出口治明のレビュー一覧

  • 誰も行ったことのない場所へ行こう。そして誰もやらなかったことをやろう。 逆境を苦しんだ僕からの31のメッセージ

    Posted by ブクログ

    出口さんのような沢山の経験をされ、成功も失敗もされた大先輩が言うのだから、そうなんだろうと納得しやすい。50も半ばを過ぎたけれども、確かに人生はなんとかなるものと思っている自分からすると非常に共感できる内容だった。

    0
    2026年02月15日
  • 日本史の極意

    Posted by ブクログ

    近隣の本屋さんに行った時に見つけた出口氏の最新本で、これで彼の本は15冊目になります。この本は7つの論点(戦争・経済・リーダー・宗教・世界史・地政学・組織)から、歴史と現在がつながる解説をしてくれていて、読んでいて楽しくて為になります。

    歴史を事件を単に追っかけるのではなく、多面的な捉え方をして理解していきたく思っている私には、絶好の教科書です。今後も彼の本や、類書を読んでいきたいです。

    以下は気になったポイントです。

    ・昔の教科書には 日本と中国との交易は894年の遣唐使の停止によって衰え 国風文化が栄えたと書かれていたが、実際には民間 ベースに切り替わっただけである。 遣唐使は国際情勢を睨んで唐との間合いを計るための重要な外交手段であったが、 この頃はその唐が衰えて脅威もなくなったため やめた、 あくまで 政治の領域の話であり 交易の量が落ち込むことはなかった (p23)

    ・クビライの政府は キャッシュとしての銀のほかに「 塩引」 と呼ばれる 塩との交換を保証した 一種の 高額紙幣を発行した。 高額紙幣である「 塩引」、 普通の紙幣、銀によってマネーフローを賄った。 すると 宋銭が大量に余るので、その周辺国の 朝鮮・日本・ベトナムなどに輸出した、そのため 日本でも景気が良くなった(p24)

    ・宋銭が入ってきて 貨幣経済が浸透するにつれて、 土地の価値 そのものが「 お金」という 尺度で測られるようになる。 室町時代から戦国時代にかけて、貫高制が広まっていく、 これは大名が支配する領地の価値を、その土地からリンクとして徴収できる銅銭の量にして何貫なのかで評価する仕組みであった(p25) 元を倒した明は、鎖国をして大元ウルス時代の 貨幣 製作 を次々に止め 実物経済に移行した、 すると室町後期から戦国時代にかけて日本は中国から 銭が入ってこなくなり 、デフレの状態となった、 そこで「ビタ銭」と呼ばれる 粗悪な銭が日本のあちこちで作られ始める (p26)

    ・貫高制から「石高制」に変わった理由として、地域ごとに貨幣の水準、 ビタ 銭の価値、 貨幣の流通度合い もまちまちであった。リングについては「 この土地から米がどれくらい取れるか」を基準にした方が 客観的な基準で評価できた(p29)

    ・ 江戸の三大改革( 享保・ 寛政・天保)は、 みんな 幕府の財政難を背景にした、 緊縮財政・農本主義である、 江戸幕府は金を使うだけで十分に マーケットを成長させられてないということになる(p36)

    ・1885年、 銀を 兌換紙幣の基準とする 銀本位制に移行し、 日清戦争後の1897年には、 金本位制に移行する、銀本位制を導入した頃に 銀の価格が下がったため 日本の通貨価値も安くなり(松方デフレ)1882年から1893年まで輸出超過が続く(p44)

    ・1930年に金輸出の解禁が行われ、円の切り上げとなった。なぜそれまで金の輸出は禁止されていたのか、 第一次世界大戦が1914年に始まると、ヨーロッパの参戦国が戦争資金の決済に必要な金が国外に流出するのを防ぐために 金本位制を停止した、日本も 1917年に時刻 経済を守るために真似をした、1919年にアメリカが金本位制 に復帰すると、 ドイツ・大英帝国・フランスは 次々と 復帰した。日本は世界公共の最中に金解禁をした、 すると 安定資産である ゴールドを求めて世界中からマネーが日本に殺到し、 約3億円が海外に流出し、 金本位制に戻すために苦労して貯めた 正貨をほぼ失った、そしてデフレとなった(p47)

    ・日中戦争以外にも、戦端を開いた側、 参戦した勢力が「すぐ終わるだろう」 泥沼 になった戦争はいくつもある、 第一次世界大戦、 日本であれば応仁の乱である。 たとえ勝っていたとしても「落としどころ」 逆に負けが混んできた場合や戦いが長期化した場合の「 撤退基準」を見据え ず に 戦い 始めるべきではない、 戦後処理まで含めて戦争である。 これは 企業の新規事業はライバルとの競争においても 同業である(p55)

