理由
    それは後継者、若者を育てるため。つまり年寄りを支えるのではなく、もっと年寄りを頼

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    2021年10月11日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    読みやすい!

    対話形式なので読みやすさは抜群、するすると頭に入ってきます。
    仕方のない事ですが、贔屓目で見ている部分が多々見受けられるので、読み手は注意して読む必要があると思いました。
    内容は本当に素晴らしく、より幕末について詳しく知ることができました。

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    2021年10月10日
  • あなたの会社、その働き方は幸せですか?

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    上野さんは意外と冷静な意見で、好きなことと役に立つことを分けて考えられていて、支持・共感できた。組織は有能な人の足を引っ張り、無能な人を守る。人並み以上の意欲と能力が自分にあると思えない限りは裸で荒野に立つのはリスク高。と話してるのが印象的だった。まさに社会に出て感じること。

    また、女性活躍やダイバーシティ組織については、私が勤める会社も「粘土層」で固められているため、みんなにリーダーやマネージャーを交代でやってみさせる、執行役員の半分は入替制にするなど、組織の変革に際しては、流動的な動きが大切だと感じた。

    おそらく引用されていた、山口周さんの「劣化するオッサン社会の処方箋」も読んでみたい

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    2021年10月06日
  • 教養は児童書で学べ

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    本の読み聞かせをする前に、落語の枕みたいにお話ししたり、引っかかりになってくれそうなエピソードを話したり、役にたつ本です


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    2021年10月02日
  • カベを壊す思考法

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    出口APU学長が身近に感じられる。ライフネット生命のcmが脳内再生されるから?
    馬鹿の壁を壊す思考法はシンプル。自分に正直でいること。、

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    2021年09月16日
  • 教養としての「地政学」入門

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    地政学の入門書として、その定義から考え方の基本となる「陸」と「海」の地政学を歴史的考察を基に丁寧に解説している。
    その後、地政学の観点から日本の現状、外交、安全保障の在り方、沖縄基地問題まで言及し、日本の進むべき方向を提言している。
    平易な言葉で書かれており、これから地政学を学びたいと考えている私には多くの示唆を与える良書でした。

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    2021年09月13日
  • ここにしかない大学 APU学長日記

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    ネタバレ

    朝起きて元気だったら、働けばいい。いくつになったら新しいチャレンジをしてはいけない、などという決まりはどこにもありません。朝起きて身体がしんどかったら、そのときに「辞める」という選択肢を考えればいいのです。

    APUは、世界中の出来事が「友達のこと」になる環境

    トップの仕事は大きな方針を示すこと、みんなに気持ちよく働いてもらえる職場環境を整えること。

    法律は「取扱説明書」新しい業界に入る時にはその分野の法律を学ぶ。「まず法律」

    「日本はマーケットが大きくならない、世界に出ていかないといけない。とはいえ、いきなり社内公用語を英語にするのは難しい。しかし、日本文化もしらない、日本語もしゃべれ

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    2021年08月26日
  • 教養としての「地政学」入門

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    地政学の視点から世界史を振り返る。稀代の読書家の1冊はさすがに読みやすい。

    最近著作の多い出口治明氏の作品。分かりやすい語り口で、地政学的な視点から世界史を語る。

    日本の置かれている地政学的な現実に関する提言が、筆者のポリシーが確固としており大いに共感できる。

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    2021年08月15日
  • ここにしかない大学 APU学長日記

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    APU学長である著者の大学及び教育の在り方を紹介した本。APUは学生の半分が留学生であり、組織自体もダイバーシティに溢れている。財政基盤を強化するために、企業側にもメリットのある研修プログラム「GCEP」という逆インターンの実施にも興味をひかれる。その他気になるところは「法律は取扱説明書」「企業の採用基準が変われば、大学も変わる」の2点。組織や国のあるべき形は確かに法律や憲法に明記していなけばいけないし、企業の採用企業は勉学を優先していないところが現状多いように思える。企業は採用時に勉学を重要視すべきだ。

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    2021年08月15日
  • 還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方

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    内容は著者が他の本でも提言している「人・本・旅」の重要性を説いたもので、わかりやすく読みやすい。ただ、タイトルの「還暦からの底力」と本の内容に食い違いを感じた。この本、タイトルで読者層確保に損をしているのでは?

