出口治明のレビュー一覧
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分岐路で組織をどちらの方向に引っ張っていくべきかを判断する力「大局観」をテーマに論じた本書。
大局観とは何かを皮切りに、その大局観の重要性・身につけ方、著者・著名人の大局観に関するエピソードを解説。後半では、大局観と関連性が高い、日本で求められるリーダー像を、本書前半で書かれた大局観の手法をもとに現状分析から説明している。
「作業者としての動きしかできていない」という上司FBを受け、全体像を見た仕事の進め方を理解したいということが小職の本書を読むきっかけとしてある。
小手先のテクニックではなく、本質的な内容であったため学びとなった。
・大局観とはボス猿の持つ能力と似ている
群れの猿たちが木 -
Posted by ブクログ
読んで元気になるなぁ。わりとよくある教養エンタメを思いつつ読み始めたけれど、教養を深めようということを越えた、もっと教育の必要性、重要さを説く本だった。自分自身に教育を与え続けることはもちろん、現代社会、日本においても幼児教育から、大学教育まで、どのような場面でどのような教育を整えるべきかの具体的な提案がある面白かったねぇ。
また、そこここで見られる対談における相手の方も含めた考え方も面白い。
「仕事でもなんでも、大事なことは、いい結果を残すことです。それなのにいさしぎょく腹を切って死んでしまっら、何も残らない。」
とかね。俺自身を含めて、美談をありがたいと思ってしまう面はあるからなぁ -
購入済み
高校の世界史の授業で、先生が宗教はその時代の文化だと言っていたのを思い出した。哲学や宗教を時代背景や人物像に即して解説してあるので、無理なく入ってくる。広く浅くといった感じだが、参考図書も多量に示してくれているのでこれで丁度いい。
ただ、横に時間軸のある図を見開きで2ページつなげて見ることができないことが残念。せっかく良い図があるので、漫画のように見開きで見ることができるようにして欲しい。 -
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著者の本の読み方、付き合い方についてまとめた本。
稀代の読書量を誇る著者からにじみ出るエッセンスが凝縮されている。取材から起こしている本ということもあり、平易な表現で記述されているので、今まで読書の習慣がなかった人にもお勧めできる。
以前の新書版を読んだかどうか覚えていなかったが、必要なところは最新の状況にあわせた記述となっており、これまでの著者の考え方や自分の軸の持ち方の再確認をする意味でも、価値ある時間を著者と共有できたとの考えている。
私は本を読むときは線を引く(付箋を貼る)し、書き込みもするし、ビジネス本も読むし、必要なタイミングで再読もいとわないところが著者の付き合い方とは異な -
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この時代に生きていること
この時代に生きていることの意味や低迷している時代の生き方の道しるべになる一冊だと思います。もう一度、自分を見つめ直し前向きに進めるきっかけになると思います。
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著者である出口さんの何がすごいかというと、そのバイタリティである。70歳から全く畑違いのことを始める、と言うと大抵の人は驚くかもしれないが、「定年制など不合理」「置かれた場所で咲けばよい」といった著者の考えからすれば、むしろ何の違和感も無い。
この本を読んで改めて確認できたことが3つあり、いずれも非常に心地よい気づきであった。
1.出口さんをロールモデルとして、働けるうちは年齢にこだわらず元気で働きたい。求められるか限りは社会に価値を提供したい。
2.価値を提供するため、いくつになっても学び続けたい。本を読み続け、いつかはまたAPUのような多様性を尊ぶ大学でいろいろな事柄を人からも講義か -
購入済み
若者にもおすすめ
出口氏の複数の著作を人生100年時代の観点でまとめたような本。社会論、お金の話、教育への投資、歴史などが各章にコンパクトにまとまっており非常に読みやすく分かりやすい。もちろん中年以降の読者にも有用だが、若者にこそこうした日本の現代の知の巨人の経験と思考でたどり着いた生き方を人生の早い時期から意識するとさらに大きな効用があると思う。