    ・1268年頃 モンゴルから何度も交易を求める 国書が朝廷に届いていた、 しかし 調停も 北条一族が執権を務めていた 鎌倉幕府 もまともに返事をしなかった、当時 幕府は、 警察 権・軍事権、 調停は 政治・外交 が 役割分担であった、本来なら調停が返事をすればいい、ところが この前の時代に朝廷の後鳥羽上皇が幕府の訪朝 義時に武力で挑んで敗北した「承久の乱」があった、幕府は没収した荘園に地頭を配置し、 調停を監視するために京都に六波羅探題を置いて、東西を支配する全国政権となっていた(p59)

    ・ 鎌倉幕府は主に東日本に広がる武士を支配下に置いたものの、 西日本を中心とする、 王家と貴族たちは相変わらず朝廷での政治を取り行い 、さらに延暦寺・興福寺などの寺社勢力がいた、 つまり 朝廷・幕府・寺社の三大権門 と呼ばれる分権体制であった、ところが 対モンゴルの防衛戦争の準備の目的で、幕府の権力が朝廷・寺社に優越するようになっていく、 モンゴル 戦争を機に 支配力がより高まったと考えられる(p63)

    ・豊臣秀吉は 1590年の小田原攻めにおいて20万の兵を集めた、このために 莫大な食料が必要であり、全国各地に「蔵入地」と呼ばれる 直轄領を整備し、 直轄領を整備しそこ 年 そこから年貢を集めて容(p70)

    ・ 日本が朝鮮半島を巡って清国やロシアと戦った、日清・日露戦争は当時 世界最大の海洋帝国であった 大英帝国と、ユーラシア大陸最大の陸上 帝国 ロシアとの間で繰り広げられていた 壮大な 覇権争いである「 グレートゲーム」の一環として理解する必要がある(p77)

    ・1894年 7月 陸奥外相が日英通商航海条約締結にこぎつけた、 いわゆる不平等条約の改正である。 この時、 関税自主権の一部と領事裁判権(地外法権)を撤廃した(p78)

    ・ 1905年のポーツマス条約により日本は南満州の鉄道 経験を獲得し、この検疫を守るために 関東軍を満州に駐留させていた。関東軍とは関東洲(遼東半島南部)と 南満州鉄道の警備を担当する日本陸軍の部隊である(p85)

    ・リットン報告書の内容は「満州の主権は中国にある、 ただ 資金を投じて開発した日本の権益も尊重する。 それゆえ 中国の主権の下に、 日本の居住権・商圏を尊重した非武装の自治政府を作ることを提案する」 であった、暴走する 日本を 平和裏に止めようとして「名を捨てて身を取れ ここで手を打て」と要請したものであった(p89)

    ・1939年には ドイツとソ連が不可侵条約を結んだ、 これに日本政府は驚いた、 なぜなら 日本は1936年にドイツと日独防共協定を 結び、 ソ連を封じ込める約束をしていたからである(p94)

    ・総力戦とは 軍隊の力だけで決まるのではなく、国の産業力・総合力で勝負が決まる 戦争のことである。 第一次世界大戦は主に、ドイツ対英仏の 戦いであったが、戦争に必要な鉄・石炭など 物資の生産能力を見ると、 英仏露の シェアと、ドイツ・オーストリア・オスマン朝のシェアは拮抗していた、しかしアメリカが参戦したことで勝負は決した(p98)

    ・かつて 聖徳太子の業績とされてきた政策や外交の多くが、実際にはおそらく、 蘇我馬子によって推進されたことが、 近年の歴史 学研究で明らかになっている(p107)

    ・4世紀半ばに成立した大和政権では、当初は 崇神天皇を祖とする「イリ系王朝」 が大和川流域を基盤とし、続いて 応神天皇を祖とする「ワケ系王朝」が河内地方 を基盤として権力を握っていた、 しかし 両 王朝とも衰退し、531年に継体天皇が新たな 王朝を築いた、この王朝 こそが現在の天皇家の実質的な始祖と 考えられている(p108)

    ・ 蘇我馬子は知識人を駆使して必死に 法案を考えた、 そこで作り上げたのが「 冠位十二階」( 役人の序列と等級を明文化したもの)と「 憲法17条」( 役人の守るべき秩序と道徳を明文化した法律)である(p113)