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    2021年08月15日
  • 日本の未来を考えよう

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    "情報の関係性"と聞いて真っ先に思い浮かんだのが出口さんの本著。2015年の内容だけど、データをどう捉え、どのような関係性を見い出すか、勉強になった。

    紹介されていた『日本国勢図絵』も購入。自分なりにアップデートしたい。楽しみ。

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    2021年08月09日
  • 働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義

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    ■なぜメディアは不安ばかり煽るのか。
    →それによって儲かる人がいる。
    ■国が詰むのは、国債の買い手がいなくなるつまり国に対して誰もお金を貸してくれなくなった時。
    ■国債の買い手のシェア
    →日本銀行、銀行、保険会社、証券会社
    →大手銀行の資産の2割、保険会社の資産の4割は国債。
    ■国の危機→国債の危機→金融機関の危機
    ■政府の役割は集めて分配する。
    →負担は給付の大原則。消費税はフェアで所得税は上から取る。社会保障は実家への仕送りみたいなもの。
    ■ケチと倹約を混同しないこと。
    →倹約は賢約。
    ■マイホームは資産として持っておく不動産としては危険でメリットは老後確実に住める家があるくらい。デメリッ

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    2021年08月07日
  • 仕事に効く教養としての「世界史」

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    単純に読み物として面白かった。世界史の授業ではサラッと流されていたことが詳しく説明されている。そうだったのか!と思うことが多かった。ただしサラサラと読むには、最低限、高校世界史は分かっていないと難しそう。

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    2021年08月04日
  • 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法

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    著者によると、速読は百害あって一利なし。読書は著者との対話であり、目次や見出しを拾うだけでは本を読んだことにはならない。「何冊読んだか」よりも、「どれだけの知識や情報が身に付いたか」が大事であり、速読よりも「熟読」をしたほうが、はるかに良い。

    自分はたくさんの本を効率的に読むことが1番と思っていたけれど、大切なことを忘れていたような気がしてハッとさせられました。

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    2021年07月27日
  • 「思考軸」をつくれ ― あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由

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    やっぱり出口さん、素敵な方だなぁ。
    なんだろう、この文面から滲み出る知性と鷹揚な人柄。
    直感が働くのは、頭の中に膨大な知識とか経験があるから。
    尊敬。
    最後に紹介されている本も、順に読んでいきたい。

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    2021年07月20日
  • 自分の頭で考える日本の論点

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    現在における日本社会の問題点を探ろうとし本書を選んだ。

    「歴史的に見れば、悲観論は全敗しています。」「腹落ちするまで自分の頭で考え、自分なりの答えを選んでいくことで人生は悔いのない、より楽しいものになります。」「イノベーションとは、「既存知」の新しい組み合わせ」「何事も「混ぜれば強くなる」」
    悲観しない、腹落ちさせる、知っていることを組み合わせる、混ぜる、と、生きていく知恵。

    「いま団塊世代の前後の年200万人が労働市場から消えつつあります。一方、昨今の新社会人は100万人ちょっとです。日本はまれにみる構造的な労働力不足」「日本は労働生産性が低いのにいまだに戦後の製造業の工場モデルを引

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    2021年07月16日
  • あなたの会社、その働き方は幸せですか?

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    女性も働ける制度が正しいと思う。なぜ、103万の控除制度があるのか。無くせば良いのに。

    子供は預けて育てるのが、集団保育。使用人を雇うなどで、夫婦で共に働こうと思った。

    育児休暇は、雇用保険なので、取ってもらう方が企業にとって成長のチャンス。ただし、組織は有能な人の足を引っ張るが、無能な人を守るものなので、上手く行くかは企業体力と人材のポテンシャル次第。

    子供手当を充実させる方がいい。

    女性を昇進させ、ロールモデルを育てることが必要。これも入れ替わりを作り、向き不向きを見る。

    上野さんは学者、教育者、社会活動家。どれでも食べていけるように3倍働いたそう。僕も、トリプルは無理でもマルチ

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    2021年07月09日