    ・ 近年の研究では 信長の行った主な政策は他の 戦国大名 も行っていた、とその独自性に疑問を投げかける向きもある、しかし どの大名も天下を取ることは できなかった、 信長が 傑出していたのは「これとあれを組み合わせていけば 天下が取れる」 という 大きなグランドデザインをかけたことにある。合理的 思考・ 明確な判断基準・ 一貫した 人事管理・革新的な経済政策は、 現在の理想的な上司像として通用する(p124)

    ・ 阿部正弘が行った「 安政の改革」は、他の三大改革と異なり、 門閥や家柄にとらわれない人材登用・ 親藩や雄藩の幕政参加促進・国防強化などに努め、 近代化に備えたこの改革 こそが、その後の日本への貢献度が大きかった(p128)

    ・正式に出家したお坊さんに戒律を与える「戒檀」は、当時 日本に3か所しかない、 奈良の東大寺・ 九州 大宰府の観世音寺・ 下野の薬師寺、 最澄の死後に比叡山に 4つ目の「戒檀」を作ることが認められた(p155)

    ・院政の時代には神仏が習合( 日本の神々は実は 仏教の、如来や菩薩が 化身して日本の地に現れたとする 本地垂迹という 考え方)している、 熊野本宮の本地仏は阿弥陀如来、 新宮は薬師如来である。 薬師如来は東方浄瑠璃浄土の主である、 那智は先手観世音菩薩の補陀落浄土である、すると 熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)を回れば、浄土を全部体験できることになる(p161)

    ・ 鎌倉時代中期に、反本地垂迹説が出てくる、日本の神様が オリジナルで、仏や 如来はその権化だとするものである(p164)

    ・家康は 1616年に死去 するが 禁教令は受け継がれた、キリスト教の信者は 仏教に改宗させ、皆どこかのお寺の信者として、 キリシタンではないことを証明してもらう(寺請制度)ことになった、 これによって人々は移動の自由を奪われ 土地に縛り付けられることになった(p172)

    ・ 宗門改とは、日本版の異端審問制である、全国の住民を 檀家制度によって 寺院(土地)に縛り付け、 毎年 1回、 彼らがキリシタンでないことを 寺院に申告させた、寺院は信者を増やすための布教活動をやらなくても、宗門改と冠婚葬祭をやっていれば ご飯を食べられるようになった、 これにより日本の仏教は葬式 仏教になっていった(p175)

    ・ 実際の荘園は地域によって差はあるものの、 開発領主の「下」からの 寄進で成立することはなく、むしろ「 上」からの政策的に設定されることが多かったことが 研究で明らかになっている(p200)

    ・ 武家政権の始まりは多くの人が 源頼朝を思8い浮かべるが、 現在では日本最初の武家政権は 平清盛が築いた 平氏政権だという見方が主流となっている(p202)

    ・ 江戸時代は四公六民だったのに、地租は3%と低い税率ではないかと誤解している人がいるが、40%の年貢が3%に減ったわけではなく、 今まで取っていた 年貢の金額が、土地の値段の3%に当たるように「 地価を調整した」のである、 お米が取れなくても取れても毎年 税金が消臭できる(p211)

    ・ 日本列島には 産業革命の3要素と呼ばれる、 化石燃料・ 鉄・ ゴムもほとんど取れない、 全て輸入に頼る必要がある、交易なしで自立できる国ではない、 したがって「 日本ファースト」にはなれない(p258)

    ・ アメリカが中国との交易で大英帝国に勝つには、 太平洋横断 ルートを開くしかない。 大西洋を渡るとニューヨークからロンドンまでの船賃が加算されるからである。太平洋横断 ルートを使おうとすれば、 交易の中継地は日本しかない、 つまり ペリーの来航はアメリカの対中貿易戦略の一環であった(p275)

    ・人間は「人・ 本・ 旅」からしか 学ぶことができない。様々な人に会い、 様々な本を読み、 様々な場所を旅することで、 世界の広さと豊かさを実感することができる。 同時に自分の小ささ・ 未熟さもよくわかり、 謙虚さを身につけることができる(p288)

    2026年2月14日読破
    2026年2月14日作成

    0
    2026年02月14日
  • 一気読み日本史

    Posted by ブクログ

    一気読みと名の通り、時代時代の要点がばーっと書かれており、日本という国の歴史の大枠、一本道がわかりやすかった。
    深掘りしたいなら、気になった時代を自分で調べてみるのがいいのだろう。
    時代の流れを知ることで、悪政と呼ばれたものが生まれた理由やそうならざるを得なかったことが分かりやすい。
    昔学校で勉強した歴史の事実や解釈が今と違っていて、
    今後も時間とともに解明されていく中で少しずつ変わっていくんだなと。
    適宜、チューニングといった意味で歴史を学び直すことは大切だと思った。

    0
    2026年02月11日
  • あなたの会社、その働き方は幸せですか?

    Posted by ブクログ

     とりあえず企業に就職して、社会保障とか、税とか、そういった世の中の仕組みを「会社が勝手にやってくれていて、何にもわかってないんです〜」⋯とパッパラパーで生きてきてしまったことが恥ずかしくなった。いろんなことが語られていたが、私が拾ったことをぎゅぎゅっとひと言にまとめると「リアリストであれ」ということだなと思う。私がこれまでやってきたことは何だったんだと全否定したくなってしまうが、さすがにそりゃ極端すぎるだろ!となんとか自分にツッコミを入れつつ、よろよろ立ち上がろうと思う⋯けどもうちょっと待ってほしい。

    0
    2026年02月01日
  • 教養としての「地政学」入門

    Posted by ブクログ

    地政学とは地理+政治の学問であり、歴史の本流は政治の歴史でもあるので、歴史と地理をつなぐ学問なのだと感じた。
    本の中でも太宗が歴史の話であり、中世ヨーロッパの歴史など色々と勉強になった。もう少しちゃんと勉強したいので、これから学び直したい。
    巻末の参考文献リストも有用。マッキンダーとマハンの古典もいつか読んでみたい。

    0
    2026年01月17日
  • 百年たっても後悔しない仕事のやり方

    Posted by ブクログ

    「歴史から学ぶ」「情報収集力・読書量」「人間的な強さ(レジリエンス)」などを重視し、AI時代にも通用する普遍的な仕事の姿勢を説いています

    0
    2026年01月14日
  • 知的生産術

    Posted by ブクログ

    「自分の頭で考えて成長すること」を核とし、情報過多の現代で「無駄をなくし、減らし、代用する(無減代)」思考で、少ない時間で高い成果と質の向上を目指す、日本社会の生産性向上と働き方改革を提唱する概念です。常識にとらわれず、工夫を凝らしてインプットした知識を自分なりに再構築し、イノベーションを起こすことで、労働時間に対する付加価値を高めることを目指します。

    0
    2026年01月14日
  • 人生を面白くする 本物の教養

    Posted by ブクログ

    非常に中身の濃い一冊だと思う。
    全般的人刺さる言葉が多くて本が付箋紙だらけになってしまった。
    考えや性格にもよると思うけど自分的に日本で本当の正論を述べる貴重な一人だと思う。

    0
    2026年01月13日
  • 一気読み日本史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    第1部  古代篇(~1068年)
    第2部  中世篇(1068~1568年)
    第3部  近世篇(1568~1868年)
    第4部  近現代篇(1868年~)

    <内容>
    相変わらずの出口節。体が不自由でも頭は回っているし、多くの本を読破してこの本を書いている。ポイントを外すことなく、通史を書いてくれているので、どこを省略するかがよくわかる。授業に反映したいところである。また最新の研究成果を使っている。自分の史論と違うところもあるが、そこはまあ上手く折り合いをつけよう。

    0
    2026年01月12日
  • 人生を面白くする 本物の教養

    Posted by ブクログ

    2015年に出版された本だが、内容に古さは感じない。「知識を活かす」ことの面白さが書かれている。

    AIにはできないことに言及する記事や作品を見かけるが、薄っぺらく感じることが多い。本書も併せて一読する価値があると思う。

    0
    2026年01月08日
  • 一気読み世界史

    Posted by ブクログ

    昔の歴史の学習は個々の事象を覚えるのが主だった為、面白くなかったが、この本の様になぜこうなったか、何が原因契機でそうなったかをとらえると歴史は非常に面白い。良い本田。もっとも最初のメソポタミア文明あたりは退屈。近代の部分が面白い

    0
    2025年12月31日
  • 誰も行ったことのない場所へ行こう。そして誰もやらなかったことをやろう。 逆境を苦しんだ僕からの31のメッセージ

    Posted by ブクログ

    自分が読書するきっかけをくれた出口治明さんの最新刊。内容はこれまでの著作とも被るところもあるけど、現代をこの人のフィルターを通してみたらどんな言葉がでるのか気になって購入。諦める→明きらめるはとっても大切な視点。人間は感情の生き物なのでよく事実を見誤るけれど、明らかにすることがままならない現実に対応する第一歩なのだ!柔らかい語り口は健在で安心した!

    0
    2025年12月11日
  • 逆境を生き抜くための教養

    Posted by ブクログ

    72歳で脳出血で倒れ病院に運ばれた。

    それ以降に出版された書籍を初めて読んだ。
    中々、大変な状況下に置かれ、電動車椅子生活になっていると書かれている。

    海外旅行も積極的にしていく と書かれている。

    電動車椅子をどの様に充電するのか詳しくない。
    海外どこでも、不自由なく充電が出来るなら良いが。

    本書は2023年5月30日の発売であるが、
    第3章105ページ辺りから、台湾問題について記載されている。興味深い内容だ。


    人、本、旅の発想はよく分かる。
    また、機会があれば出口治明さんの本を読んでみたい。

    0
    2025年12月09日
  • 哲学と宗教全史

    Posted by ブクログ

    勤めている会社主催の講演会で、筆者のことを知り、小気味よく芯を食う内容に非常に感服した記憶があり、Audibleで本書を見つけだので聴きました。
    人類の思索の道のりを一つ一つ宗教と哲学をメインストーリーとして出口節で書き上げられている。
    後半、難しくなってくるので何度か聴き直し(読み直し)しないと理解できなかった(笑)
    何度か読み直して味わいながら理解したいと感じました。

    0
    2025年12月07日
  • 哲学と宗教全史

    Posted by ブクログ

    全体像を掴むのにとても分かりやすく、読みやすくて良かったです。
    最後の20世紀の章が少し駆け足のように感じましたが、入門として、興味を持つきっかけとして素晴らしいです。高校生の時に出会いたかった本です。

    0
    2025年12月07日
  • 一気読み世界史

    Posted by ブクログ

    中世の前半くらいまではとても面白くパラパラ読めました。
    中世(特にヨーロッパ)はそもそも難解とは思うのですが、国家バランスや戦争をひとつひとつ理解するのに苦労しました。
    でも分かりやすく整理されていて面白かったです!

    0
    2025年12月04日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

    Posted by ブクログ

    幕府側/薩長側の状況、幕末の志士の考えていたことを、知の巨人お二方が対談形式で詳細に解説。明治維新の本質が理解出来る一冊です。

    0
    2025年11月05日
  • 人生を面白くする 本物の教養

    Posted by ブクログ

    出口さんの教養本は以前読んで信頼できると思い、今回も手に取りました。
    読んであらためて感じたのは、「教養とは学校の成績ではなく、音楽・芸術・文学などから培われるもの」だということ。
    英語ができると世界が広がり、人生がより楽しくなるという視点も印象的でした。
    「仕事だけで終わる生活でいいのか?」という問いかけは、三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の結論とも通じるものがあると感じました。

    0
    2025年10月26日
  • 人生を面白くする 本物の教養

    Posted by ブクログ

    教養=知識ではない。教養は人生を豊かにするもの。私は人生を難しく考えすぎていたかもしれない。「面白いことをする」、仕事は「どうでもいいもの」これを心に留めておこう。

    0
    2025年10月19日
  • 教養としての「地政学」入門

    Posted by ブクログ

    ・地政学が存在する大前提=「国家は移動できない」。どうすれば自分の国や地域がサンドウィッチの具にならずに済むか。移動ができないことを前提に各国や地域の権謀術数を繰り返す。地政学を自国のエゴのために曲解するのは容易いが、著書を通読して、隣国との共存共栄に活用するという視点が地政学の根底にあるという視点に共感した。

    ・ヨーロッパにおけるフランク王国圏と現代のEU構想の共通点。著書は2021年初版であるが、EUの連携強固がロシアにとって大きな脅威となることを示唆した先見性に驚愕。

    ・第4章の日本を取り巻く地政学の現状分析は現代の近視眼的な世論に警鐘を鳴らす内容。
    「現実を直視し、受け入れる勇気が必要」というフレーズは、当時APUの学長という立場にあった出口氏の覚悟と重みを感じる。
    感情論を克服するのは非常に困難だが、冷静で広い視野と中長期的な時間軸のもとグローバル戦略を考えることが必要。

    ・第5章 マハンの海の地政学に現れるシーパワーという概念は現代の中国海洋政策に色濃く影響。
    マッキンダーの陸の地政学は、ww1終結後に提唱されたが、再度の大衝突への警鐘、それを防ぐための地域のコミュニティと国際的な平和維持活動との両立の重要性を提唱。優れた古典はどの時代でも色褪せず通用することを証明。

    0
    2025年10月05日